JPS6029320B2 - 集塵方法 - Google Patents

集塵方法

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JPS6029320B2
JPS6029320B2 JP5779980A JP5779980A JPS6029320B2 JP S6029320 B2 JPS6029320 B2 JP S6029320B2 JP 5779980 A JP5779980 A JP 5779980A JP 5779980 A JP5779980 A JP 5779980A JP S6029320 B2 JPS6029320 B2 JP S6029320B2
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copolymer
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恒雄 椿本
正博 細井戸
秀行 田原
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は集塵方法に関するものである。
更に詳しくは高炉、転炉、暁結炉等から排出される排ガ
スの集塵装置および塵挨や各種の反応ガスが存在する作
業場の環境浄化に用いられる環境集塵装置に使用される
集塵水の性能改良を目的とする集塵方法に関するもので
ある。排ガスの集塵装置に用いられる集塵水は1回の使
用で排出することは経済的に好ましくなく、通常循環使
用されているが、そのまま循環使用するとスケールが付
着してポンプ、配管、集塵機等が閉塞するという弊害が
生じる。
従釆この様な弊害を排除するために、集塵水の循環径路
の途中にシックナーを設けて集塵水中の懸濁物質を凝集
沈殿させたり、集塵水中にポリリン酸塩や比較的低分子
量のポリアクリル酸またはその塩等を添加したりしてス
ケールの付着を防止することが試みられている。
しかし、ポリリン酸塩はスケールの析出防止及び分散に
は有効ではあるが使用中に加水分解されてオルソリン酸
塩となって効果を急速に失なってしまう。
しかも生じたオルソリン酸塩は集塵水中に溶解している
カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン等
の金属イオンと反応して水に不溶性のリン酸塩(リン酸
カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸亜鉛等)を形
成して結晶粒子となって析出し、スラッジやスケールの
形成を逆に助長することになる。また、ポリリン酸塩は
、これを含む集塵水を放流すると海洋での赤糊発生等の
原因となる。一方、ポリアクリル酸またはその塩を使用
する場合、リンを含有していないこと、冷却水系統での
スケ−ルの析出防止及び分散にはポIJリン酸塩よりも
効果を有すること等種々の長所が認められている。しか
し、排ガス集塵水は凝集沈殿処理によりかなりの程度の
金属化合物は除去されてはいるが、集塵水をアルカリ処
理する場合にはアルカリ処理によって生じた鉄や亜鉛の
水酸化物は竪質であるためシックナー中で充分沈降せず
集塵水中に残存する。
また、排ガスと接触した際排ガス中に含まれる炭酸ガス
と集塵水中の金属イオンとが反応して出来た化合物は水
に対してかなりの溶解性をもつため、凝集沈殿によって
は完全には補捉されえない。そして集塵水がこのような
水酸化物や炭酸塩等の金属化合物を含む場合、これまで
用いられているポリリン酸塩やポリアクリル酸またはそ
の塩では必ずしも充分満足できるスケール抑制効果は得
られていない。そのためこの分野における有効なスケー
ル防止剤の開発が望まれているのが現状である。本発明
者らはこの様な現状に鑑み、金属化合物を含む集塵水の
スケールの析出防止及び分散に有効なスケール防止剤を
関発すべく鋭意研究を重ねた結果、特定組成のブロック
共重合体が特に優れた効果を有することを見出し、本発
明を完成するに到ったものである。
従って本発明の目的は、集塵水が金属化合物を含む場合
でもスケールの付着が極めて少ない集塵方法を提供する
ことにある。即ち、本発明の集塵方法は、集塵装置で用
いられる循環水に一般式(但し、式中nは5〜100の
整数である。
)で示される繰り返し構造単位凶と一般式 (但し式中Rは水素又はメチル基を表わし、Xは水素、
一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミン基
を表わす。
)で示される繰り返し構造単位‘B}とから成り、■の
全量と脚の全量とが重量比で5:95〜60:40の範
