JPS6038310B2 - エレベ−タ位置検出装置 - Google Patents
エレベ−タ位置検出装置Info
- Publication number
- JPS6038310B2 JPS6038310B2 JP7423778A JP7423778A JPS6038310B2 JP S6038310 B2 JPS6038310 B2 JP S6038310B2 JP 7423778 A JP7423778 A JP 7423778A JP 7423778 A JP7423778 A JP 7423778A JP S6038310 B2 JPS6038310 B2 JP S6038310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- hoistway
- elevator
- machine room
- position detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、エレベーター位置検出装置に係り、特に、連
続的かつ精密に乗りかご位置を検出するに好適なエレベ
ーターの位置検出装置に関する。
続的かつ精密に乗りかご位置を検出するに好適なエレベ
ーターの位置検出装置に関する。
．〔発明の背景〕第１図に従釆のエレベーター乗りかご
の位置検出方式を示す。
の位置検出方式を示す。
昇降路１には乗りかご２があり図示しないロープにより
上，下に昇降させられる。乗りかご２には図に示す如く
スチールテープ３が取付けられ、機械室の階床選択器４
と連結されている。この階床選択器は公知のもので昇降
路を縮少し、各階担当位置に電気的接点を植付け「 ま
た乗りかご担当に比例縮尺して移動する同期盤を有し、
これに可動接点を付けることにより、エレベーター乗り
かごの位置を検出していた。また昇降路１内の各階床に
関連した位直にリミットスイッチ５を設け、乗りかごに
取付けたカム７にて動作させることによりエレベーター
の位魔を知る方法が知られている。
上，下に昇降させられる。乗りかご２には図に示す如く
スチールテープ３が取付けられ、機械室の階床選択器４
と連結されている。この階床選択器は公知のもので昇降
路を縮少し、各階担当位置に電気的接点を植付け「 ま
た乗りかご担当に比例縮尺して移動する同期盤を有し、
これに可動接点を付けることにより、エレベーター乗り
かごの位置を検出していた。また昇降路１内の各階床に
関連した位直にリミットスイッチ５を設け、乗りかごに
取付けたカム７にて動作させることによりエレベーター
の位魔を知る方法が知られている。
しかし、これらの方法では、連続的な位置検出が困難で
あったり、昇降路内にスチールテープを張る作業あるい
はリミットスイッチ等を設鷹する作業が必要となり、ま
たその保守が困難であるなどの問題があった。
あったり、昇降路内にスチールテープを張る作業あるい
はリミットスイッチ等を設鷹する作業が必要となり、ま
たその保守が困難であるなどの問題があった。
そこで、このリミットスイッチ等を不要にする目的で、
靖公昭５１−１７７８び号では、昇降路の下部から上向
きに光を投射する投光器、および乗りかご下にはこの光
を水平方向に屈折する光学器を設け、この水平方向に屈
折した光を各階床の停止位置に設けた反射鏡にて反射す
ると共に、この反射光を再び下向きに屈折させることに
より、昇降務下部でこの反射光をカウントして乗りかご
の位置を検出する方式が提案されている。
靖公昭５１−１７７８び号では、昇降路の下部から上向
きに光を投射する投光器、および乗りかご下にはこの光
を水平方向に屈折する光学器を設け、この水平方向に屈
折した光を各階床の停止位置に設けた反射鏡にて反射す
ると共に、この反射光を再び下向きに屈折させることに
より、昇降務下部でこの反射光をカウントして乗りかご
の位置を検出する方式が提案されている。
すなわちこの方式は、リミットスイッチに代えて反射鏡
を設けるもので、このリミットスイッチ用の配線を不要
にできる点で優れているが、各階毎に反射鏡の設置作業
が必要となり、また、乗りかご位置を細く連続的に検出
することは、該当箇所に反射鏡を細く連続的に設置する
必要があることから、実質的に困難であった。〔発明の
目的〕 本発明の目的は、昇降路頂部側に機械室を設けたエレベ
ーターにおいて、工事性および保守性に優れ、連続的な
乗りかご位置を高信頼度で検出することのできるエレベ
ーターの位置検出装置を提供するにある。
を設けるもので、このリミットスイッチ用の配線を不要
にできる点で優れているが、各階毎に反射鏡の設置作業
が必要となり、また、乗りかご位置を細く連続的に検出
することは、該当箇所に反射鏡を細く連続的に設置する
必要があることから、実質的に困難であった。〔発明の
目的〕 本発明の目的は、昇降路頂部側に機械室を設けたエレベ
