JPS6029614B2 - 押出チュ−ブの製法 - Google Patents

押出チュ−ブの製法

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JPS6029614B2
JPS6029614B2 JP52044757A JP4475777A JPS6029614B2 JP S6029614 B2 JPS6029614 B2 JP S6029614B2 JP 52044757 A JP52044757 A JP 52044757A JP 4475777 A JP4475777 A JP 4475777A JP S6029614 B2 JPS6029614 B2 JP S6029614B2
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JP
Japan
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tube
end portion
curvature
notch
small
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JP52044757A
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健 吉岡
征夫 坂田
節雄 川崎
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック製の中空筒体を押出チューブの胴
部とし、これに、頚部と肩部とを一体に射出成形法によ
り成形する際に、該肩部の下端部分全周と前記中空筒体
の端部分とを、該中空筒体の端部分を外層とし、かつ後
記小曲率半径円弧部分にある中空筒体の端部分をチュー
ブ内側に湾曲して溶着して、該落着個所の横断面が1以
上の小曲率半径円弧部分を有する形状であるプラスチッ
ク製押出チューブを製造する方法に関する。
溶着個所近傍のチューブ胴部の横断面の形状が、円形の
押出チューブ、第1図図示の楕円形の如く円弧部分y.
の両側部分の挟む角0,が小さいが、該円弧部分y,の
曲率半径が大さし、押出チューブ、第2図図示の四角形
の如く角部の円弧部分y2の曲率半径が小さいが該角部
を挟む二辺のなす角a2が大さし、押出チューブは、そ
れぞれの円弧部分にある中空筒体の端部分をチューブ内
側に湾曲し落着してあっても、次に述べる従来方法で、
平滑、美麗な外観の港着個所をもつ押出チューブが製造
できる。上記従来の製造方法は、例えば溶着個所近傍の
チューブ胴部の横断面の形状が円形の押出チューブの場
合、第3図を参照して、外金型Aの真下に置かれた内金
型Bに端部分の端面が同一平面上にあるプラスチック製
中空筒体Cを挿入し、該挿入して中空筒体Cの上側の端
部分1を内金型Bの肩部11の下端緑12よりも突出せ
しめ、この状態で、内金型Bを上昇させて、第4図の如
く外金型Aの空室20内に位置させる。
このとき、中空筒体Cの端部分1は全周にわたり外金型
Aの空室20の内面に沿って内側に湾曲し、湾曲端部2
となる。次に溶融プラスチックを外金型Aの中央貫通孔
21から圧入し、外金型Aと内金型Bの間の間隙Dを埋
め、押出チュ−ブの頚部26と肩部22を成形する(第
5図)。溶融プラスチックは、中空筒体の湾曲端部2と
内金型Bの肩部11との間にも入り込み、その結果、該
湾曲端部2はそのプラスチックの熱によって収縮するの
で、前記外金型に挿入湾曲時に湾曲端部に生じていた極
めて浅く、ピッチの大きい波打ちが消滅し、そしてこの
中空筒体Cの湾曲部分2、即ち様部分1と前記層部22
の下端部分とが中空筒体の端部分を外層として港着する
のである。最後に、頚部26、肩部22からなる射出成
形体24を冷却したのち、両金型を取去れば、押出チュ
ーブが得られる。このチューブの溶着個所23は、外層
の湾曲部分の波打ちが前記のように消滅しているので第
5図の如く、全周に亘り平滑で凹凸がない外面をもって
