JPS6032851A - 発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法 - Google Patents
発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法Info
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- JPS6032851A JPS6032851A JP14073983A JP14073983A JPS6032851A JP S6032851 A JPS6032851 A JP S6032851A JP 14073983 A JP14073983 A JP 14073983A JP 14073983 A JP14073983 A JP 14073983A JP S6032851 A JPS6032851 A JP S6032851A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reducing agent
- agent
- coupler
- dye
- peroxide
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- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景
技術分野
本発明は色素の製造方法に関し、詳しくは発色剤と還元
剤との酸化縮合色素であるアゾメチン、インドアニリン
及びインドフェノール等の色素の製造方法に関する。
剤との酸化縮合色素であるアゾメチン、インドアニリン
及びインドフェノール等の色素の製造方法に関する。
従来技術とその問題点
従来、アゾメチン5.−(ンドアニリン及びインドフェ
ノール等の色素では、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
において、発色現像処理により芳香族第1級アミン化合
物と発色剤とを酸化縮合反応させて該色素による色画像
を形成させ、カラー写真画像を得ることが知ら旧、てい
る。
ノール等の色素では、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
において、発色現像処理により芳香族第1級アミン化合
物と発色剤とを酸化縮合反応させて該色素による色画像
を形成させ、カラー写真画像を得ることが知ら旧、てい
る。
この場合、発色現像処理により、露光されたハロゲン化
銀量に対応した色素量が形成されるということで、予め
製造さJ%た色素を用いるというものではなかった。
銀量に対応した色素量が形成されるということで、予め
製造さJ%た色素を用いるというものではなかった。
従来は、アゾメチン、インドアニリン及びインドフェノ
ール等の色素は紫外線及び可視光腺に対する耐久性(以
下、耐光性と称する)がアゾ染料、アントラキノン染料
に比較して劣り、染料一般としての需要は多くはなく、
主な用途は前記の如きカラー写真画像用に使用さイ1.
でいるにすぎないところで、近年写真業界におけるめざ
ましい技術の進歩tこよりアゾメチン、インドアニリン
及びインドフェノール色素の耐光性は著しく改良されて
いる。こイ’Lは前記色素の溝端そのものの改良による
耐光性の増加に加えて、前記色素と併用さイl。
ール等の色素は紫外線及び可視光腺に対する耐久性(以
下、耐光性と称する)がアゾ染料、アントラキノン染料
に比較して劣り、染料一般としての需要は多くはなく、
主な用途は前記の如きカラー写真画像用に使用さイ1.
でいるにすぎないところで、近年写真業界におけるめざ
ましい技術の進歩tこよりアゾメチン、インドアニリン
及びインドフェノール色素の耐光性は著しく改良されて
いる。こイ’Lは前記色素の溝端そのものの改良による
耐光性の増加に加えて、前記色素と併用さイl。
る紫外線吸収剤、酸化防止剤等の種々添加剤の開発、改
良によるものである。前記色素は色調の点で優イtた特
性を有しており、酊ブC性が改良されればハロゲン化銀
カラー写真材料以外にもその用途が見い出せる。例えば
、特願昭57−139560号では電子写真用液体現像
剤として、特願昭57−140130号ではインクジェ
ットプリンター用インクとして、さら1・こ特願昭58
−54735号では感熱転写紙用色素としての用途が記
載されている。
良によるものである。前記色素は色調の点で優イtた特
性を有しており、酊ブC性が改良されればハロゲン化銀
カラー写真材料以外にもその用途が見い出せる。例えば
、特願昭57−139560号では電子写真用液体現像
剤として、特願昭57−140130号ではインクジェ
ットプリンター用インクとして、さら1・こ特願昭58
−54735号では感熱転写紙用色素としての用途が記
載されている。
アゾメチン、・インドアニリン及び・fンドフェノール
等の色素の製造方法について(J、前述の如くあまり需
要が多くなかったこともあり、大量合成に適した製造方
法が今まで開発されていなかった。公知の製造方法とし
ては、文献(例えばJ、Am。
等の色素の製造方法について(J、前述の如くあまり需
要が多くなかったこともあり、大量合成に適した製造方
法が今まで開発されていなかった。公知の製造方法とし
ては、文献(例えばJ、Am。
Chem、Soc、、79.2919.1957年、P
hotographicEngineering &
5cience、+ 8.125.1964年)に記載
されており、2つの方法が提案さイ]、ている。