ーターにおいて、工事性および保守性に優れ、連続的な
乗りかご位置を高信頼度で検出することのできるエレベ
ーターの位置検出装置を提供するにある。
本発明はしーダーないしレーザーあるいは光学式の電磁
波を用いた頚山距技術を応用し、その特徴とするところ
は、昇降路頂部から乗りかご向けて電磁波を送信する装
置、あるいは乗りかごから昇降路底部に向けて電磁波を
送信する装置を設け、その反射波を用いて昇降路頂部と
乗りかご間、あるいは乗りかごと昇降路底部間の距離を
測定することにより、上記乗りかごの位置を検出するよ
うにしたところにある。
波を用いた頚山距技術を応用し、その特徴とするところ
は、昇降路頂部から乗りかご向けて電磁波を送信する装
置、あるいは乗りかごから昇降路底部に向けて電磁波を
送信する装置を設け、その反射波を用いて昇降路頂部と
乗りかご間、あるいは乗りかごと昇降路底部間の距離を
測定することにより、上記乗りかごの位置を検出するよ
うにしたところにある。
したがって、昇降路内に多くのスイッチを取付けること
なく乗りかご位置を連続的に検出することができ、しか
も、昇降路底部に電磁波送信装置を配置する必要がなく
、かつこの電磁波送信装置をいずれも下方に向けて設鷹
できるので、昇降路頂部に設けられた機械室との信号伝
送が容易となるだけでなく、落下物による破損あるいは
浸水ないし鰹による検出不能を防止して信頼性の高い位
置検出を提供することができる。〔発明の実施例〕 第２図は本発明の一実施例を示すェレべ−ター昇降路断
面図であり、第３図は本発明によるェレ０ベータ−乗り
かご位置検出方式のブロック図である。
なく乗りかご位置を連続的に検出することができ、しか
も、昇降路底部に電磁波送信装置を配置する必要がなく
、かつこの電磁波送信装置をいずれも下方に向けて設鷹
できるので、昇降路頂部に設けられた機械室との信号伝
送が容易となるだけでなく、落下物による破損あるいは
浸水ないし鰹による検出不能を防止して信頼性の高い位
置検出を提供することができる。〔発明の実施例〕 第２図は本発明の一実施例を示すェレべ−ター昇降路断
面図であり、第３図は本発明によるェレ０ベータ−乗り
かご位置検出方式のブロック図である。
昇降略１には乗りかご２がロープ８を介して吊り合い重
り７と結ばれ、シープ９に掛けられている。シープ９は
図示しない駆動モータにて駆動され乗りかを２を昇降さ
せる。レーダー装置１０夕にて発生した電波は送受波器
１１より発射され、昇降路頂部または底部にて反射され
、再び受波器に戻り送受波間の遅延時間もしくは位相差
などを中央処理装置にて演算処理し、エレベーター乗り
かごの位置を検出し、エレベーターの制御を行なつ。第
３図の各号機のエレベーター制御装置はＣＰＵ内で同時
に行なう方式も可能であり、本方式によれば、ミニコン
ピューターやマイクロコンピューターを制御装置として
有するエレベーターには適用が容易であり、かつ従来例
に比して、昇降路内工事作業の低減や保守，調整の簡略
化および検出精度の向上や、検出点の連続化など数多く
の効果が期待できる。
り７と結ばれ、シープ９に掛けられている。シープ９は
図示しない駆動モータにて駆動され乗りかを２を昇降さ
せる。レーダー装置１０夕にて発生した電波は送受波器
１１より発射され、昇降路頂部または底部にて反射され
、再び受波器に戻り送受波間の遅延時間もしくは位相差
などを中央処理装置にて演算処理し、エレベーター乗り
かごの位置を検出し、エレベーターの制御を行なつ。第
３図の各号機のエレベーター制御装置はＣＰＵ内で同時
に行なう方式も可能であり、本方式によれば、ミニコン
ピューターやマイクロコンピューターを制御装置として
有するエレベーターには適用が容易であり、かつ従来例
に比して、昇降路内工事作業の低減や保守，調整の簡略
化および検出精度の向上や、検出点の連続化など数多く
の効果が期待できる。
第４図および第５図は本発明の他の実施例を示すもので
、第２図と異なるのは、第４図でレーダー装置１０及び
送受波器１１が昇降路頂部に設置されている点である。
、第２図と異なるのは、第４図でレーダー装置１０及び
送受波器１１が昇降路頂部に設置されている点である。
この実施例では、さらにレーダー装置の保守や調整が昇
降路内に入らずに機械室において出釆る利点や、エレベ
ーター乗りかごまでパワーや信号を送受する必要がない
などの効果がある。第５図は、第４図の例に単一のレー
ダー装置で複数台のエレベーター乗りかごの位置検出を
行なう経済的，効率的な方式を示したものである。
降路内に入らずに機械室において出釆る利点や、エレベ
ーター乗りかごまでパワーや信号を送受する必要がない
などの効果がある。第５図は、第４図の例に単一のレー
ダー装置で複数台のエレベーター乗りかごの位置検出を
行なう経済的，効率的な方式を示したものである。
