JPS6031207B2 - チキソトロ−プ混合物 - Google Patents

チキソトロ−プ混合物

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JPS6031207B2
JPS6031207B2 JP52051327A JP5132777A JPS6031207B2 JP S6031207 B2 JPS6031207 B2 JP S6031207B2 JP 52051327 A JP52051327 A JP 52051327A JP 5132777 A JP5132777 A JP 5132777A JP S6031207 B2 JPS6031207 B2 JP S6031207B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/04Thixotropic paints
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D157/00Coating compositions based on unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チキントロープ混合物に関する。
水性合成樹脂分散物は、環境汚染を引き起さないため、
久しい以前から、塗料の製造に用いられている。塗料に
使用する場合、該塗料が垂れない程度の高い粘度を有す
るとともに、塗布面の凹凸、例えば、刷毛塗りに起因す
る線又は溝を水平化することができる程度のフロー特性
を有していることが好ましい。ァルキッド樹脂塗料の分
野では、例えばポリアミド樹脂の添加により、上記の長
所を有するいわゆるチキントロープ塗料が長い間、用い
られてきている。水性合成樹脂分散物をベースとするチ
キントロープ被覆剤も公知であり、このような物質の場
合には、モンモリロナィト又は水ガラスの如き特殊な添
加剤を塗料中に混入せしめることにより、チキントロー
プ化が達成される。
しかしながら、チキントロープ化という語は、本発明の
目的とする効果を十分に性格付けるものではない。
それ自体構造的に粘稲な塗料に鱗断応力(Scherk
raft)を与えた時、該塗料が、この応力に抵抗性を
示した時、最適な条件が得られ、該抵抗性は、奥断応力
の増加とともに増加し、鱒断応力が、高過ぎず、低過ぎ
ない一定の値に達した時、突如として低下する。そして
該抵抗性が低下すると、塗料もチキントロープ塗料に典
型的なフロー特性を有することとなり、鮒断速度(Sc
her袋schWndi鱗eit)が変動するにつれて
、粘度も時間に依存して減少する。
このようなしオロジー特性を有する塗料は、塗布用具(
例えば、刷毛又は4・羊の皮製ローラー)から垂れるよ
うなことはなく、又同時に、通常塗布作業中に生ずる功
断応力により低粘度になり、塗布面の凹凸(例えば刷毛
塗りに起因する線又は溝)をほぼ水平化する。放置する
と、塗料は、再び迅速に高粘度化するので、垂直表面を
塗布する場合にもいわゆるカーテン現象は起らない。更
に、このようなしオロジー特性を有する塗料は、一度塗
‐)ただけで、通常のフロー特性を有する塗料の場合に
可能であるよりも実質的に厚く塗布することが可能であ
る。更に又、垂れることがないので、通常のフロー特性
を有する塗料の場合よりも、多量の塗料を塗布用具に含
ましめることできるので、塗布作業者が、迅速且つ合理
的に作業をすることが可能になる。チキントロープ化は
、顔料を含まない分散粉について行なっても利益がある
いよいよ、チキントロープ化分散物は、非チキントロー
プ化分散物よりも沈殿されにくいが、それにも拘らず、
チキントロープ化分散物は、分散物の最初の低粘度を魂
断(Schering)により容易に再調整することが
できるので、非チキントロープ化分散物と同様に、ポン
プ処理するか、又は高速運転装置内で処理することがで
きる。ドイツ特許第1242306号明細書には、水媒
体中で、フィルム形成性重合体、有機ポリヒドロキシ化
合物及びチタンキレートをベースとするチキントロープ
塗料が開示されており、該塗料においては、フィルム形
成性重合体として、ビニルヱステル、アクリル−又はメ
タクリル酸ェステル、スチレン、アクリロニトリル、ブ
タジェンの単独−又は共重合体が、用いられ、又ポリヒ
ドロキシ化合物として、水酸基含有の天然又は合成の水
溶性有機コロイドが用いられ、更にェマルジョンの重量
を基準にして、0.2〜5%のチタンキシレートが用い
られている。
上記ドイツ特許の方法は、前に述べた他の方法よりも優
れているが、いくつかのチタンキレートを使用すると塗
料の黄化現象がいまいま現われ、この傾向は、キレート
の量を増加するとともに顕著になる等いくつかの欠点を
有する。
更にキレ−トの多くは、水に溶け難く、特に滴下地点で
凝固物が少し形成されるので、例えば光沢塗料の場合、
光沢面上に悪い影響を及ぼす恐れがある。更に又、キレ
