JPS6030508A - 圧延機の圧下設定制御方法 - Google Patents

圧延機の圧下設定制御方法

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JPS6030508A
JPS6030508A JP58136761A JP13676183A JPS6030508A JP S6030508 A JPS6030508 A JP S6030508A JP 58136761 A JP58136761 A JP 58136761A JP 13676183 A JP13676183 A JP 13676183A JP S6030508 A JPS6030508 A JP S6030508A
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rolling
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rolls
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茂 小川
Shuichi Hamauzu
浜渦 修一
Akira Tanaka
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/58Roll-force control; Roll-gap control
    • B21B37/64Mill spring or roll spring compensation systems, e.g. control of prestressed mill stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/10Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll-gap, e.g. pass indicators
    • B21B38/105Calibrating or presetting roll-gap

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板圧延において圧延材の板厚精度を確保する
ために行なう圧下装置の設定制御方法に関する。
(従来技術) 圧下装置の設定および制御を行なうためには、圧延荷重
およびロールペンディング力による圧延機の弾性変形を
上下作業ロール間ギャップの増分すなわちミルストレッ
チとして杷え、これをオンラインで予測する必要がある
。圧延荷重がミルストレッチにおよぼす影響係数の逆数
として定義されるミル剛性を、4段圧延機についてオフ
ラインで理論的にめる方法は同高らによって提案されて
いる。(同高松男・鈴木弘:塑性と加工、13−143
(1972)、960.) しかしながらこの方法はロールの変形に限定されている
上、数値計算解法全必要とするためオンラインで実操業
に適用することは困難である。したがって現在のところ
圧延機の設定および制御に使用するだめのミル剛性式は
、個々の圧延機ごとに実験結果あるいは数値解析結果を
もとに簡略式を開発しているのが現状である。(例えば
、小俣−夫・那波泰行・田中明広・塚本英夫:鉄と鋼。
67−4(!981)、341.) 近年、圧延板の板幅方向の板厚分布に対する精度要求が
ますます厳しいものとなりつつある。この要求に対する
代表的圧延機ハードとしてロールベンディング装置があ
るが、これを圧延月一本ごとに板クラウン・形状制御の
目的で使用した場合、ミルストレッチにもかなり大きな
影響を与えるため、ロールペンディング力がミルストレ
ッチにおよぼす影響を理論的に考慮していない従来技術
では対処不可能となる。
また特に熱間圧延の場合、省エネルギーの観点から板幅
・板厚ごとに行なっていたまとめ圧延を廃止し、スケジ
ュールフリー圧延が指向されている。このような操業形
態をとった場合、板幅や圧延荷重が一本ごとに大きく変
動することになり、ミルストレンチあるいはミル剛性が
従来技術のままでは板Jry、精度の悪化を余儀なくさ
れる。
(発明の目的) 本発明は以上のような従来技術の問題点を解決したもの
であり、その要旨は次の通りである。
(1)板圧延において、圧延荷重およびロールペンディ
ング力による上下作業ロール間ギャップの増分すなわち
ミルストレッチを、ロール変形の寄与分とロール変形以
外の寄与分に分離し、ロール以外の変形特性については
、あらかじめ上下作業ロールをキスさせて行なった締め
込み実験によってめておいて計算し、所望の板厚を得る
ための圧下設定値を決定することを特徴とする圧延機の
圧下設定制御方法。
(2)板圧延において、ロール以外の変形特性について
は、あらかじめ上下作業ロールをキスさせて行なった締
め込み実験によってめておいて、それにロール変形の寄
与分を加えるという方法で構成されるミルストレッチ式
