JPS6034750A

JPS6034750A - 砂利，砂の破砕再洗処理装置

Info

Publication number: JPS6034750A
Application number: JP14407183A
Authority: JP
Inventors: 遠藤　重治; 遠藤　一真
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-08-05
Filing date: 1983-08-05
Publication date: 1985-02-22
Also published as: JPS6136455B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】従来、山、陸等で採取した砂利や砂の中には粘着性泥土
や軟石等が多く混入している為、水洗処理を施こしてい
たが、砂利の表面に付着した泥土は水洗処理だけでは完
全に取り除くことが出来ないのでこの種の砂利は商品価
値の低いものであった。

本発明者はこのことに鑑み、昭和５７年特許願第２８３
９７号に係る砂利の破砕再洗処理装置を使用し砂利の破
砕再洗処理を行なっていたが、この装置では尚満足する
状態に仕上げるには胴部内での破砕再洗処理の時間を長
くしなければならず、然も砂利の破砕再洗処理だ（］が
出来るだ【プで砂の破砕再洗処理を併用させることが出
来なかった為、いたずらに設備を大ぎくしなければなら
ない欠点があった。

本発明は斯る問題に鑑み砂利ばかりでなく砂の破砕再洗
処理を併用出来る様にする為横型円筒状胴部の排出口に
は離隔自在に回転式破砕鉢を設【プ、排出口周縁の適所
に多数の排出孔を穿設した穿孔蓋の取付部を設け、更に
排出口部周縁の適所に注水ロヲ設けたもので、砂利の再
洗処理を行なうときは排出口に回転式破砕鉢を取付け、
之と攪拌翼とにより砂利中の軟石を粉々に破砕すると共
に砂利に付着している泥土を擦り落して之を注水口から
供給された水により洗い流す様にし又、砂の破砕再洗処
理を行なう時は回転式破砕鉢を排出口から離隔し排出口
には破砕鉢に代えて穿孔蓋を取付（）、この穿孔蓋によ
り胴部内の砂の破砕圧力を加えて０中の軟石を破砕する
と共に泥土は注水口から供給される水により洗い流しな
がら穿孔蓋に穿設した多数の排出孔により篩分けして良
質の砂だ【プを取出す様にしたものである。

今、本発明の実施の一例を図面に付き説明すれば下記の
通りである。

図中（１）は基台で、その上面には内壁に間隔的し、こ
の円筒胴部（３〉は上半分を展開自在にし、胴部（３）
の一端部上壁に砂利、砂の投入口（４）を設け、その梢
々前方と胴部（３）の他端排出口（５）寄りの土壁及び
両側下方寄りに注水口（６）（６）・・・・・・（６）
を設けである。尚、両側下方寄りに設けた注水口（６）
（６）には砂利や砂が侵入しないようにカバー（７）を
設けである。

（８）は四角柱状の回転軸で、一端部は胴部（３）外へ
設置した軸受（９）（９）に支持させると共に減速機構
を内蔵した駆動モーター（１０）に連結し、他端は胴部
（３）の排出口（５）寄りに亘って胴部（３）中心へ配
設しである。

（１１）は回転主軸（８）に嵌合する四角柱状のスリー
ブで、その外周面には図面第５図及び第６　−図に示す
様に攪拌翼（１２）（１２＞・・・・・・（１２）を同
一周縁状か又は螺旋状に突設した取付板（１３）（１３
）・・・・・・（１３）に螺着しである。

尚、この攪拌翼（１２）（１２＞・・・・・・（１２）
は砂利の破砕再洗処理の場合と砂の破砕再洗処理の場合
とでは、その配列を入れ替えて夫々効果的な破砕ができ
るようにするものである。

例えば、砂利の場合は回転主軸（８）に螺旋状の攪拌翼
（１２）（１２）・・・・・・〈１２）を外側に、同一
周縁状の攪拌翼（１２＞（１２）・・・・・・（１２，
）を内側に配設し、砂の場合には先端だけ同一周縁状の
攪拌翼（１２）（１２）（１２＞（１２）を、その他は
螺旋状の攪拌翼（１２＞（１２）（１２）・・・・・・
（１２）を配設するものである。

（１４）は回転副軸で、その外周面に刻設したスプライ
ン歯（１５）と軸受（１６）（１６）のカラー＜１９＞
（１９）の内周に刻設した歯とを噛み合せて摺動自在に
設置ノると共に回転主軸（８）の前方゛へ主軸（８）と
−直線上の位置へ配設しである。（１８）は回転副軸（
１４）に設けたスプライン軸（１５）を噛み合せて軸受
（１６）（１Ｇ）の間へ配設したプーリーで、ベルト（
１つ）を介して低速モーター（２０）に連結しである。