ートとともに保護コロイド(この物質は、重合体フィル
ムの耐水性を向上させる等の他の技術的目的を達成する
ために必要とされる。)を加えることもいまいま行なわ
れているが、保護コロイドを加えると、ゲル構造の強度
が弱く、不満足な塗料が生ずる。十分なゲル強度を得る
ため、キレート又は保護コロイドのいずれか一方又は両
方の量を増やすことが、行なわれているが、キレートの
量を増やすとともに極めて顕著になる不利益(菱化現象
及び滴下地点での凝固物の形成)を我慢する必要があり
、又、保護コ。ィドの量を増やすと、粘度が高くなりす
ぎ、塗料のフロー特性も相当に悪化して好ましくない。
本発明者らは、重合体が、一般式 の側鎖基を有する水性合成樹脂分散物を用いると、驚く
べきことに、金属キレート及び/又は保護コロイドの量
を少量に抑えることができることを見し、出した。
それ故に、本発明の要旨は、水性合成樹脂分散物中の共
重合体が、共重合体の総重量を基準にして0.35〜7
重量%、特に1〜3.5重量%のアセトアセテート基を
含有することを特徴とする、Q・8−不飽和化合物の共
重合体を含有する、1種又はそれ以上の水性合成樹脂分
散物{aー、水酸基含有保護コロイド‘b}及び重金属
キレート‘c}を含有し、場合により被覆剤の製造に慣
用の添加剤{d}を含有するチキントロープ混合物にあ
る。
アセトアセテート基含有化合物は、下記の一般式を有す
るものである。
(ここに、Xは、一〇−、一〇−CQ−又はであり、R
及びRはH又は日3である。
)好ましいァセトアセテート基含有モノマーとして、例
えば、アセト酢酸ビニルヱステル、アセト酢酸アリルェ
ステル、エチレングリコール又はプロピレングリコール
の一方の水酸基をアセト酢酸で、他方の水酸基をアクリ
ル酸、メタクリル酸又はクロトソ酸でェステル化したエ
チレングリコール−又はプロピレングリコールージェス
テルがあるが、アセト酢酸アリルェステルを含有する共
重合体が好ましい。
水媒体中でェマルジョン重合させる際にアセト酢酸から
誘導されるQ・8−不飽和化合物を同時使用することは
知られており、更にドイツ公開公報第1495706号
明細書には、この種の分散物を塗料の結合剤として用い
ることが開示されている。
しかしながら、水酸基含有の保護コロイドを含有し、重
金属キレートにより、前述の如きレオロジ−特性を付与
された被覆剤にこの種の分散物を用いることは新規であ
る。アセトアセテート基は、重金属キレートの配位子(
リガンド)として極めて好ましく、錆体内で、例えば脂
肪族水酸基よりも極めて強固に結合する。
米国特許第2933475号明細書から、アセトァセテ
ート基含有重合体は、金属キレートと架橋して、耐水性
被覆剤になることが推論されることから、重金属キレー
ト含有の水性被覆剤中にアセトアセテート側鎖含有重合
体を使用することにより、ゲル構造の強度が高まること
が、予想されるが、これにより直ちに、ゲル構造の強度
が可逆的に変動すること、すなわち、応力を加えること
により、架橋構造が解除されることが、示唆されている
ことにはならない。Q・8−不飽和化合物の選択は、そ
れ自体臨界的ではなく、通常、合成樹脂分散物に用いら
れるモノマーなら如何なるものでも良く、又実施上の要
求により、2種以上を互いに組み合せて用いることもで
きる。
好ましいものとして、炭素骨格が1〜3の固、好ましく
は1〜2針固の炭素原子を有する有機カルボン酸ビニル
ェステル(例えば、ビニルアセテート、ビニルプロピオ
ネート、イソノナン酸ビニルェステル及び2の固迄の炭
素原子を有する分枝モノカルボン酸のビニルェステル)
;1〜3の固、好ましくは1〜2川固の炭素原子をアル
コール残基中に有するアクリル酸又はメタクリル酸ヱス
テル(例えば、エチルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート);芳香族又は脂肪族Q・8−不飽和炭化水素(例
えば、エチレン、プロピレン、スチレン、ビニルトルエ
ン);ビニルハロゲニド(例えば塩化ビニル);不飽和
ニトリル(例えばアクリロニトリル):マレイン酸又は
フマル酸のジェステル(例えば、ジブチルマレェート、
ジブチルフマレート);Q・8−不飽和カルボン酸(例
えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレィ
ン酸、フマル酸);Q・8−不飽和カルボン酸誘導体(
アクリルアミド、メタクリルアミド、マレィン酸無水物
、マレィン酸モノブチルエステル)がある。好ましいモ
ノマー又はモノマー混合物の選択は、被覆用分散物の製
造に際して通常認められる観点に基づいて行なうのが良
い。
従って、塗料を注意深く乾燥することによりフィルムが
形成されるような重合体が生ずるように考慮する必要が
あり、又、共重合体製造用モノマーの選択は、重合パラ
メーターの状態に応じて共重合体の形成が可能となるよ
うに選択する必要がある。以下に好ましいモノマーの組
み合せを示す。ビニルアセテート/ブチルアクリレート
