JPS6034457B2 - プリント合板の製造法 - Google Patents
プリント合板の製造法Info
- Publication number
- JPS6034457B2 JPS6034457B2 JP54141566A JP14156679A JPS6034457B2 JP S6034457 B2 JPS6034457 B2 JP S6034457B2 JP 54141566 A JP54141566 A JP 54141566A JP 14156679 A JP14156679 A JP 14156679A JP S6034457 B2 JPS6034457 B2 JP S6034457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- printed plywood
- manufacturing
- fiber sheet
- embossing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は木目模様を有するプリント合板の製造法に関す
るものである。
るものである。
従来のプリント合板は、２３夕／あの薄紙に木目柄を印
刷し、これを基材表面にラミネートした後その表面上に
樹脂を塗布して形成していたが、かかる従来例の場合表
面にェスボスがなく、また天然突板は見る位置によって
光沢が変化するものであるにもかかわらず、このような
光沢の変化が全く得られず、自然感にほど遠いものであ
った。
刷し、これを基材表面にラミネートした後その表面上に
樹脂を塗布して形成していたが、かかる従来例の場合表
面にェスボスがなく、また天然突板は見る位置によって
光沢が変化するものであるにもかかわらず、このような
光沢の変化が全く得られず、自然感にほど遠いものであ
った。
そこで最近、同調ェンボス化粧板として、導管部分の印
刷インクのみ光沢の低いインクで印刷する方法（グロス
マート法）や、あるいは導管ヱンボスの印刷インク中に
表面樹脂の硬化を抑制する薬剤を混入して凹凸を表現す
る方法（樹脂の硬化抑制法）が提案されているが、かか
る従来例の場合柄である導管と凹凸が一致している点に
おいて前記従釆例に比べて改善が認められるものの、前
記のような天然突板における見る位置により変化する光
沢を有しておらず、やはり質感に欠けて十分な自然感を
有するには至っていなかった。本発明は上述の点に鑑み
て提供したものであって、見る位置により変化する光沢
を有し、質感があって天然銘木に近い自然な外観を有す
るフ。ＩＪント合板を得ることができるようにしたプリ
ント合板の製造法を提供することを目的とするものであ
る。以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
刷インクのみ光沢の低いインクで印刷する方法（グロス
マート法）や、あるいは導管ヱンボスの印刷インク中に
表面樹脂の硬化を抑制する薬剤を混入して凹凸を表現す
る方法（樹脂の硬化抑制法）が提案されているが、かか
る従来例の場合柄である導管と凹凸が一致している点に
おいて前記従釆例に比べて改善が認められるものの、前
記のような天然突板における見る位置により変化する光
沢を有しておらず、やはり質感に欠けて十分な自然感を
有するには至っていなかった。本発明は上述の点に鑑み
て提供したものであって、見る位置により変化する光沢
を有し、質感があって天然銘木に近い自然な外観を有す
るフ。ＩＪント合板を得ることができるようにしたプリ
ント合板の製造法を提供することを目的とするものであ
る。以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
第１図は本発明のフローチャート、第２図は本発明によ
り製造されたプリント合板の拡大断面図であり、これら
第１図及び第２図により本発明の製造法を説明する。１
はフィラメント繊維シートであって、レーヨンやテトロ
ン、ナイロン、セルロースポリエステル等の熱可塑性樹
脂のフィラメントを縦方向に配列して形成してあり、こ
のフィラメント繊維シートーの裏面に裏紙２が貼着され
、裏打が施される。
り製造されたプリント合板の拡大断面図であり、これら
第１図及び第２図により本発明の製造法を説明する。１
はフィラメント繊維シートであって、レーヨンやテトロ
ン、ナイロン、セルロースポリエステル等の熱可塑性樹
脂のフィラメントを縦方向に配列して形成してあり、こ
のフィラメント繊維シートーの裏面に裏紙２が貼着され
、裏打が施される。
ここで裏紙２は、２０〜１００夕／めの印刷用原紙であ
って、ポリエチレン繊維が１０〜７０％量含まれた、所
謂ポリエチレン混沙紙であり、表紙２を２０〜１００タ
′あとしたのは、２０タ′力以下ではェンボスがシャー
プに入らず、１００夕／力以上では層間剥離が生じやす
くなるためであり、望ましくは３０〜４０夕／わが適当
である。またこの裏紙２においてポリエチレン繊維を混
入したのは、ェンボスロールの熱によりポリエチレンを
溶解しェンボスの型付けを行なうためであるが、このポ
リエチレン繊維の量を１０％以上としたのは、１０％以
下ではシャープな型付けができず、熱や水分でェンボス
がつぶれるためであり、また７０％以下としたのは、７
０％以上では接着不良を起すことになるためであって、
最適のポリエチレン繊維の量は３０％である。上述のよ
うに裏紙２が貼着されたフィラメント繊維シート１に対
し、その表面から任意の木目柄印刷を公知の方法で行い
、さらにその裏面から、加熱された導管ェンボスロール
により導管模様に対応するェンボス３を施こすものであ
り、このときェンボス３部分のみフィラメント繊維シー
ト１のフィラメント繊維が溶解乃至軟化され、この部分
におけるフィラメント繊維の光沢が消える。
って、ポリエチレン繊維が１０〜７０％量含まれた、所
謂ポリエチレン混沙紙であり、表紙２を２０〜１００タ
′あとしたのは、２０タ′力以下ではェンボスがシャー
プに入らず、１００夕／力以上では層間剥離が生じやす
くなるためであり、望ましくは３０〜４０夕／わが適当
である。またこの裏紙２においてポリエチレン繊維を混
入したのは、ェンボスロールの熱によりポリエチレンを
溶解しェンボスの型付けを行なうためであるが、このポ
リエチレン繊維の量を１０％以上としたのは、１０％以
下ではシャープな型付けができず、熱や水分でェンボス
がつぶれるためであり、また７０％以下としたのは、７
０％以上では接着不良を起すことになるためであって、
最適のポリエチレン繊維の量は３０％である。上述のよ
