JPS6033919A - ゲ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水門などのゲートの構造の改良に関するも
のである。

従来、水門などのゲートは、例えば第１図に示すように
、平面のスキンプレート１に、横主桁梁２を上下数個所
に設け、さらに左右の中央に縦補強材３を設けてなる。

なお４はプレート１の左右端に設けられたゲート上下摺
動のための摺動材であり、支持部となる。

このように構成されたゲートは、水による圧力（第１図
すにおいて上方から下方に向って作用するものとする）
をプレート′１によって受け、その力をさらに補強材３
を介して横主桁梁兆に伝え、さらにこの梁２によって摺
動材４に伝達するものであり、材料力学によって解明さ
れているとおりである。しかしながらこのような従来の
構造では、曲げモーメントに対する強度を保持するだめ
の充分なプレートの厚さを必要とするのみならず、水圧
による曲げモーメントを受けるだめの梁２も強大なもの
を必要とする故に、ゲート全体の重量が大となるため、
ゲートそのものが高価となるのみならず、このゲートを
昇降させるだめの動力も犬となり、水門全体が大形高価
となるうらみがあった。

そこでこの発明においては、ゲートそのものを軽量とす
ることにより、前述問題点を解決しようとするものであ
る。そしてこの発明においては、スキンプレートをアー
チ形曲面とし、このスキンプレートの直線対辺間には引
張りメンバーを設けることにより、スキンプレートに作
用する水圧による曲げモーメントをほとんど無くしたも
のである。

以下第２図を参照しつつこの発明一実施例を詳述する。

この実施例において、スキンプレート１は上流側（第２
図すにおいて上側）に凸状に、アーチ形曲面に曲げられ
ている。通常とのアーチ形曲面を円弧曲面とするのが加
工容易である。そしてプレート１の各直線対辺に支持部
としての摺動材４を構成する。またこの直線対辺間に引
張りメン・く−としての丸棒２１を接続する。もっとも
この直線対辺間の接続は必要に応じて、（例えばプレー
ト１の円弧曲面保持のだめ、半月状とした）梁２２とし
てもよい。補強材３も必要に応じて設ける。

またプレート１の左右幅Ｗと曲げ高さＨとの比、１−１
７Ｗは、十分の１前後にするのが望ましい。

このように構成したゲートによれば、水圧のかかる側を
例えば円弧状に突出させであるので、材料力学における
円弧状アーチにおいて良く知られているように、プレー
ト１にはほとんど曲げモーメントは作用しない。従って
プレート１はバックリングを起こさぬ程度に薄くなしう
る。さらに横梁も単なる引っ張り強さに耐えれば強度上
充分であるので、ゲート全体を軽量となし得、水門全体
を小型軽量となしうる、顕著な効果を奏しうるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のゲートを示し、第１図ａは背面図、第１
図すは平面図である。第２図はこの発明の一実施例を示
し、第２図ａは背面図、第２図すは平面図である。 １・・・スキンプレート、２１・・・丸棒（引張りメン
出１誤八　− 笛１図０ 薊２図０ 第２図ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アーチ形曲面のスキンプレートと、このスキンプ
   レートの直線対辺を支持部とすると共に、この対辺間を
   接続する引張りメンノ（−とよりなる、水門などのゲー
   ト。 ■　前記アーチ形曲面は円弧曲面である、特許請求の範
   囲第１項記載のゲート。