JPS6029808Y2 - 鉛蓄電池用打抜格子基板 - Google Patents
鉛蓄電池用打抜格子基板Info
- Publication number
- JPS6029808Y2 JPS6029808Y2 JP796180U JP796180U JPS6029808Y2 JP S6029808 Y2 JPS6029808 Y2 JP S6029808Y2 JP 796180 U JP796180 U JP 796180U JP 796180 U JP796180 U JP 796180U JP S6029808 Y2 JPS6029808 Y2 JP S6029808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bent
- lead
- grid
- active material
- lattice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉛蓄電池格子に関する。
出願人は先に特願昭５２−６９１７７号（特開公開５４
−４３２８号）に於て、プレス加工により１側に屈曲突
出する外周突枠を形威した打抜き鉛蓄電池格子に於て、
その外周突枠内の空間内に充填された活物質の保持を改
善するべく、格子桟を交互にジグザグ状に変位屈曲せし
めたものを提案したが、該外周突枠の内側立上り屈曲端
縁から直接該屈曲格子桟又は／及びを屈曲せしめると、
換言すれば、外周突枠の内側屈曲部と格子桟の屈曲部と
が同じ個所で重複して行なわれると、該部における強度
が劣り、屈曲応力も倍増して活物質に対する耐腐食性も
劣化する不都合を生ずる。
−４３２８号）に於て、プレス加工により１側に屈曲突
出する外周突枠を形威した打抜き鉛蓄電池格子に於て、
その外周突枠内の空間内に充填された活物質の保持を改
善するべく、格子桟を交互にジグザグ状に変位屈曲せし
めたものを提案したが、該外周突枠の内側立上り屈曲端
縁から直接該屈曲格子桟又は／及びを屈曲せしめると、
換言すれば、外周突枠の内側屈曲部と格子桟の屈曲部と
が同じ個所で重複して行なわれると、該部における強度
が劣り、屈曲応力も倍増して活物質に対する耐腐食性も
劣化する不都合を生ずる。
本考案はか）る不都合を解消し乍ら上記の従来の目的を
奏する屈曲格子桟を形威された鉛蓄電池用打抜格子基板
を提供するもので、加圧により１側に屈曲突出せしめた
外周突枠２を形威し、その内部を交叉する多数本の格子
桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・から戒る活物
質充填面域をもつ活物質充填用空間５に形威され、これ
ら交叉する格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・
・のいづれか１方又は両方を変位屈曲させて活物質の保
持を改善した形式の鉛蓄電池用打抜格子基板１に於て、
該屈曲格子桟３，３・・・・・・又は／及び４，４・・
・・・・を外周突枠２の内側立上がり屈曲端縁２ａとの
間に水平部６を残して屈曲せしめその屈曲端３ａ、３ａ
・・・・・・又は／及び４ａｔ４ａを形威して戊る。
奏する屈曲格子桟を形威された鉛蓄電池用打抜格子基板
を提供するもので、加圧により１側に屈曲突出せしめた
外周突枠２を形威し、その内部を交叉する多数本の格子
桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・から戒る活物
質充填面域をもつ活物質充填用空間５に形威され、これ
ら交叉する格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・
・のいづれか１方又は両方を変位屈曲させて活物質の保
持を改善した形式の鉛蓄電池用打抜格子基板１に於て、
該屈曲格子桟３，３・・・・・・又は／及び４，４・・
・・・・を外周突枠２の内側立上がり屈曲端縁２ａとの
間に水平部６を残して屈曲せしめその屈曲端３ａ、３ａ
・・・・・・又は／及び４ａｔ４ａを形威して戊る。
図面に示す本考案の実施合１例に於て、帯状鉛素板から
打抜きにより縦横に交叉する格子桟３゜３・・・・・・
４，４・・・・・・を形成し、これらにより多数の矩形
の活物質充填用透窓７，７を形威し、次でこれら縦横の
格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・の両方を
整形用プレスによりジグザグ状に交互に屈曲する屈曲格
子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・とするもの
であるが、該打抜きにより格子桟３，３・・・・・・４
，４・・・・・・を形成する際、そ外周に既にプレス加
工により１側に断面円弧状に屈曲形成された外周突枠２
の内側立上がり屈曲端縁２ａとの間に少許の水平部６を
存して、図示の場合では、該外周突枠２の内側に沿った
少許の枠状平坦面６を残して、その平坦面６の内端縁か
ら該格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・の夫
々が上方又は下方に向かい屈曲せしめてその屈曲端３ａ
、３ａ・・・・・・４ａ、４ａ・・・・・・を形成せし
めた。
打抜きにより縦横に交叉する格子桟３゜３・・・・・・
４，４・・・・・・を形成し、これらにより多数の矩形
の活物質充填用透窓７，７を形威し、次でこれら縦横の
格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・の両方を
整形用プレスによりジグザグ状に交互に屈曲する屈曲格
子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・とするもの
であるが、該打抜きにより格子桟３，３・・・・・・４
，４・・・・・・を形成する際、そ外周に既にプレス加
工により１側に断面円弧状に屈曲形成された外周突枠２
の内側立上がり屈曲端縁２ａとの間に少許の水平部６を
存して、図示の場合では、該外周突枠２の内側に沿った
少許の枠状平坦面６を残して、その平坦面６の内端縁か
ら該格子桟３，３・・・・・・４，４・・・・・・の夫
々が上方又は下方に向かい屈曲せしめてその屈曲端３ａ
、３ａ・・・・・・４ａ、４ａ・・・・・・を形成せし
めた。
又、図示のように、先の格子桟３，３・・・・・・４，
４・・・・・・の該平坦面６との交叉する近傍端部３ｂ
、３ｂ・・・・・・４ｂ、４ｂ・・・・・・を広幅端部
に形成するときは、該屈曲端３ａ、４ａの形成により格
子桟３，４が延びて細くなり機械的強度の劣化を防止し
得られる。
４・・・・・・の該平坦面６との交叉する近傍端部３ｂ