を用(・て、圧延荷重がミルストレンチにおよぼす影響
係数、あるいはロールペンディング力がミルストレッチ
におよばず影響係数のどちらか一方または双方をめ、こ
れに基づいて圧延中の圧下操作量を決定することを特徴
とする圧延機の圧下設定制御方法。
(3)4段以上の多段圧延機のロール変形の寄与分を、
ロール間接触荷重の板幅方向分布を各ロールの力および
モーメントの平衡条件から一義的に決まる直線分布と仮
定してロール偏平変形をめ、これに作業ロールおよび補
強ロールのたわみをそれぞれの隣接ロールとの接触領域
に関する積分平均直線を基準として重ね合わせる吉いう
方法によってめてなる、特許請求の範囲第1項記載の圧
延機の圧下設定制御方法。
(4) 4段以上の多段圧延機のロール変形の寄与分を
、ロール間接触荷重の板幅方向分布を各ロールの力およ
びモーメントの平衡条件刀・ら一義的に決まる直線分布
と仮定してロール偏平変形をめ、これに作業ロールおよ
び補強ロールのたわみをそれぞれの隣接ロールとの接触
領域に関する積分平均直線を基準として重ね合わせると
いう方法によってめてなる、特許請求の範囲第2項記載
の圧延機の圧下設定制御方法。
(発明の構成・作用) 圧延機のミルストレッチはロール変形のW4分とロール
変形以外の寄与分に分離して考えることができる。ロー
ル変形の寄与分については、実用的な簡単な式を導くこ
とは後述するような困難性を伴なうものの、ロールの幾
何学形状は非常に厳密に杷握することが可能であるので
、高い精度で理論的に予測することは可能である。これ
に対してロール以外の部分の変形には、幾何学形状を厳
密に杷握することが困難なライナーやチョックの受圧部
あるいは圧下スクリュー、スクリューナツトのネジ部等
の弾性接触変形が含まれており、これらは特に低荷重領
域で接触面の微妙な形状に大きく依存し、補強ロールチ
ョックを交換するたびに特性が変化するというように理
論的に解明し尽せない面がある。
この問題を解決するため本発明では、あらかじめ上下作
業ロールをキスさせて締め込み実験を行ない、その結果
得られた圧下設定値と圧延荷重の関係から、ロール変形
の寄与を取り除き、・・ウジングおよび圧下系等の変形
特性を抽出しておいて、圧延時のミルストレンチを推定
するという方法を発明した。これは圧延時でもキスロー
ル時でも。
・・ウジングおよび圧下系等が受ける負荷は、補強ロー
ルチョックを介して伝わるトータル荷重のみであるので
、このトータル荷重によって・・ウジングおよび圧下系
の変形は一義的に決まるという考えに基づいたものであ
る。この方法を採用することにより、あとはロール変形
の圧延時とキスロール時の相違を正確に推定することに
よって、ミルストレッチを高精度に推定することが可能
となる。
またキスロール締め込み実験を補強ロールやライナーを
交換した後に行なえば、これらの部品の変化がミルスト
レッチにおよぼす効果も正確に考慮に入れることができ
る。
このように高精度なミルストレッチ式が得られれば、圧
延荷重がミルストレッチにおよぼす影響係数の逆数とし
て定義されるミル剛性も高精度でまり、これを用いて従
来より高精度な自動板厚制御が可能となる。さらに圧延
中にロールベンダーを操作してクラウン・形状制御を行
なう技術もあるが、このとき本出願人が昭和56年4月
24日に出願した特許「圧延制御方法」(4!i、願昭
56−61449号)(以下これを出願人と称する)に
開示したような非干渉制御を同時に実施しなければ高い
板厚精度は確保できない。この非干渉制御を実施する際
に必要となるロールベンダーがミルストレンチにおよぼ
す影響係数も本ミルストレッチ式により高精度にめるこ
とができる。
次に4段以上の多段圧延機のロール変形の寄与分をめる
方法に関して説明する。
4段以上の圧延機のロール変形を計算する際の最大の問
題は、ロールたわみをめるときの境界条件となるロール
間の接触荷重分布が、ロールたわみそのものに依存する
という不静定問題となっている点にある。この問題はロ
ール胴部な幅方向に(・くつかの要素に分割して計算す
るいわゆる分割モデルによってほぼ完全に解決すること
が可能であるが、これはかなり大きな数値計算プログラ
ムと長い言1算時間が必要であるので実用に適さな(・
。本出願人は昭和57年10月20日に特許出願した「
圧延制御方法」(特願昭57−184130u以下これ
を出願Bと称する)において、このような問題を解決し
ロールたわみを簡単な式でめる方法を開示した。しかし
ながらミルストレッチをめる場合、圧延材中央部のロー
ル偏平量をめる必要があるが、これには口〜ルたわみだ
けがまっていてもだめで、ロール間の接触荷重分布をめ
、これに対応するロール偏平量をめなければならない。
このような方法で正直にミルストレッチをめた場合、上
記出願に開示した簡明な方法を用いてもなお複雑な式に
なると考えられる。
そこで本発明では以下のような方法を考案した。
