JPS6029564Y2 - 根太支持金具 - Google Patents
根太支持金具Info
- Publication number
- JPS6029564Y2 JPS6029564Y2 JP17772579U JP17772579U JPS6029564Y2 JP S6029564 Y2 JPS6029564 Y2 JP S6029564Y2 JP 17772579 U JP17772579 U JP 17772579U JP 17772579 U JP17772579 U JP 17772579U JP S6029564 Y2 JPS6029564 Y2 JP S6029564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- shaped metal
- joist
- fitting
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Floor Finish (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物の床板を受けるために用いられる根太をコ
ンクリート床面に設置するための根太支持金具に関する
。
ンクリート床面に設置するための根太支持金具に関する
。
従来の根太支持金具として、第１図に示すように、コン
クリート床面１に固定される固定金具２と、この固定金
具２上面に開設された挿通孔３に配設された螺子杆４と
、この螺子杆４の一端に取り付けられ、根太５を適宜高
さに抱持するＵ字型金具６とからなり、上記螺子杆４を
挿通孔３に挿通して前記螺子杆４に螺合させた一組の昇
降調整用ナツト７ａ、７ｂによってＵ字型金具６を適宜
の高さ位置に固定するとともに、前記Ｕ字型金具６の内
側に根太５を嵌め込み、両側壁８ａ、８ｂの上端中央部
に穿設した貫通孔にピン９を連通させ、側壁８ｂから突
出したピン９の先端に螺合させたナツト１０を締め付け
ることによって根太５を固定するようにしたものがあっ
た。
クリート床面１に固定される固定金具２と、この固定金
具２上面に開設された挿通孔３に配設された螺子杆４と
、この螺子杆４の一端に取り付けられ、根太５を適宜高
さに抱持するＵ字型金具６とからなり、上記螺子杆４を
挿通孔３に挿通して前記螺子杆４に螺合させた一組の昇
降調整用ナツト７ａ、７ｂによってＵ字型金具６を適宜
の高さ位置に固定するとともに、前記Ｕ字型金具６の内
側に根太５を嵌め込み、両側壁８ａ、８ｂの上端中央部
に穿設した貫通孔にピン９を連通させ、側壁８ｂから突
出したピン９の先端に螺合させたナツト１０を締め付け
ることによって根太５を固定するようにしたものがあっ
た。
しかしながら、このような従来の根太支持金具にあって
は、根太５を取り付ける際には、ピン９を予めＵ字型金
具６から外しておかねばならず、しかる後Ｕ字型金具６
内に根太５を嵌め込みピン９及びナツト１０で螺合する
ため、床構築面に多数設置する場合などにおいては、組
付作業上にわいて非能率的で煩雑であるという問題を有
していた。
は、根太５を取り付ける際には、ピン９を予めＵ字型金
具６から外しておかねばならず、しかる後Ｕ字型金具６
内に根太５を嵌め込みピン９及びナツト１０で螺合する
ため、床構築面に多数設置する場合などにおいては、組
付作業上にわいて非能率的で煩雑であるという問題を有
していた。
また上記根太５をＵ字型金具６内に抱持してピン９及び
ナツト１０にて締め付けるため、どの程度締め付けたら
良いか加減が分からず、締め付けが弱いと根太５がガタ
つきやすくなり、締め付けが強ぎるとＵ字型金具６内壁
に介装した弾性体１１の働きを抑制してしまうので根太
５上面に床を架設した時にクッション性が損なわれる等
の不具合をも有していた。
ナツト１０にて締め付けるため、どの程度締め付けたら
良いか加減が分からず、締め付けが弱いと根太５がガタ
つきやすくなり、締め付けが強ぎるとＵ字型金具６内壁
に介装した弾性体１１の働きを抑制してしまうので根太
５上面に床を架設した時にクッション性が損なわれる等
の不具合をも有していた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、Ｕ字型
金具の上端近傍に夫々穿設した一方の係合孔に止着具の
一方の爪片を係止させ、かつ他方の爪片は止着具の上面
を押圧することにより止着具の傾斜板の傾斜面を利用し
て他方の係合孔へと導き嵌合させて根太をＵ字型金具と
止着具とで抱持することが出来る根太支持金具を提供す
るものである。
金具の上端近傍に夫々穿設した一方の係合孔に止着具の
一方の爪片を係止させ、かつ他方の爪片は止着具の上面
を押圧することにより止着具の傾斜板の傾斜面を利用し
て他方の係合孔へと導き嵌合させて根太をＵ字型金具と