（２１）は図面第３図に示す様に表面に凹凸条を設けた
回転式破砕鉢で、回転副軸（１４）の先端へ取付けであ
る。

（２２）は抑圧装置で、先端に回転副軸（１４）の後端
に対応する旋回駒〈２３）を取付けた摺動杆（２４）を
摺動自在に嵌装してあり、この摺動杆（２４）の回転副
軸（１４）に対する押圧力の調整は抑圧装置（２２）へ
内蔵したコイルスブリングを調整ハンドルにより伸縮さ
せて行なうものである。

（２６）（２６）は多数の排出孔（２７＞（２７＞・・
・・・・（２７）を穿設した穿孔蓋（２８）を排出口（
５）に固定するための取付孔で、胴部（３）の排出口（
５）の外縁に設け、この取付孔（２６）（２６）と穿孔
蓋（２８）の両側へ設けた係止鍔（２９）（２９）のボ
ルト孔（３０）（３０）とを重ねて、之にボルト（３１
）（３１）を通して穿孔蓋（２８）を胴部（３）の排出
口（５）に固定する様にしである。

尚、（３２）は胴部（３〉の排出口（５）に対応させて
設けた排出桶、（３３）（３３）は基体（１）の傾斜調
整支脚、（３４）（３４）は基体〈１）の支脚、（３５
）は投入口（４）へ投入した砂利や砂が主軸（８）を支
持づる軸受（９）側へ流出しないように回転主軸（８）
へ取付けた遮蔽板、（３６）は点検用窓蓋、（３７）は
主軸（８）のスラスト受けである。

本発明の実施例は上記の様に栴成されているから、今、
本発明に係る装置を利用して砂利の破砕再洗処理を行な
う時は、図面第５図に示す様に回転主軸（８）に於ける
遮蔽板（３５）の前方側へ螺旋状に攪拌翼（１２＞（１
２＞（１２＞（１２）を取付けたスリーブ（１１）（１
１）を外側にし、同−周縁状に攪拌翼（１２）（１２）
＜１２）（１２）を取付けたスリーブ（１１）・・・・
・・（１１）を内側にして配設し、回転式破砕鉢（２１
）を円筒胴部（３）の排出口（５）中に嵌合ザると共に
押圧装置（２２）で回転副軸（１４）の後端を押し！ご
状態に於て、低速モーター（２ｏ）と駆動モーター（１
０）の電源スィッチをＯＮにして回転主軸（８）と回転
副軸（１４）を旋回させてから各注水口（７）（７）・
・・・・・（７）より胴部（３）内へ水を供給しながら
円筒胴部（３）の土壁に設けた投入口（４）から採取し
た軟石や泥土混じりの砂利を投入すれば、砂利は螺旋状
に取付けた攪拌翼＜１２＞（１２）（１２）（１２）に
より攪拌されながら前方へ向かって運ばれ、内側の同−
周縁状に取付けた攪拌翼（１２）（１２）・・・・・・
（１２）に到達した砂利はここにしばらく滞留して強力
に信漬されるが、後続の砂利に押されて前方−の螺旋状
に取付けた。攪拌翼（１２＞（１，２）（１２）（１２
）により攪拌されながら押されて排出口（５）に達し、
この排出口（５）に於いて回転主軸（８）とは逆に回転
する回転式破砕鉢（２１）の表面の凹凸面により内張（
２）（２）・・・・・・（２）に押し付けられて強力に
擦り合わされ、砂利中に混入している軟石は完全に粉々
に破砕されて泥土と共に注水口（６）・・・・・・（６
）から供給された水に洗い流され、攪拌翼（１２）（１
２）・・・・・・（１２）により運ばれてくる後続の砂
利の圧力よにより破砕体（２１）は押されて胴部（３）
と破砕体（２１）との間には排出口（５）の隙間が生じ
、この隙間から十二分に破砕再洗処理された砂利は排出
桶（３２）内へ押し出されるものである。

尚、破砕効果は押圧装置（２２）の調整ハンドル（２５
）を回し回転副軸（１４）へ加わる押圧力を調整するこ
とにより、砂利の胴部（３）内での滞留時間を調節して
良好な結果を得ることができるようにしである。

