JPS6033376A - 油脂の真空脱脂方法 - Google Patents
油脂の真空脱脂方法Info
- Publication number
- JPS6033376A JPS6033376A JP13873883A JP13873883A JPS6033376A JP S6033376 A JPS6033376 A JP S6033376A JP 13873883 A JP13873883 A JP 13873883A JP 13873883 A JP13873883 A JP 13873883A JP S6033376 A JPS6033376 A JP S6033376A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- oil
- chamber
- fats
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば熱処理炉の前後工程としての機械油或い
は熱処理油等のような油脂を除去する油脂の真空脱脂装
置に関する。
は熱処理油等のような油脂を除去する油脂の真空脱脂装
置に関する。
従来の脱脂方法としてトリクロールエチレン等の有機溶
剤を使用するものとアルカリ水溶液を使用するものが一
般的である。有機溶剤の場合には蒸気化、噴腿、液洗い
方式とあるが人体への有害と作業環境の汚染が問題であ
り、アルカリの場合には排水規制等の問題をかかえてい
る。
剤を使用するものとアルカリ水溶液を使用するものが一
般的である。有機溶剤の場合には蒸気化、噴腿、液洗い
方式とあるが人体への有害と作業環境の汚染が問題であ
り、アルカリの場合には排水規制等の問題をかかえてい
る。
他の方法として品物に付着した油を燃焼させて除去する
バーンオフ方式があるが、500℃以上で熱処理を行う
前工程としては使用出来るが、それより低温で熱処理す
る場合には使用出来ない。これは品物自身がバーンオフ
により温度が上る為である。
バーンオフ方式があるが、500℃以上で熱処理を行う
前工程としては使用出来るが、それより低温で熱処理す
る場合には使用出来ない。これは品物自身がバーンオフ
により温度が上る為である。
不発明考案はこれらの問題点を解決する装置であって、
人体に有害な有機溶剤や、排水処理に問題があるアルカ
リの使用をやめることと、どの脱脂工程にも応用出来る
ことを第1目的とする。さらに従来の方式では付着油の
回収は出来なかったが本装置では蒸気化した油を再液化
して回収し、燃料として再生可能にすることをも目的と
する。
人体に有害な有機溶剤や、排水処理に問題があるアルカ
リの使用をやめることと、どの脱脂工程にも応用出来る
ことを第1目的とする。さらに従来の方式では付着油の
回収は出来なかったが本装置では蒸気化した油を再液化
して回収し、燃料として再生可能にすることをも目的と
する。
本発明はこのため周囲を扉丑たは隔壁で取囲1れ軽油ま
たは炉油のような軽質油を油脂が付着した被加工物に吹
きつける噴霧装置を有するシャワー室と、シャワー室と
隔離され低温加熱装置を有する昇温室と、昇温室と兼用
または別置した真空排気装置および油脂回収用オイルミ
ストトラップ全連設した真空室と、を含む油脂の真空脱
脂装置を提供し、引火点、発火点の温度の高い油脂が付
着した被加工物についても、壕ずシャワー室で軽@箇た
は炉前のような軽質油を噴射し、次いで昇温室育たば真
空脱脂装置兼昇温室へ送り、低温予熱を行い予じめ温度
を上げ、そして真空脱脂装置で真空中における各種性状
の油脂の蒸気圧を利用して完全な脱脂を行うことができ
る装置を提供するものとなった。従って人体に有害な有
機溶剤や排水処理に問題があるアルカリ剤の使用の必要
がなく、1だオイルミストトラップで油脂を回収し再利
用することができる。その上に昇温室は低温でよいので
、例えば本装置を付属設備とする熱処理炉から出るよう
な燃焼排ガスの利用もできるものとなった。
たは炉油のような軽質油を油脂が付着した被加工物に吹
きつける噴霧装置を有するシャワー室と、シャワー室と
隔離され低温加熱装置を有する昇温室と、昇温室と兼用
または別置した真空排気装置および油脂回収用オイルミ
ストトラップ全連設した真空室と、を含む油脂の真空脱
脂装置を提供し、引火点、発火点の温度の高い油脂が付
着した被加工物についても、壕ずシャワー室で軽@箇た
は炉前のような軽質油を噴射し、次いで昇温室育たば真
空脱脂装置兼昇温室へ送り、低温予熱を行い予じめ温度
を上げ、そして真空脱脂装置で真空中における各種性状
の油脂の蒸気圧を利用して完全な脱脂を行うことができ
る装置を提供するものとなった。従って人体に有害な有
機溶剤や排水処理に問題があるアルカリ剤の使用の必要
がなく、1だオイルミストトラップで油脂を回収し再利
用することができる。その上に昇温室は低温でよいので
、例えば本装置を付属設備とする熱処理炉から出るよう
な燃焼排ガスの利用もできるものとなった。
次に本発明の実施例につき、図面を参照して説明すると
、図面において、本装置はシャワー室(1〕、昇温室(
2)および真空室(3)を含み、必要により図示しない
各室間の搬送手段、各扉の開閉装置およびその他の外部
配管などが追加される。シャワー室(1)はそれぞれ開
閉用能な装入扉(4)と中間扉(9)および隔壁に取囲
壕れ、軽油または炉前のような軽質油を油脂が付着した
被加工物、例えば熱処理炉の前後工程としての機械油或
いは熱処理油等が付着した被熱処理加工物に噴射する噴
霧装置(5)により被加工物へ吹きつけられた軽質油が