マスロール偏平変形についてはロールがまったくたわま
ないものと仮定してめる。これはロール間の接触荷重分
布を直線分布とすることと等価である。これにロールた
わみの影響を重ね合わせるのは次のように考える。ロー
ルが(・かにたわんでも圧延荷重が変化しない限り、ロ
ール間の接触領域全体で平均した偏平量は変化しないと
考えられるので、各ロールのたわみ曲線のロール間接触
領域における積分平均直線をめ、これを基準としてたわ
みによる変位を抽出し2て重ね合わせればよい。このよ
うに考えると多段圧延機の中間ロールのたわみは、たわ
みによって直径変化が生じる訳ではないのでミルストレ
ンチに直接影響をおよぼさないこ吉がわかる。またロー
ルクラウンについてもロールたわみと同様の渚え方で考
慮すればよい。以上のような方法によれば出願Bに開示
した方法によって作業ロールおよび補強ロールのたわみ
をめるだけでロール変形がミルストレンチにおよぼず影
響をめることができる。
(実施例) 以下に作業ロールベンディング装置を有する4段圧延機
(4Hi ミル)および中間ロールシフト機能な不する
6段圧延機(6H1ミル)を例にとつて本発明を具体的
に説明する。
第1図には4Hiミルのロール変形状態を模式的に示す
補強ロール1.(BURとする)と作業ロール2(w■
i、2する)の接触面における適合条件を常に考慮して
BUR−WR間荷重分布3とロールたわみを同時にめる
、すなわち無負荷状態から直接実圧延状態をめるという
のが従来の解析手法である。これに対して本発明では、
実圧延状態を考える前にロール間の荷重分布を直線分布
と仮定した架空の変形状態を考える。この状態のロール
たわみは月利力学によって容易に計算用能であり、ここ
ではこの状態を単純たわみ状態と称することにする。し
かしながら第1図+CIに示すように、この状態ではB
URとWRの接触面における適合条件が無視されて見・
る。ロールシフトのな℃・左右対称の圧延を行なってい
る場合は一様分布と/ なるが、そうでない場合はモーメントの平衡条件から決
まる勾配を持った直線分布となる。
そこで次に単純たわみ状態を実圧延状態に写像する方法
を考える。これはロール間の荷重分布の非線形成分がロ
ールたわみにおよぼす影響を考慮するこ♂を意味し、以
下に詳述する非線形荷重分布補正係数という概念の導入
によって可能となる。
非線形荷重分布補正係数の定義は次のようなものである
1単純たわみ状態で当該ロールとこれに接触する一方の
ロールのr#iJに存在するギャップの軸方向分布が、
当該ロールの単純たわみ状態から実圧延状態に至るたわ
み変化におよぼす影響係数の絶対値を、尚該ロールの当
該ロール間ギャップに関する非線形荷重分布補正係数と
定義する。″したがって圧延機を構成しているすべての
ロールおよびロール間ギャップに関する非線形荷重分布
補正係数がまっていれば、あとは単純たわみ状態のロー
ルたわみをめるだけで実圧延状態のロールたわみもまる
(1)非線形荷重分布補正係数の導出 a)圧延中の非線形荷重分布補正係数 用 4Hiミルの場合 圧延時は特殊な場合を除いて上下WRは胴部で接触する
ことがないため、上下ロール系を別個に考えることがで
きる。B U RW RrEIJギヤングυのロール軸
方向分布を次式のように2次式で近似する。
v = fg−x2(1) ただしXはミルセンターを原点としWSを正方向にLつ
だロール軸方向の座標である。Vの分布の要因としては
第2図に示すようにロールクラウンであってもよいし、
単純たわみ状態におけるたわみであってもよい。
本発明者らの関心事は、単純たわみ状態において存在し
ていたBURNWR間ギャンプに対する単純たわみ状態
から実圧延状態に移行するときのロールたわみ変化の割
合だけであるから、これらの幅方向分布はある程度理想
化したもので考えてよい。そこでロール間ギャップ分布
だけでなく、これに起因するO−ルたわみ変化の分布も
2次曲線分布と仮定する。すなわちVに起因するBUR
たわみおよびWRたわみをそれぞれす81gいとすると
き gお−JB・−′(2) tJw= /W−x2(3) と仮定する。ただし肉、L:fwは第2図に示すように
圧延材から遠ざかる方向を正としている。
式(1)〜(3)よりVによって発生ずる線荷重分布−
は次式のように表わされる。
p8w−kBw(fg+fB−fw)(lBw′/12
−x2)(4)ただしlBWはBUR−WR間の接触領
域の長さであり通常はロール胴長に等しい。式(4)は
荷重分布の非線形成分を抽出するため、これだけで力の
平衡午件を満足するようにしている。またkBwはBU
R〜WRの接触偏平の単位胴長あたりのばね定数であり
、2円柱の軸心接近量に関する式を線荷重に関、して微
分したものの逆数としてめられる。例えば中高ら(中高
洛南・松本紘美:昭48春塑加講論・ (1973)、
25.)の解によると軸心接近量δ1 は δ?” −”pBwC’n f2(DB + Dw)/