囲内であるブロック共重合体を添加して循環使用するこ
とを特徴とするものである。
本発明で用いられる前記ブロック共重合体は、例えば一
般式(但し、式中nは5〜100の整数である。
)で示されるポリエチレングリコ一ルモノアリルェーテ
ル(1)、及び一般式(但し、式中Rは水素又はメチル
基を表わし、Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニ
ウム基又は有機ァミン基を表わす。
)で示される(メタ)アクリル酸系単量付KO)を重合
開始剤を用いて英重合させ、必要により更にアルカリ性
物質で中和して得ることができる。
ポリエチレングリコ一ルモノアリルエーテル(1)は前
記の一般式で示されるものであり、エチレンオキシドの
付加モル数nが5〜100のものである。付加モル数n
が5未満では得られるブロック共重合体のスケール析出
防止及びスケールの分散の効果は充分には満足されるも
のではない。逆に100を超える場合にはそのようなポ
リエチレングリコ一ルモノアリルェーテルの共重合反応
性が低く、スケール析出防止及びスケールの分散に有効
なブロック共重合体が得られない。ポリエチレングリコ
‐ルモノアリルエーテル(1)は、KOHやNaOH等
のアルカリを触媒としてアリルアルコールにエチレンオ
キシドを直接付加する公知の方法で合成することができ
る。
(メタ)アクリル酸系単量体m)は前記の一般式で示さ
れるものであるが、具体的にはアクリル酸、メタクリル
酸並びにそれらの−価金属塩、二価金属塩、アンモニウ
ム塩、及び有機アミン塩を挙げることができる。
そしてこれらの1種又は2種以上を用いることができる
。本発明の繁塵方法に用いられるブロック共重合体は、
繰り返し構造単位■の全量と繰り返し構造単位曲の全量
とが重量比で5:95〜60:40の範囲内であること
が必要である。
従ってブロック共重合体を製造するに際してポリエチレ
ングリコ‐ルモノアリルェーテル(1)及び(メタ)ア
クリル酸系単量体(0)の仕込み比率は、得られるブロ
ック共重合体中での繰り返し構造単位■の全量と繰り返
し構造単位【B}の全量とが上記の比率の範囲内に入る
ようにしなければならない。この比率の範囲をはずれる
と優れた性能を発揮しえない。ポリエチレングリコ一ル
モノアリルエーテル(1)及び(メタ)アクリル酸系単
量体m)から本発明で用いられるブロック共重合体を製
造するには、重合開始剤を用いて共重合させればよい。
共重合は溶媒中での重合や塊状重合等の方法により行う
ことができる。溶媒中での重合は回分式でも連続式でも
行うことができ、その際使用される溶媒としては、水、
低級アルコール、水−低級アルコールの混合溶媒、芳香
族炭化水素、脂肪族炭化水素、ケトン化合物、あるいは
酢酸エチル等を挙げることができる。
そして重合触媒としては用いられる溶媒として種々の水
溶性重合開始剤、パーオキシド、ハイドロパーオキシド
及びこれらと重合促進剤との組合わせ、あるいはアゾ化
合物等が用いられる。重合温度は、用いられる溶媒や重
合開始剤により適宜に定められるが、通常0〜120こ
○の範囲内で行われる。水を溶媒とする場合、重合触媒
として亜硫酸水素ナトリウム−酸素を用いてもよい。
この場合重合は、原料単量体を含む溶媒中に亜流酸水素
ナトリウムを添加しながら、酸素ガスあるいは酸素と不
活性気体との混合ガスを溶媒中に吹き込み、5〜80q
Cの温度範囲内で重合反応を進めることにより行うこと
ができる。塊状重合は、重合開始剤として、パーオキシ
ド、ハイドロパーオキシドあるいはアゾ化合物等を用い
、50〜150℃の温度範囲内で行われる。
このようにしてブロック共重合体を製造するに際して、
ポリエチレングリコ‐ルモノアリルェーテル(1)と(
メタ)アクリル酸系単量体(mとの仕込比率、用いる重
合開始剤の星、重合温度、溶媒中での重合の場合は溶媒
の種類と量等により、得られる該ブロック共重合体の分
子量を適宜調節することができる。そして本発明の集塵
方法に用いられるブロック共重合体の分子量は特に制限
はなく、広い範囲のものを用いることができるが、中で
も500〜50000の範囲のものが効果が優れている
。このようにして得られたブロック共重合体はそのまま
でも本発明の集塵方法に用いられるが必要に応じて更に
アルカリ性物質で中和してもよい。
このようなアルカリ性物質としては、一価金属及び二価
金属の水酸化物、塩化物及び炭酸塩、アンモニア、有機
アミン等が好ましいものとして挙げられる。本発明の桑
塵方法に用いられるブロック共重合体は単独で用いても
充分効果があるが、必要により他の公知のスケール防止
剤例えばポリリン酸塩などと併用することもできる。