この実施例では、レーダー装置１０から各エレベーター
用の送受波器１１，１１′，１１″への電磁波（または
パルス）の分配を、各送受波器の動作をずらせる時分割
方式で動作させ中央処理装置で演算，位置検出をする方
式と、各送受波器の使用周波数を違えて、周波数分割に
て測定し演算検出する方式とがあり、いずれの方式でも
、本発明の目的は達成でき、しかも１台のレーダー装置
で複数の乗りかごの位置を検出できる経済性がある。本
実施例によれば、エレベーター乗りかごの位置検出が連
続的に、しかも高精度で実現でき、かつ昇降路内での工
事や保守調整作業が低減でき、安全でしかも作業の容易
化が図れるだけでなく、複数台のエレベーター乗りかご
の位置検出が単一のレーダー装置でできる利点もある。
また今までレーダー装置と述べたところを可視光線や、
紫外線，赤外線，レーダー等の電磁波を用いて位置を測
定する装置に置き換えても同の効果が期待できることは
明らかであり、経済性において暖れた点もある。
用の送受波器１１，１１′，１１″への電磁波（または
パルス）の分配を、各送受波器の動作をずらせる時分割
方式で動作させ中央処理装置で演算，位置検出をする方
式と、各送受波器の使用周波数を違えて、周波数分割に
て測定し演算検出する方式とがあり、いずれの方式でも
、本発明の目的は達成でき、しかも１台のレーダー装置
で複数の乗りかごの位置を検出できる経済性がある。本
実施例によれば、エレベーター乗りかごの位置検出が連
続的に、しかも高精度で実現でき、かつ昇降路内での工
事や保守調整作業が低減でき、安全でしかも作業の容易
化が図れるだけでなく、複数台のエレベーター乗りかご
の位置検出が単一のレーダー装置でできる利点もある。
また今までレーダー装置と述べたところを可視光線や、
紫外線，赤外線，レーダー等の電磁波を用いて位置を測
定する装置に置き換えても同の効果が期待できることは
明らかであり、経済性において暖れた点もある。
本発明によれば、昇降路内に多数のスイッチ等を設ける
ことなく乗りかご位置を連続的に検出することができ、
このための電磁波送受信装置は昇降路頂部又は乗りかご
側でかつ下向きに設置するので、昇降路頂部側に設けら
れた機械室との間の信号伝送が容易となり、落下物によ
る破損あるいは浸水ないし塵等による影響も少なく、高
信頼度の位置検出を実現することができる。
ことなく乗りかご位置を連続的に検出することができ、
このための電磁波送受信装置は昇降路頂部又は乗りかご
側でかつ下向きに設置するので、昇降路頂部側に設けら
れた機械室との間の信号伝送が容易となり、落下物によ
る破損あるいは浸水ないし塵等による影響も少なく、高
信頼度の位置検出を実現することができる。
第１図は従来例のエレベーター位置検出装置を示す概略
図、第２図は本発明によるエレベーター位置検出装置を
説明するための概略図、第３図は本発明によるエレベー
ター位置検出装置を示すブロック図、第４図および第５
図は本発明によるエレベーター位置検出装置の他の概略
図である。 １・・・・・・昇降路、２・・・・・・エレベーター乗
りかご、１０・・・・・・レーダー装置、１１・・・・
・・送受波器。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図
図、第２図は本発明によるエレベーター位置検出装置を
説明するための概略図、第３図は本発明によるエレベー
ター位置検出装置を示すブロック図、第４図および第５
図は本発明によるエレベーター位置検出装置の他の概略
図である。 １・・・・・・昇降路、２・・・・・・エレベーター乗
りかご、１０・・・・・・レーダー装置、１１・・・・
・・送受波器。 第１図第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ エレベーター昇降路の頂部側に機械室を設け、当該
機械室から吊り下げられて当該昇降路内を昇降する乗り
かごの位置を検出するものにおいて、上記昇降路内であ
つて、上記昇降路頂部から乗りかごに向けて電磁波を送
信する装置およびこの乗りかごからの反射波を受信する
装置を備え、この受信々号を用いて測定した上記昇降路
頂部と乗りかご間の距離により、当該乗りかごの位置を
検出する装置を備えたことを特徴とするエレベーター位
置検出装置。 ２ エレベーター昇降路の頂部側に機械室を設け、当該
機械室から吊り下げられた当該昇各路内を昇降する複数
台の乗りかごを並設し、これらの乗りかごの位置を検出
するものにおいて、上記昇降路内であつて、上記昇降路
頂部から乗りかごに向けて電磁波を送信する装置および
乗かごからの反射波を受信する受信装置を上記乗りかご
毎に設け、この乗りかご毎の受信々号を共通の処理装置
に入力し、当該処理装置は、上記乗りかご毎の受信々号
を用いて当該乗りかごと上記昇降路頂部との間の距離を
夫々測定し、当該乗りかご毎の位置を検出する手段を有
