JPS6029153Y2 - 交互運転用リレ−装置 - Google Patents

交互運転用リレ−装置

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JPS6029153Y2
JPS6029153Y2 JP18060380U JP18060380U JPS6029153Y2 JP S6029153 Y2 JPS6029153 Y2 JP S6029153Y2 JP 18060380 U JP18060380 U JP 18060380U JP 18060380 U JP18060380 U JP 18060380U JP S6029153 Y2 JPS6029153 Y2 JP S6029153Y2
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power supply
capacitor
external contact
transistor
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JP18060380U
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Inventor
茂雄 小坂
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松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水槽に設置した水位検出装置からの信号が入
力される毎に2台のポンプを交互に運転して水槽への給
水・排水等を行わせしめるための交互運転用リレー装置
に関するものである。
従来の交互運転用リレー装置は、第1図に示すように、
外部接点4と、この外部接点4の閉成に応答して自己の
巻線に給電される第1および第2の負荷給電用電磁接触
器6,7と、前記外部液、ぺ4と前記第1および第2の
負荷給電用電磁接触器6.7の巻線との間に自己の相補
的に開閉する第1および第2の接点5c、5dをそれぞ
れ介挿接続し前記外部接点4が開成する毎に前記第1お
よび第2の接点5c、5dの開閉状態が反転する交互運
転回路部■とを備えている。
より詳しく説明すると、AC200VまたはACIQQ
Vの交流電源1と電源回路部Iとの間に直列介挿したフ
ロートレスリレー接点等の外部接点4が開成していると
きは電源回路部Iに給電されず、2巻線ラッチングリレ
ー5の接点5av5cが開成状態を、またラッチングリ
レー5の接点5b、5dが閉成状態をそれぞれ保持し、
したがって電磁接触器6,7の巻線には給電されず、モ
ータM1.M2に給電するための負荷給電用接点6b、
7bはともに開いている。
外部接点4が閉成すると、交流電源1から外部接点4、
接点5dおよびサーマルリレー59の接点59aを通し
て電磁接触器7の励磁巻線に通電され、その負荷給電用
接点7bが外部接点4の閉成後5Qmsec以内に閉放
してモータM2に給電される。
これと同時に交流電源1がトランス8、ブリッジ整流器
9およびコンデンサ10で直流電圧に変換され、この直
流電圧によりダイオード11、接点5bおよび2巻線ラ
ッチングリレー5のリセット巻線R3を通ってコンデン
サ12が充電されるとともにダイオード60および抵抗
61を通して発光ダイオード62に電流が流れて発光ダ
イオード62が点灯し、2巻線ラッチングリレー5の切
替のために待機する。
この場合、2巻線ラッチングリレー5は状態変化しない
その後、外部接点4が開成すると、電磁接触器7の励磁
巻線への通電が停止し、その負荷給電用接点7bが開成
してモータM2への給電が停止する。
これと同時に、電源回路部Iへの給電も停止し、トラン
ジスタ15にダイオード13および抵抗14を通してベ
ース電流が流れトランジスタ15がオンとなり、コンデ
ンサ12の電荷が2巻線ラッチングリレー5のリセット
コイルR3,ダイオード13およびトランジスタ15を
通って放電され、この放電電流により2巻線ラッチング
リレー5が反転して接点5a、5cが閉成状態、接点5