更に防触剤やスライム防除剤等通常の水処理剤との併用
も可能である。本発明の集塵方法においてブロック共重
合体を使用するには、集塵水に連続的にあるいは適時添
加して使用すればよく、その添加方法や添加時期等は特
に制限されるものではない。
そして、集塵機や配管機器類、集塵水の供給循環方法等
は公知の装置や方法を用いて行うことができる。本発明
の集塵方法の一例としては、次の方法を挙げることがで
きる。
しかし、このような例により本発明の範囲が限定される
ものではない。例えば高炉排ガスを処理する場合、高炉
頂より排出される高炉排ガスをベンチュリースクラバ一
等の集塵機に導き、ここで排ガスと集塵水とを接触させ
て該集塵水に排ガス中のダストを捕捉し、この集墜水を
シックナーに導き、ここで懸濁物を沈殿分離し、分離後
の処理水にブロック共重合体を添加し再度集塵水として
循環使用する。本発明の集鰹方法において用いられるブ
ロック共重合体は、シックナーで沈殿分離した処理水を
集塵機に循環する配管の途中の任意の位置から所定濃度
となる様に添加することが好ましい。そしてその添加量
は用途、目的などにより一概に決められるものではない
が、通常は集塵水に対して0.1〜10功四の範囲とす
るのがよい。本発明の集塵方法によれば、集塵水がカル
シウム、マグネシウム、鉄、亜鉛等の金属化合物を含有
している場合や集塵水のpH値が高い場合でもブロック
共重合体の作用によりポンプ、配管、集塵機等における
スケールの析出防止及びスケールの分散が有効に行え、
従って集塵水を循環使用して長期に亘る運転が可能であ
る。
また、長期間の運転により溶存している金属化合物が濃
縮して若干のスケールが析出する場合もあるが、その場
合でも析出したスケールはブロック共重合体の作用によ
り軟質なものとなっているため、水流によって容易に除
去することができる。本発明の集塵方法において用いら
れるブロック共重合体がこのように優れた効果を有して
いる理由については明らかではないが、ブロック共重合
体はカルボキシル基およびまたはその塩を有するアニオ
ン性のブロックと、ポリエチレングリコール鎖からなる
非イオン性でかつ親水性のブロックと云う性質の異なる
2種類のブロックを1分子内に有しており、この2種類
のブロックの相互作用により優れた性能を発揮するもの
と考えられる。
しかし、このような理由により本発明の範囲が制限され
るものではない。また、該ブロック共重合体は非イオン
性でかつ親水性のブロックであるポリエチレングリコー
ル鎖がエーテル結合により該共重合体主鏡であるアニオ
ン性のブロックと結合しており、そのため高温下や沸騰
水中あるいは高いpH領域での長期間の使用に於ても加
水分解が全く起こらず、長期間に亘つて優れた性能を持
続できるものである。さらに該ブロック共重合体は合成
品であるために、天然物にくらべ一定の品質のものが安
定に供給できるという利点も有している。以下、参考例
及び実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
の例によって限定されるものではない。
また、例中特にことわりのない限り部は全て重量部を、
%は全て重量%を表わすものとする。尚、例中のブロッ
ク共重合体水溶液粘度は全てビスメトロン粘度計(精機
工業研究所製)を用い、2yo、6舷pmの条件で測定
した。
また、分子量の測定はゲルパーメーションクロマトグラ
フィー(ウオーターズ社製24迄型)を用いて行った。
参考例 1温度計、縄梓機、滴下ロート、ガス導入管及
び還流冷却器を備えたガラス製反応容器にポリエチレン
グリコ−ルモノアリルェーテル(平均1分子当り1川固
のエチレンオキシド単位を含むもの)30部及び水47
5部を仕込み、渡梓下に反応容器内を窒素置換し、窒素
雰囲気中で9yoに加熱した。
その後粉%アクリル酸ナトリウム水溶液447部と5%
過硫酸アンモニウム水溶液4碇部とをそれぞれ1処分で
添加した。添加終了後更に8部の5%過流酸アンモニウ
ム水溶液を2ぴ分で添加した。モノマ‐水溶液の添加完
結後、12雌ご間95COに温度を保持して重合反応を
完了し、共重合体1の水溶液を得た。この共重合体1の
水溶液の−、粘度及び分子量は第1表に示した通りであ
った。
参考例 2 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコ‐ルモノ
アリルェーテル(平均1分子当り1M固のエチレンオキ
シド単位を含むもの)70部及び水54礎部を仕込み、
縄梓下に反応容器内を窒素置換し、95qoに加熱した
その後38%アクリル酸ナトリウム水溶液342部と5
%過流酸アンモニウム水溶液4碇部とをそれぞれ120