hotographicEngineering &
5cience、+ 8.125.1964年)に記載
されており、2つの方法が提案さイ]、ている。
1つは、芳香族第1級アミン系発色現像主薬と発色剤(
カプラー)を含む溶液に酸化剤としてフェリシアン化カ
リウムを添加して酸化縮合させ目的の色素を得る方法で
あり、他の1″′)げ、前記の方法において、酸化剤と
してのフェリシアン化カリウムの代イつりに塩化@を用
いる方法である。
カプラー)を含む溶液に酸化剤としてフェリシアン化カ
リウムを添加して酸化縮合させ目的の色素を得る方法で
あり、他の1″′)げ、前記の方法において、酸化剤と
してのフェリシアン化カリウムの代イつりに塩化@を用
いる方法である。
すなわち、前者の方法は副生物か多量に生成し、こイt
らの中から目的とする色Z ”a=得るためにクロマト
グラフィー等を用いなけイtばならずその精製操作が煩
雑であるという欠点があった。才だ酸化剤として用いら
イするフェリシアン化カリウムは、シアン化物が毒性の
ためこn、7i−河川、下水等ζこ廃棄するとき(J公
害上の問題が残る七いう問題があつ声。また陵者の方法
は、高価な塩化銀を用いるため!I!造コストが高いと
いうμ「点がある。後者の方法は前者のそれに比較して
収率は良いが、塩化銀粒子の表面部分しか利用できない
ため塩化銀の利用効率が悪く、化学量論よりかなり多量
の塩化銀を必要とする。この1こめ、酸化剤として多量
に用いられる高価な塩化銀に代わる酸化剤の出現が要望
されている。
らの中から目的とする色Z ”a=得るためにクロマト
グラフィー等を用いなけイtばならずその精製操作が煩
雑であるという欠点があった。才だ酸化剤として用いら
イするフェリシアン化カリウムは、シアン化物が毒性の
ためこn、7i−河川、下水等ζこ廃棄するとき(J公
害上の問題が残る七いう問題があつ声。また陵者の方法
は、高価な塩化銀を用いるため!I!造コストが高いと
いうμ「点がある。後者の方法は前者のそれに比較して
収率は良いが、塩化銀粒子の表面部分しか利用できない
ため塩化銀の利用効率が悪く、化学量論よりかなり多量
の塩化銀を必要とする。この1こめ、酸化剤として多量
に用いられる高価な塩化銀に代わる酸化剤の出現が要望
されている。
■ 発明の目的
本発明は王妃の事情に鑑み為きれたもので、本発明の目
的は、高収率でアゾメチン、インドアニリン及びインド
フェノール等の酸化縮合色素を得る製造方法を提供する
ことである。
的は、高収率でアゾメチン、インドアニリン及びインド
フェノール等の酸化縮合色素を得る製造方法を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、低コストで前記色素を大量に得る
製造方法を提供することである。
製造方法を提供することである。
本発明の上記目的は、酸化剤並びに発色剤及び該発色剤
と酸化編合反応し得る1く元剤とを含む溶液調製物から
前記発色剤と前記還元剤との酸化縮合色素を製造する方
法において、前記酸化剤が過酸化物である発色剤と還元
剤との1j′z化縮合色素の製造方法により達成さイす
る。
と酸化編合反応し得る1く元剤とを含む溶液調製物から
前記発色剤と前記還元剤との酸化縮合色素を製造する方
法において、前記酸化剤が過酸化物である発色剤と還元
剤との1j′z化縮合色素の製造方法により達成さイす
る。
■ 発明の詳細な説明
本発明に用いる酸化剤としての過酸化物には、代表的な
ものとして過酸化水素が挙げら27.る。その他、過酸
化物の何れをも用いることができるがそのうち好適なも
のとしてベルオキシ酸またはその塩をねげることがてき
イ)。
ものとして過酸化水素が挙げら27.る。その他、過酸
化物の何れをも用いることができるがそのうち好適なも
のとしてベルオキシ酸またはその塩をねげることがてき
イ)。
本発明に使用されるベルオキソ酸として具体的には、ベ
ルオキソ硝酸、ベルオキソ炭酸、ベルオキソ硫酸(過硫
酸)、ベルオキソ硼酸、ベルオキソ燐酸、ベルオキシタ
ングステン酸、ベルオキシチタン酸等が知らイtている
0 本発明に使用されるベルオキソ酸塩として具体的には、
ペルオキソ酸のアルカリ金属(リチウム、ナトリウム、
カリウム等)、アルカリ土類金属(マグネシウム、カル
シウム等)及びアンモニウム等の塩がある。このうぢ好
ましい酸化剤としては、過硫酸塩(過硫酸カリウム、過
硫酸す) IJウム、過硫酸アンモニウム等)である。
ルオキソ硝酸、ベルオキソ炭酸、ベルオキソ硫酸(過硫
酸)、ベルオキソ硼酸、ベルオキソ燐酸、ベルオキシタ
ングステン酸、ベルオキシチタン酸等が知らイtている
0 本発明に使用されるベルオキソ酸塩として具体的には、
ペルオキソ酸のアルカリ金属(リチウム、ナトリウム、
カリウム等)、アルカリ土類金属(マグネシウム、カル
シウム等)及びアンモニウム等の塩がある。このうぢ好
ましい酸化剤としては、過硫酸塩(過硫酸カリウム、過
硫酸す) IJウム、過硫酸アンモニウム等)である。
本発明に用いられる過酸化物はψ独または2種以上組み
合わせて用いることができる。この過酸化物の使用量は
、還元剤1モルに対して0.1モル乃至100モル、好
ましくは0.5モル乃至10モルである。この過酸化物
は例えば過酸化水素であるときは、水に希釈して、例え
ば数/<−セント濃度で用いら1’Lる0さらにまたペ
ルオキソ酸の塩、例えば過硫酸カリウムのときは約lO
・く−セントの濃度で溶液中に用いる。
合わせて用いることができる。この過酸化物の使用量は
、還元剤1モルに対して0.1モル乃至100モル、好
