JPS6034350B2 - 回転電機固定子コイルの巻線***方法 - Google Patents

回転電機固定子コイルの巻線***方法

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JPS6034350B2
JPS6034350B2 JP12302478A JP12302478A JPS6034350B2 JP S6034350 B2 JPS6034350 B2 JP S6034350B2 JP 12302478 A JP12302478 A JP 12302478A JP 12302478 A JP12302478 A JP 12302478A JP S6034350 B2 JPS6034350 B2 JP S6034350B2
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JP
Japan
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coil
flyer
winding
feed screw
stator
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JP12302478A
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JPS5549958A (en
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忠義 谷川
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転電機の固定子コイルを固定子鉄心溝に巻回
および挿入する方法に関するものである。
従来のかかる方法を第1図および第2図により述べるに
、第1図は固定子鉄心溝(以下鉄心溝という)に固定子
コイル(以下コイルという)を挿入する前の状態を示し
、第2図は挿入後の状態を示したものである。
別工程の巻線機(図示せず)により所定形状に巻回され
たコイル11は、コイル挿入治具12に設けたコイル挿
入ブレード13の所定位置に装着され、コイルストリッ
パー14により押上げられて固定子鉄心(以下鉄心とい
う)15の鉄心溝16に挿入される。かかる方法は大別
すると巻線機によりコイル11を巻回する工程と、巻回
されたコイル12を巻線機から鉄心15の近くまで移送
する工程と、コイル挿入治具12によりコイル11を鉄
心溝16に挿入する3つの工程から成っており、複雑で
コストの高い欠点があった。
従って工程を減少するために巻線機とコイル挿入治具1
2を一体化し、巻回されたコイル11を自動的にコイル
挿入拾具12に移送する自動機と称する装置も提案され
ているが、この装置においても巻線コイル移送、そして
コイル挿入の工程はあった。このようにコイル11を巻
回中に直接鉄心溝16に挿入する形式はなかった。さら
にこれらの従来方法では下記のような欠点があった。
この欠点をコイル挿入ブレード13におけるコイル挿入
ブレード空隙(以下空隙という)13Aとコイル11の
代表的形状の関係を示す第3図により述べる。第3図A
は空隙13Aにコイル11が1列に並んだもの、第3図
Cは空隙13Aにコイル11が2列に並んだもの、第3
図Bは第3図Aと第3図Cの中間でコイル11が交互に
重なった状態で並んだ形式である。このような状態で空
隙13A内をコイル挿入ストリッパ14が摺動し、コイ
ル11を押上げて鉄心溝16に挿入するとき、コイル1
1の挿入抵抗がコイル11の最下端11Aに集中する。
この結果コイル11のマグネットワイヤの直径と空隙1
3Aの間でクサビ作用が発生して、コイル11はコイル
挿入プレード13にくい込み、或いはワイヤのつぶれが
発生したり挿入が不可能になる場合があった。即ち第3
図AおよびCでは問題は少し、が、第3図Bにおいては
隣接するマグネットワイヤ間および挿入ブレード13間
との摩擦抵抗によりコイル11自身がクサビとなってコ
イル挿入ブレード13に〈し、込み第4図に示すように
マグネットワイヤのつぶれる原因となった。このため空
隙13Aに対するコイル11のマグネットワイヤ径の適
用範囲が制限され、同一の鉄心15においてもコイル1
1のマグネットワイヤ径が異なれば、空隙13Aの形状
が異なるコイル挿入拾具12を必要とし手間がかかると
共にコストを高くしていた。本発明はかかる欠点を除去
したものでその目的は、鉄心の近傍に配置した巻線機の
フラィャ内方にコイル送り込み機構を設けることにより
巻回されたコイルを鉄心の鉄心溝に挿入するようにして
、コイルの移送工程をなくして機構を簡略化すると共に
、マグネットワイヤを変形させるコイル挿入ブレードも
除去して品質の優れた固定子コイルを製造できる回転電
機固定子コイルの巻線挿入方法を提供することにある。
以下本発明の詳細を一実施例である第5図および第6図
について説明する。
フラィャ21は巻回されるマグネットワイヤ22が内部
を通過するようにした中空軸23の端部に固着され、一
般的であるから説明を省略する回転機構(図示せず)に
より中空軸23と一体に回転するようになっている。フ
ラィャ21の基部と中間部にはガイドローラ24および
25が回転自在に配置されており、またフラィャ21の
先端にはワイヤノズル26が設けてあるので、マグネッ
トワイヤ22は中空軸23内部を通った後、ガイドロー
ラ24および25それからワイヤノズル26に案内され
るようになつている。フラィャ21の内方には図示しな
い回転機構により回転させられる中空軸23の先端に取
付けたカップリング27を介して歯車28が取付けてあ
り、この歯車28にはコイル送りネジ29を固着した歯