分で添加し、添加終了後、更に8部の5%過流酸アンモ
ニウム水溶液を2■ごで添加した。モノマーの添加完結
後、120分間9500に温度を保持して重合反応を完
了し、共重合体2の水溶液を得た。この共重合体2の水
溶液のpH、粘度及び分子量は第1表に示した通りであ
つた。参考例 3 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコ−ルモノ
アリルェーテル(平均1分子当り2の固のエチレンオキ
シド単位を含むもの)80部及び水46礎都を仕込み、
凝洋下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点
まで加熱した。
その後38%アクリル酸ナトリウム水溶液316部と5
%過硫酸アンモニウム水溶液12の都とをそれぞれ12
碇部で添加し、添加終了後更に24部の5%週硫酸アン
モニウム水溶液を2び分で添加した。モノマー水溶液の
添加完了後、120分間沸点に温度を保持して重合反応
を完了し、共重合体3の水溶液を得た。この共重合体3
の水溶液のpH、粘度及び分子量は第1表に示した通り
であった。参考例 4 参考例1と同じ反応浴液器にポリエチレングリコ‐ルモ
ノアリルェーテル(平均1分子当り3の固のエチレンオ
キシド単位を含むもの)60部及び水524部を仕込み
、縄杵下に反応容器内を窒素置換し、9yoに加熱した
その後38%メタアクリル酸ナトリウム水溶液368部
と5%過流酸アンモニウム水溶液40部とをそれぞれ1
20分で添加し、添加終了後、更に8部の5%過硫酸ア
ンモニウム水溶液を20分で添加した。モノマーの添加
完結後、12び分間980に温度を保持して重合反応を
完了し、共重合体4の水溶液を得た。この共重合体4の
水溶液のpH、粘度及び分子量は第1表に示した通りで
あった。参考例 5 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコ‐ルモノ
アリルェーテル(平均1分子当り2功固のエチレンオキ
シド単位を含むもの)54部及びインプロピルアルコー
ル(以下IPAと略す)126部を仕込み、鍵梓下に反
応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で沸点まで加熱し
た。
その後アクリル酸126部、ペンゾィルパーオキシド2
部及びIPA294部の混合物を120分で添加し、添
加終了後更に0.4部のペンゾィルパーオキシドをmA
7、6部に分散させたものを30分毎に2回に分けて添
加した。モノマ−の添加完結後、12雌ご間沸点に温度
を保持して重合反応を完了させた。その後カセィソーダ
水溶液にて完全中和を行ない、IPAを留去して共重合
体5の水溶液を得た。この共重合体5の水溶液のpH、
粘度及び分子量は第1表に示した通りであった。参考例
6 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコ−ルモノ
アリルヱーテル(平均1分子当り2叫固のエチレンオキ
シド単位を含むもの)36部と20%アクリル酸ナトリ
ウム水溶液82碇部との単量体混合水溶液のうち20%
と、5%過流酸アンモニウム水溶液12碇都のうちの2
0%とをそれぞれ仕込み、渡洋下に反応容器内を窒素置
換し、95o0に加熱した。
その後上記単島体混合水溶液及び触媒溶液の残りをそれ
ぞれ12び分で添加した、添加終了後更に24部の5%
過流酸アンモニウム水溶液を20分で添加した。単量体
混合水溶液添加完結後、120分間9530に温度を保
持して重合反応を完了し、共重合体6の水溶液を得た。
この共重合体6の水溶液のpH、粘度及び分子量を第1
表に示した。参考例 7参考例1と同じ反応容器に水3
00部を仕込み縄梓下に反応容器内を窒素贋摸し、95
℃に加熱した。
その後ポリエチレングリコ‐ルモノアリルェーテル(平
均1分子当り13固のエチレンオキシド単位を含むもの
)4庇部と31%アクリル酸ナトリウム水溶液516部
との単量体混合水溶液と5%過流酸アンモニウム水溶液
12の邦とをそれぞれ120分で添加した。添加終了後
、更に24部の5%過流酸アンモニウム水溶液を20分
で添加した。単量体混合水溶液添加完結後、120分間
95qoに温度を保持して重合反応を完了し、共重合体
7の水溶液を得た。この共重合体7の水溶液のpH、粘
度及び分子量を第1表に示した。第1表 (注1) 40※濃度の共重合体水溶液の粘(B型粘度
計、25q○ 60rpmにて測定)但し、共重合体(
51のみ45発 濃度水溶液で測定。
(注2) ゲルパ−〆‐ションクロマトクラフイ−にて
測定。
実施例 1 ビーカーに脱イオン水750泌、塩化カルシウムの0.
