JPS6038741Y2 - 多段式取水設備の底部止水装置 - Google Patents

多段式取水設備の底部止水装置

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JPS6038741Y2
JPS6038741Y2 JP1982070162U JP7016282U JPS6038741Y2 JP S6038741 Y2 JPS6038741 Y2 JP S6038741Y2 JP 1982070162 U JP1982070162 U JP 1982070162U JP 7016282 U JP7016282 U JP 7016282U JP S6038741 Y2 JPS6038741 Y2 JP S6038741Y2
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JP
Japan
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water
water stop
stop device
intake
rubber
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Expired
Application number
JP1982070162U
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English (en)
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JPS58172529U (ja
Inventor
俊明 山上
宣之 屋宜
英男 明石
Original Assignee
株式会社田原製作所
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Barrages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はダムの貯水側に設けた前面開口の取水路8と
この開口部に設置した多段式取水ゲートとに於て、前記
開口部の底部近くのウオールと前記多段式取水ゲートの
最下膜島との間に配設する多段式取水設備の底部止水装
置及びこの底部止水装置に内蔵した保安ゲートとに関す
るものである。
近時ダム建造に伴う環境問題が厳しく論ぜられるように
なり、その一つとして水質維持が注目されており取水口
前面に選択取水設備が設けられる。
この設備はダムの中に形成される密度成層を利用して所
望の層の取水を行うものであるがウオールとゲート間か
らの漏水があると高濁度水冷氷等の浸入混合により所望
水質が維持されないことがある。
第1図に示す如く、ウオール1側の頂部に止水ゴム2を
取付は取水ゲート最下膜島3側に水密的に接触させたも
のは、止水性能は取水ゲート最下膜島底部がウオール頂
部を越えない限り一定の止水性能を保つが、止水ゴム2
が水没している状態ではその保守管理が困難である。
第2図に示す如く、取水ゲート最下膜島3側に止水ゴム
2を取付け、ウオール頂部にゴム当り金物4を設けて止
水したものは、底部止水ゴム2の保守管理は取水ゲート
最下膜島3を貯水位以上に巻上げることにより容易に出
来るが、止水ポイント幅がせまく、ゴム当り金物から止
水ゴム2が外れると、漏水が始まる欠点がある。
次に、第3図に示す如く、第2図の場合におけるウオー
ル1のゴム当り面の全面に渡ってゴム当り金物4を設け
て止水したものは前記第1図及び第2図の欠点を解消す
るが、ゴム当り金物4の鋼材の重量が大であり据付精度
が要求され、その施工が困難である。
この考案は、前記の欠点を解消し、底部止水装置を最下
膜島に移動可能に取り付けた多段式取水設備の底部止水
装置を提供することをその目的とする。
この考案の他の目的は、底部止水装置に保安ゲートを組
み込んで、これを最下段層に移動可能に取り付けた多段
式取水設備の底部止水装置を提供するにある。
この考案を図面について説明すると、図示の例はウオー
ル1付の傾斜型多段式取水設備の底部止水装置を示し、
最下段層3及びその上段扉5は係合片6,7で連結され
、しかも全廃を傾斜取水路8の底部近くまで下降させ、
ウオール1の後方に重ね合わせることが出来る。
また全廃を水面9上に引き上げることも出来る。
ウオール1の上端縁にゴム当り金物4及び戸当り金物1
0を設け、これに、この考案の底部止水装置11を常時
水密的に接触させて最下段層3の底部から漏水を阻止す
る。
この底部止水装置11は台車枠12と、ガイドローラ1
3と、保安ゲート14と、止水ゴム15,16及び止水
板17との各部から戒り、最下段層3の上流側に固定し
た二本のレール18上を前記のガイドローラ13が転動
し得るようになっている。
従って、いま、第4図に示す如く、取水装置が全閉状態
及び、第5図に示す最下段層3が最下降状態にあるとき
は、底部止水装置11は第10図に示す如く、止水ゴム
15がウオール頂部のゴム当り金物4に水密的に接触し
、このゴム当り金物と一体の扉当り金物10には、底部
止水装置11の台車枠12の下端に固定した停止片19
が当って底部止水装置11を支える。
従って、第4図から第5図の状態の間は、底部止水装置
11はそのガイドローラ13が最下膜島3上に取り付け
たガイドレール18上を転動することによって、ウオー
ル1との相対関係を止水位置に保つことが出来る。
底部止水装置11と最下段層3との間の止水は、台車枠
12に固定した止水ゴム16と止水板17、及び最下段
