JPS6034242Y2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPS6034242Y2 JPS6034242Y2 JP1977110911U JP11091177U JPS6034242Y2 JP S6034242 Y2 JPS6034242 Y2 JP S6034242Y2 JP 1977110911 U JP1977110911 U JP 1977110911U JP 11091177 U JP11091177 U JP 11091177U JP S6034242 Y2 JPS6034242 Y2 JP S6034242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- conduit
- forceps
- hole
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、付加的に鉗子等の器具を用いることができる
ようにした内視鏡に関するものである。
ようにした内視鏡に関するものである。
一般に、内視鏡は、体腔内等の深奥部内を観察するのに
用いられるものであるが、例えば体腔内を観察している
際に観察と同時に簡単な治療あるいは細胞の採取等を行
なうために鉗子等の器具（以下、鉗子という。
用いられるものであるが、例えば体腔内を観察している
際に観察と同時に簡単な治療あるいは細胞の採取等を行
なうために鉗子等の器具（以下、鉗子という。
）を導入することができるものが望まれている。
上記要望に従い、現在、市販されている多くの内視鏡は
、第１図に示すように先端硬性部３に手元操作部より引
き通された導管すなわち鉗子を案内する導管１を内部に
有し、鉗子２を用いる場合には前記導管１の手元部開口
より挿入し先端部開口１ａから突出させて用いるように
構成されている。
、第１図に示すように先端硬性部３に手元操作部より引
き通された導管すなわち鉗子を案内する導管１を内部に
有し、鉗子２を用いる場合には前記導管１の手元部開口
より挿入し先端部開口１ａから突出させて用いるように
構成されている。
しかしながら、内視鏡は本来の目的が観察であって観察
のみを目的として用いる場合には、前記導管は不要であ
り、逆に軟性部を太くし且つその軟性部の柔軟度を低減
させる原因となっている導管を取り除き、軟性部を細、
く、充分な柔軟度を持つ内視鏡が望まれる。
のみを目的として用いる場合には、前記導管は不要であ
り、逆に軟性部を太くし且つその軟性部の柔軟度を低減
させる原因となっている導管を取り除き、軟性部を細、
く、充分な柔軟度を持つ内視鏡が望まれる。
そこで、本考案は、上述した実情に鑑み、内視鏡の本体
自体は観察という目的を充分に果たし得るように細く柔
軟であるようになし、しかも観察時に鉗子を用いたい場
合に付加的に用いることができるようにした内視鏡を提
供するものである。
自体は観察という目的を充分に果たし得るように細く柔
軟であるようになし、しかも観察時に鉗子を用いたい場
合に付加的に用いることができるようにした内視鏡を提
供するものである。
以下、本考案による内視鏡を添付図面に示した実施例に
基き詳細に説明する。
基き詳細に説明する。
第２図は、本考案による内視鏡の一実施例を示す概観図
であり、この内視鏡１０は第３図に示すように像伝送用
光学繊維束１１の前方に配される対物レンズ１２及び観
察窓ガラス等を係持するように構成された先端硬性部１
４と、これに連なり上記像伝送用光学繊維束１１及び図
示せぬ照明用光学繊維束を内装した軟性部１−５と、こ
の軟性部の他端に連なり接眼レンズ１６等を有する操作
部１７とから構成されたものであって、これらに関して
は周知のものであって特に説明することを省略する。
であり、この内視鏡１０は第３図に示すように像伝送用
光学繊維束１１の前方に配される対物レンズ１２及び観
察窓ガラス等を係持するように構成された先端硬性部１
４と、これに連なり上記像伝送用光学繊維束１１及び図
示せぬ照明用光学繊維束を内装した軟性部１−５と、こ
の軟性部の他端に連なり接眼レンズ１６等を有する操作
部１７とから構成されたものであって、これらに関して
は周知のものであって特に説明することを省略する。
上記構成の内視鏡において本考案に係る内視鏡は、その
先端硬戒部１４に、その側方部と前方部と連通ずる貫通
孔１４ａが設けられている。
先端硬戒部１４に、その側方部と前方部と連通ずる貫通
孔１４ａが設けられている。
この貫通孔１４ａには、第２図に示す如く一端が手元に
延び、他端に鉗子１８を挿入するための導管１９を連結
可能としたワイヤ２０が引き通されている。
延び、他端に鉗子１８を挿入するための導管１９を連結
可能としたワイヤ２０が引き通されている。
この貫通孔１４ａは、その内径が前記導管１９の外径よ
りも大径に形成され且つ前記導管１９が第３図に示すよ
うに嵌入保合した際に固定的に導管１９を保持できるよ
