JPS6031197Y2 - プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形装置 - Google Patents

プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形装置

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Publication number
JPS6031197Y2
JPS6031197Y2 JP14455381U JP14455381U JPS6031197Y2 JP S6031197 Y2 JPS6031197 Y2 JP S6031197Y2 JP 14455381 U JP14455381 U JP 14455381U JP 14455381 U JP14455381 U JP 14455381U JP S6031197 Y2 JPS6031197 Y2 JP S6031197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressurizing
inner cylinder
insulated cable
mold body
plastic insulated
Prior art date
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Expired
Application number
JP14455381U
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English (en)
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JPS5853385U (ja
Inventor
勝一 大畠
正幸 山口
史郎 丹野
康雄 関井
宏郎 永野
Original Assignee
東京電力株式会社
日立電線株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチック絶縁ケーブル接続部の成形装置
に関するものである。
架橋化ポリエチレン絶縁ケーブル(以下Cvケーブルと
言う。
)などで代表されるプラスチック絶縁ケーブルは、取り
扱い易く、しかも保守が容易なことから実線路にさかん
に導入されており、特に、最近では154KV、 27
5KV級の主幹線線路にも適用されるようになってきた
一方、ケーブルが長尺線路に適用された場合、直線接続
部が必要トサレルカ、CVケーブルカ154Kv、27
5KV級の線路に適用された場合の直線接続部は、ケー
ブル絶縁体と同材質のポリオレフィン絶縁体を用いて加
熱モールド成形することにより製作するのが最も望まし
い。
加熱モールド直線接続部は、ポリオレフィン絶縁体のテ
ープもしくはシートを積層巻きして加熱架橋成形する方
式、もしくはポリオレフィン絶縁ブロックを用いて加熱
架橋成形する方式、あるいはケーブル本体の製造と同様
に押出装置を用い溶融ポリオレフィン絶縁体を押出成形
する方式がある。
押出装置を用い溶融ポリオレフィン絶縁体を押出成形す
る所謂インジェクションモール方式は、ケーブル本体の
製造と同様の工法であり、異物混入防止など信頼性が向
上することから最適工法である。
インジェクションモールド方式の場合、絶縁体の押出成
形後の当該成形体の架橋・冷却時にはこれを加圧しつつ
成形する必要があるが、この場合に有効に加圧する装置
を確立することが必要である。
本考案の目的は、プラスチック絶縁ケーブル接続部のイ
ンジェクションモールドにわいて有用なる成形装置を提
供することにある。
すなわち、本考案の要旨は、所定の間隔を置いて同軸状
に配置された加熱用外筒と加圧用内筒とよりなる金型本
体と、上記加圧用内筒の内側に設けられたダイヤプラム
と、上記金型本体につながれて上記ダイヤプラムの内側
へ所定の絶縁材料を押出注入する押出装置と、上記金型
本体につながれて上記内外筒間に所定の加圧媒体を充填
する加圧媒体供給装置とよりなり、上記加圧用内筒には
直径5rIr!It以下の細孔を多数設けてなることを
特徴とするプラスチック絶縁ケーブル接続部の成形装置
にある。
上記に謂うダイヤプラムとして具体的には、たとえばフ
ッ素樹脂の如き耐熱性プラスチックのシート、あるいは
金属薄板などが用いられる。
加圧媒体としては、気体あるいは液体が用いられる。
また、加圧用内筒に設けられる細孔の大きさを直径51
rrI11以下に限定する理由は、これよりも大きくし
た時には細孔のところで押出成形体の表面に突起を作っ
てしまうことが本考案者らの実験によって確認されたた
めである。
つまり、加圧媒体の通過は可能であるが、押出成形体の