/アセト酢酸アリルヱステルビニルアセテート/ジブチ
ルマレエート/アセト酢酸アリルェステルビニルアセテ
ート/ジブチルフマレート/アセト酢酸アリルェステル
ビニルアセテートノイソノナン酸ビニルェステル/アセ
ト酢酸アリルェステルビニルアセテート/2ーェチルヘ
キサン酸ビニルェステル/アセト酢酸アリルェステルビ
ニルアセテート/ベルザティツク(登録商標)−10−
酸ビニルェステル/アセト酢酸アリルエステルビニルア
セテート/エチレン/アセト酢酸アリルエステルビニル
アセテート/エチレン/塩化ビニル/アセト酢酸アリル
ェステルエチルアクリレート/メチルメタリレート/(
メタ)アクリル酸/アセト酢酸アリルェステルイソプロ
ピルアクリレート/メチルメタクリレート/(メタ)ア
クリル酸/アセト酢酸アリルェステルブチルアクリレー
ト/メチルメタクリレート/(メタ)アクリル酸/アセ
ト酢酸アリルェステルイソプチルアクリレート/メチル
メタクリレート/(メタ)アクリル酸/アセト酢酸アリ
ルェステノレ2−エチルヘキシルアクリレート/メチル
メタクリレート/(メタ)アクリル酸/アセト酢酸アリ
ルエステルエチルアクリレートノスチレン/メチルメタ
クリレート/(メタ)アクリル酸/ァセト酢酸アリルヱ
ステルブチルアクリレート/スチレン/メチルメタクリ
レート/(メタ)アクリル酸/アセト酢酸アリルエステ
ル2ーエチルヘキシルアクリレート/スチレン/(メタ
)アクリル酸/アセト酢酸アリルヱステルビニルェステ
ル含有共重合体は、アクリレート分散物又はスチレン/
アクリレート分散物よりも容易且つ広範囲に水酸基含有
保護コロイドと調合され得るので、このピニルェステル
含有共重合体を本発明の混合物の成分として用いるのが
好ましい。
水性合成樹脂分散物の界面活性系は、保護コロイド及び
場合により乳化剤から成る。
本発明の目的とする効果を得るため、界面活性系は、O
H基含有保護コロイドを含む必要があり、このようなも
のとして、例えば、殿粉、アラビアゴム、アルギン酸塩
、トラガントゴムの如き天然物質:メチル−、エチル−
、ヒドロキシェチルー又はカルボキシメチルセルロース
、酸又はヱポキシドで変性した殿粉の如き変性天然物質
;ポリビニルアルコール(アセチル基を含むもの、含ま
ないもののいずれでも良い。)、部分ェステル化、アセ
タール化又はエーテル化ポリピニルアルコールの如き合
成物質が用いられるが、アルキル−又はカルポキシメチ
ルセルロースの如きセルロース誘導体を用いるのが好ま
しく、特にヒドロキシヱチルセルロースを用いると最良
の結果が得られる。保護コロイドの添加量は、モノマー
の総重量を基準にして、0.5〜1の重量%、特に0.
5〜3重量%であるのが好ましい。
上記保護コロイドは、2種又はそれ以上の混合物として
用いることもでき、又、付加的に他のOH基不含の保護
コロイド(例えば、ポリベブチド、ゼラチン、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルメチルアセトアミド又はポリ
(メタ)アクリル酸)を添加して用いることもできる。
そして、これら保護コロイドは、通常、本発明の目的と
するレオロジー特性に影響を及ぼさない。合成樹脂分散
物は、極めて複雑な系であり、本発明の目的のために適
する分散物の製造においては、ここでは特に述べないが
、ェマルジョン重合の領域における経験則を応用するこ
とができる。
ェマルジョン重合の分野の当業者に公知の法則を無視す
ると、例えば、奥断安定性又は凍結霧安定性(Wfri
er−Tau−Stabilitat)の如き重要な特
性が、害される。従って、通常、保護コロィド‘こ加え
て、ラテックス安定性の向上に寄与する乳化剤を使用す
るのが推奨される。非イオン性乳化剤として、例えば、
ラゥリル−、オレイル−又はステアリルアルコールのヱ
トキシル化生成物、ャシ脂肪アルコールの如き混合物の
ヱトキシル化生成物の如きアルキルポリグ1」コールエ
ーテル:オクチルー又はノニルフヱノール、ジイソプロ
ピルフエノール、トリイソプロピルフェノールのェトキ
シル化生成物、ジ−又はトリーにrt.−プチルフェノ
ールのェトキシル化生成物の如きアルキルフェノールポ
リグリコールェーテル;ポリプロピレンオキシドのェト
キシル化生成物が用いられる。
イオン性乳化剤として、先ず、アニオン性乳化剤が考慮
に値し、例えば、アルキル−、アリールー又はアルキル
アリールスルホネート、−スルフエート、一ホスフエー
ト、ーホスフオネートのアルカリ−又はアンモニウム塩
又は炭化水素残基とアニオン性基の間にオリゴー又はポ
リエチレンオキシド鎖がある他のアニオン性末端基含有
化合物のアルカリ−又はアンモニウム塩が挙げられる。
そして、上記アニオン性乳化剤の典型例としては、ナト
リウムラウリルスルフエート、ナトリウムオクチルフエ
ノールグリコールエーテルスルフエート、ナトリウムド
デシルベンゼンスルホネート、ナトリウムラウリルジグ
リコールスルフエート、アンモニウムートリ−にrt.