ましくは0.5モル乃至10モルである。この過酸化物
は例えば過酸化水素であるときは、水に希釈して、例え
ば数/<−セント濃度で用いら1’Lる0さらにまたペ
ルオキソ酸の塩、例えば過硫酸カリウムのときは約lO
・く−セントの濃度で溶液中に用いる。
本発明に使用さ71.ろ過酸化物分解触媒としては、固
体の金属、例えば白金、パラジウム、金、銀の如き金属
、酸化マンガンGVI、酸化コバル) (lullの如
き金属酸化物、また、水溶性金属化合物、例えばE D
’I’ A鉄@)塩、塩化第二鉄、硝酸銀等の重金馬
塩、さらlこまた、水難溶1生塩、例えば塩fヒ銀、臭
化銀等が挙げられる。上記以外に、アルカリ、粗雑な固
体表面、塵挨等も本発明の過酸化物分解触媒として用い
ることができる。
体の金属、例えば白金、パラジウム、金、銀の如き金属
、酸化マンガンGVI、酸化コバル) (lullの如
き金属酸化物、また、水溶性金属化合物、例えばE D
’I’ A鉄@)塩、塩化第二鉄、硝酸銀等の重金馬
塩、さらlこまた、水難溶1生塩、例えば塩fヒ銀、臭
化銀等が挙げられる。上記以外に、アルカリ、粗雑な固
体表面、塵挨等も本発明の過酸化物分解触媒として用い
ることができる。
本発明に用いる発色剤とは、写真朶界で所甜カプラーと
総称さイするfヒ合物のことであり、カプラーとしては
既知の任意のものを使用することができる。具体的には
、黄色カプラーとして、公知の開鎖ケトメチレン系カプ
ラーを用いることができる。こイtらのうぢベンゾイル
アセトアニリド系及びピバロイルアセトアニリド系化合
物が有利である。用い得る黄色発色カプラーの具体例に
は、米国特許2,875,057号、同3,265,5
06号、同3.408.194号、同3,551,15
5号、同3,582゜322号、同3,725,072
号、同3,894.875号、***特許公告1 、54
7 、868号、***特許出願(OL S ) 2,2
13,461号、同2,219,917号、同2゜26
1 、361号、同2 、263 、875号、同2,
414゜006号、等に記載のものがある。
総称さイするfヒ合物のことであり、カプラーとしては
既知の任意のものを使用することができる。具体的には
、黄色カプラーとして、公知の開鎖ケトメチレン系カプ
ラーを用いることができる。こイtらのうぢベンゾイル
アセトアニリド系及びピバロイルアセトアニリド系化合
物が有利である。用い得る黄色発色カプラーの具体例に
は、米国特許2,875,057号、同3,265,5
06号、同3.408.194号、同3,551,15
5号、同3,582゜322号、同3,725,072
号、同3,894.875号、***特許公告1 、54
7 、868号、***特許出願(OL S ) 2,2
13,461号、同2,219,917号、同2゜26
1 、361号、同2 、263 、875号、同2,
414゜006号、等に記載のものがある。
マゼンタカプラーには主として5−ピラゾロン系化合物
が用いらtLるが、インダシロン系化合物、シアノアセ
チル化合物も使用さイしる。その例は米国特許2,60
0,788号、同2,983,608号、同3.062
,653号、同3,127,269号、同3 、311
。
が用いらtLるが、インダシロン系化合物、シアノアセ
チル化合物も使用さイしる。その例は米国特許2,60
0,788号、同2,983,608号、同3.062
,653号、同3,127,269号、同3 、311
。
476号、同3,419,391号、同3,476.5
60号、同3,519,429号、同3,558,31
9号、同3,582゜322号、同3,615,506
号、***特許り、810゜464号、***特許出願(O
LS ) 2,408,665号、同2,418,95
9号、同2,424,467号、特公昭40−6031
号、同44−2016号等に記載のものである。
60号、同3,519,429号、同3,558,31
9号、同3,582゜322号、同3,615,506
号、***特許り、810゜464号、***特許出願(O
LS ) 2,408,665号、同2,418,95
9号、同2,424,467号、特公昭40−6031
号、同44−2016号等に記載のものである。
シアンカプラーには主としてフェノールまたはナフトー
ルの誘導体が用いろイする。その具体例には米国特許2
,369.929号、同2,434,272号、同2,
474,293号、同2,521,908号、同2 、
895 。
ルの誘導体が用いろイする。その具体例には米国特許2
,369.929号、同2,434,272号、同2,
474,293号、同2,521,908号、同2 、
895 。
826号、同3,034,892号、同3,311,4
76号、同3,386.F130号、同3,458,3
15号、同3,476゜563号、同3,583,97
1号、同3,591,383号、特開昭48−7890
5号等に記載のものがある。
76号、同3,386.F130号、同3,458,3
15号、同3,476゜563号、同3,583,97
1号、同3,591,383号、特開昭48−7890
5号等に記載のものがある。
その他、発色反応lこ際して現像抑制剤放出型のカプラ
ー(所謂DIRカプラー)や現像抑制作用化合物を放出
する化合物を添加することもできる。こイtらの例は、
米国特許3,227..554号、同3゜617 、2
91号、同3,632,345号、同3,701゜78
3沼、同3 、790 、384号、英国特許953.