、３ｂ・・・・・・４ｂ、４ｂ・・・・・・を広幅端部
に形成するときは、該屈曲端３ａ、４ａの形成により格
子桟３，４が延びて細くなり機械的強度の劣化を防止し
得られる。
尚、該格子桟３，４の該広幅端部３ｂ、４ｂは図示の如
く平坦面６側に至るに従い広幅となるテーパー状とする
ことが強度的に好ましい。
く平坦面６側に至るに従い広幅となるテーパー状とする
ことが強度的に好ましい。
前記のような屈曲格子桟は、横方向及び縦方向のいづれ
か１方の格子桟について形成してもよいことは勿論であ
る。
か１方の格子桟について形成してもよいことは勿論であ
る。
この場合でも、該枠状の平坦面６を残すように打抜きを
行なうことが好ましい。
行なうことが好ましい。
該枠状平坦面６は又充填活物質の保持の増大に役立つ。
８は、本考案格子基板１を打抜きして得る際、該外周突
枠２の外側立上がり屈曲線２ｂより少許間隔を存して打
抜くことにより形成された極めて短かく突出した枠状水
平余端部を示し、これにより活物質の充填時の加圧によ
る該外周突枠２の高さの変動を可及的に防止し、且つ円
滑且つ一定量の活物質充填に良好に役立つ。
枠２の外側立上がり屈曲線２ｂより少許間隔を存して打
抜くことにより形成された極めて短かく突出した枠状水
平余端部を示し、これにより活物質の充填時の加圧によ
る該外周突枠２の高さの変動を可及的に防止し、且つ円
滑且つ一定量の活物質充填に良好に役立つ。
このように本考案は、鉛蓄電池用打抜格子基板の格子桟
３又は／及び４の屈曲端３ａ又は／及び４ａと外周突枠
２の内側屈曲縁２ａとをこの間に水平部６を存して各別
に形成されるので、格子桟を外周突枠の内側屈曲縁に重
複して屈曲せしめるものに比し、機械的強度を向上し屈
曲応力を減少し、活物質等による耐腐食性の改善をもた
らす等の効果を有する。
３又は／及び４の屈曲端３ａ又は／及び４ａと外周突枠
２の内側屈曲縁２ａとをこの間に水平部６を存して各別
に形成されるので、格子桟を外周突枠の内側屈曲縁に重
複して屈曲せしめるものに比し、機械的強度を向上し屈
曲応力を減少し、活物質等による耐腐食性の改善をもた
らす等の効果を有する。
第１図は本考案実施の１例の正面図、第２図は、第１図
のＡ−Ａ線截断面図を示す。 １・・・・・・基板、２・・・・・・外周突枠、２ａ・
・・・・・内側立上がり屈曲端縁、３，４・・・・・・
格子桟、３ａ、４ａ・・・・・・格子桟屈曲端、６・・
・・・・水平間隔。
のＡ−Ａ線截断面図を示す。 １・・・・・・基板、２・・・・・・外周突枠、２ａ・
・・・・・内側立上がり屈曲端縁、３，４・・・・・・
格子桟、３ａ、４ａ・・・・・・格子桟屈曲端、６・・
・・・・水平間隔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 加圧により１個に屈曲突出せしめた外周突枠２を形
威し、その内部を交叉する多数本の格子桟３，３・・・
・・・４，４・・・・・・から戒る活物質充填面域をも
つ活物質充填用空間５に形威され、これら交叉する格子
線３，３・・・・・・４，４・・・・・・のいずれか１
方又は両方を変位屈曲させて活物質の保持を改善した形
式の鉛蓄電池用打格子基板１に於て、該屈曲格子桟３，
３・・・・・・又は／及び４゜４・・・・・・を外周突
枠２の内面立上がり屈曲端縁２ａとの間に水平部６を残
して屈曲せしめその屈曲端３ａ、３ａ・・・・・・／及
び４ａ、４ａ・・・・・・を形威して戒る鉛蓄電池用打
抜格子基板。 ２ 該水平部６は、該外周突枠２の内側立上がり屈曲線
２ａの内側に形威された枠状平担面による水平部６であ
る実用新案登録請求の範囲第１項記載の鉛蓄電池用打抜
格子基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796180U JPS6029808Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 鉛蓄電池用打抜格子基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP796180U JPS6029808Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 鉛蓄電池用打抜格子基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56110578U JPS56110578U (ja) | 1981-08-26 |
| JPS6029808Y2 true JPS6029808Y2 (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=29604648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP796180U Expired JPS6029808Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | 鉛蓄電池用打抜格子基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029808Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2287948B1 (en) | 2005-05-23 | 2016-01-06 | Johnson Controls Techonology Company | Battery grid |
| CA2679909C (en) * | 2007-03-02 | 2015-05-05 | Johnson Controls Technology Company | Negative grid for battery |
| DE102013111109A1 (de) | 2013-10-08 | 2015-04-09 | Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa | Gitteranordnung für eine plattenförmige Batterieelektrode eines elektrochemischen Akkumulators sowie Akkumulator |
-
1980
- 1980-01-28 JP JP796180U patent/JPS6029808Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56110578U (ja) | 1981-08-26 |
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