JPS6038010A - 濾過装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は（１）多数の可撓性繊維全圧密化した状態で、
液体中の懸濁物全濾過・捕集し、（ｉ＋）該繊維１−に
捕捉された懸濁物の除去に際しては、繊維束圧密用通液
性多孔板を離し、繊維束を延伸、解放した状態にて、逆
洗またはシャワーリンと再生操作金繰り返しながら使用
可能な沖過装（ｆ、全目的とするものである。

本発明者鉱、先に通液性多孔板に多数の可撓性繊維の一
端全固定し、他端を自由垂下してなる繊維束支持用多孔
板（５）と、浮子と一体にして浮力にて昇降自在なる構
造？有する繊維束圧密用通液性多孔板の）との対で構成
さｎる濾過装置を発明した。

本発明は、前発明の浮子の浮力に代えて、水（油）圧力
、バネの弾性力、偏心カム、槓桿等の機械的操作によっ
て繊維束圧密用通液性多孔板、または繊維束支持用通液
性多孔板の昇降と繊維束の圧密を行なうこと全ｓ徴とす
る濾過装置である。

本発明以前において、有機質″！ｆｃは無機質の繊維束
全圧密化し、接着または半熔着し、平板状または筒状に
成型した通気性多孔体をｐ体として、液中の懸濁物の濾
過捕集に用いた例は多い。

素紙、不織布、ガラス繊維マット、セラミック筒、ポリ
プロピレン繊維束捲付は筒状カートリッジ等でらる。

ところが従来のものは、一度使ったあとは細かい目の中
に懸濁物粒子が、奥深く入り組んで居り、洗滌、シャワ
ーリング等の常套的方法では完全な再生は難しく、工な
いし数回程度で使い捨てらｎることが普通でろり、ｐ過
コストの高騰の一因ともなっていた。

他の方法では、金網、布袋も良く用いられ、こｎ等は比
較的簡単に再生できるが、表層のみの捕集であり、従っ
て目詰まりが早いうえ、頻繁な再生操作が必要である等
の欠点があった。

不発明にか＼る濾過装置においては、こｔ等従来の方式
とは異なり、■通液ｐ過時には繊維束全圧密用多孔板に
て圧密し、あたかも獣毛フェルトや木綿マットの如く緻
密な炉床を形成し、良好な一過効果を得るとともに、○
捕集懸濁物クーキの脱離、繊維束の洗滌再生時には、圧
密用多孔板全脱離させ、繊維束全延伸、解放状態にて行
なうため、繊維と繊維の間隔が開き、表１付近ならびに
深層にて繊維間に捕集・堆積さＱた懸濁物は逆洗・シャ
ワーリング等の通常の方法で深部まで完全に除去、再生
さ扛るので繰り返し使用し得る利点を有する。

要するに、可撓性繊維束の一端を多孔板に固定、他端を
解放状態にした物体（２）と、該繊維束を・圧接するた
めの多孔板（Ｂｌとを組み合わせた対で構成された濾過
装置により、従来の欠点を補い、高性能かつ経済的な装
置を完成したものである。本発明者がすでに出願してい
る先の発明においては、浮子の浮力を利用して圧接、脱
離を行なう方式であったに対して、本発明においては％
に繊維束圧着板と繊維束支持板との圧接、脱離操作を水
（油）圧力、バネの弾性力、備心カム、槓桿、歯車等の
機械的方法により、これ盆行なうこと全特徴とするもの
である。これ等機械的方法は、実装置においては単独、
またはそれ等を組み合わせた状態で、種々の形態を採る
ことができる。具体例を後記する実施例によって敷桁す
る。

本発明にか＼る濾過装置に用いられる繊維束は、羊毛、
木綿などの天然繊維の他、耐久性、強靭性、加工性（太
さの調節、接着剤による固定部の堅牢さ）、耐熱性の付
与、化学的機能（吸着性、親水性、親油性等）の付与、
低い生分解性、耐薬品性等の点から合成繊維音用いるこ
とが多い。

繊維の太さは可撓性を有するものでｈｎば充分であるが
、細い繊維を、強く圧密する程ｐ過精度は良いが、余り
に細いと切断し易いうえ、通液抵抗も大きくなる欠点も
出るので限度が６る。濾過原液の性状及び期待罪過精度
全考慮して選定さ扛るが、概ね５〜３０デニ一ル位が適
当と思わしる。

また繊維は単線または撚糸側れにても使用し得るが、再
生洗滌効果全高め、かつ撚癖による繊維間のカラミ合い
を防ぐ点から単線が良い結果金示した。

ＭＩ疵古責枇田久１１疋１／ｒ植鮮市を固守ナス雪虞は
、支持棒に繊維束を逆Ｕ字状（第７図（３））、または
Ｏ状（Ｂ）に、一端金引っかけ、これ全抑え金具を用い
るか、接着剤によって固定することが採らｎる。（第８
図） また第６図に示すように、並列棒（５）の他に、同心環
状（Ｂ）、格子状、網状支持体を用いることもある。