うに形成されている。
りも大径に形成され且つ前記導管１９が第３図に示すよ
うに嵌入保合した際に固定的に導管１９を保持できるよ
うに形成されている。
以上のように構成した内視鏡は、予じめワイヤー２０を
前記貫通孔１４ａに引き通しその両端を手元に持ち、そ
れから体腔内に挿入することにより従前と同様の操作に
よって観察を行なうことができる。
前記貫通孔１４ａに引き通しその両端を手元に持ち、そ
れから体腔内に挿入することにより従前と同様の操作に
よって観察を行なうことができる。
そして、観察のみならず鉗子を用いて同時に簡単な治療
あるいは細胞採取等を行ないたい場合には、先ず鉗子を
挿入するに際し案内する導管１９の先端に前記ワイヤー
２０の一端を結び、そのワイヤー２０の他端を引き寄せ
強性的に導管１９を体腔内に引き入れその先端部分を前
記先端硬性部１４に形成した貫通孔１４ａに嵌入係合さ
せる。
あるいは細胞採取等を行ないたい場合には、先ず鉗子を
挿入するに際し案内する導管１９の先端に前記ワイヤー
２０の一端を結び、そのワイヤー２０の他端を引き寄せ
強性的に導管１９を体腔内に引き入れその先端部分を前
記先端硬性部１４に形成した貫通孔１４ａに嵌入係合さ
せる。
この操作によって、導管１９は、内視鏡１０の本体に沿
った状態で取り付けられので、所望の鉗子、例えば鉗子
１８を前記導管１９を通して挿入して用いることができ
るものである。
った状態で取り付けられので、所望の鉗子、例えば鉗子
１８を前記導管１９を通して挿入して用いることができ
るものである。
第４図は、本考案による内視鏡の他の実施例の主要部を
示すものであり、本実施例に適用された内視鏡３０はそ
の先端硬性部に着脱自在にフード４０を取り付は可能に
構成されている。
示すものであり、本実施例に適用された内視鏡３０はそ
の先端硬性部に着脱自在にフード４０を取り付は可能に
構成されている。
このフード４０は前記実施例にて説明した貫通孔１４ａ
と略同−の係合孔４１を備えている。
と略同−の係合孔４１を備えている。
従って、上記係合孔４１を備えるフード４０を取り付け
た場合、前記実施例と同様に付加的に鉗子を用いること
ができるのみならず、特に内視鏡本体を加工せずして行
ない得るものである。
た場合、前記実施例と同様に付加的に鉗子を用いること
ができるのみならず、特に内視鏡本体を加工せずして行
ない得るものである。
ところで、上記実施例においては、内視鏡の本体内に鉗
子を挿入するための導管を備えないものについて適用し
た場合について述べたが、上記導管を備える内視鏡に適
用し、一つの鉗子による例えば簡単な治療にもう一つの
鉗子で補助したいという場合に効果をあげることができ
るのである。
子を挿入するための導管を備えないものについて適用し
た場合について述べたが、上記導管を備える内視鏡に適
用し、一つの鉗子による例えば簡単な治療にもう一つの
鉗子で補助したいという場合に効果をあげることができ
るのである。
更に、導管と内視鏡本体との結合を達成する保合部の構
成は、実施例に見られるような嵌入係合というものでな
くとも良いものであり、何ら限定されるものでないこと
は云うまでもないことである。
成は、実施例に見られるような嵌入係合というものでな
くとも良いものであり、何ら限定されるものでないこと
は云うまでもないことである。
以上に詳細に説明したところより明らかなように、本考
案による内視鏡によれば、内視鏡本体を主目的である観
察に適するように細く且つ変曲部の多い深奥部内にその
変曲に対応して挿入可能であるように柔軟に構成するこ
とができ、且つ鉗子を必要とする場合には、内視鏡本体
自体を体腔内より抜き出すことなく鉗子を挿入可能状態
にすることができるものであって、操作上において極め
て有利である内視鏡を提供すことができるものである。
案による内視鏡によれば、内視鏡本体を主目的である観
察に適するように細く且つ変曲部の多い深奥部内にその
変曲に対応して挿入可能であるように柔軟に構成するこ
とができ、且つ鉗子を必要とする場合には、内視鏡本体
自体を体腔内より抜き出すことなく鉗子を挿入可能状態
にすることができるものであって、操作上において極め
て有利である内視鏡を提供すことができるものである。
第１図は、従来の内視鏡の主要部を示す断面図、第２図
は本考案による内視鏡の一実施例の概観図、第３図はそ
の主要部を示す断面図、第４図は他の実施例の主要部を
示す斜視図である。 １０．３０・・・・・・内視鏡、１４・・・・・・先端
硬性部、１４ａ・・・・・・貫通孔、１８・・・・・・
鉗子、１９・・・・・・導管、２０−−−−−−ワイヤ
ー、４０・・・・・・フード、４１・・・・・・係合孔
。
は本考案による内視鏡の一実施例の概観図、第３図はそ
の主要部を示す断面図、第４図は他の実施例の主要部を
示す斜視図である。 １０．３０・・・・・・内視鏡、１４・・・・・・先端
硬性部、１４ａ・・・・・・貫通孔、１８・・・・・・