b、5dが開成状態となってこの状態を保持し、発光ダ
イオード62が消灯する。
この場合、トランジスタ15のベース・エミッタ間にコ
ンデンサ16が接続されているため、外部接点4が開放
すると、まずコンデンサ16に大容量のコンデンサ12
から電流が流れ込み、コンデンサ16が図示の極性に充
電され、このコンデンサ16の充電電圧がしきい値を越
えるとはじめてトランジスタ15がオンとなり、コンデ
ンサ12の電荷がリセットコイルR3,ダイオード13
およびトランジスタ15を通って放電されることになり
、コンデンサ16はトランジスタ15のオンを遅らせる
作用を果たすことになる。
この結果、小容量のコンデンサ10の電荷が十分に放電
されてトランジスタ15のベース電位が十分下がってか
らトランジスタ15にコンデンサ12からベースTt、
Kが供給されることになり、トランジスタ15が急激に
オンとなってコンデンサ12の電荷が急激に放電させる
ことになり、2巻線ラッチングリレー5の切替動作を確
実にする。
なお、もしコンデンサ16がなければ、外部接点4がオ
フ後しばらくの間はコンデンサ10の残留電荷によって
トランジスタ15のベース電位が高い状態が続くため、
外部接点4がオフとなってもトランジスタ15が急激に
はオンとならず、徐々にインピーダンスが減少すること
になり、したがって、2巻線ラッチングリレー5のリセ
ットコイルR3に流れる電流も少いものとなり、2巻線
ラッチングリレー5の切替動作が不確実であるという問
題がある。
再度、外部接点4が閉成すると、交流電源1から外部接
点4、接点5Cおよびサーマルリレー63の接点63a
を通して電磁接触器6の励磁巻線に通電され、その負荷
給電用接点6bが外部接点4の閉成後5Qmsec以内
に閉成してモータM工に給電される。
これと同時に交流電源1がトランス8、ブリッジ整流器
9およびコンデンサ10で直流電圧に変換され、この直
流電圧によりダイオード11、接点5aおよび2巻線ラ
ッチングリレー5のセット巻線Sを通ってコンデンサ1
7が充電されるとともにダイオード64および抵抗65
を通して発光ダイオード66に電流が流れて発光ダイオ
ード66が点灯し、2巻線ラッチングリレー5の切替の
ために待機する。
この場合、2巻線ラッチングリレー5は状態変化しない
その後、外部接点4が開成すると、電磁接触器6の巻線
への通電が停止し、その負荷給電用接点6bが開成して
モータM□への給電が停止する。
これと同時に、電源回路部Iへの給電も停止し、トラン
ジスタ15にダイオード18および抵抗14を通してベ
ース電流が流れトランジスタ15がオンとなり、コンデ
ンサ12の電荷が2巻線ラッチングリレー5のセットコ
イルS1ダイオード18およびトランジスタ15を通っ
て放電され、この放電電流により2巻線ラッチングリレ
ー5が反転して接点5a、5cが開成状態、接点5b、
5dが閉成状態となってこの状態を保持し発光ダイオー
ド66が消灯する。
この場合、トランジスタ15のベース・エミッタ間にコ
ンデンサ16が接続されているため、外部接点4が開放
すると、まずコンデンサ16に大容量のコンデンサ17
から電流が流れ込み、コンデンサ16が図示の極性に充
電され、このコンデンサ16の充電電圧がしきい値を越
えるとはじめてトランジスタ15がオンとなり、コンデ
ンサ17の電荷がセットコイルS1ダイオード18およ
びトランジスタ15を通って放電されることになり、コ
ンデンサ16はトランジスタ15のオンを遅らせる作用
を果たすことになる。
この結果、小容量のコンデンサ10の電荷が十分に放電
されてトランジスタ15のベース電位が十分下がってか
らトランジスタ15にコンデンサ17からベース電流が
供給されることになり、トランジスタ15が急激にオン
となってコンデンサ17の電荷が急激に放電させること
になり、2巻線ラッチングリレー5の切替動作を確実に
する。
以下、外部接点4の開閉に応答して上述の動作を繰返す
また、フロートレスリレー等からの排水槽異常増水、高
架水槽異常減水等の信号が出て異常検知接点67が閉成
したときには、リレー(またはタイマ)68の巻線に通
電され、接点68aが閉成し電磁接触器6,7の両方の