外部へ飛散しない構造となっている。シャワー室(1)
の外側下部には循環用油タンク(7)と送油ポンプ(8
)が設けられ各噴霧装置(5)とパイプQ])で連通さ
れている。図示のものではシャワー室山と昇温室(2)
とは1体に連結され、空圧シリンダーαOで開閉される
扉(9)により相互に離隔されているが、もちろん両者
は別体でもよい。
、図面において、本装置はシャワー室(1〕、昇温室(
2)および真空室(3)を含み、必要により図示しない
各室間の搬送手段、各扉の開閉装置およびその他の外部
配管などが追加される。シャワー室(1)はそれぞれ開
閉用能な装入扉(4)と中間扉(9)および隔壁に取囲
壕れ、軽油または炉前のような軽質油を油脂が付着した
被加工物、例えば熱処理炉の前後工程としての機械油或
いは熱処理油等が付着した被熱処理加工物に噴射する噴
霧装置(5)により被加工物へ吹きつけられた軽質油が
外部へ飛散しない構造となっている。シャワー室(1)
の外側下部には循環用油タンク(7)と送油ポンプ(8
)が設けられ各噴霧装置(5)とパイプQ])で連通さ
れている。図示のものではシャワー室山と昇温室(2)
とは1体に連結され、空圧シリンダーαOで開閉される
扉(9)により相互に離隔されているが、もちろん両者
は別体でもよい。
昇温室(2)はマツクル口か設置され、加熱装置である
排ガス導入口1.1υと排出口は望とが設けられ、例え
ば前記熱処理炉の燃焼排ガスの余熱を利用できるように
されている。さらに加熱装置として独立してヒーター(
IJがマツクル口の内1j1.lIにm=+込1れてお
9、必要に応じて、図示しない制御環装置により、昇温
室(2)内の温度を所望の値、に保つようにされている
。大気とは、空圧機構により開閉する出口扉OOによっ
て遮断されている。
排ガス導入口1.1υと排出口は望とが設けられ、例え
ば前記熱処理炉の燃焼排ガスの余熱を利用できるように
されている。さらに加熱装置として独立してヒーター(
IJがマツクル口の内1j1.lIにm=+込1れてお
9、必要に応じて、図示しない制御環装置により、昇温
室(2)内の温度を所望の値、に保つようにされている
。大気とは、空圧機構により開閉する出口扉OOによっ
て遮断されている。
脱脂室である真空室(3)は真空容器Qのおよびそれに
取付けられた装入扉味Qと出口扉部とで構成され、脱脂
装置として、真空容器(,1″i)の外側に連設された
オイルミストトラップulおよび真空排気装!(ホ)が
付属されている。
取付けられた装入扉味Qと出口扉部とで構成され、脱脂
装置として、真空容器(,1″i)の外側に連設された
オイルミストトラップulおよび真空排気装!(ホ)が
付属されている。
コスト葦りはスペースの節約のため昇温室(2)と真空
室(3)を1体にして兼用できる。
室(3)を1体にして兼用できる。
以上のように構成した装置は次のように作用する。壕ず
、シャワー室(1)の装入扉(4)ヲ開いて、治具等に
セットされた脱脂すべき被加工物(6)を搬送装置によ
り室(1)内へ装入する。装入扉(4〕を閉じ、ポンプ
(8)を作動させ、一定時間タンク(7)の軽質油が被
加工物(6)にシャワリングされ、一定時間経過後中間
扉(9)を開いて昇温室(2)へ送り込壕れる。この時
ポンプ(8)は停止している。連続操業の場合には次の
被加工物がシャワー室(1)へ送られてくる。
、シャワー室(1)の装入扉(4)ヲ開いて、治具等に
セットされた脱脂すべき被加工物(6)を搬送装置によ
り室(1)内へ装入する。装入扉(4〕を閉じ、ポンプ
(8)を作動させ、一定時間タンク(7)の軽質油が被
加工物(6)にシャワリングされ、一定時間経過後中間
扉(9)を開いて昇温室(2)へ送り込壕れる。この時
ポンプ(8)は停止している。連続操業の場合には次の
被加工物がシャワー室(1)へ送られてくる。
間低温(’ 100℃〜500℃位9昇温された破卵カ
ー物(6)は出口扉部が開かれ、さらに真空室(3)の
装入扉αQを開いて、真空室(3)へ装入される。装入
後谷扉は閉じる。真空排気装置に)が作動し、所定の真
空度1で減圧され脱脂が行なわれる。
ー物(6)は出口扉部が開かれ、さらに真空室(3)の
装入扉αQを開いて、真空室(3)へ装入される。装入
後谷扉は閉じる。真空排気装置に)が作動し、所定の真
空度1で減圧され脱脂が行なわれる。
一定時間で脱脂完了し真空破壊し大気圧迄昇圧後、出口
扉μsが開けられて、完全に脱脂された被加工物(6)
が取り出される。図示しない装置を使用した連続操業は
、上記のサイクルがタイマー設定により行なわれる。
扉μsが開けられて、完全に脱脂された被加工物(6)
が取り出される。図示しない装置を使用した連続操業は
、上記のサイクルがタイマー設定により行なわれる。
かかる作動により、本装置では人体に有害な有機溶剤を
使用しないで、二次的労働災害を招くことなく、作業安
全性を高めるものとなった。
使用しないで、二次的労働災害を招くことなく、作業安
全性を高めるものとなった。
1 ftアルカリ水溶液の使用も必要がなく、さらに5
00℃以下の熱処理炉の前後工程としても使用できる。
00℃以下の熱処理炉の前後工程としても使用できる。
その上に本装置では、脱脂する油脂および処理剤として
の軽質油を燃料用として回収再生できる。本装置は簡単
な設備であるため設備費もランニングコストも従来のも
のとあ゛まり差がなく・却って引火点、発火点の高いr
山崩の脱脂として、安価でもあり、極めて有用なもので
ある。
の軽質油を燃料用として回収再生できる。本装置は簡単