(C・ρBW月−13(5)C= 2(1−v2)/(
7’lニーE) (6)と与えられるからばね定数kB
Wは次式で与えられる。
1/kBW=C[:1n(2(DB+Dw)/(C・p
Bw)l−2) (力ただしDはロール直径、Eはヤン
グ率、νは刀でアツソン比で添字B、WはそれぞれBU
R,WRを意味する。なお本明細書では表記を簡単にす
るため圧延機のすべてのロールの弾性定数は共通とし、
軸心接近量すなわちローJし偏平量は式(5)、 (6
1で計算するものとする。弾性定数の大きく異なるロー
ルを組み合わせた圧延機の解析を行なう場合には、式(
5)の代わりにLooの式(Loo+ T・T・:J−
ofApplied Mechanics+ 25 1
(1958)+ 122.)を用いればよい。
式(7)よりkBWは厳密にはpBwの関数であること
がわかるが、kBwのpBwによる変化は一般に非常に
小さいのでここではpBwの胴長方向平均値を用いてk
Bwを計算し、式(4)の中では定数として扱うことに
する。
式(4)の荷重分布によって生ずるロールたわみをr=
Qにおいてy = 0 、d’//dr ”” 0なる
境界条件のもとに計算すると次式を得る。
(9) ただし■はロールの断面2次モーメント、S &iフロ
ール断面積、Gはロールの横弾性率である。
式(’8) 、 (9)の右辺にはtの4次および6次
の環カー存在する一方、式(2+、(3)のようにすp
、 + q−は2次式で近似していた。したがって厳密
にはfB、fwは板幅の関数としなければならないが、
ここでは平均的なたわみが一致するという意味で、式(
2)・(3)および(81,(91の右辺をロール間接
触領域全体にわたって積分したものを装置してfB、f
wをめるという手法を採用した。その結果、BURのB
UR−WR間ギャップに関する非線形荷重分布補正係数
α、3は αB= 、fB/fg=ABw/(1+ABw+AwB
) (10)WRのBUR−WR間ギャップに関する非
線形荷重分布補正係数αッは αw=/w/fg=AwB/(1−IABw+AwB)
 +Itlのようにまる。ただし くit) 6旧ミルの場合 6Hiミルの場合は4HiミルのとキK 2本ロールで
考えたものをそのまま3本ロールに拡張すればよいから
途中経過を省略し、結果のみを示す。
BURのBUR〜中間ロール゛(IMR)間ギャップに
関する非線形荷重分布補正係数α8□8はα8.B= 
AB、 < 1 +Aw、 +A、w)/B (14)
BURのIMR−WR間ギャップに関する非線形荷重分
布補正係数αIW、Bは α1wB−AB□・A1w/B (I5)WRのBUR
〜IMR間ギャップに関する非線形荷重分布補正係数α
8□、Wは αB1.W ”” AWl” IB/ B (161W
RのIMR〜WR間ギャップに関する非線形荷重分布補
正係数αIW、Wは αtw、w ”” wt (1+AB1 +A IB 
)/B 071で与えられる。ただし B = (1+AB、+A、B)(1+Aw□+A、w
)−A、BA、w(181 添字工はIMRを意味し、右辺のBI、IWはそれぞれ
BLIR〜IMR接触部、IMR−W1’L接触部を意
味している。
なおIMRの非線形荷重分布補正係数も同時にめられる
が後の解析に必要でないので省略した。
b)キスロール時の非線形荷重分布補正係数後にキスロ
ール締め込みデータより・・ウジングおよび圧下系の変
形特性を分離する際にキスロール時の非線形荷重分布補
正係数が必要となるのでここで導いておく。
(i) 4Hiミルの場合 上下WRをキスさせた場合は上下ロールを別個に考える
わけにはいかず、4本のロー/l、の接触問題として考
えなければならない。圧延時の4Hiミルに関する2本
ロールの問題をそのまま4本ロールの問題に拡張すると
、各ロー/L、のたわみ係数fT3=f”、、 、fB
W+ 1”:、 (2次式−C−(i定1.りt、ニー
bミ式の係数)に関する次のような4元連立−次方程式
ただし上添字はTが上ロール系、Bが下ロール系を表わ
しておりAの定義は式(19〜(221に準じて拡張し
ている。Awwの場合は式(20)、(2υかられかる
ように上WRが前の添字かどうかで式が異なってくるの
で上添字で順序を示した。
式(ハ)をそのまま解いて非線形荷重分布をめた場合か
なり複雑な式となるので、ここでは次のように簡略化す
る。すなわち本発明者らの扱う問題は上下対称とみなせ
る場合が多いのでロール径、ロール胴長、ロールクラウ
ンともに上下対称と仮定する。このとき式(ハ)は簡単
な2元連立−次方程式となり、これを解くことによりキ
スロール時のBURの非線形荷重分布補正係数は次のよ
うに与えられる。
BUR−WR間ギャップに関するαBW、Bはα品8−
ABW(1+2Aww)/(1+ABw+AwB+2A
ww(1+ABw月 (2a 上下WR間ギャップに関するαWW、BはcLWW、B
 ”” ABW” W/ (1+ABW 十AWB+2