ーブチルフエノールベンタ−又はオクタグリコールスル
フェートが挙げられる。カチオン性乳化剤(例えば、ァ
ルキルアンモニウムクロライド、−スルフェート又は−
アセテート)も同様に用いられるが、カチオン性乳化剤
を用いると、一般に、正のッェータ(Z)ポテンシャル
を有する分散物が生ずる。
場合により添加される乳化剤の量は、通常用いられる量
とするのが良い。
イオン性乳化剤は、非イオン性乳化剤よりも一般に強い
乳化作用を示すので、約3%迄のイオン性乳化剤を使用
するのが好ましく、又約6%迄の非イオン性乳化剤を用
いるのが好ましい。重合の開始及び進行のため、油溶性
−及び/又は水溶性(特に水溶性)のラジカル形成剤又
はしドックス系を使用するのが良く、例えば、過酸化水
素、カリウム−又はアンモニウムパーオキシジスルフエ
ート、ジベンゾイル/ぐーオキシド、ラウリル/ぐーオ
キシド、トリ−にrt.ーブチル/ぐーオキシド、ビス
−アゾジイソブチロニトリルを単独で又は還元性成分(
例えば、ナトリウムビスルフイト、ロンガリツト、グル
コース、アスコルビン酸又はその他の還元的に作用する
化合物)とともに用いのが良い。
ラジカル形成剤は、約1%迄の通常の使用量が添加され
る。
分散物は、上記以外に、更に一連の他の物質例えば可塑
剤、保護剤、pH調整剤又は消泡剤を含有しても良い。
水性合成樹脂分散物の製造方法は、臨界的でなく、分散
物は、例えば、モノマ−配量供給法又はェマルジョン配
量供給法又はバッチ法又は被覆分散物の製造に好適な他
の方法により製造される。被覆塗料用の合成樹脂分散物
に混合される顔料ペーストの製造のため、当業者に公知
の物者及び方法が用いられる。一般に、例えば二酸化チ
タン(ルチル又はアナタス)、カルク、カオリン、その
他の粘士鉱物又は珪酸塩鉱物、及びこれら顔料の混合物
等の白色顔料を顔料分散剤及び増*占剤とともに水中に
加え、特定の微細化装置で微細化する。顔料分散剤とし
て、無機物質(例えばナトリウムポリホスフェート)又
は有機の通常は高分子量の化合物、(例えばポリアクリ
ル酸又はポリメタクリル酸のナトリウム−、カリウム−
又はアンモニウム塩、マレィン酸/アクリル酸又はメタ
クリル酸の混合ポリマー又はマレィン酸無水物/スチレ
ンの共重合体のナトリウム−、カリウム−又はアンモニ
ウム塩)が好ましい。又、好ましい増粘剤として、例え
ば、既に分散物製造用成分として述べた保護コロイドが
好ましい。顔料ペーストは、上記成分以外に、更に風安
定剤、防錆剤、抗菌性保護剤、レベリング功剤(Ver
laufshilfs−mittel)(例えばグリコ
ール、グリコールェーテル、グリコールェステル又はグ
リコールェーテルェステル)、補助着色顔料及びその他
の助剤を添加されても良い。
この種の添加剤は、場合により、その他の点では調整さ
れ終っている塗料に添加しても良い。顔料ペーストは、
好ましい色調の塗料又は被覆剤を得るため、分散物と混
合する前に、均一化した方が良く、このために、通常用
いられる微細化方法、例えば溶解機中で分散させる方法
、ポールミル、パールミル又はサンドミル中で微細化さ
せる方法又はローラー上で摩擦する方法が用いられる。
水性合成樹脂分散物と顔料ペーストとの混合は、それ自
体公知の方法で、分散物を顔料ペースト中に混ぜること
により、又は顔料ペーストを分散物中に混ぜることによ
り行なわれる。
混合に際しては、凝固物が、生じないように留意する必
要がある。場合により混合工程に例えば上で述べた装置
のうちの一つを用いた均一化工程を連結せしめても良い
。必要なら、顔料ペーストと2種又はそれ以上の水性合
成樹脂分散物から被覆塗料を製造することもできるが、
このような場合には、分散物の少なくとも1種は、本発
明の目的とする効果を達成するための添加条件、即ち、
結合剤の重合体鎖にアセトアセテート側鎖基が存在する
こと、分散物の界面活性系にOH基含有保護コロイドが
含まれていると、及びその量(重量%)が全分散物中に
含まれるモノマーの総量を基準にして一定範囲内にある
ことを充たす必要がある。
合成樹脂分散物/顔料ペーストの混合比は、分散塗料に
おいて通常の範囲、すなわち1/0.25〜1/10、
特に1/0.5〜1/3であり、この場合に顔料ペース
ト中に含まれる全物質中の固型分舎量に対する分散物中
に含まれる全成分中の固体物質含量の比も上記範囲内に
ある。
顔料未添加の分散物を例えば非滴り落ち性クリアラッカ
ー又は接着剤の製造のため、上述の方法でチキントロー
プ化することも可能であり、この場合にも、滴り落ち安
定性及びフロー特性に関し、顔料を加えて製造した着色
塗料の場合と同様の結果が得られる。
金属キレートとして、通常チキントロープ化の目的のた
めに水性分散顔料に添加される化合物、なかんずくチタ
ン又はジルコニウムから導かれる化合物が用いられる。
チタン系キレートは、以下の3つのタイプに大別される
。1 チタン酸のィソプロピルー、nーブチルー又はそ
の他の低分子量オルトェステルをアミノアルコール(例
えばジェタノールアミン、トリイソプロ/ゞノールアミ
ン、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン
、Pーアミノエチルエタノールアミン、2−アミノー2
ーエチル−1・3ープロパンジオール)と反応させるこ
とにより得られるが如きアミノアルコールのェステル;
この場合には、オルトチタン酸ェステル1モルに対して
アミノアルコール2モルが用いられる。
反応生成物は、単離する必要がないから、遊離したアル
コール2モル中に生成したキレート1モルを溶解した状
態で保つことができる。遊離したアルコールを蒸留によ
り除去することもできるが、アルコール除去により生ず
る生成物は、粘度が高いので、取り扱いが困難となる。
これらのェステルは、チタン原子1個当り2個のアルコ
キシ基及び2個のアミノアルコキシ基を含有する。チタ
ン原子1個当り3個又は4個のアミノアルコキシ基を有
するェステルを用いることもできるが、このようなェス
テルは、同様に極めて粘鋼であり、取り扱いが容易でな
い。又、水熔性であるならば、アミノアルコールェステ
ルの低級脂肪酸塩を用いることもでき、このような例と
して、トリェタノールアミン一2・1−インプロポキシ
キレートのハーフアセテート塩が挙げられる。2 Q−
ヒドロキシ酸又はそのバリウム−、カルシウム−、スト
ロンチウム−又はマグネシウム塩の水溶性チタン鍔体;
製法は、英国特許第811425号明細書及び米国特許
2453520号明細書に記載されている。
3 8−ジケトン又は8ーケト酸ェステルをェノール型
でオルトチタン酸低級アルキルェステルでアルコーリシ
スすることにより得られる、3ージケトン又はB−ケト
酸ェステルのキレート:その例として、アセチルアセト
ン2モルとチタン酸−テトラ−nーブチルェステル1モ
ルの反応生成物が挙げられる。
反応生成物は、単離する必要はなく、オルトチタン酸ェ
ステルのアルコーリシスにより形成されたアルコール溶
液として用いられる。好ましいジルコニウム化合物とし
て、ジルコニルカルボネートを酢酸、メタクリル酸又は
やし油脂肋酸及びィソプロパノールと反応させることに
より得られるチキントロープ化助剤が挙げられその詳細
は、米国特第3280050号明細書に記載がある。
これらの金属キレートは、分散物又はその他の点では調
製され終っている塗料に塗料の全量を基準にして、0.
