JPS603474Y2 - 電気部品の取付装置 - Google Patents

電気部品の取付装置

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JPS603474Y2
JPS603474Y2 JP1977052879U JP5287977U JPS603474Y2 JP S603474 Y2 JPS603474 Y2 JP S603474Y2 JP 1977052879 U JP1977052879 U JP 1977052879U JP 5287977 U JP5287977 U JP 5287977U JP S603474 Y2 JPS603474 Y2 JP S603474Y2
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JP
Japan
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timer
mounting
electrical component
deformable member
elastically deformable
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Expired
Application number
JP1977052879U
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English (en)
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JPS53146968U (ja
Inventor
久義 小原
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイマーなど取付腕を有する電気部品を取付部
材に添わせ旋回させて取付ける様にした構造の電気部品
の取付装置の改良に関する。
この種の装置は、従来より例えば洗濯機の操作箱部分に
於けるタイマーの取付けにそれを見ることができる。
而して洗濯機に於いては、従来、タイマーを操作箱の前
面パネルに複数個の螺子によって取付けていたものを、
近年、作業の簡略化を図って上記前面パネルの裏面に一
端を一体化固定し他端を自由としたL字形等の弾性爪を
設け、これにタイマーの取付腕を該タイマーの旋回操作
により弾性係合させて抜止め状態に取付ける様にしてい
る。
ところが、このものに於いては上記弾性爪はタイマーの
取付腕が摺接したときこれに押圧されて上記前面パネル
に一体化した一端を中心として回動する様に弾性変形す
る構造であるため、摺接後の復元によってタイマーの取
付腕を係止する面もその一端を中心とした弧状或いは弦
的な傾斜直面状とせざるを得す、よってその面のうちの
一点が上記タイマーの取付腕と接するに過ぎない構造と
な゛つて堅実な抜止めができない欠点を生じていた。
そこで本考案は、面の全体で電気部品の取付腕を抜止め
でき、似て実に堅実な抜止め効果を得ることができ、し
かも作業に大した力を要しない電気部品の取付装置を提
供することを目的としたものである。
以下本考案を洗濯機の操作箱部分に於けるタイマーの取
付けに適用した一実施例につき第1図乃至第6図を参照
して説明する。
先ず第1図に於いて、1は外箱2上の洗濯槽フランジ3
に載置した断面反り字形の操作箱ベースであり、例えば
合成樹脂製のものにて、これに同じく合成樹脂製の操作
箱前面パネル4を被着結合し、似て操作箱5を組成して
いる。
上記前面パネル4は電気部品であるタイマー6の取付部
材たるものであって、そのタイマー取付部位の中央部に
表面側に突出した筒状孔7を有し、この筒状孔7の周囲
に環状のタイマー受け8を裏面側に突設して有する。
9は前面パネル4の上記タイマー受け8の上方及び下方
の両部に夫々比較的広域に形成した孔で、これの上方及
び下方に夫夫弾性変形部材10を設け、更に該弾性変形
部材10の上方及び下方には夫々孔11を上記孔9より
広域に形成している。
上記弾性変形部材10は詳細には何れも第2図に示す如
く前面パネル4の上記孔9,11間の部位に両端を一体
化固定して橋架状に設けたものであり、その各中央部に
前記タイマー6の外周に二個対称的に張出し形成した取
付腕12が夫夫嵌まり合う係止部13を設けている。
この係止部13は弾性変形部材10のうちの上方のもの
にあってはその上部に、下方のものにあっては下部に夫
々裏面側に突出させて設けた支持壁14にこれらの対向
方向に突出する第3図に示す如き断面逆り字形及び反逆
り字形の係止壁15を連ねて戒るもので、要するに側方
に開口し、而してその開口縁である各係止壁15の先端
部には内向面16が直状を威し外向面17が斜状を威し
たフック18を夫々形成している。
尚、図中19は上記係止壁15の型抜きのための孔であ
る。
次に上記の様な構成とした本実施例の作用を述べるに、
先ず前面パネル4をベース1に組み付ける以前の状態に
於いて、所謂裏返し状態とした前面パネル4のタイマー
受け8に宛がって第2図中二点鎖線で示す如き状態とし
たタイマー6はその両取付腕12が第3図に示す如くフ
ック18の外向面17に臨むもので、この状態からタイ
マー6を第2図中二点鎖線矢印Bで示す反時計方向に旋
回操作すると、上記取付腕12がフック18の外向面1
7と摺接して係止部13を含む弾性変形部材10の全体
を持ち上げ該弾性変形部材10を第4図から第5図に示
す如く弓なりに弾性変形させてフック18の下面を、換
言すれば係止部13の側方開口部を通過する。
こうしてタイマー6の取付腕12がフック18の下面を
通過すれば、上記弾性変形部材10は即座に復元し、こ
の弾性変形部材10の復元力にて係止部13にタイマー
6の取付腕12が第6図に示す如く嵌まり合い、斯くし
てタイマー6の取付腕12が抜止めされることによって
前面パネル4にタイマー6を取付は固定する。
尚、こうして取付けたタイマー6の前方への動きは前述
のタイマー受け8によって制止され、後方への動きは係
止部13によって制止されるもので、旋回方向への動き
も係止部13によって制止される故、すべての方向につ
き所謂がたつき等を生じない確実な固定状態を得ること
ができる。
而して本実施例に於いて、上述のタイマー6の取付時に
取付腕12がフック18の外向面17に摺接することに