Aww(l+ABw月 (ハ) ただしABWは式圓、AwBは式03)、Awwは次式
でまる。
なおWRの非線形荷重分布補正係数はここでは必要とし
ないので省略する。
(ii) 6 Hiミルの場合 6Hiミルで6本ロールの問題として取り扱う場合は式
(ハ)に対応する6元連立−次方程式が得られる。そこ
で上下対称という仮定をおいて簡略化すると、キスロー
ル時のBURの非線形荷重分布補正係数は次のように与
えられる。
BUR−IMR間ギャップに関する°α8□、Bはα:
、、B = ABI ((i +A、w)(1+2Aw
w)+Aw、 )/B′(2η IMR−WR間ギャップに関するαI(w、Bはα、o
v、B=AB、A、w(1+2Aww)/B’ (28
)上下WR間ギャップに関するαWW 、BはaW’W
、B−AB IAIWAWW/B’ (29+ただし 
B′=(1+AB□)((1+A1W)(1+2Aww
)+Aw、)+A、B(1+Aw、+2Aww) (3
0)ABI ” IB I AIW I AWIは式0
9〜(22)、Awwは式(2G)でまる。
(2)6Hiミルのミルストレッチ計算モデルここでは
第3図にその上半分を示すようなIMRシフトおよびW
Rシフト可能な6Hlミルのミルストレッチ計算モデル
を導く。なおミルストレッチは圧延材中心で評価し、W
R〜圧延材間の荷重は幅方向に一様分布であるという前
提で定義する。
上述した多段圧延機のロール変形の重ね合わせ方の考え
方で、ミルストレッチにおよぼす上下どちらか片側のロ
ール系の変形の寄与項δ8を次式のように各要因ごとに
分離して考える。
δ8−δ1+δ8+δ、+δ。 01)ただしδ1はロ
ール偏平、δ8はBURたわみ、δいはWRたわみ、δ
。はロールクラウンの直接的影響を示す項である。なお
本説明では簡単のためロールクラウンは清らかな放物線
形とし、BUR。
IMR,WRの半径分のロールクラウンCRB ” R
1’CRwがそれぞれ CRB−fRB・(13B/2 ) 2(321CR1
−fRl・(13,/2)2(331CRw−fRw・
(A’、/2)2(34)と表わされるものとする。l
B、l、、11wはそれぞれのロール胴長である。)符
号は凸クラウンを正とする。
a)ロール偏平変形の寄与項δ δ はBUlt−IMR間の偏平量δ嬰、IMR〜WR
間の偏平量δ!7および圧延材との接触によるWR偏平
01に分離することができ、接触荷重分布は直線分布と
仮定してよいからδ は次式でめられる。
δ、=δ、+δ、十δ (35) δ?’ = C’r)BICIIn(2(DB+D、)
/にρ8ρ)−i) 06+pB□−(lBI′+12
1B□’XP+2F)/7B、3 (3ηδ:” = 
Cp、W(1n(2(D、+DW)/(DI)1w月−
1) (38)’w−(1,w’+121:1w’ X
P千2F)/V1w3(39)δY−(c/2)・pw
Cln(32Dw/(H−h+8Cpw月−3〕(40 ρいm; p/b (4υ ただし、Pは圧延荷重、bは板幅、Hは入側板厚、は出
側板厚、Fはlチョックあたりのロールペンディングカ
でありインクリース側を正、ディフリース側を負として
いる。またx8□” IWはそれぞれB U R〜IM
R,IMR−WR間液接触領域中点のX座標である。
b)BURたわみの寄与項δ8 δ8は単純たわみ状態のたわみ量をめその後非線形荷重
分布補正係数を用いて補正するという方法で導く。結果
は次のとおりである。
δB−ΔL/f3M十Δも+(CB*−CB)(2(I
B18.−18.’−4χB工’)/IJB□”−C:
 (1−12(IB、/lB□)2)/3(421 Δ”BM ’ΔgBSは単純たわみ状態の圧延材中心位
置における曲げモーメントお裏びせん断力によるたわみ
であり で与えられる。式(43,(44)中のKnM’ Kn
Sはロールネック部が第3図に示すように細くなってい
ることに起因する変形増分をばねで置き換えたときのば
ね定数であり、直径が長手方向に直線的に変化している
円錐形のはりと円柱ばりのたわみを比較することにより
次式を得る。
1/に、M= (s(C18−lB)”/(3xFj)
)(1/(Do”D、、)−1/DB’ ) (451 ’/Kns = (8(CIB−11B)/(311:
G) )(1/(DoD、)−17DB’) (46) 式(421のcBはBUR−IMR間接触領域で定義し
た単純たわみ状態のたわみであり次式で与えられる。
CBは実圧延状態のたわみであり次式で与えられる。
δ13”” dB+α8□8((fRB十fR1)(l
B□/2)2−C,)+αIW、B((fRI +fR
W)(lBI/2)2+cw(AB、/11w)2) 
(481CwはIMR−WR間液接触領域定義した単純
たわみ状態のWRたわみであり、次式で与えられる。
式(421の(弓−CB)を含む第3項は実圧延状態へ
移すための補正項であり、弓を含む項は圧延材中心位置