454号、***特許出願(OLS) 2,414,00
6号、同2゜417.914号、同2,417,945
号、同2,454,301号、同2,454,329号
、米国特許3,297,445号、同3,379,52
9号等にG己1ikさイしている。
ー(所謂DIRカプラー)や現像抑制作用化合物を放出
する化合物を添加することもできる。こイtらの例は、
米国特許3,227..554号、同3゜617 、2
91号、同3,632,345号、同3,701゜78
3沼、同3 、790 、384号、英国特許953.
454号、***特許出願(OLS) 2,414,00
6号、同2゜417.914号、同2,417,945
号、同2,454,301号、同2,454,329号
、米国特許3,297,445号、同3,379,52
9号等にG己1ikさイしている。
その他、特願昭49−37651号、同49−9961
7号、同49−66378号、同41−92685号、
同49−98469号、同49−114445号、同5
0−1792号、同50−70592号、同50964
35号、同50(18029号、同50−118540
号等、 各明細書に記載のカプラーも用いることができ
る。
7号、同49−66378号、同41−92685号、
同49−98469号、同49−114445号、同5
0−1792号、同50−70592号、同50964
35号、同50(18029号、同50−118540
号等、 各明細書に記載のカプラーも用いることができ
る。
以下に本発明に用いらイする好ましいカプラーの具体例
を挙げる。
を挙げる。
本発明に用いらイ′シる好ましい黄色発色カプラーは、
下記一般式(11で表わされる。
下記一般式(11で表わされる。
一般式[1)
式中、Rは例えばアルキル基またはアリール基でそイt
ぞれ適当な賎換基含有していてもよく、R′は例えばア
リール基で適当な置換基により置換さイ1ていてもよく
、2は水素原子または色素生成時に離脱する基であれば
よい。
ぞれ適当な賎換基含有していてもよく、R′は例えばア
リール基で適当な置換基により置換さイ1ていてもよく
、2は水素原子または色素生成時に離脱する基であれば
よい。
黄色発色カプラーの具体例を以下に挙げる。
(黄色発色カプラー)
O3H
また、本発明に用いられる好ましいマゼンタ発色カプラ
ーは、一般式(1−xl、(li・−23,[11−3
3または(1に−4)で表わされる。
ーは、一般式(1−xl、(li・−23,[11−3
3または(1に−4)で表わされる。
一般式[+1−11
号
1
一般式(ll−211
R3−COCl1zCN
一般式(II−3)
一般式(II−41
上記式[Tl−1]において、R,は1代表的にはアリ
ール基、好ましくはフェニル基を表わし、このアリール
基は置換基を有することができる。置換基としては1例
えば、ハロゲン原子、スルホ基、アシルアミノ基、アル
キルオキシ基、アリールオキシ基等を挙げろことができ
る。またR6は複素環基例えば、ベンゾチアゾール基で
あってもよい。I(。
ール基、好ましくはフェニル基を表わし、このアリール
基は置換基を有することができる。置換基としては1例
えば、ハロゲン原子、スルホ基、アシルアミノ基、アル
キルオキシ基、アリールオキシ基等を挙げろことができ
る。またR6は複素環基例えば、ベンゾチアゾール基で
あってもよい。I(。
はアルキル基(例えばメチル基等)、アリール基(例エ
バフェニル基等)、アシルアミノ基(アルキルアシルア
ミノ基(t−ブチルカルボニルアミノ基#)、アリール
アシルアミノ基(フェニルカルボニルアミノ基等))、
アニリノ基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル
基等が挙げられる。
バフェニル基等)、アシルアミノ基(アルキルアシルア
ミノ基(t−ブチルカルボニルアミノ基#)、アリール
アシルアミノ基(フェニルカルボニルアミノ基等))、
アニリノ基、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル
基等が挙げられる。
Zは水素原子または色素生成時に離脱する基である。ま
た、上記式[lN−2]において示されるR1はアルキ
ル基、アリール基又はヘテロ環基であることができ、こ
れらの基は任意の置換基を有することができる。
た、上記式[lN−2]において示されるR1はアルキ
ル基、アリール基又はヘテロ環基であることができ、こ
れらの基は任意の置換基を有することができる。
また、上記一般式[11−3]で示されるR1は水素原
子またはアルキル基であることができ、このアルキル基
は備′換基を有することができる。Itllはアルキル
基またはアリール基であることができ、これらの各基は
任意の置換基を有することができる。
子またはアルキル基であることができ、このアルキル基
は備′換基を有することができる。Itllはアルキル
基またはアリール基であることができ、これらの各基は
任意の置換基を有することができる。
Zは上記に述べたものと同じである。
上記一般式[11,−4]で示されるR6はアルキル基
。
。
アニリノ基、アミド基またはアリール基であることがで
き、こねらの基は仕事;のV11換基を有することがで
きる。R,は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ア
リール基であることができ、これらのうち、アルキル基
およびアリール基は偽゛換基を有することができる。n
は1から4の泉数を表わす。
き、こねらの基は仕事;のV11換基を有することがで
きる。R,は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ア
リール基であることができ、これらのうち、アルキル基
およびアリール基は偽゛換基を有することができる。n
は1から4の泉数を表わす。
また、Zは上記Zについて定義したものと同一である。
マゼンタ発色カプラーの好ましい具体例を示すがこれら
に限定されない。
に限定されない。
以下余白
(マゼンタ発色カプラー)
Ce
−3
−5
しζ
ハ4−10
本発明において用いられる好ましいシアン発色カプラー
は下1己一般式(III−1)または(IIl−2)
で表わされる。
は下1己一般式(III−1)または(IIl−2)
で表わされる。
上記一般式[111−1]および(Ill−2) で示
さイするR、 、R,およびRIOはそイ’tぞれハロ
ゲン原子、アルキル基、アミド基、ウレイド基またはス
ルホンアミド基であることができ、ハロゲン原子を除く
各基は置換基を有することができる。mはOまたは1か
ら4の整数であり、またlは0または1から3の整数で
ある。
さイするR、 、R,およびRIOはそイ’tぞれハロ
ゲン原子、アルキル基、アミド基、ウレイド基またはス
ルホンアミド基であることができ、ハロゲン原子を除く
各基は置換基を有することができる。mはOまたは1か
ら4の整数であり、またlは0または1から3の整数で
ある。
2は上記2について述べたものと同じである。
シアン発色カプラーの好ましい具体例を示すがこ21.