鉗子、１９・・・・・・導管、２０−−−−−−ワイヤ
ー、４０・・・・・・フード、４１・・・・・・係合孔
。
Claims (1)
- 先端構成部に形成され鉗子等の器具を案内するために供
される別設の導管の先端部が嵌入係合可能な貫通孔を備
える内視鏡において、上記貫通孔内を通して折り返され
両端が手元側近傍に配されるワイヤーを設け、そのワイ
ヤーの一端に上記導管先端部を連通し、ワイヤーの他端
を引き寄せ上記貫通孔に導管先端部を導き嵌入係合させ
るようにしたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977110911U JPS6034242Y2 (ja) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977110911U JPS6034242Y2 (ja) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | 内視鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5436993U JPS5436993U (ja) | 1979-03-10 |
| JPS6034242Y2 true JPS6034242Y2 (ja) | 1985-10-12 |
Family
ID=29058234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977110911U Expired JPS6034242Y2 (ja) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | 内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034242Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854805U (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-14 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡の先端部 |
| JPS5997114A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-04 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡 |
| JPS6124822A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-03 | Koyo Kikai Kogyo Kk | スプライン継ぎ手のバツクラツシユ抑え |
| JPH0743491Y2 (ja) * | 1990-02-14 | 1995-10-09 | 株式会社クボタ | カップリング装置 |
| JP5491094B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2014-05-14 | 敏郎 飯塚 | 内視鏡用フード |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS527987B2 (ja) * | 1973-05-04 | 1977-03-05 | ||
| JPH0241983B2 (ja) * | 1984-02-08 | 1990-09-20 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5427273Y2 (ja) * | 1975-07-05 | 1979-09-05 | ||
| JPS5295284U (ja) * | 1976-01-14 | 1977-07-16 | ||
| JPH081902Y2 (ja) * | 1988-09-16 | 1996-01-24 | 凸版印刷株式会社 | ディスプレイ及びちらし配布用ディスプレイ |
-
1977
- 1977-08-19 JP JP1977110911U patent/JPS6034242Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS527987B2 (ja) * | 1973-05-04 | 1977-03-05 | ||
| JPH0241983B2 (ja) * | 1984-02-08 | 1990-09-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5436993U (ja) | 1979-03-10 |
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| JPH0324216B2 (ja) |