05〜5重量%、特に0.1〜2重量%添加される。
必要ならば、顔料ペーストを合成樹脂分散物と混合する
直前に、金属キレートを顔料ペーストに添加しても良い
。本発明の目的とするレオロジー特性は、この特性を得
るために必須な全成分を混合することにより直ちに発現
するのではなく、数時間、時には数日の経過後初めて発
現し、このレオロジー特性は、貯蔵により更に向上する
。一般に、塗料の調製又は分散物のチキントロープ化後
2岬時間濃縮化(Verdickung)が進むと、目
的とする応用技術上の利益が殆んど全て備わるようにな
り、レオロジ‐特性の実質的変化が最早起らなくなる状
態は、約10〜15日後に到達される。本発明の複合混
合物は、ァセトアセテート基を含まない場合よりも、は
るかに滴り落ちしにくいこと、フロー特性が良好である
こと、カーテン形成の危険がないこと等の技術的利点を
有する。
又、本発明の混合物は、滴り落ち性、フロー特性、カー
テン形成の点で、汎用の混合物と同程度の技術的利点を
有する。更に本発明の混合物の他の利点は、分散物中の
保護コロイド及び/又は最終製品中の金属キレートの量
を少〈しても、上記の技術的効果を奏する点である。以
下実施例により本発明を詳説する。
例1 網梓器、還流冷却器、滴下炉斗及び温度計付きの2〆4
つロフラスコを熱裕上に置き、これに以下の成分を加え
、分散溶液を麓梓下加熱した。
水 60箱重量部
加水分解度が88モル%、4%水溶液の粘度(20℃)
が1&Pであるポリビニルアルコール18重量部 ナトリウムビニルスルホネート 0.$重量部ナ
トリウムドデシルベンゼンスルホネート
6重量部NaH2P04・汎20
0.72重量部Na2HP04・12日
20 1.6刀重量部アンモニウム
/f一オキシジスルフェート
1.5重量部ビニルアセテート
6の重量部加熱により、重合が開始した。
温度が70つ0に上昇した時、54の重量部のビニルア
セテート及び18重量部のアセト酢酸アリルヱステルか
ら成る混合物を配量供給し始めた。総配量供給時間は、
約3時間であった。モノマーの添加終了後、更に2時間
連続的に縄拝しながら、重合温度(70午0)に加熱し
、次いで混合物を冷却した。
例2 アセト酢酸アリルェステルを加えなかったこと及び分散
溶液の水分量を1母重量部減らし聡5重量部にしたこと
以外は、例1で述べたと全く同様に処理した。
例3 例1で述べた装置内で以下の成分から成る分散溶液を7
0ooに加熱した。
水 600重量部エ
チレンオキシド付加モル数が約25のオレイルポリグリ
コールエーブ ル 1頚重量部
ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート
0.2重量部約400の平均重合度を
有するヒドロキシェチルセルロース(分子量約 100000) la重量
部ナトリウムアセテート 1.5重量部
アンモニウム/ぐ一オキシジスルフェート
2.5重量部ビニルァセテート45
の重量部、ィソノナン酸ビニルェステル15の重量 部及びアセト酢酸アリルェステル12 重量部から得られたモノマー混合物 6の重量部 更に、この温度で残りのモノマー混合物(552重量部
)を3時間かけて添加した。
添加後水15重量部にアンモニウムパーオキシジスルフ
ェート0.5重量部を溶かした溶液を加え、更に2時間
加熱した。固型分含量は、約50%であった。例4アセ
ト酢酸アリルェステルを加えなかったこと及び分散溶液
中の水分量をla重量部減らし595重量部にした以外
は、例3で述べたと全く同様に処理した。
例5 例1で述べたと同一の装置内で、以下の成分、即ち、水
61紅重量部エ
チレンオキシド付加モル数約30のノニルフエノールポ
リグリコールエ ーテル 1母重量部ナ
トリウムアセテート 1.5重量部平均
重合度約400のヒドロキシェチルセルロース(分子量
約100000) la重量部 アンモニウム/f−オキシジスルフエ ート 2.5重量部
から成る分散溶液及び以下の成分、即ちピニルアセテー
ト 48の重量部ジブチルマレート
12の重量部ァセト酢酸アリルェ
ステル 1頚重量部から得られたモノマー
混合物の10%(62重量部)を7000に加熱し、次
いで残りのモノマー混合物を3時間かけて添加した。
添加後、水15重量部にアンモニウムパーオキシジスル
