JPS6032430Y2 - スピンドルの保持構造 - Google Patents

スピンドルの保持構造

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Publication number
JPS6032430Y2
JPS6032430Y2 JP10784680U JP10784680U JPS6032430Y2 JP S6032430 Y2 JPS6032430 Y2 JP S6032430Y2 JP 10784680 U JP10784680 U JP 10784680U JP 10784680 U JP10784680 U JP 10784680U JP S6032430 Y2 JPS6032430 Y2 JP S6032430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
bearing
groove
ring
holding structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP10784680U
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English (en)
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JPS5730414U (ja
Inventor
良介 工藤
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピンドルの保持構造に関し、さらに、詳しく
はスピンドルのラジアル方向の予圧を加工容易な構造に
より行なうごとくしたスピンドルの保持構造に関するも
のである。
近年磁気ディスク装置の大容量化に伴い該ディスクのト
ラック密度が高密度化する傾向にある。
このようにトラック密度の高密度化に伴いスピンドルの
振れ回り現象によって磁気ヘッドによるR/Wにおける
オフトラックを生じ正常なR/W動作を行なうことがで
きない。
このようなスピンドルの振れ回りを防止するため通常超
精密スピンドルを使用し、該振れ回りをサブミクロン(
1/100017DI)以下にすることが必要となる。
しかしスピンドルにベアリングを嵌めハウジングに取付
けた場合一般にベアリングの外輪公差及びハウジングの
内径公差によるクリアランスは通常数μ〜数10μであ
って加工に高度の技術と多くの工数を必要とし甚だしく
高価なものとなる。
しかも上記スピンドルの振れ回りを完全に防止すること
ができない。
従来よりこの種スピンドルの振れ回りを防止する方式と
してベルト駆動の場合はベルトの軸間荷重が磁気ヘッド
のシータ方向に影響の少ない方向即ち直角方向に掛るよ
うにしたり、またビルトインモータ型スピンドルあるい
は回転型アクチュエータであればスピンドルに嵌合する
ベアリングの外輪に外部からバネによって加圧し振れ回
りを防止するごとくしている。
第1図に従来のベアリングにラジアル予圧を与える構造
を示す。
図において、1はスピンドル、2,2はベアリング、3
はハウジング、4はステータ(コイル)5はローダ(マ
グネット)であっていわゆるビルトイン型スピンドルの
例である。
このような構造において、スピンドル1を回転させると
、通常ベアリング2′は外輪固定でベアリング2は予圧
を与える必要からハウジング3とベアリング2の外輪の
間が摺動可能なように数μ〜数lOμのクリアランスが
あるため該スピンドル1に振れ回りを生ずる。
該スピンドル1に生ずる振れ回りを防止するためハウジ
ング3のベアリング2との嵌合部の1ケ所に該ベアリン
グ2の中心方向に孔7を設け、該孔にラジアルバネ8を
設けて加圧する。
他の例として9のごとく切り欠きを設け、該切り欠き部
にラジアルバネ(板バネ)10を設けて加圧するといっ
た方法が行なわれていた。
しかし上記ラジアルバネ8あるいは10を取付ける孔7
または切り欠き9を設けることは加工工数及び精度上好
ましくないという問題点があった。
本考案は上記問題点に鑑みなされたものであって、その
目的は加工容易で寸法的に精度を必要せず、かつ正確に
ラジアル方向の予圧を与えることを可能とするスピンド
ルの保持構造を提供することにある。
上記目的達成のため本考案の特徴とするところは、磁気
ディスク装置のダイレクトドライブ型スピンドルを保持
する構造において、該スピンドルに取付けたベアリング
の外輪とハウジングとの嵌合位置に、該ハウジングの内
径周囲にOリング用溝を設け、該溝のIWU所に、球状
や円筒状のふくらみ又は回転可能な球状や環状他の弾性
体を設けたOリングを挿入したことにある。
以下本考案に係る一実施例につき、図面を参照して説明
する。
第2図A、 Bは本考案によるスピンドルの保持構造を
示す断面図であって、第2図Aは側断面を第2図Bは平
面断面を示す。
第2図Aと第2図Bの関連においてスピンドル1に嵌合
するベアリング2に接するハウジング3の内径に沿って
Oリングを挿入する溝13を設け、該溝13の1箇所に
球状のふくらみ(コブ)又は回転可能な球状の弾性体1
2を設けた0’IJング11を挿入する。
該Oリング11の円形部の太さを溝13の幅より小とし
、ふくらみ(コブ)又は回転可能な球状の弾性体12の
径を溝13の幅よりやや大とする。
上記ふくらみ(コブ)又は回転可能な球状の弾性体12
を設けたOリングを溝13に挿入したとき、該ふくらみ
又は球状の弾性体12は溝からはみ出そうとする力によ
りベアリング2を加圧する。
0リングの円形部の周長は溝13の円周の長さより大と
し該溝13に圧縮して挿入し外方向に膨張する力によっ
て溝の中で回らないように保持する。
このようにハウジング3に溝13を設け、ベアリング2
との間にOリング11のl箇所にふくらみ(コブ)又は
回転可能な球状の弾性体12を挿入し、該ふくらみ又は
球状の弾性体12によりベアリング2を加圧することに
より、ベアリング2の外輪公差及び内径公差にあるクリ
アランスがあっても常に一方向に押つけているためスピ
ンドル1の回転における振れ回りを防止することができ
る。
以上説明したように本考案によるスピンドルの保持構造
であればハウジング3とベアリング2の外輪との間にO
リングの1ケ所にふくらみ又は球状の弾性体12を設け
、該ふくらみ又は球状の弾性体によりベアリングの外輪
を加圧するごとくし、正確にラジアル方向の予圧を与え
ることができる。
また予圧を与えるためのOリングの溝加工に当っては精
度を必要としないため、その実用的効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベアリングにラジアル予圧を与える構造
を示す側断面図、第2図Aは本考案のスピンドル保持構
造を示す側断面図、第2図Bは第2図Aの平面断面図で
ある。 図において、1はスピンドル、2,2′はベアリング、
3はハウジング、4はステータ(コイル)、5はロータ
(マグネット)、7は中心方向の孔、8はラジアルバネ
、9は切り欠き、10は板バネ、11はOリング、12
はふくらみ(コブ)又は球状の弾性体、13は01Jン
グ溝を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気ディスクのダイレクトドライブ型スピンドルを保持
    する構造において、 該スピンドルに取付けたベアリングの外輪とハウジング
    との嵌合位置の該ハウジングの内壁に円周に沿った溝を
    設け、該溝に対し、一部にふくらみを有するOリングを
    挿入して構成されてなるスピンドル保持構造。
JP10784680U 1980-07-30 1980-07-30 スピンドルの保持構造 Expired JPS6032430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10784680U JPS6032430Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 スピンドルの保持構造

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JP10784680U JPS6032430Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 スピンドルの保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5730414U JPS5730414U (ja) 1982-02-17
JPS6032430Y2 true JPS6032430Y2 (ja) 1985-09-27

Family

ID=29469128

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JP10784680U Expired JPS6032430Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 スピンドルの保持構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2789492B2 (ja) * 1990-05-31 1998-08-20 日本電産株式会社 モータの軸支持構造
JPH09177775A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Koyo Seiko Co Ltd すべり軸受装置
JP5233182B2 (ja) * 2007-06-29 2013-07-10 株式会社ジェイテクト トランスミッション用の軸受固定構造

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JPS5730414U (ja) 1982-02-17

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