いる。しかし溶着個所23の横断面が、第6図図示の菱
形のように円弧部分y3の曲率半径がづ・さく、かつ該
円弧部分から両側にそれぞれのびる辺のなす角83が小
さい形状の部分(以下小曲率半径円弧部分という)を有
するときには、中空筒体の端部分の該小曲率半径円弧部
分が前記のように外金型の空室内面に沿って湾曲させら
れたとき、該湾曲された部分、即ち湾曲端部に生じたし
わ30,31(第7図参照)の深さSが、前記落着個所
の横断面形が円形、楕円形、四角形に比べて深く、かつ
ピッチPが小さいので、金型内に流しこまれたプラスチ
ックの熱によっても該湾曲端部は平坦にならす、しわが
残り、従ってこの溶着個所の外観が悪くなることが判っ
た。
本発明は、溶着個所近傍のチューブ胴部の横断面形状が
1以上の小曲率半径円弧部分を有するプラスチック製押
出チューブの頚部及び肩部を一体に射出成形法により成
形する際に、該肩部の下端部分全岡と、前記チューブ胸
部となるプラスチック製中空筒体の端部分全周とを、該
中空筒体の端部分を外層としかつ、少なくとも前記小曲
率半径円弧部分にある前記中空筒体の端部分をチューフ
内側に湾曲して溶着し、もって前記落着個所となして前
記の押出チューブを製造する従来方法において、前記小
曲率半径円弧部分の溶融個所にしわが残存するという欠
点の解消を目的とするもので、本発明の特徴とするとこ
ろは、前記中空筒体の横断面形状を所定形状としたとき
水平面への投影形状が前記小曲率半径円弧部分を有する
形状となるように前記中空筒体の端部分を斜めに切除し
て該端部分に切欠部を設け、該切欠部を前記小曲率半径
円弧部分となる個所におき、該功欠部を含む端部分を溶
着することにある。
以下に本発明方法を用いたプラスチック製押出チューブ
製造の具体例について説明をする。
第8図は本発明方法で製造して押出チューブの正面図、
第9図は一部断面の側面図、第10図は平面図で、第1
1図は、本具体例で使用した中空筒体の形状を示す斜視
図である。本発明方法と、前記従来方法との相違は次の
点にある。
従来方法では、前記の通り端面が同一平面上にある端部
分をもつプラスチック製中空筒体Cをそのまま内金型に
挿入し、次いで外金型の空室内に該内金型と共に該中空
筒体を挿入してもの塙部分を空室内面に沿って湾曲させ
て溶着しているが、本発明では、水平面への投影形状が
前記小曲率半径円弧部分を有する形状となるように中空
筒体の端部分を斜めに切除して該端部分に切欠部を設け
ること(上記具体例では第11図に示すように、中空筒
体Cの端部分1のうち該中空筒体Cの中心軸線(仮想線
)X−Xに関し対称個所37,37′を同大に斜めに切
除して切欠部34,34′を設けること。)、その切欠
部は溶着個所近傍のチューブ胸部の横断面(チューブ軸
直角断面)形状の4・曲率半径円弧部分となる個所にお
かれること(第11図で言えば、該切欠部34,34′
の下端35,35′を結ぶ線が、内金型の横断面で長軸
上に位置するようにして内金型に挿入されること。)で
、前記従釆方法と相違する。第8〜10図は、中空筒体
Cの横断面形状を所定小曲率半径円弧部分をもつ形状に
したときに水平面への投影形状が該小曲率半径円弧部分
を有する形状となるように端部分を斜めに切除し、第1
1図に示した一対の切欠部34,34′を該端部分にも
つ中空筒体Cを用い、前記内金型、外金型を用いて製造
したチューブを示し、チューブの8同部41となる中空
筒体Cの前言己切欠部34,34′をもつ端部分と、一
体成形の頚部42及び肩部43からなる射出成形体24
Aの該肩部43の下端部分とは、第10図に示す前記肩
部43の小曲率半径円弧部分44,44′(これは又、
長藤側端部である)の周綾部から第8図に示す肩部43
の上端水平部46の局緑部である大曲率半径の円弧部4
7,47′に至る一対のV字形部の周緑部45,45′
(この部分は中空筒体の切欠部の周縁部でもある)と、
これに続く前記大曲率半径の円弧部47,47′(この
部分は端部分のうち中空筒体の両切欠部34,34′間
の部分36,36′でもある)とで溶着してあり、本例