班%水溶液50の‘、参考例1で得た英重合体1を20
Q独含有する水溶液50机上、及び炭酸水素ナトリウム
の0.44%水溶液50の【を渡梓下に混合し、次に0
.01Nの水酸化ナトリウム水溶液でpH8.5に調整
したのち脱イオン水を加えて全量を1000夕とし、炭
酸カルシウムの2500における5倍過飽和水溶液を調
製した。
この5倍過飽和水溶液を4等分してそれぞれガラスピン
に入れ、密栓して60qoで静暦した。
これを5時間後、雌時間後、2独特間後および4餌時間
後にそれぞれ取り出し、25qoに冷却した後試験液を
東洋炉紙製定量用炉紙蛇.弦で炉過し、原子吸光祈(4
22.7nm)により試験液中に残存するカルシウムイ
オン濃度を測定し、析出した炭酸カルシウム量を算出し
た。結果を第2表に示した。実施例 2〜7 実施例1において、共重合体1のかわりに参考例2〜7
で得た共重合体2〜7をそれぞれ用い、他は実施例1と
同様にして試験した。
結果は第2表に示した。比較例 1 実施例1において、共重合体1のかわりに市販のポリア
クリルソーダ(分子量5000)を用いる他は実施例1
と同様にして、析出した炭酸カルシウム量を調べた。
結果を第2表に示した。比較例 2 実施例1において、英重合体1を用いない場合について
、析出した炭酸カルシウム量を調べた。
結果を第2表に示した。第 2 表 第2表に示した結果から明らかな通り、本発明の集塵方
法に用いるブロック共重合体は炭酸カルシウムのスケー
ル析出防止に優れた効果を有している。
実施例 8 脱イオン水180の【をガラスビンに入れ、鷹梓しつつ
参考例1で得た共重合体1を脱イオン水に対して2劫p
m添加し、次に5%炭酸水素ナトリウム水溶液2.8の
‘と1%塩化亜鉛水溶液2.16の‘を添加し、更に脱
イオン水を加えて全量を2002とした。
2岬時間静置後、この試験液を東洋炉紙製定量用炉紙N
o.めで炉遇し、原子吸光分析(21斑.節m)により
試験液中に残存する亜鉛イオン濃度を測定し、析出した
亜鉛化合物量を算出した。
また同時に外観をも観察した。結果は第3表に示した。
実施例 9〜14 実施例8において、共重合体1のかわりに参考例2〜7
で得た共重合体2〜7をそれぞれ用いる他は実施例8と
同様にして試験をした。
結果を第3表に示した。比較例 3 実施例8において、共重合体1のかわりに市販のポリア
クリル酸ソーダ(分子量5000)を用いる他は実施例
8と同様にして析出した亜鉛化合物量を調べた。
結果を第3表に示した。比較例 4 実施例8において、共重合体1を用いない場合について
析出した亜鉛化合物量を調べた。
結果を第3表に示した。第 3 表 第3表に示した結果から明らかな通り、本発明の集塵方
法に用いるブロック共重合体は亜鉛化合物のスケール析
出防止に優れた効果を有している。
実施例 15 高炉排ガス集塵水の循環水系において、シックナー処理
水を集塵機に循環する途中に試験短管(径3/8インチ
、長さ15物豚)を設置し、参考例2で得た共重合体2
を循環水に対して0.郭側の濃度となるようにシックナ
ー出口で逐時添加しながら30日間連続運転して試験短
菅に付着するスケールの重量およびその付着速度を測定
した。
試験条件は次の通りであった。結果は第4表に示した。
水 温 35〜40CO流
速 1.5m/secPH
7〜8(特に調整せず)比較例 5実施例
15において、共重合体2のかわりに市販のポリアクリ
ル酸ソーダ(分子量5000)を用いる他は実施例15
と同様にして試験短管に付着するスケールの重量および
その付着速度を測定した。その結果を第4表に示した。
比較例 6 実施例15において、英重合体2を添加しない場合につ
いて15日間連続運転し、スケール付着量および付着速
度を測定した。
その結果を第4表に示した。第 4 表 第4表に示した結果から明らかな通り、本発明の集塵方
法に用いるブロック共重合体は連続運転における集塵水
のスケール析出防止に優れた効果を有している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 集塵装置で用いられる循環水に一般式▲数式、化学
    式、表等があります▼ (但し、式中nは5〜100の整数である。 )で示される繰り返し構造単位(A)と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中Rは水素又はメチル基を表わし、Xは水素
    、一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミン
    基を表わす。 )で示される繰り返し構造単位(B)とから成り、(A
    )の全量と(B)の全量とが重量比で5:95〜60:
    40の範囲内であるブロツク共重合体を添加して循環使
    用することを特徴とする集塵方法。
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