のたわみを積分平均直線で評価するための補正項である
。これらの補正項はBUR胴部のたわみを放物線近似し
てめている。
c)WRたわみの寄与項δい 単純たわみ状態における圧延材中心位置のたわみと積分
平均直線との差をΔtJPM+ΔLJps十ΔすFM十
ΔtJFSとするときδヤは次式で与えられる。
δ、=(トα+w、w ) (ΔLJPM+Δす1.+
ΔすFM十ΔすFS)−αIW、W(fRI +fRW
) (lIw’/ 2) 2(”−12(x1w/11
w)2)/3−αs□、w((/RB+fR□)(lB
□/2)2−cBl (1−12(IB、、#B□)2
)/ 3 50) Δす11M、ΔyPsは圧延荷重による+111 (f
モーメントおよびせん断力による項、Δ”FM’ Δ(
JFSはロールペンディングカによる曲げモーメントお
よびせん断力による項でありそれぞれ次式で与えられる
ETwΔtJPM/P = W(5) ・m/1.20
 +W(4) ・n/24−((1,W/2+χIW”
’IW/2−3.T、w)/(21i’、w)−’b2
(A、w/2十χ1w)(11w/2−χ、w)/(4
8A、w)十b3(5−b/A1w)/1920 5υ
asWAtj、、8/p−W(3)・2m/9−W(2
)’2n/3+2(11v/2+x1W)(1,W/2
−11w)/(311w)−b(3−b/11w)/1
8(521 E工wΔ”FM/ F = W(5) ・rn、15Q
 +w (4) ・n/ 12−W(3)/6−(0,
/2+χIW IIW/2)・W(2)/2t53) Gs、lLj、/F−−W(3)・4m/9−W(2)
−477/3 54)ただし、m、nは第3図に示す2
座標を用いてIMR〜WR接触荷重分布pIWをp、w
−(ffl −Z +n)(P−1−2F)と表現した
ときの係数であり次式で与えられる。
mニー12ブ1 n−(1.w十6ズsw)/ 111w’ (’1li
lまたW(」)は次式を意味している。
W (J) −13 1W J/ ( j + 1 )
 z I w・χ1W’ #IW” 2’IW)” (
57)d)ロールクラウンの直接的寄与項δ。
ロールクラウンがロールたわみを通じておよぼす影響は
既にδ8,δ7の中に含まれており、δ。では上下WR
間ギャップ形状を通じてのWRクラウンの直接的影響と
、接触領域のロールシフトによる変化がロールの積分平
均径におよぼず影響を考慮する。後者はロール間接触領
域においてロールプロフィルを積分平均によって直線近
似し、その後ロールプロフィルの影響を考慮するという
重ね合わせの方法に起因するものである。したがってδ
。は簡単な計算によって次式のように与えられる。
δc”’ fRw(4y”/12−1,、’)十fRw
(χい′−χ1w′)+fR1(2ズ1′−χIW’〜
χBl’)fRBズ8□′ 側ただしχい・石はそれぞ
れWR,IMRの胴中心のX座標であり、ロールシフト
量に符号を付与したものである。
e)ハウジングおよび圧下系の変形の抽出ここではキス
ロール締め込みによって圧下設定値qとロードセル出力
P,の対応関係が’J ”” g(Pt ) f59) と与えられた場合、このデータよりハウジングおよび圧
下系の変形特性を抽出する方法につ(・て具体的に説明
する。
式(59)のデータをロール変形とそれ以外の変形とに
分離する場合、ロール変形としてはロール偏平とBUR
たわみのみを考慮すればよい。WRおよびIMRのたわ
みはロールの直径が変化する訳ではないので、ロードセ
ルを検出端として得られたデータに直接的影響はおよぼ
さないと考えられる。
キスロール締め込み時の上下ロールをあわせたロール偏
平量Δ1′は式(3Gl, (38+の上下ロー/L.
分に加゛えて上下W 1間の偏平量を考慮すればよ(・
から次式で与えられる。
Δ・−2(δ.十δ・)+δ 嘱 δ「−60wwC4n(4Dw/Cρww)−1) (
6]1Pww−271w呻 ただしPはここでは上下WR間間部部作用している荷重
であり、P、から逆算して得られるものである。P、と
Pの関係は圧延機の形式によって異なって(るので注意
する必要がある。また上下ロールは寸法・形状ともにま
ったく対称であるとし、弐t59)のデータはロールシ
フトなしの状態で締め込んで得られたものとする。
キスロール時の上下BURたわみの寄与項Δ8′は式(
421で’Bl = 0とおいたδ8′を上下ロール分
で2倍すればよい。ただし式(421で用いる実圧延時
のたわみCBはキスロール時の非線形荷重分布補正係数
を用いて次式で計算する。
”’ニー(1−α2□8)δB+(αB01.B (f
RB +fRI )+αI(w、B (fRI+fRW
)+2αV?W、B ’J’RW l ”Bl/2) 
2(631 いま基調時のロードセル荷重をPl。、・・ウジングお
よび圧下系のストレッヂ量をΔ□とし、Δ1′・Δ8′
、Δ1.をロードセル荷重p、の関数として表現すると
Δ1□(P【)は次式を満足しなければならない。
