JPS6034567Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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Publication number
JPS6034567Y2
JPS6034567Y2 JP7312382U JP7312382U JPS6034567Y2 JP S6034567 Y2 JPS6034567 Y2 JP S6034567Y2 JP 7312382 U JP7312382 U JP 7312382U JP 7312382 U JP7312382 U JP 7312382U JP S6034567 Y2 JPS6034567 Y2 JP S6034567Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
inner flap
packaging box
side edge
same
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7312382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58174414U (ja
Inventor
清治 成瀬
宣詔 進藤
恒 神谷
Original Assignee
ライオン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ライオン株式会社 filed Critical ライオン株式会社
Priority to JP7312382U priority Critical patent/JPS6034567Y2/ja
Publication of JPS58174414U publication Critical patent/JPS58174414U/ja
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Publication of JPS6034567Y2 publication Critical patent/JPS6034567Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、包装箱、特に粉粒体を収容する包装箱に関す
るものである。
従来の粉粒体、例えば洗剤を収容する包装、箱としては
、第1図に示すように箱本体100の一口端の各縁部に
設けられた折曲片101,101゜102.103を順
次内方へ折り曲げて重ね合わせ、各折曲片101,10
1,102,103を貼り合わせてシールするのが一般
的であった。
、このような包装箱に洗剤を収容し□場合、第2図iト
示すように折曲片101と折曲片103との間に生ずる
隙間104から洗剤が流出してしまうという欠点があっ
た。
そこで、第3図に示すような公知例の構造のもの(実開
昭52−57019号公報記載)が、このような欠点を
解消するために応用可能と考えられたが、これは折曲片
101の折曲線の一部を含み自由端に連続する段差部1
01aを有しているために上述の欠点を解消することが
できなかった。
すなわち、段差部101aの存在により、折曲片102
をこの段差部101aへ貼着しても、内容物は折曲片1
01の自由端側(段差部101aの一部を構成する)に
乗り上げ(特に第3図中上側の自由端側に乗り上げ)、
折曲片101の自由端に乗り上げた内容物は折曲片10
2の図面上左側の切り欠かれた側縁を伝わって外部へ漏
れるものであった。
また、特に折曲片101の自由端側は、箱本体100の
中側へ折り曲がり易く(すなわち折曲片101の先端が
内部へ落ち込み易い)、折曲片101の自由端側か中側
へ折り曲がることにより、内容物の折曲片101上への
侵入を許し易くなり、さらには折曲片102との貼着面
に剥離が部分的に生じ、その隙間からも漏れるものであ
った。
さらに、別の従来例として実開昭57−13415号公
報に記載のものが知られているが、これは内フラツプの
低位部に中フラップを重合貼着し、内フラップの高位部
および中フラップに外フラツプを重合貼着させるという
ものであり、内フラツプ(先の従来例における折曲片1
01に相当する)に高位部と低位部とを形成する点で先
の従来例と同−構成のものである。
この従来例では外フラツプにも高位部が形成されている
が、このような加工を施す分だけ面倒は増える。
この従来例でも中フラップと内フラツプの低位部との重
合粘着個所に剥離現象が生ずるおそれがあることは、先
の従来例と同様であり、剥離が生ずると、その隙間から
内容物が漏れるおそれがあった。
本考案は、上記事情に鑑みて考案されたものであり、よ
り簡単な加工で組立ても容易であり、洗剤等の内容物の
漏れを完全に防止した包装箱を提供することを目的とす
るものである。
以下、本考案の好適な実施例について、第4図以下の図
面を参照しながら説明する。
箱本体1の上下端に開口端が存在し、その開口端の各縁
部に設けられた一対の内フラップ2,2(一方のみ図示
)を最初に折り曲げ、次いで中フラップ3を折り曲げ、
最後に外フラツプ4を折り曲げ、各フラップ2,2,3
.4を重ね合わせて貼着する点に関しては、従来例と全
く同一である。
本考案において内フラツプ2は、その折曲線5に隣接す
る側縁部2Cを全幅に亘って残し、中フラップ3の延出
長さ1と略同−の幅りを有する陥没部2bを形成すると
ともに、その余を側縁部2cと同一高さの平坦部2aに
形成しである。
このような平坦部2a、陥没部2b、側縁部2Cから成
る内フラツプ2の形成は、第7図に示すようす珍状にカ
ットされかつ折曲線5等が入れられた組立前の原紙10
のとき、図面中クロスハツチングで示す個所をプレスし
て他の部分と落差をつける(すなわちエンボス加工を施
す)ことにより、陥没部2bを形成すると同時に平坦部
2a。
側縁部2cを容易に形成することができる。
陥没部2bの形成は、折曲線6等を入れるための罫線入
