JPS6037333A - 傾斜面の崩壊防止方法 - Google Patents

傾斜面の崩壊防止方法

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JPS6037333A
JPS6037333A JP14616783A JP14616783A JPS6037333A JP S6037333 A JPS6037333 A JP S6037333A JP 14616783 A JP14616783 A JP 14616783A JP 14616783 A JP14616783 A JP 14616783A JP S6037333 A JPS6037333 A JP S6037333A
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JP
Japan
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mat
slope
ground
sloped ground
degradation
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Pending
Application number
JP14616783A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Abe
安部 武男
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D17/00Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
    • E02D17/20Securing of slopes or inclines
    • E02D17/202Securing of slopes or inclines with flexible securing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1項斜面の崩壊防止を簡易・迅速に行なう施工
方法に関するものである。
尚、本明細書では傾斜面と言う語は、緩斜面。
急斜面、断崖等をも含む概念として使用する。
我が国のように地表面の起伏の激しい所では、自然的に
崖崩れ等が多い。また国土が狭い上に平野が少なく、人
口が多いため宅地造成等による山の切り崩しが必要にな
り、そのため木を切り倒す等の自然破壊が行なわれるこ
ととなる。自然的にも、その地形によって崖崩れ等が起
こりうるところに、このような自然破壊によって、より
拍車を掛けることとなる。このような崖崩れ等は、當時
起こりうるちのではなく、集中産肉や地震等による二次
災害がほとんどでありるため、もし大きな地震等があれ
ば怖いと思いつつも、緊急の必要性を感しないまま放置
されているのが現状である。
また、このような崖崩れ等は人里離れた山奥では、危険
性はないが、我国のように崖のすく側に人家や道路が存
在する場合が多い所では、大惨事に直結する事故となり
、絶対に避けなりればならないものである。
現在、斜面の崩壊危険地域に指定されている箇所だけで
も相当数り、指定地域外のものを合わせると途方もなく
多く、そのほとんどが手付かずのまま放置されているた
め、崩壊してしまった後になって初めて、崩壊防止工事
が施されるという結果になるのもやむを得ないものであ
る。
このことは究極において、従来の崩壊防止工事の施工が
一様に手間が掛かるものであり、これに伴って極めて高
価であることが最大の原因となっているものであった。
この従来の崩壊防止工事には種々のものが知られ、また
実施もされている。例えば崩壊する危険のある斜面にモ
ルタル或いはコンクリートを吹き付けて斜面の侵食を防
止すると共に斜面の外気及び雨水等から遮断することに
より風化を防止し、斜面を形成する地盤の強度低下を防
ぐ所謂吹付工法や、糾面上にコンクリート製等の法枠を
網目状に構築し、斜面の表層部を保護強化する所謂法枠
工法や、単に斜面を金網等で覆って固定する張工法等で
ある。
しかし、吹イ1工法はその施工が比較的容易であるとこ
ろから広く利用されているものの、特に危険性のたかい
急斜面や断崖には施工が困難であったり、また、法枠工
法においては大別して現場打ち法枠工法と法枠ブロック
施工法に分類されるものがあり、その白現場打ち法枠工
法では工期が著しく長いものとなり、これに伴って高価
になることは否めず、法枠ブロック施工法においても法
枠ブロックの設置固定が急斜面や崖等では施工困F’l
t若しくは不可能となったり手間も相当掛かってしまう
ものである。さらに金網等で覆う張工法だけでは、比較
的大きな岩石等の落下を防止できるものの土砂等の流出
をも防止できる機能を有しているものではない。
そこで本発明者は鋭意研究の結果、傾斜面の崩壊防止を
簡易・迅速かつ確実に行なうことができる施工方法を開
発した。
つまり、本発明は押え網と斜面との間に保水性・保温性
・吸水性を有するマントを敷設する方法であり、前述し
た簡単な方法である金網等で覆うという張工法の欠点を
解消することができ、かっ強度を充分に持たせたり、土
砂等の流出を防止するための従来法の最大の欠点である
工期が長いことや高価につくということを根底から覆す
ものである。
また、本発明に係る傾斜面の崩壊防止方法(以下、本発
明施工法という。)は、施工が簡単・確実である他に施
工後さらに他の崩壊防止施工を施すことができるところ
に大きな特徴がある。
すなわち、本発明施工法により迅速に崩壊防止工事を施
せば、勿論これだけでも充分な効果を上げることができ
るものであるが、特に崩壊する危険性の高い箇所或いは
本発明施工法が簡易・迅速に行えるが故に応急処置とし
て施工された箇所等にはさらに法枠工法或いは吹付工法
を行なうごとによって崩壊防止をより完全なものとする
ことができる点にある。
そして、さらには本発明施工法は保水性・保温性・吸水
性を有するマットを敷設したものであるため、草木等の
種子を含有する土壌を吹き伺りることによって斜面を緑
化することも可能である。
このようにすると、美観が弗素に向上し、周囲の景観と
の調和がよい。また、草の根等の絡みによって、土砂等
の崩れが防止できる。
もっとも、本発明施工だけでも種々の種子がマントに風
媒によって((J着したり、斜面土壌から自然と発芽す
ることによって同様の効果を奏することもある。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例で、斜面(1)にマット(2