ΔH(Pt−ΔH(Pt′)−Δ、’(Pt’)+Δi
′(Pt。)−((j(pρ+Δ8′(Pρ+Δ、′(
Pt)(6勺 式59)の測定データを式(財)に代入することにより
、ハウジングおよび圧下系の変形特性を表わすデータ群
を得ることができる。
f)ミルストレッチ計算および圧下設定方法ミルストレ
ッチを考える仮想の零点として、ロールプロフィルをす
べて積分平均したフラットロールに置き換えた場合の、
上下WRがキスした瞬間を採用する。このときの圧下設
定値をg。、板中心におけるミルストレッチをΔ(Pt
)で表わすと、出側板厚りは次式で与えられる。
h=g−g0+ Δ(Ptン 16ω ただし Δ(PL)−ΔH(Pρ十Δi(Pρ+ΔB(P、)十
Δw(Pt)+Δc(6G1go−ΔH(Pt。)+Δ
1′(Pt。)十Δ8′(Pt′)(6ηなおΔ11Δ
B’Δい、Δ6は上下ロール分のロール偏平、BURた
わみ、WRたわみおよびロールクラウンの寄与項であり
、上下対称の場合それぞれδ1.δ8.δい、δ。の2
倍である。Δ8は式(64Jに示ずように基調荷重から
の偏差として与えられているだけであるので、圧下設定
値qをめる式は具体的には次式のようになる。
g6− Δ′(Po)+Δ8′(Pt。) (lli9
)t Δ(Pt−(ΔI((Pt−ΔH(P、’))+Δ、(
P、)+ΔB(P、)+3w(Pρ+Δc(70) (3)4Hiミルのミルストレッチ計算モデル4Hiミ
ルは6Hiミルの完全な特殊解となるので説明は省略し
、ロールシフトを行なわないという前提で簡単になった
要素式を列挙するにとどめる。
δ=δ、十δ、(7υ 1 1 J ただし613wは式(5)、δWは式(40)で与えら
れる。
δ8−Δ(、/BM+Δ’jBs + (C: −CB
X2CIB−1!By)/II8゜−CB/3 (72
1 弓=δ8+α、 ((/RB+/Rw)(A8w/2)
2−CB+C%vj σ0 δ、=(z−aW)(Δ”PM+Δ’ps十Δ”FM+
Δy、)−aW((fRB+fRθ(lBw/2)”−
CB)I3 (781ΔLJF5= −v−1Bw/ 
(9GSw) @2δc ”” / Rw’1w’/ 
12 (831(4)アルミ板締め込みによる検証 これまでに提示したミルストレッチ計算式の精度検討を
行なうため、実際の熱延工場の仕り圧延機を用いてアル
ミ板の締め込み実験を行なった。
a)実験方法および実験条件 実験に用いた圧延機は仕上2号圧延機(F2)および4
号圧延機(F4)であり、F2が4Hiミル、F4が6
Hiミルで、それぞれのロール寸法を表1に示す。
アルミ拐貿は純アルミニウムA1050P−1/2H。
lI24を用い、第4図に示すように板厚8職、長さく
L) 2 ynのアルミ板を幅(h)45龍の短冊形に
切断し、これを5龍の間隔(d)をあけて並べて実験に
供した。これは一枚板を締め込んだ場合には張力のフィ
ードバック効果が作用し、WR〜アルミ板間の幅方向荷
重分布が著しく不均一になる懸念があったためである。
実験はBUR軸受の油膜厚みの影響が入らないようにミ
ル停止のままキスロール締め込みテストを行ない、式(
591に相当するデータを採取した後に行なった。4 
Hl ミルの場合は、それ以後まったくロールを回転せ
ずにアルミ板の締め込みを実施したためロール偏心等の
外乱も入り込む余地がない。(5Hi ミルの場合はI
MRシフト量の設定変更の際にロールを回転する必要が
あったため、ロール偏心等の外乱が含まれていると考え
なければならない。
b)実験結果 第5図にはアルミ板の圧痕底の板厚りからそのときの圧
下設定値gを差し引いてめたストレッチ量とこれに対応
するミルストレッチ計算値Δ−q、 (式の5)参照)
を比較した結果を示す。
なおミルストレッチΔの計算においては、WRとアルミ
板の接触状態が圧延時と違って前後面対称であることお
よび短冊板の間に5間の間隙があることを考慮している
。前者は、材料との接触によるWR偏平の寄与項δマと
して式(401を用いるのではなく次式を用いたことを
意味している。
式(財)は接触長りにわたってだ円形の圧力分布が作用
したときの接触長の中央部の偏平量を表わしており、円
柱に線集中荷重が作用したときの変位解の積分によって
得た式である。後者は式(2)の線荷重pwとしてP/
bを用いるのではなくて、一枚のアルミ板を構成してい
る短冊板の合計板幅b′を用いてpw=P/b′として
計算していることを意味する。
第5図中の圧延荷重Pはロードセル荷重PLの読み取り
値から逆算したもので、図中の各点に対応した数字を示
している。第5図の特に4Hiミルの場合泪算値が実測
値エリやや小さくなっている傾向があるが、これはキス
ロール締め込みテストも表1に示したような凹カーブを
句与したWRのまま行なったためと考えられる。つまり
本発明ではロールは常に見かけの接触領域全面で接触し
ているという前提で理論展開を行なってきたが、比較的