巻線に通電してモータMl9M2を同時運転し、接点6
8bでこの状態を自己保持する。
この結果、排水能力または給水能力が交互運転時に比べ
て2倍となり、例えば排水槽に流入する水の急増によっ
て水があふれるのを防止することができる。
リレー68の復帰はスイッチSWをオフにすることによ
り行われる。
しかし、このような従来の交互運転用リレー装置は、外
部信号(外部接点4の開閉)が加えられたときに、本来
作動すべき電磁接触器6,7が故障あるいはサーマルリ
レー59.63のトリップ等で作動しなかった場合、モ
ータM□9M2の両方が作動しないことになり、信頼性
はあまり高くはなかった。
そのため、警報ランプ等で管理者が故障を知ってすぐに
修理しなければ排水槽から水があふれたり、または上水
道の水が断水するというような事態が発生し、警報ラン
プ等を取付けていなければ断水等の最悪事態になるまで
発見できず、故障による影響は重大である。
また、リレー68により異常時にモータM1゜M2を同
時に作動させるように構成しているが、ポンプ制御盤等
の内部のスペース、組立作業および機器状等によるコス
トがかかり、配線も複雑になるという問題があった。
第2図は別の従来の交互運転用リレー装置で、リレー6
8に代えて、接点69aを有するリレー69と接点70
at 70 bを有するリレー70とを用い、異常
検知接点67のオンによってリレー70を動作させ、ス
イッチSWのオフによってリレー70を復帰させるよう
にしたもので、その動作および問題点は第1図のものと
同様である。
したがって、この考案の目的は、作動すべき一方の負荷
給電用電磁接触器が故障などによって動作しなかったと
きに他方の負荷給電用電磁接触器を代わりに動作させる
ことができ、電磁接触器故障による支障が生じず、しか
も、制御盤などに組込む際に盤内配線を複雑化させるこ
となく同時運転を行うことができる交互運転用リレー装
置を提供することである。
この考案の一実施例を第3図に示す。
すなわち、この交互運転用リレー装置は、外部接点4と
、この外部接点4の閉成に応答して自己の巻線に給電さ
れる第1および第2の負荷給電用電磁接触器6,7と、
前記外部接点4と前記第1および第2の負荷給電用電磁
接触器6,7の巻線との間に自己の相補的に開閉する第
1および第2の交互運転用接点5c、5dをそれぞれ介
挿接続し前記外部接点4が開成する毎に前記第1および
第2の接点5c、5dの開閉状態が反転する交互運転用
回路部■と、前記外部接点4の閉成時に前記第1および
第2の負荷給電用電磁接触器6,7双方の不作動を検出
して前記交互運転回路部■に対して前記外部接点4の間
伐に相当する信号を与える反転回路部■と、異常時に閉
成する異常検知接点67と、前記第1の交互運転用接点
5cおよび前記第1の負荷給電用電磁接触器6の巻線の
接続点と前記第2の交互運転用接点5dおよび前記第2
の負荷給電用電磁接触器7の巻線の接続点との間に自己
の同時運転用接点71aを接続し前記異常検知接点67
の閉成に応答して前記同時運転用接点71aを閉成する
同時運転回路部■とを備えている。
自動反転回路部■は、電源回路部Iと交互運転回路部■
との間に介挿されていて、図示のように外部接点4が開
威しているときには自動反転回路部■は作動しない。
外部接点4が閉成すると、正常時は電磁接触器6,7の
常閉接点6a、?aのいずれか一方が外部接点4の閉成
後約5Qmsec以内に開威し、コンデンサ20の充電
は行われず、したがってトランジスタ21゛はオフであ
り、トランジスタ22に抵抗23を通してベース電流が
流れ、トランジスタ22がオンとなり電源回路部Iから
交互運転回路部■に給電され、第1図と同様の動作が行
われる。
また、外部接点4が閉成したときにサーマルリレー59
または63のトリップまたはシーケンス回路の故障で作
動すべき電磁接触器6,7の一方が作動しなかった場合
、常閉接点6a、7aがともに閉成状態であって端子1
9A、19B間が短絡し、抵抗24を通してコンデンサ
20が充電され、この充電電圧がツェナーダイオード2
5のツェナー電圧を越えたときに抵抗26を通してトラ