層3のスキンプレート22とガイドレール1Bの夫々に
より行う。
この多段式取水設備の各部を第6図に示す如く引き上げ
るときは、底部止水装置11はその台車枠12の下端面
が最下段層3の下端停止突起23に当ってこの最下段層
3と共に引き上げられる。
従ってこの底部止水装置11の点検修理を容易に行うこ
とが出来る。
また、多段式取水設備の前方には貯水中の固形物を阻止
するスクリーン24が備えられている。
いま、貯水の水位が水面9で示す位置にあって制水ゲー
トからの放流或は他の原因による水位の低下があり、取
水設備の上段扉5がこれに従って下降しない場合は、異
常水位差25が生じ、更に取水路8側の水位が下れば、
取水ゲートは破損することになる。
この考案による底部止水装置には保安ゲートを設けるこ
とが出来る。
即ち、台車枠12に形成した呑口26の上側縁にフラッ
プ27の上端縁を回動軸28により回動自在に取り付け
、第4図及び第5図に示す異常な水位差25を生じた場
合に多段式取水設備の破損を防止するため、前記フラッ
プ27を自動的に開放して前記の水位差25を小さくす
る。
これがため、図示の例では、前記の回動軸28にフラッ
プ27が呑口26を閉塞する方向への回転力を生じさせ
るカウンターウェイト29を支持板30を介して固定す
る。
即ちフラップ27の貯水側にか)ろ水圧が取水側にか)
ろ水圧より前記の水位差25より大きくなれば、カウン
ターウェイト29による反時計方向の回転力に勝って、
フラップ27は時計方向に矢印31の如く回動し、二点
鎖線で示す位置になる。
それにより、貯水は矢印32の如く取水路8に流入し、
貯水路8の水位が上昇し、前記の水位差25が小さくな
れば、カウンターウェイト29の回転力が勝って、フラ
ップ27は呑口26を閉塞する。
図示の如く、フラップ27が開く時はカウンターウェイ
トによる回転力即ち回転モーメントは小さくなるので、
前記の異常水位差25はO近くまで減少しなければ閉塞
回動を開始することがなく、安定な開閉動作を期待する
ことが出来る。
保安ゲート作動水位差25の設定はカウンターウェイト
29の重量を増減して行う。
前記回動軸28は台車枠12に軸受33を介して支承さ
れる。
最下段層3は第13図に示す如く、そのローラ34が戸
溝35内を案内されて昇降し、スキンプレート22及び
止水ゴム36で貯水が貯水路8に流れるのを阻止する。
この最下段層3とウオール1の背面との間の保安通水路
37は第9図に示す断面積となり前記の保安ゲート14
が開いた場合は、この保安通水路37を通して取水路8
へ流れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は縦来の多段式取水設備の底部止水装
置の略図的縦断側面図、第4図乃至第6図はこの考案に
よる底部止水装置を設けた多段式取水設備の略図的側面
図、第7図は第10図に示すこの考案による底部止水装
置の一部分を切断除去して示した正面図、第8図は保安
ゲート有効呑口面積を示す線図、第9図は保安通水路断
面積を示す線図、第10図は第7図の線X−Xに沿う縦
断側面図でその断面斜線の一部を省略した図、第11図
は、第10図の線XI−XIに沿って一部分を縦断除去
して示した背面図、第12図は第10図の線刈−■に沿
う一部分の断面図、第13図は第10図の線xm−xm
に沿う断面図で断面斜線は省略した図である。 図面中、符号1はウオール、2は止水ゴム、3は最下膜
島、4はゴム当り金物、5は上段扉、6.7は係合片、
8は傾斜取水路、9は水面、10は戸当り金物、11は
底部止水装置、12は台車枠、13はガイドローラ、1
4は保安ゲート、15.16は止水ゴム、17は止水板
、18はレール、19は停止片、22はスキンプレート
、23は下端停止突起、24はスクリーン、25は異常
水位差、26は呑口、27はフラップ、28は回動軸、
29はカウンターウェイト、30は支持板、3L32は
矢印、33は軸受、34はローラ、35は戸溝、36は
止水ゴム、37は保安通路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ダムの貯水側に設けた前面開口の取水路8の開口部
    に多段式取水ゲートが設けられ、この取水路8の底部近
    くに常時は水没している前側ウオール1に沿って前記多
    段式取水ゲートの最下膜島3が昇降可能に配設され、こ
    の最下膜島3に底部止水装置11が水密的に昇降可能に
    案内され、この底部止水装置11の下端に固定された止
    水ゴム16が前記ウオール1の上端のゴム当り金物4に
    水密的に接触及び離脱可能にされ、前記最下膜島3の下
    端に停止突起23が形成されて前記底部止水装置の最下
    降位置が設定された多段式取水設備の底部止水装置。 2 前記底部止水装置11に保安ゲートが内蔵された前
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載の多段式取水設備
    の底部止水装置。
JP1982070162U 1982-05-14 1982-05-14 多段式取水設備の底部止水装置 Expired JPS6038741Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58172529U JPS58172529U (ja) 1983-11-18
JPS6038741Y2 true JPS6038741Y2 (ja) 1985-11-19

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