らに限定されない。
らに限定されない。
(シアン発色カプラー)
CIT、C,81T3□
C−16\ /
本発明の週を元剤には、P−フミノフェノール誘導体ま
たはP−フェニレンジアミン誘導体等の芳香族第1級ア
ミン発色現像主薬が含まiする。この還元剤は前記過酸
化物の分解生成物により敵化さイL1例えば前記発色剤
と縮合反応可能な第1級アミノ基をその構造中に含むこ
とができる。また前記還元剤のξn1級アミノ基は酸化
網台反応中に加水分解さイ1.るような保護基、例えば
アシル基、アルキルオキシカルボニル基、スルホ基等で
採掘サイtていてもよい。また、こイtらの還元剤は塩
の形で用いてもよい。本発明において用いらイする還元
剤は、写真業界において発色現像主薬として一般によく
知らイ′シているものが挙げらイする〇以下に本発明に
用いら1する還元剤の具体例を示すが本発明はこイl、
らに限定されない。
たはP−フェニレンジアミン誘導体等の芳香族第1級ア
ミン発色現像主薬が含まiする。この還元剤は前記過酸
化物の分解生成物により敵化さイL1例えば前記発色剤
と縮合反応可能な第1級アミノ基をその構造中に含むこ
とができる。また前記還元剤のξn1級アミノ基は酸化
網台反応中に加水分解さイ1.るような保護基、例えば
アシル基、アルキルオキシカルボニル基、スルホ基等で
採掘サイtていてもよい。また、こイtらの還元剤は塩
の形で用いてもよい。本発明において用いらイする還元
剤は、写真業界において発色現像主薬として一般によく
知らイ′シているものが挙げらイする〇以下に本発明に
用いら1する還元剤の具体例を示すが本発明はこイl、
らに限定されない。
本発明に用いられる好ましい還元剤は以下の一投式[I
V−11、(IV−2]、または(IV−3)で表イつ
さ イt る 。
V−11、(IV−2]、または(IV−3)で表イつ
さ イt る 。
一般式[IV−1]
0■f
一般式(IV〜2〕
RI2 Rlq
ゝN′
N1m。
一般式(ff=33
上記一般式LIV−1)、(IV−2) オヨ0 [I
V−3)(おいて、 Rloは例えばアルキル基、)・
ロゲン原チ等を表イつし、R11は水素原子または保循
基、例えばアシル基、アルキルオキシカルボニル基、ス
CD−3ルホ基等である。またR12およびR13は
水素原子、アルキル基またはR12とR13とで共同し
てヘテロ環を形成する原子群を表わすことができ、アル
キル基は置換基を有することができる。114はハ C
D−40ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基であるこ
とができ、アルキル基とアルコキシ基のアルキル基は置
換基を有することができる。qおよびrは0または1か
ら2の整数を表わす。 CD−5以下に還元剤の好まし
い具体例を示すが、これらに限定さイtない。
V−3)(おいて、 Rloは例えばアルキル基、)・
ロゲン原チ等を表イつし、R11は水素原子または保循
基、例えばアシル基、アルキルオキシカルボニル基、ス
CD−3ルホ基等である。またR12およびR13は
水素原子、アルキル基またはR12とR13とで共同し
てヘテロ環を形成する原子群を表わすことができ、アル
キル基は置換基を有することができる。114はハ C
D−40ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基であるこ
とができ、アルキル基とアルコキシ基のアルキル基は置
換基を有することができる。qおよびrは0または1か
ら2の整数を表わす。 CD−5以下に還元剤の好まし
い具体例を示すが、これらに限定さイtない。
Nl坤
CD−2CD−7
H
f1g
D−9
D−10
D−11
C2!(、C2H5
\ l
本発明に係る溶液調製物とは、前記過酸化物、過酸化物
分解触媒、発色剤及び還元剤を含むあらゆる形態の溶液
を意味する。例えば、単独の水溶液中または単独の有機
溶媒中に本発明に係る前記物質を含んでいてもよいし、
水及び有機溶媒から選ばJ’Lる複数の)d媒からなる
混合溶媒中をこ本発明ζこ係る物質を含んでいてもよい
。特に好ましい形態としては水と水に溶けない有機溶媒
からなる水系と非水系とからなる系である。
分解触媒、発色剤及び還元剤を含むあらゆる形態の溶液
を意味する。例えば、単独の水溶液中または単独の有機
溶媒中に本発明に係る前記物質を含んでいてもよいし、
水及び有機溶媒から選ばJ’Lる複数の)d媒からなる
混合溶媒中をこ本発明ζこ係る物質を含んでいてもよい
。特に好ましい形態としては水と水に溶けない有機溶媒
からなる水系と非水系とからなる系である。
本発明において用いられる有機溶媒には、水溶性及び非
水溶性のいずイtの有機溶媒も用いることができる。水
溶性の有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノ
ール、アセトン、メチルセロソルブ、ジメチルホルムア
ミド等を挙げることができる。また非水溶性の有機溶媒
としては、例えハ、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼ
ン、トルエン、ブタノール等を挙げることができる0水
と水溶性有機溶媒とを組み合わせて用いるときは、こイ
tらの混合割合は任意である0また、水と水に溶けない
有機溶媒とを組み合わせて用いるときはこれらの割合は
任意であり、好ましくは工:lである。この場合、本発
明にすりいて用いられる過酸化物は直接または間接的に
溶液中に添加さ几る〇酸化縮合反応ζこ用いられる発色
剤、J:i元剤は非水性の発色剤を用いる乏きはこイ″
1.を非水性の有機溶媒lこ予め溶解させて用いる。ま
た、水溶性の発色剤を用いるときは7Kまたは水に溶け
る有機溶媒に予め溶解して用いる。