ンジスタ21にベース電流が流れ、トランジスタ21が
オンとなり、したがってトランジスタ22がオフとなり
交互運転回路部■への給電が停止する。
その結果、外部接点4が開成したときと同様に2巻線ラ
ッチングリレー5の状態が反転し、電磁接触器6,7の
他方が作動し、端子19A、19B間が開放されること
になりコンデンサ20が抵抗27を通して放電されトラ
ンジスタ21がオフとなり、したがってトランジスタ2
2がオンとなり交互運転回路部■へ再び給電される。
なお、この装置は外部接点4が閉成したときには正常で
あって、電磁接触器6,7の一方の巻線に給電中にサー
マルトリップ等によりそれが停止したときにも上述と同
様に動作する。
またフロートレスリレー等からの排水槽異常増水、高架
水槽異常減水等の信号が出て異常検知接点67が閉成し
たときには、端子72および抵抗73を通してブリッジ
整流器74に給電され、この直流出力により抵抗75を
通してコンデンサ76が充電され、このコンデンサ76
の電圧が一定値を越えたときに抵抗77およびツェナー
ダイオード78を通してトランジスタ79にベースTl
流が流れ、トランジスタ79がオンとなって電源回路部
Iからダイオード80および抵抗81を通してコンデン
サ82が充電され、一定時間遅れてリレー71の巻線に
通電され、接点71aが閉成して2巻線ラッチングリレ
ー5に関係なく電磁接触器6,7の巻線に通電して負荷
給電用接点6a。
7aをともに閉成させ、モータM19M2を両方ともに
作動させ、接点71bによりこの状態を自己保持する。
これと同時に、リレー71の接点71Cが閉成してダイ
オード83.84を通して発光ダイオード62.66に
通電され、発光ダイオード62.66がともに点灯する
その後、異常検知接点67が開成すると、コンデンサ7
6が抵抗85を通して放電されトランジスタ79はオフ
となるが、リレー71は外部接点4が開成するまで自己
保持を続ける。
なお、その他は第1図のものと同様な動作を行つ。
このように、この実施例の交互運転用リレー装置は、外
部接点4の開成時における電磁接触器6.7双方の不作
動を検出して交互運転回路部■の状態を反転させるよう
にしたため、電磁接触器6.7のうち作動すべきものが
作動しないときに電磁接触器6,7のうち他のものを作
動させることができ、したがって故障時にも給水または
排水が継続されることになり断水等の不都合は生じない
ただし、故障を検知するための故障表示器は別に付設す
る必要がある。
また、8個の端子2A、2B、3A、3B、3C,19
A、19B、72を装置の収容ケースに設けるだけでよ
く、小型化でき盤内スペースも大幅に少なくできる。
さらに、従来のタイマ1個分のケースに収容可能である
ため、制御盤として構成する場合に外観が向上する。
さらにまた、タイマ等の別途部品が不要であるため、大
幅なコストダウンを遠戚できる。
この考案の他の実施例を第4図に示す。
すなわち、この交互運転用リレー装置は、外部接点4と
、この外部接点4の閉成に応答して自己の巻線に給電さ
れる第1および第2の負荷給電用電磁接触器6,7と、
前記外部接点4と前記第1および第2の負荷給電用電磁
接触器6,7の巻線との間に自己の相補的に開閉する第
1および第2の接点28a、29aをそれぞれ介挿接続
し前記外部接点4が開成する毎に前記第1および第2の
接点28at29aの開閉状態が反転する交互運転回路
部■′と、前記外部接点4の開成時に前記第1および第
2の電磁接触器6,7双方の不作動を検出して前記交互
運転回路部■′に対して前記外部接点4の開成に構戊に
相当する信号を与える反転回路部■′と、異常時に閉成
する異常検知接点67と、前記異常検知接点67の閉成
に応答して前記第1および第2の負荷給電用電磁接触器
6,7両方の巻線に同時通電する同時運転回路部■′と
を備えている。
より詳しく説明すると、AC200VまたはACI Q
QVの交流電源1と電源回路部■との間に直列介挿した
フロートレスリレー接点等の外部接点4が開成している
ときは電磁接触器6,7の巻線には給電されず、それら
の負荷給電用接点6b。
7bはともに開いている。
