JPS6032584Y2 - 振動検出器 - Google Patents

振動検出器

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Publication number
JPS6032584Y2
JPS6032584Y2 JP11670180U JP11670180U JPS6032584Y2 JP S6032584 Y2 JPS6032584 Y2 JP S6032584Y2 JP 11670180 U JP11670180 U JP 11670180U JP 11670180 U JP11670180 U JP 11670180U JP S6032584 Y2 JPS6032584 Y2 JP S6032584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
metal plate
support protrusion
vibration detector
piezoelectric ceramic
Prior art date
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Expired
Application number
JP11670180U
Other languages
English (en)
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JPS5739335U (ja
Inventor
英夫 祖父江
章吾 河尻
Original Assignee
日本特殊陶業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本特殊陶業株式会社 filed Critical 日本特殊陶業株式会社
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Publication of JPS5739335U publication Critical patent/JPS5739335U/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、第4図に示すように、金属ケースaに設けた
凹面す上に、信号取出端子d、 dを挿通支持した絶縁
性キャップeをかしめ付は等で固定し、前記凹面すの中
心部に設けた支持突起Cに金属板gと圧電磁器りとを接
合した振動子fの中心部を接着固定してなる振動検出器
について、環境温度の変動により、金属板gとは材質が
異っていて熱膨張係数も大きい金属ケースaの支持突起
と金属板gの接合面における熱膨張率の差により、後記
する諸々の欠陥があるのを除去することを目的とするも
のである。
前記した振動子fの金属板はNiなどの熱膨張率が極く
低い高級金属薄板によって形威されているものであるが
、金属ケースaは軟鋼、ダイカスト合金等の熱膨張係数
が大きい金属により形威したもpである。
然るに振動検出器は環境温度が変動する部位に装着され
ることも多く、例へば自動車エンジンの7ツキングを検
出する振動検出器もあり、かかる種類のものは自動車の
使用能の気候、エンジン始動初期又はエンジン駆動中の
温度に対応させるため一り0℃〜1506c程度の範囲
の環境温度に適応させ得るものでなくてはならない。
然るに実際の適応温度範囲は低く、低温若しくは高温に
遭遇すると、前記した熱膨張率の差によって支持突起C
の頂面が平面方向に収縮又は伸長する。
しかしながら振動子fの金属板8は支持突起の収縮若し
くは伸長に追従し得ないため平面を中心部で歪ませ、そ
の歪を周辺部に伝播するものであって、かかる周辺部へ
の歪の伝播の繰返えしにより、金属板が支持突起Cへの
取付姿勢のバランスを失なって傾き、または金属板gの
歪のため圧電磁器りとの間に面滑りを生じ、それが共振
周波数変動の原因となったり、甚だしいときは振動子f
の支持突起Cからの分離落下を来たす。
本考案は既述したようにかかる欠陥を可及的に除いたも
のである。
本考案の一実施例を第1〜3図について説明する。
図中1は金属ケースであって、その上面に振動子を収容
する凹面2を設けてその中心に支持突起3を形威し、周
縁4の外周にかしめ突起5を設け、底部下面に取付用ね
じ6を一体に設けてなる。
7は信号取出端子8,9を挿通して支持した耐熱性合成
樹脂材料から絶縁キャップであって、下面の周縁部を金
属ケース1の凹面2の周縁4上に重ね、かしめ突起5を
屈曲したかしめにより固定を施す。
12は圧電磁器の貼付けにより振動子11を形成する薄
い金属板(厚さは従前と同じ)であって、中心に支持突
起3の外径より少し大きい内径になる帽形の打出凹部1
3を設け、該凹部13の外周にリング形の圧電磁器14
を貼付ける。
この振動子11は、金属板12の打出凹部13の内周面
を支持突起3に嵌めて大略的な芯出しを施したのち、銀
鑞などの公知の固定手段により前記の突起3の頂部平面
に取付ける。
本考案は前記実施例に説明した構成になり、低温若しく
は高温の環境温度によって支持突起3の頂部平面が半径
方向に僅かに拡縮し、それによって金属板12の前記支
持突起3の頂部に固定された中心部に僅小な面歪みを生
じても、打出凹部13が前記の中心部の周りから折曲り
、それから平面に戻ってリング形の圧電磁器14を接合
しているものであって、前記の中心部の僅小な面歪みは
、環状をなす折曲り部分13′で吸収されて圧電磁器1
4の接合平面部12′に歪みを伝播しない。
このため従前のように環境温度の変化に基く全面的な面
歪みと発生とか、固有振動特性を変動することがなく、
圧電磁器の接合境界面で相対的な面滑りを生ずることも
ないので、振動子11の共振周波数は金属ケース1が設
置された環境温度により殆んど変動を生じない。
このため例へばガプリンエンジンのシリンダに発生して
シリンダ外皮に波及する一定範囲の機械的振動数を検出
してそれを一定範囲の電圧レベルの圧電気信号として取
出し、かつ該信号の電圧レベルが一定範囲であるときブ
ザー、リレー等の電気機器を駆動する目的で使用される
振動検出器の性能を向上し得る。
また、金属板12に設ける打出凹部13は支持突起3へ
の取付作業のとき、位置決め案内になって取付を容易に
する。
第5図は第4図に示した従来構造の振動検出器Bと、第
1〜3図の本考案の振動検出器Aの環境温度の変化によ
る共振周波数(KHz)の比較実験グラフであり、これ
によっても、本考案が性能を安定にしたものであること
が明確である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の一実施例を示し、第1図は中心部
縦断側面図、第2図は第1図I−I線切断平面図、第3
図は振動子の一部切欠斜視図である。 第4図は本考案と比較される従前の振動検出器の中心部
縦断側面図、第5図は共振周波数の比較グラフである。 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・凹面、3・
曲・支持突起、7・・・・・・絶縁キャップ、11・・
・・・・振動子、12・・・・・・金属板、13・・・
・・・打出凹部、14・・・・・・圧電磁器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体に設けた凹面上に、信号取出端子を挿通支持
    した絶縁性キャップを施し前記凹面の中心部に設けた支
    持突起に、金属板と圧電磁器とを接合した振動子の中心
    を固定してなる振動検出器に於て、前記の金属板の中心
    に打出凹部を設け、該凹部の外周にリング形の圧電磁器
    を接着するとともに、打出凹部の平担面を支持突起の頂
    面に取付けて支持したことを特徴とする振動検出器。
JP11670180U 1980-08-18 1980-08-18 振動検出器 Expired JPS6032584Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11670180U JPS6032584Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 振動検出器

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JP11670180U JPS6032584Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 振動検出器

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Publication Number Publication Date
JPS5739335U JPS5739335U (ja) 1982-03-03
JPS6032584Y2 true JPS6032584Y2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=29477526

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JP11670180U Expired JPS6032584Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 振動検出器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072531U (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 松下電器産業株式会社 ノツクセンサ

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Publication number Publication date
JPS5739335U (ja) 1982-03-03

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