水溶性のいずイtの有機溶媒も用いることができる。水
溶性の有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノ
ール、アセトン、メチルセロソルブ、ジメチルホルムア
ミド等を挙げることができる。また非水溶性の有機溶媒
としては、例えハ、クロロホルム、酢酸エチル、ベンゼ
ン、トルエン、ブタノール等を挙げることができる0水
と水溶性有機溶媒とを組み合わせて用いるときは、こイ
tらの混合割合は任意である0また、水と水に溶けない
有機溶媒とを組み合わせて用いるときはこれらの割合は
任意であり、好ましくは工:lである。この場合、本発
明にすりいて用いられる過酸化物は直接または間接的に
溶液中に添加さ几る〇酸化縮合反応ζこ用いられる発色
剤、J:i元剤は非水性の発色剤を用いる乏きはこイ″
1.を非水性の有機溶媒lこ予め溶解させて用いる。ま
た、水溶性の発色剤を用いるときは7Kまたは水に溶け
る有機溶媒に予め溶解して用いる。
水と水に溶けない有機溶媒からなる系に酸化剤、発色剤
、還元剤(場合によっては触媒)が存在するときは、水
に均一に分散さイtた水に溶けない有機溶媒の油滴内に
発色剤と還元剤が実質的に存在し、酸化剤(す水系に存
在しており、発色剤と還元剤との酸化縮合反応は、油滴
の界面において遊離酸素の助けにより還元剤が酸化され
発色剤と酸化縮合反応が行なわれるものと思わイ1.る
0本発明の発色剤と還元剤との酸化縮合反応温度は0゛
0〜100℃、好ましくは室温である。また、反応時間
は反応温度によって異なるが一般に数時間、好ましくは
1〜2時間である。
、還元剤(場合によっては触媒)が存在するときは、水
に均一に分散さイtた水に溶けない有機溶媒の油滴内に
発色剤と還元剤が実質的に存在し、酸化剤(す水系に存
在しており、発色剤と還元剤との酸化縮合反応は、油滴
の界面において遊離酸素の助けにより還元剤が酸化され
発色剤と酸化縮合反応が行なわれるものと思わイ1.る
0本発明の発色剤と還元剤との酸化縮合反応温度は0゛
0〜100℃、好ましくは室温である。また、反応時間
は反応温度によって異なるが一般に数時間、好ましくは
1〜2時間である。
この溶液調製物の水系におけるP)lは弱アルカリ性か
らアルカリ性が好ましく、特に好ましくはPH8〜12
.5である。
らアルカリ性が好ましく、特に好ましくはPH8〜12
.5である。
本発明に用いらイ1.る一1g8.酸化物、過酸化物分
解触媒、発色剤及び還元剤は任意の割合で反応させるこ
とができるが、目的物を高収率で得るためには発色剤と
還元剤とをほぼ等モル共存させ、ごく少量の過酸化物分
解触媒の存在下、還元剤と等モルかまたは過剰モルの過
酸化物を加える方法がitしい。好ましい過酸化物の量
は還元剤1.0モルに対し、約1.0−10モル、さら
に好ましくは1.0〜50モルである。なお、反応終了
後色素は有機溶媒の系に存在するので有機溶媒を除去し
た後、必要に応じて再結晶により単離することができる
本発明の溶液調製物には、反応を効率よく行なう目的で
無機あるいは有機の塩基を含んでいてもよい。
解触媒、発色剤及び還元剤は任意の割合で反応させるこ
とができるが、目的物を高収率で得るためには発色剤と
還元剤とをほぼ等モル共存させ、ごく少量の過酸化物分
解触媒の存在下、還元剤と等モルかまたは過剰モルの過
酸化物を加える方法がitしい。好ましい過酸化物の量
は還元剤1.0モルに対し、約1.0−10モル、さら
に好ましくは1.0〜50モルである。なお、反応終了
後色素は有機溶媒の系に存在するので有機溶媒を除去し
た後、必要に応じて再結晶により単離することができる
本発明の溶液調製物には、反応を効率よく行なう目的で
無機あるいは有機の塩基を含んでいてもよい。
前記無憬塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化アンモニウム、水酸化力1ノウム、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げ
ら不しる。
ウム、水酸化アンモニウム、水酸化力1ノウム、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げ
ら不しる。
前記有機塩基として(才、51級アミン(例えばメチル
アミン、アニリン等)、第2級アミン(例えば、ジメチ
ルアミン、ジンエニルアミ7等)、第3級アミン(例え
ば、トリメチットアミン、1・1ノエチルアミン等)が
有効である。また、ビ°1jジン、ピペリジン等の環状
有機塩基も本発明に用も)ることができる。さらにまた
、その池水酸化第4アンモニウム、スルホニウム塩基、
フルコ−ル及(Jフェノールのアルカリ金属誘導体アル
コキシドも本発明に用いることかできる。
アミン、アニリン等)、第2級アミン(例えば、ジメチ
ルアミン、ジンエニルアミ7等)、第3級アミン(例え
ば、トリメチットアミン、1・1ノエチルアミン等)が
有効である。また、ビ°1jジン、ピペリジン等の環状
有機塩基も本発明に用も)ることができる。さらにまた
、その池水酸化第4アンモニウム、スルホニウム塩基、
フルコ−ル及(Jフェノールのアルカリ金属誘導体アル
コキシドも本発明に用いることかできる。
本発明においては、過酸化物が過酸fヒ物分解触媒存在
下で分解すると同時に、反応性に富んだ酸素を放出し、
次にこの酸素が還元剤を前イヒし、最終的に酸化された
還元剤が発色剤と酸イヒ縮合反応して目的の色素を生成
するものと思わ2する。
下で分解すると同時に、反応性に富んだ酸素を放出し、
次にこの酸素が還元剤を前イヒし、最終的に酸化された
還元剤が発色剤と酸イヒ縮合反応して目的の色素を生成
するものと思わ2する。
■ 発明の具体的効果