また、外部接点4の開閉に関係なく交流電源1が電源回
路部■のトランス8、ブリッジ整流器9およびコンデン
サ10により直流に変換されるが、外部接点4の開成時
は反転回路部■′のトランジスタ30.31がそれぞれ
オフであり、交互運転回路部■′のDフリップフロップ
32のQ出力およびQ出力のいずれか、たとえばQ出力
が低レベル、Q出力が高レベルであって、それらがナン
トゲート95.96を通してトランジスタ35.36の
ベースに加えられ、トランジスタ35.36がそれぞれ
オン、オフとなってリレー28.29のうちリレー28
の巻線への通電が可能となるが、トランジスタ31がオ
フであるため接点28a、29aはともに開威している
外部接点4が閉成すると、この外部接点4および抵抗3
7を通してブリッジ整流器38に給電され、その直流出
力によりコンデンサ39が抵抗40を通して充電され、
このコンデンサ39の!圧が一定値を越えると抵抗41
を通してトランジスタ30にベース電流が流れ込み、ト
ランジスタ30がオンとなってトランジスタ31に抵抗
42を通してべ一穴電流が流れ込み、トランジスタ31
がオンとなって電源回路部■よりリレー28に通電され
ることになり接点28aが閉成しサーマルリレー63の
接点63aを通して電磁接触器6の巻線に通電され、こ
の電磁接触器6の負荷給電用接点6bが閉成しモータM
□に給電される。
このときに、コンデンサ43が抵抗44,45を通して
充電され、また電磁接触器6の常閉接点6aも開威し、
そのためコンデンサ46は充電されず、トランジスタ4
7はオフ状態であり、この状態は外部接点4が開威する
まで継続する。
また、リレー28の巻線への通電と同時に抵抗87を通
して発光ダイオード88に通電され、発光ダイオード8
8が点灯する。
その後、外部接点4が開成すると、電磁接触器6の巻線
への通電が停止してその負荷給電用接点6bが開成する
とともに常閉接点6aが閉成する。
また、ブリッジ整流器38への給電も停止し、コンデン
サ39が抵抗48を通して放電され、一定時間経過後に
トランジスタ30がオフとなり、したがってトランジス
タ31もオフとなる。
その結果、コンデンサ43が抵抗49を通して放電され
、このコンデンサ43の電圧低下がインバータ50およ
びシュミット回路51を介シてDフリップフロップ32
のCP端子に立上り信号として加えられ、それによりD
フリップフロップ32のQ、 Q出力が反転し、リレー
29の巻線への通電が可能になる。
このときはトランジスタ31がオフであるため、接点2
8a、29aがともに開威し、発光ダイオード88は消
灯する。
外部接点4が再び閉成すると、反転回路部■′および交
互運転回路部■′が上述と同様の動作を行い、電源回路
部Iよりリレー29に通電されることになり、接点29
aが閉成しサーマルリレー59の接点59aを通して電
磁接触器7の巻線に通電され、この電磁接触器7の負荷
給電用接点7bが閉成しモータM2に給電される。
この場合、常閉接点7aの代わりに電磁接触器6の常閉
接点6aが開成する。
また、リレー29の巻線への通電と同時に抵抗89を通
して発光ダイオード90に通電され、発光ダイオード9
0が点灯する。
外部接点4が再び開成すると、電磁接触器7の巻線への
通電が停止してその負荷給電用接点7bが開成するとと
もに、上述と同様にDフリップフロップ32のCP端子
に立上り信号が加えられ、Dフリップフロップ32が反
転し、最初の状態にもどる。
さて、故障などにより外部接点4の閉成時に電磁接触器
6,7のうち作動すべきものが作動せず、常閉接点6a
、?aがともに閉成状態を維持している場合は抵抗52
を通してコンデンサ46が充電され、コンデンサ46の
電圧が一定値を越えたときにインバータ53.54およ
び抵抗55を通してトランジスタ47にベース電流が流
れ込み、トランジスタ47がオンとなってコンデンサ4
3が抵抗45を通して放電され、前述と同様にDフリッ
プフロップ32のCP端子に立上り信号が加えられるこ
とになり、Dフリップフロップ32のQ、 Q出力を反
転させ、電磁接触器6,7の他方を作動させる。
その結果、常閉接点6a、7aのいずれかが開威し、コ