浸入は不可であるような大きさが直径5mm以下である
と言う訳である。
次に添付の図面を参照しながら本考案形成装置の一実施
例を説明すると、1は所定の間隔を置いて同軸状に配置
された加熱用外筒2と加圧用内筒3とよりなる金型本体
である。
4は外筒2に組み込まれた加熱ヒータ、5は内筒3に設
けられた直径5771711以下の細孔である。
6は内筒3の内側に設けられたダイヤプラム、7は金型
本体1につながれて後述の溶融ポリオレフィン絶縁材を
ダイヤフラム6の内側へ押出注入する押出装置、8は金
型本体1につながれて内外筒2.3間の交鎖に後述の加
圧媒体を充填する加圧媒体供給装置である。
9は溶融ポリオレフィン絶縁材の充填具合を調整するラ
ム式押出機、10は加圧媒体調整装置である。
次に、以上の本実施例成形装置を用いて、CVケーブル
の導体接続部周上にインジェクションモールドを行なう
方法について説明すると、まず互いに接続すべきCVケ
ーブル11.11’の端部絶縁体12.12’をペンシ
リング(鉛筆削り)処理し、各端部導体13,13’を
露出させる。
次いで、各端部導体13,13’同志を導体接続管14
で接続し、更に各端部導体13,13’及び導体接続管
14を覆うようにして内部半導電層15を設ける。
内部半導電層15は、半導電性熱収縮ゴム・プラスチッ
クチューブを収縮させるか、あるいは半導電性ゴム・プ
ラスチックシートを巻き付け、更にこれを加熱モールド
することで作られる。
然る後、上記導体接続部の周上に図示も如く前記成形装
置を装着する。
次いで加熱用外筒2により全体を所定温度に予熱した後
、押出装置7より溶融ポリオレフィン絶縁材料16をダ
イヤフラム6の内側へ押出充填する。
所定のオーバーフローをラム式押出機9でとった後、加
熱用外筒2により架橋に必要な温度に昇温しで架橋させ
た後、冷却して押出絶縁層を成形する。
この時、加圧媒体供給装置8より加圧媒体(窒素ガス、
空気、六フッ化硫黄ガス、シリコーン油、溶融ゴム・プ
ラスチックなど)を加熱用外筒2と加圧用内筒3との間
の空隙に封入し、加圧用内筒3に設けられた細孔5より
ダイヤフラム6を加圧し、ポリオレフィン絶縁材料16
を加圧する。
さて、このようにして構成されてなる本実施例成形装置
によれば、以上の説明からも明らかなように、溶融ポリ
オレフィン絶縁材料の押出、架橋及び冷却処理を連続し
て行ない得ることから、取り扱い性がきわめて良い。
また、押出成形体の架橋及び冷却処理を加圧下で行ない
得るため、電気的に優れた接続部を提供できる。
更に、加圧用内筒は、細孔を開けるのみであることから
、その製作が容易である。
このように本考案は、この種ケーブル接続部の成形装置
として正にうってつけのものを提供するものであり、そ
の実用的価値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案プラスチック絶縁ケーブル接続部の成形
装置の一実施例説明図、第2図はそのA−A’部部面面
図ある。 1・・・・・・金型本体、2・・・・・・加熱用外筒、
3・・・・・・加圧用内筒、4・・・・・・加熱ヒータ
、5・・・・・・細孔、6・・・・・・ダイヤフラム、
7・・・・・・押出装置、8・・・・・・加圧媒体供給
装置、9・・・・・・ラム式押出機、10・・・・・・
加圧媒体供給装置、11,11’・・・・・・CVケー
ブル、16・・・・・・溶融ポリオレフィン絶縁材料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の間隔を置いて同軸状に配置された加熱用外筒と加
    圧用内筒とよりなる金型本体と、上記加圧用内筒の内側
    に設けられたダイヤプラムと、上記金型本体につながれ
    て上記ダイヤフラムの内側へ所定の絶縁材料を押圧注入
    する押出装置と、上記金型本体につながれて上記内外筒
    間に所定の加圧媒体を充填する加圧媒体供給装置とより
    なり、上記加圧用内筒には直径5馴以下の細孔を多数設
    けてなることを特徴とするプラスチック絶縁ケーブル接
    続部の成形装置。
JP14455381U 1981-09-29 1981-09-29 プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の成形装置 Expired JPS6031197Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5853385U JPS5853385U (ja) 1983-04-11
JPS6031197Y2 true JPS6031197Y2 (ja) 1985-09-18

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