することを特徴とするエレベーター位置検出装置。 ３ エレベーター昇降路の頂部側に機械室を設け、当該
機械室から吊り下げられて当該昇降路内を昇降する乗り
かごの位置を検出するものにおいて、上記昇降路内であ
つて上記乗りかごから昇降路底部に向けて電磁波を装信
する装置およびこの底部からの反射波を受信する装置を
備え、上記受信装置からの受信々号を用いて測定した上
記昇降路底部と乗りかご間の距離より、上記乗りかごの
位置を検出する装置を備えたことを特徴とするエレベー
ター位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7423778A JPS6038310B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | エレベ−タ位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7423778A JPS6038310B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | エレベ−タ位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS552537A JPS552537A (en) | 1980-01-10 |
| JPS6038310B2 true JPS6038310B2 (ja) | 1985-08-31 |
Family
ID=13541343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7423778A Expired JPS6038310B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | エレベ−タ位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038310B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2462415A1 (fr) * | 1979-07-25 | 1981-02-13 | Hoechst France | Procede de preparation d'acides hydroxyarylglycoliques racemiques et produits nouveaux en resultant |
| JPS56132276A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-16 | Hitachi Ltd | Detector for location of elevator |
| US4375057A (en) * | 1980-12-10 | 1983-02-22 | Otis Elevator Company | Position sensor |
| US6554107B2 (en) | 2001-09-27 | 2003-04-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator system |
| JP4238850B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2009-03-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータ信号伝送装置 |
| DE102011076241A1 (de) * | 2011-03-07 | 2012-09-13 | Dekra Industrial Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung der ordnungsgemäßen Funktionsfähigkeit eines Aufzugs |
| CN105173935B (zh) * | 2015-08-06 | 2017-04-05 | 日立电梯（中国）有限公司 | 电梯平层位置的控制装置及方法 |
| JP7370209B2 (ja) * | 2019-10-03 | 2023-10-27 | 株式会社日立ビルシステム | 物体検知装置およびその方法 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP7423778A patent/JPS6038310B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS552537A (en) | 1980-01-10 |
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