うに裏紙２が貼着されたフィラメント繊維シート１に対
し、その表面から任意の木目柄印刷を公知の方法で行い
、さらにその裏面から、加熱された導管ェンボスロール
により導管模様に対応するェンボス３を施こすものであ
り、このときェンボス３部分のみフィラメント繊維シー
ト１のフィラメント繊維が溶解乃至軟化され、この部分
におけるフィラメント繊維の光沢が消える。
この後上言己のようにして形成されたものを、合板やチ
ップボート、ハードボード、スレート等の基材４上に接
着剤層５を介してラミネートし、さらにその表面に酢酸
ビニルやピニ−ルゥレタン等の適当な樹脂材料により表
面樹脂層６を形成するのである。かくて本発明により製
造されたプリント合板にあっては、フィラメント繊維を
縦方向に配列したフィラメント繊維シートを有するため
、見る方向により光沢が異なることになり、天然木に近
い複雑な光沢が得られる効果を有し、またしかも裏紙に
はポリエチレン繊維が含まれているため、ェンボスを施
した際に凹凸がつきやすくかつ鮮明である効果を有し、
しかもェンボスロールの熱によりフィラメント繊維が溶
解乃至軟化してその部分の光沢がなくなり、外観的にも
天然銘木に近いもので得られる効果を有するものである
。
ップボート、ハードボード、スレート等の基材４上に接
着剤層５を介してラミネートし、さらにその表面に酢酸
ビニルやピニ−ルゥレタン等の適当な樹脂材料により表
面樹脂層６を形成するのである。かくて本発明により製
造されたプリント合板にあっては、フィラメント繊維を
縦方向に配列したフィラメント繊維シートを有するため
、見る方向により光沢が異なることになり、天然木に近
い複雑な光沢が得られる効果を有し、またしかも裏紙に
はポリエチレン繊維が含まれているため、ェンボスを施
した際に凹凸がつきやすくかつ鮮明である効果を有し、
しかもェンボスロールの熱によりフィラメント繊維が溶
解乃至軟化してその部分の光沢がなくなり、外観的にも
天然銘木に近いもので得られる効果を有するものである
。
実施例
重量比３０％のポリチレン繊維を混沙した４０夕／あの
髪紙上に、７５デニールのレーヨン繊維を縦方向に配列
したフィラメント繊維シートを貼り合せ、その表面より
チーク柄を印刷した後、１６０ｑｏに加熱された導管状
のェンボスロールにてェンボスを附与し、これを酢酸ビ
ニル系の接着剤を介して４仇吻合板とラミネートした。
髪紙上に、７５デニールのレーヨン繊維を縦方向に配列
したフィラメント繊維シートを貼り合せ、その表面より
チーク柄を印刷した後、１６０ｑｏに加熱された導管状
のェンボスロールにてェンボスを附与し、これを酢酸ビ
ニル系の接着剤を介して４仇吻合板とラミネートした。
この後表面よりアミノアルキッド樹脂塗料を５夕／尺２
塗布し乾燥して、所望のプリント合板を得た。
塗布し乾燥して、所望のプリント合板を得た。
第１図は本発明実施例のフローチャート、第２図は同上
により得られたプリント合板の要部拡大断面図であり、
１はフィラメント繊維シート、２は裏紙、３はェンボス
、４は基材である。 第１図 第２図
により得られたプリント合板の要部拡大断面図であり、
１はフィラメント繊維シート、２は裏紙、３はェンボス
、４は基材である。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 縦方向に配列した熱可塑性のフイラメント繊維シー
トに、２０〜１００ｇ／ｍ＾２の裏紙であつてポリエチ
レン繊維が１０〜７０％含まれたものを裏打し、フイラ
メント繊維シートの表面より任意の木目印刷を行い、更
に表面より加熱されたエンボスロールにてエンボスを附
与し、この後適当な基材表面に貼着することを特徴とす
るプリント合板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54141566A JPS6034457B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | プリント合板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54141566A JPS6034457B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | プリント合板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5664829A JPS5664829A (en) | 1981-06-02 |
| JPS6034457B2 true JPS6034457B2 (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=15294947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54141566A Expired JPS6034457B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | プリント合板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034457B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428783Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1992-07-13 | ||
| JPH0436287Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1992-08-27 |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP54141566A patent/JPS6034457B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428783Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1992-07-13 | ||
| JPH0436287Y2 (ja) * | 1987-02-24 | 1992-08-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5664829A (en) | 1981-06-02 |
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