よって持ち上げられる弾性変形部材10は、その両端を
前面パネル4に一体化固定しており、従って一端のみを
固定した従来の単なる弾性爪とは違って持ち上げられた
ときの変形も回動ではなく係止部13を上方に直進移動
させるいわば直線運動であり、よって上記タイマー6の
取付腕12をこれの抜止めのために係止する面即ちフッ
ク18の内向面16も前述の如き直状となすことができ
てその面のすべてを取付腕12に当接させることができ
、その広い面にて堅実な抜止め効果が得られるものであ
る。
又、従来の単なる弾性爪によるものに於いて堅実な抜止
め効果を得るためには該弾性爪に成る程度の剛性をもた
せねばならず、ところがこの様にすると作業時にその剛
性に勝る大震な力が必要とされて作業に困難を来たす憂
いがあったことに対し、上記した本実施例に於いてはそ
の様な必要もなあい上に弾性変形部材10のスパンを長
く確保できてより豊かな弾力性が得られるため、作業に
は大した力を要せず、タイマー6を容易に取付は得るも
のである。
更に本実施例に於いては、上述の取付後の特に前面パネ
ル4をベース1に組み付ける前の状態でタイマー6に取
付時と同様の方向から押圧される外力即ち上述の操作力
とは反対の方向からの外力が加えられても、弾性変形部
材10は弾性変形せず、勿論タイマー6が弾性変形する
様なこともないので、やはりタイマー6の取付状態を堅
固に維持でき、このことから該タイマー6に対するリー
ド線など他の電気部品の接続部分の外れ等も防止できて
、電気的な信頼性も向上させることができる。
さて、第7図乃至第12図は夫々本考案の異なる実施例
を示したもので、そのうち第7図及び第8図は弾性変形
部材10の上面に両爪構造の係止部21を設けると共に
これより離してその上方にタイマー押え22を前面パネ
ル4の裏面部より延ばして形成し、弾性変形部材10を
下方に弾性変形させる様にしたもの、第9図及び第10
図は弾性変形部材10の下面に上記同様の両爪構造の係
止部23を設けたものであって該弾性変形部材10に上
記タイマー押え22の作用を兼ねさせたもの、第11図
及び第12図は弾性変形部材10の上面に半球形の突起
から威る係止部24を設けてこれにタイマー6の取付腕
12に形成した孔25を嵌め合わせる様にし、且つ上述
のタイマー押え22に代わるタイマー押え26を設けて
弾性変形部材10をやはり下方に弾性変形させる様にし
たものを示しており、その他は前述と同様で、すべて前
記したと同じ効果が得られるものである。
この他、本考案は上記し且つ図面に示した実施例にのみ
限定されるものではなく、例えば洗濯機以外への適用等
、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本考案は以上説明した様に、取付腕を有する電気部品を
取付けるための取付部材に両端を一体化固定して橋架状
の弾性変形部材を設けると共に、この弾性変形部材に、
前記取付部材に添わせて旋回させた前記電気部品の取付
腕が該弾性変形部材を弾性変形させつつ摺接して嵌まり
合う側方開口の係止部を設けたことを特徴とするもので
あり、以て実に堅実な抜止め効果を得ることができて電
気部品を至極確実に取付けることができ、しかも作業に
大した力を要せず容易に取付けることができる上、取付
後の操作や或いはそれ以外特にそれとは反対方向からの
外力等に対してもその取付状態を堅固に維持できて電気
的にも優れた信頼性を得ることができる等、種々の優れ
た実用的効果を奏する電気部品の取付装置を提供し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示したもので、
第1図は本装置を適用した洗濯機操作箱部分全体の縦断
側面図、第2図は要部の背面図、第3図乃至第6図は第
2図のA−A線に沿う部分を動作順に示した夫々拡大断
面図であり、そして第7図及び第8図、第9図及び第1
0図、第11図及び第12図は夫々本考案の異なる実施
例を示した斜視図及び断面図である。 図中、4は操作箱前面パネル(取付部材)、6は電気部
品、10は弾性変形部材、12はタイマーの取付腕、1
3,21,23及び24は夫々係止部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付腕を有する電気部品を取付けるための取付部材に両
    端を一体化固定して橋架状の弾性変形部材を設けると共
    に、この弾性変形部材に、前記取付部材に添わせて旋回
    させた前記電気部品の取付腕が該弾性変形部材を弾性変
    形させつつ摺接して嵌まり合う側方開口の係止部を設け
    たことを特徴とする電気部品の取付装置。
JP1977052879U 1977-04-25 1977-04-25 電気部品の取付装置 Expired JPS603474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977052879U JPS603474Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25 電気部品の取付装置

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JP1977052879U JPS603474Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25 電気部品の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS53146968U JPS53146968U (ja) 1978-11-18
JPS603474Y2 true JPS603474Y2 (ja) 1985-01-31

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ID=28944876

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JPS5865781U (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 スズキ株式会社 ブロック部材相互の取付け構造
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