れの工程と同時あるいはその前後のずれの工程で行なっ
ても良い。
このようにして製作された原紙10を各折曲線の個所か
ら折り曲げて箱本体1を組立て、箱本体1の開口端を塞
ぐ内フラップ2,2、中フラップ3、外フラツプ4を順
次折り曲げて重合し貼着すれば包装箱が充放される。
そのとき、開口端は、第6図に示すように、内フラツプ
2の陥没部2bに中フラップ3が重なり、この中フラッ
プ3及び内フラツプ2の平坦部2a、側縁部2cに外フ
ラツプ4が重なって隙間104(第2図参照)は生じな
い。
第8図及び第9図は外フラツプ4の両側縁(図面上は片
方のみ示す)に蓋片6を延出形成したものであり、この
蓋片6を折り曲げて箱本体1の側面に貼着することによ
り、内容物の漏れを完全に防止せんとしたものである。
この蓋片6は、図面上外フラツプ4の側縁全長に亘って
形成したが、漏れが生ずるおそれのある部分のみに形成
しても差し支えないことは勿論である。
また、中フラップ3の両側縁にこの蓋片6を延出形成し
ても良い。
以上説明したように、内フラツプは、その折曲線に隣接
した側縁部と平坦部とがL字状に同一高さで形成され、
陥没部が中フラップの延出長さと略同−の幅を有し、中
フラップと略同−厚み分陥没させて形成され、この陥没
部に中フラップを重合貼着し、平坦部と側縁部及び中フ
ラップに外フラツプを重合貼着した本考案によれば、内
フラツプと外フラツプとの間に隙間ができず、内容物が
漏れるおそれが減少し、さらに、中フラップが内フラツ
プの陥没部にぴったりと合致しない場合(1がLよりも
若干短い)に中フラップが重なって余った陥没部の個所
は、内フラツプと外フラツプとの間に隙間を発生させる
が、外フラツプは側縁部と重合貼着されるので、内容物
が漏れるおそれはない。
すなわち、本考案では陥没部の幅りと中フラップの延出
長さ[とを精確に同一に加工しなくとも、換言すると中
フラップの延出長さ1が陥没部の幅りよりも若干短く形
成された場合であっても、全幅に亘って存在する側縁部
が握時の役目をすることにより内容物の漏れを防止でき
る。
したがって、加工、組立ても容易となり、余分な材料を
使用せず、全体として低コストで大量生産に向くもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は第1図の封鎖状
態の断面図、第3図は別の従来例を示す斜視図、第4図
は本考案の好適な実施例を示す斜視図、第5図は内フラ
ツプの平面図、第6図は第5図のフラップの封鎖状態の
断面図、第7図は組立て前の原紙を示す平面図、第8図
は蓋片を設けたを示す斜視図、第9図は第8図に示す実
施例のフラップ封鎖状態を示す斜視図である。 1・・・・・・箱本体、 2・・・・・・内フラツプ、 2a・・・・・・平 環部、 2b・・・・・・陥没部、 2c・・・・・・側縁部、 3・・・・・・ 中フラップ、 4・・・・・・外フラツプ、 5・・・・・・折曲線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱本体の開口端の各縁部に延出連成された内フラツプ、
    中フラップ、外フラツプを順次内方へ折り曲げて各フラ
    ップを貼着し、内フラツプには部分的に陥没し中フラッ
    プが重合する陥没部を備えた包装箱において、 内フラツプの折曲線に隣接する側縁部を全幅に亘って残
    し、中フラップの延出長さと略同−、の幅を有し、中フ
    ラップと略同−厚み針側縁部よりも低くなるように陥没
    させて、内フラツプに陥没部を形成し、 その結果、その内フラツプの陥没部以外の平坦部及び側
    縁部が同一高さに形成され、 陥没部に中フラップを重合貼着し、平坦部と側縁部及び
    中フラップに外フラツプを重合貼着しりことを特徴とす
    る包装箱。
JP7312382U 1982-05-19 1982-05-19 包装箱 Expired JPS6034567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312382U JPS6034567Y2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312382U JPS6034567Y2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174414U JPS58174414U (ja) 1983-11-21
JPS6034567Y2 true JPS6034567Y2 (ja) 1985-10-15

Family

ID=30082648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7312382U Expired JPS6034567Y2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 包装箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034567Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007152A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Lion Corp カートンの製造方法及び製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007152A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Lion Corp カートンの製造方法及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58174414U (ja) 1983-11-21

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