又、軟石や泥土混じりの砂の破砕再洗処理を行なう時は
回転副軸（１４）を後退させて破砕体（２１）を排出口
（５）より離隔し、円筒胴部（３）の内張（２）＜２）
・・・・・・く２）を図面第２図に示す様な凹凸を設け
た内張（２＞（２）・・・（２）に取り替え、排出口（
５）には破砕体（２１）に替えて穿孔ｎ（２８＞を取付
けると共に回転主軸（８）の攪拌翼＜１２）＜１２＞・
・・・・・（１２）の配列を図面第６図に示す様に同−
周縁状に攪拌翼（１２）（１２）（１２＞（１２）を取
付けたスリーブ（１１）を先端に１個だけ取付け、その
後側から遮蔽板〈３５）までの間に螺旋状に攪拌翼（１
２）（１２）・・・・・・（１２）を取付けたスリーブ
（１１）・・・・・・く１１）を配設した後、駆動モー
ター（１０）の電源スィッチをＯＮにして回転主軸（８
）を旋回させ、注水口（６）・・・・・・（６）から水
を供給しながら採取した砂を投入口（４）に投入すれば
、その砂は螺旋状に取付けられた攪拌ＩＩ（１２）＜１
２）・・・・・・（１２）により攪拌されながら排出口
（５）に向かって運ばれ、回転主軸（８）の先端に於←
プる同一周縁に取付けられた攪拌翼（１２＞（１２）・
・・・・・（１２）により強力に攪拌されて軟石は粉々
に打ち砕かれ、泥土は水と共に流出されるものである。

この様にして破砕再洗処理された良質な砂は攪拌ＩＩ（
１２）（１２＞（１２）・・・・・・〈１２）により運
ばれてくる後続の砂の圧ツノによって穿孔蓋（２８）の
排出口（２７）（２７）（２７）・・・・・・（２７）
から排出桶（３２）の中に押し出されるものである。尚
、砕中の軟石の破砕効果の調節は排出孔（２７）の異な
る数種の穿孔蓋（２８＞（２８）・・・・・・の中から
適切な穿孔蓋（２８）を選択して取り替えることにより
、砂の排出孔＜２７）（２７＞（２７＞・・・・・・（
２７）からの排出圧力を変えて砂の胴部（３）内のＳ留
時間を調節すれば、良好な破砕効果を得ることが口Ｃ阪
′ｇ０Ｌとｋより蝦眸刈果を尚掬することができると共
に、処理スピードも大幅に改善され排出口周縁に注水口
を設けて水を大量に供給しながら攪拌することにより粘
性泥土を速やかに流出さＶて粘性泥土による破砕損失を
取り除くことができるものであり、又、破砕跡に替えて
穿孔蓋を使用づることも出来るので砂利の破砕再洗処理
だけでなく砂の破砕再洗処理をも行なうことができるか
ら設備を大きくしなくてら砂利及び砂の破砕再洗処理が
容易に行なわれるものである。加うるに円筒胴部は展開
自在に設けであるから攪拌翼の取り替えや内張の取り替
えが容易にできるばかりでなく内張も取り替えして使用
することにより破砕効果を向上させることが出来る等、
大きな効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図。第２図は仝上の平面図。第３図は砂利の破砕再洗処理を行なう時の排出口部を示
す一部切欠斜視図。第４図は砂の破砕再洗処理を行なう時の排出口部を示す
一部切欠斜視図。第５図は砂利の破砕再洗処理を行なう時の攪拌翼の配列
を示す図。第６図は砂の破砕再洗処理を行なう時の攪拌翼の配列を
示す図である。図　中（２）は内張。（３）は円筒胴部。（４）は投入口。（５〉は排出口。（６）は注水口。（８）は回転主軸。（１２）は攪拌翼。（１４）は回転副軸。（２１）は破砕跡。（２２）は抑圧装置。（２８）は穿孔蓋。

Claims

【特許請求の範囲】

内壁に着脱自在に内張を設けた二重層式の横型円筒胴部
の上半分を展開自在に設け、胴部の適所には注水口を設
けると共に胴部の一端上壁に砂利、砂の投入口を設け、
他端排出口寄りに亘って胴部中心に片持式の回転主軸を
設け、該回転主軸には同一周縁状に又は螺旋状に攪拌翼
を取イ」けたスリーブを複数個嵌装し、上記回転主軸と
梢々間隔を隔てて之と一直線上にある位置に進退自在に
回転副軸を段（プ、この回転副軸の前端には円筒胴部の
排出口に対応させて回転式破砕鉢を取（＝ｔ　ｌブ、後
端には抑圧装置を係合させると共に円筒胴部の排出口部
の適所には多数の排出孔を穿設した穿孔蓋の取付部を設
けてなる砂利、砂の破砕再洗処理装置。