上記の方法で製作された、支持さｎた繊維束からなる炉
床と等価に用い得る材料として、可撓性繊維全布地の片
面に織り出した、通称１長毛沖布”も挙げることができ
る。

以下実施例によって具体的に説明する。

実施例１ 実施例１は繊維束の圧密にバネ弾性力を用いた例である
。

罪過操作時には第１図（３）に示すように、繊維束圧密
用多孔板３１−ｊ：バネ４０弾性力によって上方に圧接
され、繊維束２を圧密し、床好な炉床を形成する。

縣燗遅倣物にｆつで日鈷噂ｈ＋、−；市飾絣錆≠！が増
大した場合には、原液供給管７及び罪過液排出管を閉じ
濃縮液排出管８及び洗滌液供給管９を開き、″バネ頂部
を押すと、連結環５を介して繊維束圧密用多孔板３が押
し下げられ、繊維束２は垂下、延伸し開放状態となる。

炉床上部室に残る罪過液及び外部より援用さｎた洗滌液
によって、繊維束は充分洗滌さ【る。

洗滌・再生後、バネ頂部に加えられた力を除くと、バネ
の弾性で再び囚の状態に戻り、繰り返し濾過操作に用い
ることができる。

実施例２ ４第２図は偏心カム、バネ弾性、手輪を組み合わせた機
構により、繊維束圧密用多孔板３を昇降し、繊維束全圧
ｆｆ１（罪過操作囚〕及び垂下延伸〔洗滌再生操作０３
）　）　’に行なうものである。

繊維束圧密用多孔板３、繊維束の洗滌操作時の動作等は
実施例１と同じでらる。

実施例３ 持用多孔板を昇降し、繊維束の圧密と垂下延伸全行なう
例である。水圧機社水圧ピストン１６金内蔵し、ピース
トンに連結環５を介して一体なる繊維束支持用多孔板を
上下することができる。

実施例４ 第４図は、水（油ン圧機およびバネ弾性を用いて、繊維
束圧密用多孔板３を昇降せしめる例である。水圧機によ
り発生さｎた圧力と）（ネ弾性力全組み合わせることに
より、圧接力の過大、過小會防ぎ安定した圧着効果が得
らｎる。

実施例５ 第５図は水（油）圧機、バネ弾性および浮子の浮力を組
み合わせた例である。第４図に示す実施例４の機構に浮
子１７の浮力全組み合わせることにより、水圧機動力の
節減と、実施例４よりもさらに安定した繊維束圧密効果
を得ることができる。

実施例６〔繊維束支持方法（１）〕 第６図（５）は並列棒状支持体、（Ｂ）は同心猿状支持
体の例會示す。

実施例７〔繊維束支持方法（＋＋）） 第７図（５）は繊維束を逆Ｕ字状に、（Ｂ）は０．字状
に一端を引っかけ垂下し、他端全抑え金具２３で固定し
たものを示す。

実施例８〔繊維束支持方法面）〕 第８図囚は合成繊維を素材とした繊維束の一端全溶融後
冷却・固ｌ化したものを、一部を切欠いだ円筒内に収め
、接着剤にて硬イヒ・固定せしめたものを示す０

【図面の簡単な説明】

第１〜８図は本発明にか＼る装置の構造と１乍動態様全
模式的に示したものである。 第１図〔バネの弾性方全応用した例〕 （２）濾過状態　（Ｂ）逆洗状態 第２図〔偏心カム、手輪（槓桿）？応用したｆｉｌ：（
Ａ）濾過状態　β）シャワー洗滌の状態（Ａ）濾過状態
　β）逆洗状態 第４図〔水圧機、バネ弾性全応用した例〕（Ａ）濾過状
態　（Ｊ３）ンヤワー洗滌の状態第５図〔水圧機、バネ
弾性、浮子を用いた例〕濾過状態會示す。 第６図〔繊維束の支持方法（１）〕 囚並列棒状　（５）同心項状繊維束支持体の例を示す。 第７図〔繊維束の支持方法１ｉ＋　〕 （５）逆Ｕ字状　（Ｂ）　０字状 抑え金具による固定状態 第８図〔繊維束の支持方法（曲〕 （３）繊維束の一端を溶融・固化した状態（Ｕ切欠ぎ円
筒内に接着剤で固定した状態（ｗ：断面） （Ｑ上記（Ｂ）のＸ−Ｙ部の横断面を示す。 符号の説明 １　ｌ；繊維束支持用多孔板　２；繊維束３；繊維束圧
密用多孔板　４；バネ（弾性体）７；原液供給管　８；
濃縮液（洗滌液）排出管９．１０；洗滌液供給管　１２
；偏心カム１３；廻転軸　１４；子軸（槓桿） １５；水（油）圧機　１６；ピストン １７；浮　子　２１；繊維束支持棒

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通液性多孔板に多数の可撓性繊維の一端全固定し、他端
   を自由垂下してなる繊維束圧密用多孔板囚と、こ扛と着
   脱自在にして、圧接時には該繊維束全圧密し得る通液性
   多孔板（Ｂ）との対で構成さｎる濾過装置において、繊
   維束支持用多孔板（５）と繊維束圧密用多孔板（Ｂ）と
   の圧接並びに脱離動作を水（油）圧力、バネ弾性力、偏
   心カム、槓桿（テコフ等の機械的操作によって行なう構
   造ケ有する濾過装置。