ンデンサ46は抵抗56を通して放電される。
また、フロートレスリレー等からの信号により異常検知
接点67が閉成したときには、抵抗102を通してブリ
ッジ整流器91に給電され、この直流出力により抵抗9
2に通してコンデンサ93が充電され、この立上り電圧
がDフリップフロップ94のPR端子に加えられ、この
ときのQ出力がナントゲート95.96に加えられてD
フリップフロップ32のQ、 Q出力に関係なくトラン
ジスタ35.36がオンとなり、リレー28.29の両
方の巻線に同時通電されてモータM19M2が両方同時
に動作し、また発光ダイオード88,90が両方点灯す
る。
その後、異常検知接点67が開成するとコンデンサ93
が抵抗97を通して放電されるが、同時動作状態は外部
接点4が開成してDフリップフロップ94のCL端子に
インバータ98、コンデンサ99および抵抗100,1
01よりなる回路からの信号が加えられるまで継続する
この実施例の効果は前述の実施例と同様である。
以上のように、この考案の交互運転用リレー装置は、外
部接点と、この外部接点の閉成に応答して自己の巻線に
給電される第1および第2の負荷給電用電磁接触器と、
前記外部接点と前記第1および第2の負荷給電用電磁接
触器の巻線との間に自己の相補的に開閉する第1および
第2の交互運転用接点をそれぞれ介挿接続し前記外部接
点が開成する毎に前記第1および第2の交互運転用接点
の開閉状態が反転する交互運転回路部と、前記外部接点
の閉成時に前記第1および第2の負荷給電用電磁接触器
双方の不作動を検出して前記交互運転回路部の第1およ
び第2の交互運転用接点の開閉を反転させる反転回路部
と、異常時に閉成する異常検知接点と、前記異常検知接
点の閉成に応答して前記第1および第2の負荷給電用電
磁接触器の巻線に同時通電する同時運転回路部とを備え
ているので、作動すべき一方の負荷給電用電磁接触器が
故障などによって動作しなかったときに他方の負荷給電
用電磁接触器を代わりに動作させることができ、電磁接
触器故障による志障が生じず、信頼性が高い。
また、異常検知接点に応答して両方の負荷給電用電磁接
触器に同時通電しているので、異常時において負荷を同
時運転して能力を高めることができる。
さらに、同時運転回路部をも内蔵しているため、制御盤
などに組込む際に制御盤内に同時運転のためのリレ一部
品を別に取付けて配線する必要はなく、盤内配線を簡略
化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の交互運転用リレー装置の回路図、第2図
は別の従来の交互運転用リレー装置の回路図、第3図は
この考案の一実施例の交互運転用リレー装置の回路図、
第4図はこの考案の他の実施例の回路図である。 ■・・・・・・交互運転回路部、■・・・・・・反転回
路部、■・・・・・・同時運転回路部、4・・・・・・
外部接点、5c、5d・・・・・・接点、6,7・・・
・・・電磁接触器 71a・・・・・・接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部接点と、この外部接点の閉成に応答して自己の巻線
    に給電される第1および第2の負荷給電用電磁接触器と
    、前記外部接点と前記第1および第2の負荷給電用電磁
    接触器の巻線との間に自己の相補的に開閉する第1およ
    び第2の交互運転用接点をそれぞれ介挿接続し前記外部
    接点が開成する毎に前記第1および第2の交互運転用接
    点の開閉状態が反転する交互運転用回路部と、前記外部
    接点の閉成時に前記第1および第2の負荷給電用電磁接
    触器双方の不作動を検出して前記交互運転回路部の第1
    および第2の交互運転用接点の開閉を反転させる反転回
    路部と、異常時に閉成する異常検知接点と、前記異常検
    知接点の閉成に応答して前記第1および第2の負荷給電
    用電磁接触器の巻線に同時通電する同時運転回路部とを
    備えた交互運転用リレー装置。
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