以上説明した如く、本発明によれば11(ヒ斉1]並ひ
に発色剤及び該発色剤と酸化縮合反応しイ仔犬−る還元
側とを含む溶液調製物から前記発色剤と前記還元剤との
酸化縮合色素を製造する方法において、前記酸化剤を過
酸化物としたので、従来法に比較し非常に高収率でかつ
低コストで目的とする色素を製造することを可能とした
ものであり、当初、本発明者等が予測できない驚くべき
結果を得ることができた。
に発色剤及び該発色剤と酸化縮合反応しイ仔犬−る還元
側とを含む溶液調製物から前記発色剤と前記還元剤との
酸化縮合色素を製造する方法において、前記酸化剤を過
酸化物としたので、従来法に比較し非常に高収率でかつ
低コストで目的とする色素を製造することを可能とした
ものであり、当初、本発明者等が予測できない驚くべき
結果を得ることができた。
不発1関により得らイする色素は、従来のハロゲン化銀
カラー写真感光材料に用いてカフ−写真画像を得る方法
に有効であるばかりか、その他、東側、染髪剤、電子写
真用液体現像剤、インクジェットプリンター用インク、
感熱転写紙用色素等としても用いることができる。
カラー写真感光材料に用いてカフ−写真画像を得る方法
に有効であるばかりか、その他、東側、染髪剤、電子写
真用液体現像剤、インクジェットプリンター用インク、
感熱転写紙用色素等としても用いることができる。
また、本発明の色素はカラー写真画像の画JMを高める
目的で、カラー写X感光材料中に例えば、フィルター染
料、カプリ調整剤として添加することもできる。
目的で、カラー写X感光材料中に例えば、フィルター染
料、カプリ調整剤として添加することもできる。
■ 発明の具体的実施例
以下に具体的実施例を示して、本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明の実施の態様はこれらに限定されない
。
明するが、本発明の実施の態様はこれらに限定されない
。
実施例1
C/
黄色発色カプラー(Y−3)0.1モルを酢酸エチル2
00−に溶解後、PH11,5の20%の炭酸カリウム
水溶液200づと混合し強く撹拌した。その中へ触媒量
の銀粉と0.1Lモルの発色現像主薬(CD−6)を添
加した。さらに、強く撹拌を続ける中へ3%に希釈した
過酸化水素水250−を室温下2時間でゆっくりと滴下
した。滴下後さらに1時間強く撹拌後、反応液を静置し
、酢酸エチル相をとり出しろ過、水洗後濃縮した。濃縮
液を80%メタノール水溶液にあけ、水冷して析出する
黄色結晶をろ取した後、80%メタノール水溶液で再結
晶した。ろ取、乾燥後黄色粉末状の目的物を得た。融点
132〜133℃、収率68%。
00−に溶解後、PH11,5の20%の炭酸カリウム
水溶液200づと混合し強く撹拌した。その中へ触媒量
の銀粉と0.1Lモルの発色現像主薬(CD−6)を添
加した。さらに、強く撹拌を続ける中へ3%に希釈した
過酸化水素水250−を室温下2時間でゆっくりと滴下
した。滴下後さらに1時間強く撹拌後、反応液を静置し
、酢酸エチル相をとり出しろ過、水洗後濃縮した。濃縮
液を80%メタノール水溶液にあけ、水冷して析出する
黄色結晶をろ取した後、80%メタノール水溶液で再結
晶した。ろ取、乾燥後黄色粉末状の目的物を得た。融点
132〜133℃、収率68%。
マススペクトル、核磁気共鳴スペクトルにより構造を確
認した。(なお、収率はY−3から得られる理論量を基
準にしている。以下同様)実施例2 発色剤と発色現像主薬を下記表−1に示す組み合わせで
用いた以外は実施例1と同様にして目的物を得た。結果
も合わせて表−1に示す。
認した。(なお、収率はY−3から得られる理論量を基
準にしている。以下同様)実施例2 発色剤と発色現像主薬を下記表−1に示す組み合わせで
用いた以外は実施例1と同様にして目的物を得た。結果
も合わせて表−1に示す。
表 −1
実施例3
酸化剤として3%、250m1の過酸化水素水の代わり
に10%、330−の過硫酸カリウムを用いた以外は実
施例1と同様にして目的物を得た。収率62%。
に10%、330−の過硫酸カリウムを用いた以外は実
施例1と同様にして目的物を得た。収率62%。
次に、従来の代表的製造方法を比較例1及び比較例2と
して示す。
して示す。
比較例1
3%過酸化水素水に代えて酸化剤として10%フェリシ
アン化カリウム水溶液400−を用いた以外は実施例1
と同様に反応させた。
アン化カリウム水溶液400−を用いた以外は実施例1
と同様に反応させた。
得らイtた酢酸エチル相を濃縮後、カラムクロマドグ2
フイーで精製し目的物を得たが収率はlOチに満たなか
った。
フイーで精製し目的物を得たが収率はlOチに満たなか
った。
比較例2
触媒を用いず、酸化剤として過酸化水素水の代わりに塩
化銀粉末1.5モルを用いた以外は実施例1と同様lこ
して目的物を得た0収率60%0以上の結果により、比
較例五では非常に収率が低く、比較例2では本発明の実
姉例1と同等の収率を得るためには高価な塩化銀を多量
に用いなければならないのに対し、本発明に係る製造方
法によれば、非常に収率がよく目的の色素を得ることが
できるのがわかる。
化銀粉末1.5モルを用いた以外は実施例1と同様lこ
して目的物を得た0収率60%0以上の結果により、比
較例五では非常に収率が低く、比較例2では本発明の実
姉例1と同等の収率を得るためには高価な塩化銀を多量
に用いなければならないのに対し、本発明に係る製造方
法によれば、非常に収率がよく目的の色素を得ることが
できるのがわかる。
特許出願人 小西六写真工業株式会社
Claims (7)
- (1)酸化剤並びに発色剤及び該発色剤と酸化縮合反応
し得る還元剤とを含む溶液調製物から前記発色剤き前記
還元剤きり酸化縮合色素を製造する方法において、前記