止着具とで抱持することが出来る根太支持金具を提供す
るものである。
以下、添付図面に示す根太支持金具の実施例に基づいて
本考案を詳細に説明する。
本考案を詳細に説明する。
第２図に示すように、根太支持金具の固定金具２０は、
全体が断面略台形状に形威された金属板からなり、貫通
孔２１が開設されている上面２２とこの上面２２の両端
部より下方に徐々に拡開し更にその下端部が外方に折曲
形成された開脚部２３により構成されており、この開脚
部２３の夫々の下端部には、コンクリート用クギ２４を
打込むためのクギ孔２５が夫々穿設されている。
全体が断面略台形状に形威された金属板からなり、貫通
孔２１が開設されている上面２２とこの上面２２の両端
部より下方に徐々に拡開し更にその下端部が外方に折曲
形成された開脚部２３により構成されており、この開脚
部２３の夫々の下端部には、コンクリート用クギ２４を
打込むためのクギ孔２５が夫々穿設されている。
また上記固定金具２０の上面２２の貫通孔２１にはその
上部にＵ字型金具２６を固定してなる支柱２７の下端部
が挿通されている。
上部にＵ字型金具２６を固定してなる支柱２７の下端部
が挿通されている。
すなわちこの支柱２７の上部にはＵ字型金具２６の固定
用ナツト２８が螺合されていると共に、固定金具２０の
上面２２に開設された貫通孔２１の上下部には一組の昇
降調整用ナツト２９ａ、２９ｂが螺合され、上記上面２
２を被着するように装着されている。
用ナツト２８が螺合されていると共に、固定金具２０の
上面２２に開設された貫通孔２１の上下部には一組の昇
降調整用ナツト２９ａ、２９ｂが螺合され、上記上面２
２を被着するように装着されている。
上記Ｕ字型金具２６の側壁３０ ａｔ ３０ ｂ間の巾
は根太３１の横巾よりやや広巾に形威され、両側壁３０
ａ、３０ｂの内面及び底面を弾性材３２で被っている。
は根太３１の横巾よりやや広巾に形威され、両側壁３０
ａ、３０ｂの内面及び底面を弾性材３２で被っている。
更に両側壁３０ ａ、 ３０ ｂの上端部近傍位置に
は夫々係合孔３３ａ、３３ｂが穿設されている。
は夫々係合孔３３ａ、３３ｂが穿設されている。
またＵ字型金具２６の上方開放側にはＵ字型金具２６の
両側壁３０ａ＋３０ｂの間隔を一定に保持して係止する
止着具３４が被着されている。
両側壁３０ａ＋３０ｂの間隔を一定に保持して係止する
止着具３４が被着されている。
この止着具３４は、第３図に示すように板材の両端部を
折曲げて略コ字状に形威し、この板材の両折曲部には内
方に向かう爪片３５，３５’を設け、かつ一方の折曲部
にはその先端に連続して斜下方に突出する傾斜板を設け
ている。
折曲げて略コ字状に形威し、この板材の両折曲部には内
方に向かう爪片３５，３５’を設け、かつ一方の折曲部
にはその先端に連続して斜下方に突出する傾斜板を設け
ている。
上記実施例を適用して根太３１を固定するには、第４図
に示すように、先ずコンクリート床面３６に固定金具２
０を載せ、この開脚部２３のクギ孔２５にコンクリート
用クギ２４を打込んで固定する。
に示すように、先ずコンクリート床面３６に固定金具２
０を載せ、この開脚部２３のクギ孔２５にコンクリート
用クギ２４を打込んで固定する。
次に根太３１の高さ位置は、Ｕ字型金具２６を上下動さ
せて概略の高さ位置を設定した支柱２７に螺合している
上下の昇降調整用ナツト２９ａ。
せて概略の高さ位置を設定した支柱２７に螺合している
上下の昇降調整用ナツト２９ａ。
２９ｂによって固定金具２０の上面２２で締め付は固定
する。
する。
更にＵ字型金具２６内に根太３１を嵌入し、Ｕ字型金具
２６内の弾性材３２に当接させる。
２６内の弾性材３２に当接させる。
そしてＵ字型金具２６に夫々穿設した片側の係合孔３３
ａに止着具３４の一方の爪片３５を係合させて止着具３
４をＵ字型金具２６の開口上側に被着し、更に止着具３
４の傾斜板の傾斜面を利用してＵ字型金具２６の両側壁
を接近する方向へ押圧することにより、止着具３４の他
方の爪片３５′をＵ字型金具２６の係合孔３３ｂへと導
いて嵌合させ、根太３１をＵ字型金具２６と止着具３４
とで抱持した後更に必要に応じてＵ字型金具２６の高さ
位置の微調整が行われる。
ａに止着具３４の一方の爪片３５を係合させて止着具３
４をＵ字型金具２６の開口上側に被着し、更に止着具３
４の傾斜板の傾斜面を利用してＵ字型金具２６の両側壁
を接近する方向へ押圧することにより、止着具３４の他
方の爪片３５′をＵ字型金具２６の係合孔３３ｂへと導
いて嵌合させ、根太３１をＵ字型金具２６と止着具３４
とで抱持した後更に必要に応じてＵ字型金具２６の高さ
位置の微調整が行われる。
本考案は以上のように構成したので、根太支持金具に根
太を固定する際に止着具の上面を押すことにより簡単に
嵌着固定作業が出来るため、根太の組付作業の作業性を