では溶着個所のどの部分も中空筒体の端部分をチューフ
内側に向けて湾曲した構成として落着し製造した。
尚、溶着個所の中は通例2〜5肌であり、本例では3肌
とした。この押出チューブの溶着個所近傍のチューブ月
岡部を第8図のY−Y個所で切断した横断面形状は第6
図に示す形状と同様である。本例の押出チューブは、小
曲率半径円弧部分44,44′の周縁の落着個所にもし
わの発生がなく、平滑かつ美麗な外観を呈し、商品価値
の高いチューブとなった。
本発明方法によれば小曲率半径円弧部分でもしわを生じ
ないのは、中空筒体の端部分を斜めに切除して切欠部を
設け、この切欠部の周緑を溶着して小曲率半径円弧部分
を形成したので、切欠部を有しない中空筒体の場合に比
べて、小曲率半径円弧部分の周緑長さが長くなり、該周
緑の大部分において曲率半径が大となり、そこで端部分
をチューブ内側に湾曲させた際の該小曲率半径円弧部分
における該端部分の絞り率が小さくなるためであると推
定される。
尚中空筒体の端部分の切欠部は、該中空筒体の横断面形
状を所望の形状、例えば第6図の形状となるようにした
ときに端部分の小曲率半径円弧部分となっている個所を
斜めに切除して設けてもよい。要は中空節体の横断面形
状を所定形状としたときに水平面への投影形状が該小曲
率半径円弧部分を有する形状になる切欠部を設けること
である。なお、切欠部は、上述の説明では2ケを示した
が、溶着個所近傍のチューブ胴部の横断面形状が例えば
砲弾形であったり、落下する水滴形であるようなときは
、小曲率半径円弧部は1ケであり、従って切欠部は1ケ
所設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、押出チューブの断面形状の一例を示す説
明図、第3,4図は、従来のチューブ製造方法の説明図
、第5図はその従来方法で得られたチューブの要部を示
す部分破断正面図、第6図は小曲率半径円弧部分を有す
るチューブ胴部の横断面形状の1例を示す図、第7図は
小曲率半径円弧部分に生じたしわの例示図、第8図は本
発明方法により製造したチューブの正面図、第9図は部
分破断側面図、第10図は平面図、第11図は本発明方
法で用いる切欠部を有する中空筒体の端部の1例の斜視
図である。 A・・・外金型、B・・・内金型、C・・・プラスチッ
ク製中空筒体、1・・・中空筒体Cの端部分、26・・
・チューブ頚部、22・・・チューブ肩部、2・・・端
部1の屈曲部、23・・・チューブの溶着個所、24,
24A・・・プラスチック製射出成形体、25・・・成
形体24肩部の端部分、34,34′・・・切欠部、4
4,44′・・・断面形状のうち、小曲率半径円弧部。 川図汁Z図 ガ3図 外4図 外5図 外6図 オア図 ガ8図 汁O脚 カー0図 外ll図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶着個所近傍のチユーブ胴部の横断面形状が1以上
    の小曲率半径円弧部分を有するプラスチツク製押出チユ
    ーブの頚部及び肩部を一体に射出成形法により成形する
    際に、該肩部の下端部分全周と、前記チユーブ胴部とな
    るプラスチツク製中空筒体の端部分全周とを、該中空筒
    体の端部分を外層としかつ、少なくとも前記小曲率半径
    円弧部分にある前記中空筒体の端部分をチユーブ内側に
    湾曲して溶着し、もつて前記溶着個所となして前記の押
    出チユーブを製造する方法であつて、前記中空筒体の横
    断面形状を所定形状としたときに、水平面への投影形状
    が前記小曲率半径円弧部分を有する形状となるように前
    記中空筒体の端部分を斜めに切除して該端部分に切欠部
    を設け、該切欠部を、前記小曲率半径円弧部分となる個
    所におき、該切欠部を含む端部分を溶着することを特徴
    とする押出チユーブの製造。
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