)を敷設した後、押え網(3)でマント(2)を覆い、
アンカーピン(4)で固定したものを示している。押え
網(3)はアンカーピン(4)を斜面(1)地中に打ち
込んで固定したものであるため、斜面(1)の崩壊を防
止するだけの充分な機能を有している。そして同時にマ
ント(2)を斜面(1)に固定する役目も兼ね備えてい
る。
この押え網(3)は、本実施例ではφ2 mm x 5
0mm目のひし形ラス金網を用いているが、合成樹脂製
のものを利用してもよく、直径や形状は傾斜面の崩壊可
能性や傾斜等によって決定すればよく、本実施例に限定
するものではない。また、ラスでなくてもよく、押さえ
ることができ、かつ、鉄砲水等が排水できるようなもの
であればどのようなものでもよい。
マット(2)は、本実施例では第2図に示すようにヤシ
の実の天然繊維をニードルバンチした後、接着剤で固め
たもの(厚さは10〜20mm)を利用しているが、本
発明施工法は押え網(3)で斜面(1)を保護している
ものであるため、土砂や小石等の流出を防ぐ機能を有す
るマント(2)であれば勿論合成樹脂製等のマントでも
実施可能である。また、マット(2)の厚さ等も自由に
決定できるものであり本発明を限定するものではない。
ただ、マット(2)の持つ特性としては保温性・保水性
・吸、水性を有していることが望ましく特に岩が露出し
ている斜面′(1)に本発明施工法を実施し、さらに緑
化を施すために種子を含んだ土壌を吹き付ける場合に、
種子の発芽、育成のだめの温床として緑化を促進する機
能を備えたものがよい。この点についても、本実施例の
ヤシの実の天然繊維で構成したマント(2)は、上記諸
条件を備え、しかも安価で作業性に優れたものである。
第3図(a)、 (bl、 (C1は本発明の施工例を
示すもので、第3図falに示すような崩壊する危険の
ある斜面(11にマント(2)を敷設し、さらに押え網
(3)を張り巡らしてアンカーピン(4)で固定した所
である(第3図(b〕)。勿論マツI−(21及び押え
網(3)だけでもあらゆる形態の斜面(1)の崩壊防止
が充分可能であるという本発明の特徴の他に第3図(C
1に示ずように本−発明施工法を実施後さらに法枠(5
)を構築して斜面fllの保護をより強力なものにでき
るという特徴がある。つまり、本実施例に示す法枠(5
)(勿論現場打ち法枠及び法枠ブロックを含む。)の施
工の他にコンクリート或いはモルタルを吹き付ける吹付
工やさらに前述した種子を含んだ土壌を吹き付けたりで
きるという適応性を有しているところにある。
本発明施工法におけるマント(2)は、斜面fil全体
に敷設することが望ましいが、例えば、岩肌の部分等に
は敷設しないとか部分的にのみ敷設することもできる。
また、アンカーピン(4)は本実施例では100n?当
たりφ16mmのものを30本、φ9mmのものを15
0本打ち込んでいるが、勿論これに限定するものではな
いことは言うまでもない。長さに関しても斜面(1)の
状態(例えば、岩等が多いかどうか)により適当長さの
ものを用いればよい。もっとも、本明細書で言うアンカ
ーピンとは、押え網(3)等を固定するための器具を言
い、図面に示す形状のものに限らず、固定という機能を
有するものであればどのようなものでもよい。
以上詳細に説明した本発明に係る傾斜面の崩壊防止方法
は、施工が極めて簡単でかつ確実でしかも安価なもので
あるため、あらゆる形態の斜面にも容易に施工すること
ができる。これは、斜面の崩壊を防止することは必須の
ことであると、よく認識しながらもその手間と費用の面
から、当面危険のない(つまり、地震や大雨がないと崩
壊しない)所は、崩壊防止施工を見合わせるという現状
を解消するに充分簡単な方法である。
従って、現在においてもなお多数存在する斜面の崩壊危
険地域の早期解決方法として本発明方法を実施してもよ
(、特に危険性の高い箇所においては他の崩壊防止工事
の下工事、基礎工事として応急処置的に実施することも
できる。
以上の本発明は、現状の斜面の崩壊の危険を緊急に解消
し、その付近の住民を安心させるとともに、地震等の場
合の二次災害を最小限に食い止めることができる非常に
有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
本発明に用いるマントの実施例の斜視図第3図(al、
 (bl、 (c)は夫々本発明の施工例を示す斜視図
である。 ■・・・・・・斜面 2・・・・・・マット 3・・・・・・押え網 4・・・・・・アンカーピン 5・・・・・・法枠 特許出願人 安部武男 (a) (C) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、傾斜地表面をマントで覆い、その上を押え網でカバ
    ーし、該押え網をアンカーピンで斜面に固定して成るこ
    とを特徴とする傾斜面の崩壊防止方法。 2、 マントは、ヤシの実の繊維から構成されるもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の傾斜面の崩壊防止方法
    。 3、 マントは、合成繊維から構成されるものである特
    許請求の範囲第1項記載の傾斜面の崩壊防止方法。
JP14616783A 1983-08-08 1983-08-08 傾斜面の崩壊防止方法 Pending JPS6037333A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01143431U (ja) * 1988-03-28 1989-10-02
JPH1143945A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Nittoc Constr Co Ltd 法面安定化工法
US6422787B1 (en) 1999-09-24 2002-07-23 Mike Mikell Synthetic bale and method of using the same for erosion control
US6464428B1 (en) 1999-09-24 2002-10-15 Mike Mikell Synthetic hay bale and method of using same
JP2009261356A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Tenryu Ind Co Ltd 緑化パネル

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