JPS603378Y2 - 取付ボッチ付プラスチック成形品 - Google Patents

取付ボッチ付プラスチック成形品

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Publication number
JPS603378Y2
JPS603378Y2 JP1981086440U JP8644081U JPS603378Y2 JP S603378 Y2 JPS603378 Y2 JP S603378Y2 JP 1981086440 U JP1981086440 U JP 1981086440U JP 8644081 U JP8644081 U JP 8644081U JP S603378 Y2 JPS603378 Y2 JP S603378Y2
Authority
JP
Japan
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molded product
plastic molded
mounting
mounting plate
notches
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981086440U
Other languages
English (en)
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JPS5727513U (ja
Inventor
正行 上田
正義 石井
忠良 伊藤
Original Assignee
日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取付に便利な各種プラスチック成形品に関する
ものである。
従来この種のプラスチック成形品の取付板への取付は取
付ネジを用いたり、別に取付具を用意して嵌合させて取
付ける場合が多かった。
また機能的に工夫されたものは成形金型構造が複雑とな
ってしまい経済性の点で不利であった。
更に取り外しの不可能な完全固定タイプや取付表面側か
らの取り外しが困難なものもあるが、大きな装置の表面
等に取付けた場合にはその取り扱いが極めて繁雑であっ
た。
本考案の目的は、取付板の表面に所定の力で嵌合させ必
要に応じ再度表面側からの取り外しが容易である上に、
成形金型の複雑化を招くことのない取付ボッチ付プラス
チック成形品を提供することにある。
本考案による取付ボッチ付プラスチック成形品は、先端
に入り勝手を有する二本−組のボッチを取付底面内方位
置より突設し、該ボッチを取付板の嵌合用穴に嵌合した
時該嵌合用穴側部を押圧するように前記ボッチの全体を
固定端から先端に傾斜させて猛威したことを特徴とする
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する
第1図〜第8図は従来用いられているこの種のプラスチ
ック成形品の取付の態様で取付板にプラスチック成形品
を取り付けたときの断面を示す。
第1図においてプラスチック成形品1の底面2は取付板
8に隙間なく取り付くように底面2に取付板3に設けた
所定の穴4と肩5で嵌合するような球面を有し、更に先
端に入り勝手角度を有し、取付板3の穴4の径より大き
な径6を有する取付ボッチ7が猛威されている。
取付ボッチ7には中空部8を設け、穴4に挿入の際内側
にたわませて投入可能とさせる。
然しなからかかる中空部8を成形するためにはスライド
コアーが必要となり、プラスチック成形金型は複雑にな
り経済面で不利であった。
なせならば、=般的成形金型によるプラスチック成形の
場合、樹脂充填後上下二つの割型を開口して硬化した成
形品を取出すが、取付ボッチ7に中空部8を有する成形
品1は三つ割型もしくは複数個割型など上下型以外にこ
れらと同時に開口動作する側部スライドコアーを用いな
ければ中空部8を形成することができない。
第2図はプラスチック成形品9の底面10が取付板11
に隙間なく取り付くよう底面10に取付板11に設けた
所定の穴12と係止するような爪部18を有する相対し
たボッチ14から戒り、互いにボッチ14先端はこれも
入り勝手部15を有しているものである。
このようなプラスチック成形品9は金型開口時にボッチ
14の爪部13の破損を招くことなく成形するために第
1図に示す成形品と同様に側部スライドコアを有するプ
ラスチック成形金型を用いる必要があり製造設備費の増
大を免れ得ない。
また、成形品9は取付板11の表面側からの取り外しが
不可能で、特に大きな装置の場合には裏側からの取り外
しが困難になる。
第3図はプラスチック成形品16と取付板17をボッチ
18を用い、且つその先端を熱カシメ等により肉もり1
9をしたものである。
この場合にはプラスチック成形金型は上下二つの割型を
有するものでよいので経済的となるが、成形品16を取
付板17に一度取り付けたら取り外しが不可能であると
いう大きな難点があった。
第4図は本考案による取付ボッチ付プラスチック成形品
の実施例で、取り付は前のプラスチック成形品と取付板
の斜視図を示す。
プラスチック成形品20の取付底面21に二本−組のへ
の字形状の所定長さのボッチ22を設け、相手取付板2
3にはボッチ22の径よりも若干大きい径の穴24を設
ける。
第5図Aおよび第5図Bは本考案の実施例を示すプラス
チック成形品を取付板に取り付けたときの断面図である
第5図Aに於いてはプラスチック成形品20は二本−組
でへの字形状の所定長さで先端に入り勝手26を有し、
取付板23には所定の穴24が設けられており、穴24
の内側面には隙があるが、外側面にはボッチ22と接し
てボッチ22を内側に押込む力を与え、更に効果的なス
プリング作用を与える目的で逃げ部25を設けている。
第5図Bは第5図Aと同じであるが、取付ボッチ22を
逆への字形状としている。
従って第5図Aとは逆に取付板23の穴24の外側面は
隙があり、内側面でボッチ22を外側に押拡げる力を与
えたものである。
第5図Aおよび第5図Bに示すように弾性に富む単に柱
状の取付ボッチを有するプラスチック成形品は、取付ボ
ッチが傾斜していてもそのスプリング作用により上下型
開口を許容し、スライドコアー等を有する複雑な成形金
型構造を取らなくて済み経済的である。
以上説明した如く本考案によれば、二本−組のボッチの
全体を固定端から先端にかけて傾斜するように取付底面
内方位置より突設することにより、これらのボッチが弾
性棒状体として共同スプリング作用をなして取付板の嵌
合用穴側部を押圧するため、取付板への着脱をこの板の
表面側からの直線状操作だけで容易に行なえる上に、取
付板への装着状態を全体傾斜の二本−組のボッチの共同
スプリング作用により確実に保持できる。
さらに、単に棒状のボッチの配設は成形に要する金型構
造を簡単にさせ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来用いられているプラスチック成形
品を取付板に取り付けた態様を示す断面図、第4図は本
考案の実施例を示す斜視図、第5図Aおよび第5図Bは
本考案の実施例の断面図である。 20・・・・・・プラスチック成形品、21・・・・・
・取付底面、10.22・・・・・・取付ボッチ、23
・・・・・・取付板、24・・・・・・穴、25・・・
・・・逃げ部、26・・・・・・入り勝手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付板の嵌合用孔にボッチを嵌合して取付けられるプラ
    スチック成形品において、固定端から先端に全体傾斜す
    る二本−組のボッチを先端を他部より細径にして取付底
    面内方位置より突設したことを特徴とする取付ボッチ付
    プラスチック成形品。
JP1981086440U 1981-06-11 1981-06-11 取付ボッチ付プラスチック成形品 Expired JPS603378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981086440U JPS603378Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11 取付ボッチ付プラスチック成形品

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JP1981086440U JPS603378Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11 取付ボッチ付プラスチック成形品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5727513U JPS5727513U (ja) 1982-02-13
JPS603378Y2 true JPS603378Y2 (ja) 1985-01-30

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ID=29448629

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JP1981086440U Expired JPS603378Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11 取付ボッチ付プラスチック成形品

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924068U (ja) * 1972-06-01 1974-03-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924068U (ja) * 1972-06-01 1974-03-01

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Publication number Publication date
JPS5727513U (ja) 1982-02-13

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