フェート0.5重量部を溶かした溶液を加え、更に2時
間加熱した。固体舎量は、約50%であった。例6 アセト酢酸アリルェステルを加えなかったこと及び分散
溶液中の水分量を18重量部減少させ、60の重量部と
した以外は、例5で述べたと全く同機の方法で処理した
一例7 例1で述べたと同一の装置内に以下の成分、即ち、水
62な重量部エチレ
ンオキシド付加モル数約30のノニルフエノールポリグ
リコール ヱーテル 1母重量部ナ
トリウムアセテート 1.5重量部平均
重合度約400のヒドロキシェチルセルロース(分子量
約100000)la重量部 アンモニウム/ぐ一オキシジスルフ ェート 2.5重量部ビ
ニルアセテート39錠重量部、ベルザティツク−10−
酸ビニルェステル150重量部、ブチルアクリレ−ト4
頚重量部、アセト酢酸アリルェステル1鑓重量部及びク
ロトン酸6重量部から得られたモノマー混合物
6の重量部から成る分散溶液を
調製し、70ooに加熱し、この温度で3時間かけて残
りのモノマ−混合物(558重量部)を加えた。
添加後、水15重量部にアンモニウムパーオキシジスル
フェート0.5重量部を溶かした溶液を加え、更に2時
間加熱した。固型分合量は、約50%であった。例8 重合の際アセト酢酸アリルェステルを使用しなかったこ
と及び分散溶液中の水分量を1母重量部減らし604重
量部にしたこと以外は、例7で述べたと全く同様に処理
した。
例9 例1で述べたと同一の装置内で、以下の成分、即ち、水
632重量部加
水分解度が88モル%、4%水溶液の粘度(20q○)
が1欧Pのポリビ ニルアルコール 1母重量部ナ
トリウムビニルスルホネート0.$重量部 ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート1.の重量部 Na比P04・2日20 0.72
重量部NaHP04・12日20
1.60重量部アンモニウム/ぐ一オキシジスルフェー
ト 1.5重量部ピニル
アセテート30の重量部、2ーエチルーヘキシルアクリ
レート 15の重量部、ピバリン酸ビニルェス テル150重量部及びアセト酢酸アリ ルェステル1紅重量部から得られたモ ノマー混合物 6の重量部から
成る分散溶液を損梓下加熱して重合を開始させた。
温度が7000に上昇した時、残りのモノマー混合物の
添加を開始した。総添加時間は、約3時間であった。モ
ノマー添加終了直後に水15重量部にアンモニウムパー
オキシジスルフェート0.3重量部を溶かした溶液を添
加し、更に2時間重合温度(70oo)に加熱し、沈殿
物を冷却した。
固型分含量は、約50%であった。例 10 重合の際アセト酢酸アリルェステルを使用しなかったこ
と及び分散溶液中の水分量を1母重量部減らし614重
量部にした以外は、例9で述べたと同一の方法を実施し
た。
例11 例1で述べたと同一の装置で、以下のモノマ−成分、す
なわちプチルアクリレート 5の重
量部メチルメタクリレート 5の重量部
アセト酢酸アリルェステル 3重量部メタク
リル酸 1重量部から成る分散物
及び以下の成分、すなわち水
10錠重量部5%水溶液のへプラー粘度(2
0℃)が80〜119Pであるヒドロキ シェチルセルロース 1重量部n−ド
デシルメルカプタン 0.4重量部エチレン
オキシド付加モル数が約30のノニルフェノールポリグ
リ コールェーテル 5重量部から成
る分散溶液をアンモニウムパ−オキシジスルフェート0
.4重量部及びナトリウムビスルフィト0.13重量部
から成るレドックス系で重合させた。
固型分合量は、約51%であった。
例 12 アセト酢酸アリルェステルを加えなかったこと及び分散
溶液中の水分量を3重量部減じ10$重量部にした以外
は、例11で述べたと同一の方法を行なつた。
例 13 例1で述べたと同一の装置内で、以下のモノマ一成分、
すなわち、ビニルァセテート 7
5重量部ィソノナン酸ビニルェステル 25重
量部3−アセチルアセトーヱチルークロトネート
2重量部から成る分散物及び以下の
成分、すなわち、水
105.5重量部エチレンオキシド付加モル数約25
のオレイルポリグリコールエー テル 3重量部平均重
合度約400のヒドロキシェチルセルロース(分子量約 100000) 2重量部ナ
トリウムードデシルベンゼンスルホネート 0.