大巾に改善させることが可能になると共に、作業時間を
短縮化することができる。
太を固定する際に止着具の上面を押すことにより簡単に
嵌着固定作業が出来るため、根太の組付作業の作業性を
大巾に改善させることが可能になると共に、作業時間を
短縮化することができる。
また、止着具の一方の爪片と他方の爪片との間隔は、止
着具をＵ字型金具に被着させた際に根太をＵ字型金具に
よって適宜の強さに締め付けることが出来る長さに予じ
め設定しておくことが出来るので、締め付けが弱すぎた
りあるいは強すぎたりすることがなく、均一の力で締め
付けることができ、根太のガタつきを防止することがで
きると共に、根太の上面に床を架設した時のクッション
性を保つことが出来る等、幾多の有益なる効果を奏する
。
着具をＵ字型金具に被着させた際に根太をＵ字型金具に
よって適宜の強さに締め付けることが出来る長さに予じ
め設定しておくことが出来るので、締め付けが弱すぎた
りあるいは強すぎたりすることがなく、均一の力で締め
付けることができ、根太のガタつきを防止することがで
きると共に、根太の上面に床を架設した時のクッション
性を保つことが出来る等、幾多の有益なる効果を奏する
。
第１図は従来に係る根太支持金具の斜視説明図、第２図
は本考案に係る根太支持金具の斜視説明図、第３図は本
考案に係る止着具の正面図、第４図は第２図の断面組付
説明図である。 ２０・・・・・・固定金具、２６・・・・・・Ｕ字型金
具、２７・・・・・・支柱、３１・・・・・・根太、３
３ａ、３３ｂ・・・・・・係合孔、３４・・・・・・止
着具、３５．３５’・・・・・・爪片、３６・・・・・
・コンクリート床面。
は本考案に係る根太支持金具の斜視説明図、第３図は本
考案に係る止着具の正面図、第４図は第２図の断面組付
説明図である。 ２０・・・・・・固定金具、２６・・・・・・Ｕ字型金
具、２７・・・・・・支柱、３１・・・・・・根太、３
３ａ、３３ｂ・・・・・・係合孔、３４・・・・・・止
着具、３５．３５’・・・・・・爪片、３６・・・・・
・コンクリート床面。
Claims (1)
- 床面３６に立設された支柱２７の上端に取り付けられ根
太３１を適宜の高さに抱持するＵ字型金具２６と、この
Ｕ字型金具２６の上方開口側に被着される止着具３４と
を有し、このＵ字型金具２６の両側壁３０ａ、３０ｂの
上端近傍には夫々保合孔３３ａ＋３３ｂを開設する一方
、上記止着具３４は、板材の両端部を略コ字状に折曲げ
て猛威するとともに、両折曲部には内方に向かう爪片３
５．３５’を設け、かつ一方の折曲部にはその先端部に
連続して突出する傾斜板を設けてなり、一方の爪片３５
をＵ字型金具２６の係合孔３３ａに係止すると共に他方
の爪片３５′は傾斜板の傾斜面を利用してＵ字型金具２
６の係合孔３３ｂへ導いて嵌合させるようにしたことを
特徴とする根太支持金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17772579U JPS6029564Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 根太支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17772579U JPS6029564Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 根太支持金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697351U JPS5697351U (ja) | 1981-08-01 |
| JPS6029564Y2 true JPS6029564Y2 (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=29688296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17772579U Expired JPS6029564Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 根太支持金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029564Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-24 JP JP17772579U patent/JPS6029564Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697351U (ja) | 1981-08-01 |
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