な設備であるため設備費もランニングコストも従来のも
のとあ゛まり差がなく・却って引火点、発火点の高いr
山崩の脱脂として、安価でもあり、極めて有用なもので
ある。
図面は本発明の実施例を示す概略端側面図である。
1・・・シャワー室 2・・・昇温室
3・・・真空室 4.9・・・扉
5・・・噴違装置 6・・・被加工物
11.12.14・・・加熱装量
19・・・オイルミストトラップ
20・・・真空排気装置
代理人 弁理士 河 内 潤 二
Claims (1)
- 周囲をnまたは隔壁で取囲1れ軽油または炉油のような
軽質油を油脂が付着した被加工物に吹きつける噴霧装置
を有するシャワー室と、シャワー室と隔離され低温加熱
装置を有する昇温室と、昇温室と兼用または別置した真
空排気装置および油脂回収用オイルミストトラップを連
設した真空室と、を含む油脂の真空脱脂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873883A JPS6033376A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 油脂の真空脱脂方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873883A JPS6033376A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 油脂の真空脱脂方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033376A true JPS6033376A (ja) | 1985-02-20 |
JPH0125834B2 JPH0125834B2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=15229016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13873883A Granted JPS6033376A (ja) | 1983-07-30 | 1983-07-30 | 油脂の真空脱脂方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033376A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01165723A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Daido Steel Co Ltd | パイプコイル光輝焼鈍方法およびパイプ内パージング装置 |
JPH03140485A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-14 | Oriental Eng Kk | 脱脂洗浄方法および装置 |
US6746653B2 (en) | 2000-02-25 | 2004-06-08 | Degussa Ag | Process for recovering catalyst transition metals from salt-containing reaction mixtures |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115676A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-10 | Paakaa Netsushiyori Kogyo Kk | Solvent washing method and its device |
-
1983
- 1983-07-30 JP JP13873883A patent/JPS6033376A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115676A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-10 | Paakaa Netsushiyori Kogyo Kk | Solvent washing method and its device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01165723A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Daido Steel Co Ltd | パイプコイル光輝焼鈍方法およびパイプ内パージング装置 |
JPH03140485A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-14 | Oriental Eng Kk | 脱脂洗浄方法および装置 |
US6746653B2 (en) | 2000-02-25 | 2004-06-08 | Degussa Ag | Process for recovering catalyst transition metals from salt-containing reaction mixtures |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0125834B2 (ja) | 1989-05-19 |
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