042重量部 ナトリウムアセテート 0.25重量部か
ら成る分散溶液をアンモニウムパーオキシジスルフェー
ト0.5重量部とともに加熱することにより重合させた
固型分舎量は、約50%であった。
例 14 8−アセチルアセタトーエチルークロトネートを加えな
かったこと及び分散溶液中の水分量を2重量部減らし、
103.5重量部にした以外は、例13で述べたと同一
の方法を実施した。
例1〜8、13及び14で述べた分散物は、以下のよう
にして、チキントロープ化された。
すなわち、内部の底部から数ミリメーター上のところに
ィンベラー縄梓機を有する(細長の)容器に、チキント
ロープ化される分散物を容器の約1/2〜3/4迄加え
、所定量の重金属キレートを加えて、約1分間櫨梓機(
約1000回転/分)を用いて損拝させた。次いで蝿投
機を除去し、容器を密閉し、室温(約20〜25℃)で
放置した。重金属キレートの添加後2独時間してから、
ゲル試験機〔ステーフンス社(ロンドン)のボウヒャー
電子ゼリー試験機、機種No.BJT400;この機械
の詳細は、英国特許第1051276号明細書参照〕で
ゲル強度を測定した。チキントロープ化は、チルコンA
T21(チタニウムインターミーディェート社のアルカ
ノールアミンチタネート)をそれぞれの分散物の総重量
を基準にして0.5重量%加えて行なった。結果は、表
一1に示す。
泰一1 上例で得ら 共重合性ァリルゲル試験機の目盛部れた
分散物 ァセトァセテート協) におけるゲン強度例1
3 662十) 一
613 2 2o
44十) − 1505
3 2236十) −
2197 3 1638
十) 一 14313
2 19414十) −
150十)比較例全ての場合において、強い奥断応力
を与えることにより、ゲル構造が解除され、次いで放置
すると、前のゲル強度のゲル構造が再び形成された。
個々のゲル強度は、分散物の組成並びに重金属キレート
の種類と量に大きく依存し、同種の分散物の場合にのみ
、直接に比較するのが可能である。重要なことは、共重
合体に結合されたアセトアセテート基により物性が改良
されることである。このことは、又チキントロープ化さ
れた分散塗料にも当てはまる。分散塗料のチキントロー
プ化は、以下の方法で行われた。
以下の処方により塗料を製造した。1 水
41.の重量部チローゼ(登録商標
)日20の3%水溶液 15.
鑓重量部カルゴン(登録商標)N(固体)0.4重量部
分散煤PA30 3.の重量部粘度
100〜30比P/ェプレヒトB0、23q0のアンモ
ニウム ポリアクリレートの30%水溶 液 25%アンモニア水 1.の重量部防腐
剤 2.の重量部消泡剤
3.の重量部二酸化チタン(
粒径0.2〜0.4r)175.の重量部1・2一ブロ
ピレングリコール 10.の重量部上言己組成物1を分
散させ、その後、50%固型分合量の分散物2を710
.の重量部加えた。
なお、この分散物2のpHが約7以下の場合には、25
%アンモニア水2.0重量部を添加した後、上記組成物
1に加えた。次いで、蝿梓下、ブチルジグリコールアセ
テート10.の重量部及び1・2一プロピレングリコー
ル27.の重量部から成る混合物3をゆっくりと加えた
上記組成物1の液体又は可溶性成分は、1・2−ポリプ
ロピレングリコールを除き、上で述べた順序に従って婿
洋容器に添加され、溶解機によってその中に顔料が分散
され、最後に1・2一プロピレングリコールが添加され
た。
個々の塗料の製造のため、顔料ペースト又は一定量の顔
料ペーストと一定量の調製後1日経つている分散物との
混合物をゆっくり檀梓しながら混合した。
そこに上記溶媒混合物3を加え、次いで重金属キレート
を加えた。この場合も、分散物のチキントロープ化で述
べた条件(約1000回転/分のィンベラ−礎洋機によ
る約1分間の麓洋)が保持された。測定されたゲル強度
は、添加された重金属の種類と量に依存することが、表
−2により判明した。表−2 十)比較例 すべての場合において、ゲル構造は、強い鱗断応力を与
えることにより解除され、次いで放置すると、前のゲル
強度のゲル構造が再び形成された。
なお、上表中、DETは、ジェタノールアミンチタネー
トを示し、TETは、トリェタノールアミンチタネート
を示す。
又チルコンAT21は、チタニウムインターミーディェ
ィト社(ロンドン)の市販アルカノールアミンチタネー
トであり、テトラインプロピルチタネートを対応するア
ルカノールァミンと反応させることにより得られる。更
に上表中の数字は、ステーフンス社(ロンドン)のボゥ
ヒャー電子ゼリー試験機、機種No.BJT400中で
目盛部において測定されたゲル強度を示す。例 15例
1で述べたのと同一の装置内で、以下の成分、すなわち
、水 615重量部
エチレンオキシド付加モル数約30のノニルフエノール
ポリグリコール ェーテル 1笹重量部ナ
トリウムアセテート 1.5重量部平均
重合度約400のヒドロキシヱチルセルロース(分子量
約100000)IZ重量部 から成る分散溶液および以下の成分、すなわちビニルア
セテート 480重量部ジブチルフ
マレート 12の重量部2一.(アセ
トアセチル)−エチルメタクリレート
15重量部℃に加熱し、次いで残りのモノマー
混合物を3時間に亘つて配量供給する。
供給後に、水15重量部にアンモニウムパーオキシジス
ルフェート0.5重量部を溶かした溶液を加え、更に2
時間加熱した。固体含有量は、約50%であった。例
16 例15に記したのと全く同様に実施するが、2−(アセ