大きなロールクラウンが付与されている場合は低荷重領
域でこの前提条件が満足されなくなるためと考えられる
。このほか式(財)の接触長りとして圧痕幅全長を採用
したこと、およびアルミの弾性変形を無視していること
等のデータ処理上の問題点、さらに、は実験そのものに
伴なう誤差要因を考慮すれば、実測値と計算値はこれら
の誤差範囲内でよく一致していると考えられる。
表J(al F2(4Hiミル)のミルディメンジョン
表1 (bl F4 (6Hiミル)のミルディメンジ
ョン注)チャンファ一部を除いた有効胴長はずべて16
80朋である。
なお以上の実施例では基本的に上下対称な4Hiミルオ
よび6Hlミルを対象としたが、その他の圧延機にも本
発明が同様に適用できることは言うまでもない。また、
通常の4Hiミルの場合BURを交換するたびにキスロ
ール締め込み実験を行なうのであれば、BURたわみを
・・ウジングおよび圧下系の変形と同様に取り扱うこと
も可能であり、本発明はこのように種々の形で適用する
ことができる。
(発ゆJの効果) 本発明を適用することによって、従来に比べて大幅な板
幅あるいは板厚の変更があっても、圧延荷重さえ正確に
予測できれば高精度な板厚を変更直後から確保すること
が可能となる。また本発明を適用すれば、圧延中の板幅
あるいは板厚変更もより円滑に実施することが可能とな
る。通常のゲージメータ方式の自動板厚制御についても
本発明を適用することにより、ミル剛性を学習する必要
がほとんどなくなるため、塑性係数を高精度に学習する
ことが可能となり、制御性能が大幅に向上するものと考
えられる。
板クラウン・形状制御の目的でロールベンディングカー
やロールシフト等の機能を活用する場合、板厚精度の観
点からは外乱となるが、本発明を適用ずればこのような
外乱をも除去することが可能である、。
【図面の簡単な説明】
第1図は4段圧延機のロール変形解析の考え方を模式的
に示した図、第2図は非線形荷重分布補正係数をめるた
めの座標系と幾何学的境界条件を示す図、第3図は6 
I’(+ ミルの単純たわみ状態の変形をめるための図
、第4L閾は締め込みテストに用いたアルミ板の形状を
示す図、第5図(al・(blはアルミ締め込みテスト
による実測ミルストレッチと計算値を比較した図である
。 1・・・補強ロール、2・・・作M口 x、3・・・補
強ロール一作業ロール間荷重分布、4・・圧延拐、5・
・・補強ロール−中間ロール間荷重分布、6・・・中間
ロール 代理人 弁理士 矢 葺知 之 外1名(a) II 
1図 112図 13図 第4図 だ 〉 第 5図 °[−μ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板圧延において、圧延荷重およびロールペンディン
    グ力による上下作業ロール間ギャップの増分すなわちミ
    ルストレッチを、a−ル変形の寄力分とロール変形以外
    の寄与分に分離し、ロール以外の変形特性については、
    あらかじめ上下作業ロールをキスさせて行なった締め込
    み実験によってめておいて計算し、所望の板厚を得るた
    めの圧下設定値を決定することを特徴とする圧延機の圧
    下設定制御方法。 2 板圧延において、ロール以外の変形特性については
    、あらかじめ上下作業ロールをキスさせて行なった締め
    込み実験によってめておいて、それにロール変形の寄与
    分を加えるLいう方法で構成されるミルストレッチ式を
    用いて、圧延荷重がミルストレッチにおよぼす影響係数
    あるイハロールペンディング力がミルストレッチにおよ
    ぼす影響係数のどちらか一方または双方をめ、これに基
    づいて圧延中の圧下操作量全決定することを特徴とする
    圧延機の圧下設定制御方法。 3、4段以上の多段圧延機のロール変形の寄与分を、ロ
    ール間接触荷重の板幅方向分布を各ロールの力およびモ
    ーメントの平衡条件から一義的に決まる直線分布と仮定
    してロール偏平変形をめ、これに作業ロールおよび補強
    ロールのたわみ全それぞれの隣接ロールとの接触領域に
    関する積分平均直線全基準として重ね合わせるという方
    法によってめてなる、特許請求の範囲第1項記載の圧延
    機の圧下設定制御方法。 4.4段以上の多段圧延機のロール変形の寄与分を、ロ
    ール間接触荷重の板幅方向分布?各ロールの力およびモ
    ーメントの平衡条件から一義的に決まる直線分布と仮定
    してロール偏平変形をめ、これに作業ロールおよび補強
    ロールのたわみ全それぞれの隣接ロールとの接触領域に
    関する積分平均直線を基準として重ね合わせるとぃう方
    法によってめてなる、特許請求の範囲第2項記載の圧延
    機の圧下設定制御方法。
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