車30が噛み合っている。
この場合フラィャ21の回転とコイル送りネジ29との
回転は、歯車28及び30の歯数比で完全に同期して回
転するようになっており、かつフラィャ21が1回転す
るとコイル送りネジ29はネジピッチが1ピッチだけ進
むように回転するようになっている。またフラィャ21
の内方には、コイルガイド部31と所定のコイル局長の
コイルが巻回出来るようにした巻枠32が一体構造の状
態で配置されている。前記コイルガイド部31には、コ
イル送りネジ29が回転自在に組込まれ、そのネジ山2
9Bの一部がコイル送りネジ29の軸方向全長にわたっ
て、コイルガイド部31から固定子鉄心15の内径側へ
出ており、そのネジ山29Bに接して、図示しない磯枠
により支持された支え板33に回転自在に支持されてい
る1対のプーリ34および35が設けてあり、このプー
リ34および35にはベルト36が巻掛けてある。次に
本発明の作用について説明する。マグネットワイヤ22
は中空軸23内を通りガイドローフ24及び25に案内
されてフラィヤ21の側面を通りフ‐ラィャ21の端部
にあるワイヤノズル26から引き出される。この時中空
軸23は図示しない回転機構により回転させられ、この
回転力はカップリング27を介して歯車28及び30へ
伝達され、コイル送りネジ29も回転させられる。
そしてフライヤ21の回転とコイル送りネジ29との回
転は歯車28及び30の歯数比で完全に同期して回転し
、且つフラィャ21が1回転するとコイル送りネジ29
はネジピッチが1ピッチだけ回転する。ここでマグネッ
トワイヤ22の先端22A(第5図で示す)は図示しな
いワイヤクランプ機構で掴まれ、フラィャ21が回転さ
せられるとマグネットワイヤ22は巻枠32の外周部に
沿って巻回されながらコイル11が形成される。そして
コイル送りネジ29はこの外周部が巻枠32及びコイル
ガイド部31から出ているため巻枠32に巻回されるコ
イル11はコイル送りネジ29のネジ溝29Aに第6図
40で示すように点接触して巻回される。他方固定子鉄
心15は図示していない鉄心クランプ機構によりクラン
プされてフラィャ21の近傍に配置されており、コイル
ガイド部31の位置決めキー37により固定子鉄心溝1
6と位置決めされガイドリブ31Aが鉄心歯頭部38に
噛み合うように装着されている。続いてフラィャ21が
回転を続けると、歯車28および30を介して中空軸2
3に連結しているコイル送りネジ29の回転により成形
されたコイル11は、コイル送りネジ29のネジ溝29
Bに沿ってフラィャ21の回転に同期して矢印40の方
向に送り込まれる。
そしてコイル11はコイルガイド部31のガイドリブ3
1Aに沿って、固定子鉄心溝16へ先に巻回されたコイ
ル11Aから順次挿入される。なお、この際コイル11
はコイル送りネジ29のネジ溝29Aから外れずに、ネ
ジ溝29Aに沿って完全に送られるように、回転自在な
プーリ34および35に巻掛けられたベルト36により
、コイル送りネジ29のネジ山29Bを押える。従って
コイル11はフライヤー21の回転と同期して、コイル
送りネジ29のネジ角によって、1ターンずつ順次矢印
40の方向へ移動しながら、固定子鉄心溝16へ引き込
まれる。
更にコイル送りネジ29のネジ先端39へ達したコイル
11Bは順次後のコイルに押されて、コイル11Aの方
向へ押し出される。
本発明による回転電気固定子コイルの巻線方法は上述し
たように、従来はコイル巻回コイルの移送そしてコイル
挿入と3工程であったのを、コイルの巻回と挿入を連続
的な1工程にしたものである。
さらに巻回したコイルを1本づっ順次挿入する方式にし
たので、コイルのコイル挿入ブレードへのくい込みやコ
イル変形の発生は全く発生しない。従って本発明によれ
ば、品質の高い固定子コィルの製造が可能となり、かつ
同一のコイル挿入機構に対するマグネットワイヤ径の適
用範囲も拡大されて、挿入機構の設備費が軽減され、か
つ工程の減少もあるのでコストの低い固定子コイルの製
造が可能になる等多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は従来例を示し、第1図は鉄心にコ
イルを挿入する前の状態の側面図、第2図は鉄心にコイ
ルを挿入した後の状態の側面図、第3図AないしCはそ
れぞれ異なる状態のコイルに対するコイル挿入ブレード
の関係を示す説明図、第4図は第3図Bの状態でコイル
を挿入したときマグネットワイヤの変形を示す説明図、
第5図および第6図は本発明の一実施例を示し、第5図
は側面図、第6図は第5図の6−6線断面図である。 1 1・・・コイル、15・・・固定子鉄心、16・・
・固定子鉄心溝、21・・・フラィャ、22・・・マグ
ネットワイヤ、23・・・中空軸、29・・・コイル送
りネジ、31…コイルガイド部、32…巻枠、34,3
5・・・プーリ、36・・・ベルト。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空軸に固着したフライヤをコイルガイドと一体構
    造の巻枠に対向して回転することによりマグネツトワイ
    ヤを前記巻枠によつてコイルに成形し、次いで前記コイ
    ルを前記フライヤにより回転されるコイル送りネジによ
    り固定子鉄心溝の軸方向へ移動させながら先に成形され
    た前記コイルから順次前記固定子鉄心溝へ挿入するよう
    にした回転電機固定子コイルの巻線挿入方法。
JP12302478A 1978-10-05 1978-10-05 回転電機固定子コイルの巻線***方法 Expired JPS6034350B2 (ja)

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