トアセチル)−エチルメタクリレートを添加せずそして
分散溶液中の水量を15重量部だけ減らして600重量
部とする。
例 17 例1で述べたのと同一の装置内で、以下のモノマー組成
エチルアクリレート 4の重量部ィソ
ブチルメタクリレート 4の重量部ィソプロ
ピルァクリレート 2の重量部2−(アセト
アセチル)−プロピルァクリレート
2重量部アクリル酸 1
重量部アクリルアミド 1重量部か
ら成る分散物および以下の成分、すなわち水
10母重量部ヒドロキシエチ
ルセルロース(5%水溶液が20o0で80〜11$P
のへプラー粘度を有する) 1重量部
n−ドデシルメルカプタン 0.4重量部エ
チレンオキシド付加モル数約30のノニルフエノールポ
リグリコール ェーテル 5重量部から成る
分散溶液を、アンモニウムパーオキシジスルフェート0
.4重量部とナトリウムービスースルフィトとより成る
レドックス系によって重合する。
固形分合有量は約51%である。例 18 例17に記したのと全く同様に実施するが、2一(アセ
トアセチル)−プロピルアクリレートを添加せずそして
分散溶液中の水量を2重量部だけ減らして101重量部
とする。
例 19 ィンベラー燈梓機を備えた16その耐圧がま中に、以下
の成分脱イオン水 3090
タナトリウムードデシルベンゼンースルフオナート
80.5夕力リウムパー
スルフエート 15タNaOH(固体)
3夕より成る溶液を最初に導
入する。
この溶液と装置全体とを窒素で洗浄しそして別の操作を
窒素ガス雰囲気下で実施する。貯蔵容器から以下の成分 ブタジエン 600夕イ
ソプレン 600夕スチ
レン 1000夕ビニル
トルエン 560タアセト酢
酸アリルェステル 90夕より成る混合
物を加圧容器中にポンプ供給する。
蝿梓機を運転し始め(約300回転/分)そして加熱し
始める。7000のもとで(内部圧は約10戊rである
)2歩離合し・郷75Mの脱イオ水に40夕のナトリウ
ムードデシルベンゼンスルホナートを溶解した溶液をポ
ンプ供給する。
70ooで更に2時間重合した後に、250夕の脱イオ
ン水に15夕の過硫酸カリウムを溶解した溶液を添加し
、次に180夕のスチレンと60夕のアクリル酸との混
合物を約1粉ご間に亘って配量供給する。
後反応時間は(同様に7000のもとで)3時間である
。次いでかまを冷却し、空気を通しそして生成物を炉過
する。固形物含有量は約42%である。
凝固物の量は僅かである。例 20 例19に記載されているのと同様に実施する。
但し、アセト酢酸アリルェステルを併用せず且つ分散液
中の水量を90夕だけ減らして3000夕とする。例1
5〜20に記載の分散物を次の様にチクソトロピー化す
る:ィンベラー縄梓機が容器底の上数肋で中央部に存在
する狭く長い容器、約1/2〜3/4まで、チクソトラ
ピー化すべき分散物を充填し、正確な量の重金属キレー
トを添加し、次に約1分間損洋機を運転する(約100
0回転/分)。次に損洋機を除き、容器を閉じそして室
温(約20〜2yC)で貯蔵する。重金属キレート添加
24時間後に、ゲル試験器〔ステーフンス社(Fa.S
tevens)のボウヒャー電子ゼリー試験器(BoM
herElectronicJellyTester)
、ロンドン、BJT40頂型:この装置の説明は英国特
許第1051276号明細書に記載されている〕中でゲ
ル強度を測定する。チクソトロピから成るモノマー混合
物の10%(62重量部)を70一化は、それぞれ分散
物の総重量を基準として0.5重量%の重金属キレート
を用いて行なう。結果を次の表に示す:十):本発明に
従わない比較例

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 水性合成樹脂分散物、但しその合成樹脂は
    (1) 炭素原子数1〜20のカルボン酸のビニルエス
    テル;アルコール基中の炭素原子数1〜20のアクリル
    酸−またはメタアクリル酸エステル;マレイン酸または
    フマル酸のジエステル;α・β−不飽和カルボン酸;ア
    クリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸並びにマレイン
    酸およびフマル酸より成るα・β−不飽和カルボン酸の
    アミド;またはスチレン、ビニルトルエン、ブタジエン
    、イソプレン、エチレン、プロピレンまたはビニルクロ
    ライドと(2) アセト酢酸ビニルエステル、アセト酢
    酸アリルエステルまたは、1つの水酸基がアセト酢酸で
    エステル化されておりそして他の水酸基がアクリル酸、
    メタクリル酸またはクロトン酸でエステル化されている
    エチレングリコール−またはプロピレングリコール−ジ
    エステルとより成りそしてアセトアセテート基が(共重
    合体の総重量を基準として)0.35〜7重量%である
    共重合体またはその混合物であり、(b) ヒドロキシ
    エチルセルロースまたはポリビニルアルコール および (c) アルカノールアミンチタネート、アルカノール
    アミンジルコネート、チタンラクテート又はチタンアセ
    チルアセトネートより成ることを特徴とするチキソトロ
    ープ混合物。
JP52051327A 1976-05-07 1977-05-06 チキソトロ−プ混合物 Expired JPS6031207B2 (ja)

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