酸化剤が過酸化物であることを特徴とする発色剤と還元
剤との酸化縮合色素の製造方法。 - (2)前記溶液調製物が水系と非水系からなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の発色剤と還元剤と
の酸化縮合色素の製造方法。 - (3)前記水系のPHが8〜12.5である特許請求の
範囲第2項記載の発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製
造方法。 - (4)前記水系には実質的に酸化剤を含有し、非水系に
は実質的に発色剤及び還元剤を含有することを特徴とす
る特許請求の範囲第2項または第3項記載の発色剤と還
元剤との酸化縮合色素の製造方法。 - (5)前記溶液調製物が過酸化物分解触媒を含有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
または第4項記載の発色剤と還元剤との酸化縮合色素の
製造方法っ - (6) 前記発色剤が写真用カプラーであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項
または第5項記載の発色剤と還元剤との酸化縮合色素の
製造方法。 - (7)前記還元剤が芳香族第1級アミン系発色現像主薬
であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の発
色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14073983A JPS6032851A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14073983A JPS6032851A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032851A true JPS6032851A (ja) | 1985-02-20 |
Family
ID=15275581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14073983A Pending JPS6032851A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 発色剤と還元剤との酸化縮合色素の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4608579A (en) * | 1984-05-25 | 1986-08-26 | Ricoh Company, Ltd. | Thermosensitive recording material |
US5238797A (en) * | 1991-08-26 | 1993-08-24 | Konica Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material containing a 1-pentahalogenophenyl-substituted 5-pyrazolone colored magenta coupler |
EP1818719A1 (en) | 2006-02-13 | 2007-08-15 | FUJIFILM Corporation | Silver halide photographic material and image-forming method using the same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3968852A (en) * | 1973-08-15 | 1976-07-13 | British Hovercraft Corporation Limited | Stabilizing means for air cushion vehicles |
JPS54142387A (en) * | 1978-04-06 | 1979-11-06 | Oreal | Novel 2*44dihydroxydiphenylamine and hair dyeing composition containing said compound |
JPS5723938A (en) * | 1980-07-19 | 1982-02-08 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Formation of dye image |
JPS57139584A (en) * | 1981-01-14 | 1982-08-28 | Oreal | Dyeing composition and dyeing method using same |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP14073983A patent/JPS6032851A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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EP1818719A1 (en) | 2006-02-13 | 2007-08-15 | FUJIFILM Corporation | Silver halide photographic material and image-forming method using the same |
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