JPS6028545B2 - 気体中の微粒子の分離方法およびその装置 - Google Patents

気体中の微粒子の分離方法およびその装置

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JPS6028545B2
JPS6028545B2 JP56083727A JP8372781A JPS6028545B2 JP S6028545 B2 JPS6028545 B2 JP S6028545B2 JP 56083727 A JP56083727 A JP 56083727A JP 8372781 A JP8372781 A JP 8372781A JP S6028545 B2 JPS6028545 B2 JP S6028545B2
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air
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ジヨセフ・タイエ
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    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気体の集塵に関するものであり、特に気体中に
浮遊する固体微粒子を静電気の作用によって分離する方
法およびこの方法を実施するための静電気集塵器に係る
ものである。
静電気集塵方法は、帯電した微粒子をこの微粒子とは反
対の電位を呈する電極が譲引することに基づいている。
そして静電気集塵装置は、塵を含んだガス流体を集塵室
へ通過させる手段と、前記塵を帯電させる手段と、この
塵を誘引するための電極からなっている。在来の技術に
従えば、浄化すべきガス流の中でコロナ放電を発生させ
て、このガスに含まれる燈を帯電させる。
この目的で先の尖った電導体あるいは針金で形成された
第1電極と、例えば平板あるいは円筒形状の如く比較的
平坦な表面の第2電極の間に上記ガスを通過させつつ、
両電極に数10キロボルト程度の電位差を印加する。す
ると第1電極付近には強力な電界が形成され、活性区域
と呼ばれる小さな区域では所謂電子なだれが起こり多量
のイオンと電子が発生される。ところが移動度の高い電
子は、前記第1電極が第2電極に対して正電位か負電位
かによって前記活性区域に正イオンあるいは負イオンを
集めながらこの活性区域を速やかに離れる傾向がある。
このイオンの集中が空間電荷を形成するのである。空間
電荷区域を通過する塵は拡散あるいはボンバードメント
(電子衝撃)によって空間電荷が正電位ならば正、負電
位ならば負の電位で帯電する。そして塵の各粒子の最終
的な電荷は粒子の大きさ、前記区域中での滞留時間、考
慮されるべき空間の容積当りのイオン化された粒子の生
成量と粒子の電荷とに測定される空間電荷の値によって
左右される訳である。塵を含んだガスが例えば穀物のサ
イロ内部の空気中に含まれるグルテン微粒子の如く可燃
性で爆発する危険がある場合、コロナ放電を発生させる
ことは御法度であり、小さな火花が予期せぬ損害をもた
らす原因ともなり兼ねない。
更にコロナ放電の効率はこれを通過するガスの温度が上
ればそれにつれて低くなる。これはガス流体の分子の熱
運動によるもので、若しこれらの分子の1個が負イオン
と衝突した場合、このイオンの電子を遊離させて放電の
電子電流を増加させるが、結果的に空間電荷を発生させ
る効率を低下させ且つ放電を不安定なものとしてしまう
。このため石炭を燃焼させる流動炉あるいは低熱利用の
再生炉の如き炉から排出される可燃性ガスの集塵にはコ
ロナ放電を用いることは実際に不可能である。
しかして現在まで上記のような炉をピストン機関やガス
ターピンに直接組合せて、しかも効率のよい集塵を行う
ことは困難であるとされてきた。同様にコロナ放電を用
いない静電気集塵技術も公知であるが、除去すべき塵あ
るいは粒子を含んだ細かい小滴を伴うものであった。例
えば圧縮空気を用いて液体を噴霧器で霧状にして、浄化
すべきガス流に対向して吹きかける方法が用いられてき
た。
この噴霧器のノズルは装置全体に対して高電位に印加さ
れるため、ノズルを通過する水の微粒子は帯電して塵の
粒子に付着し、装着全体にアース接続された金属部分に
塵を誘導してガスを浄化する。そして残った塵の粒子は
更に帯電した水の微粒子に導かれ、適宜に電位を与えら
れた電極の箇所で析出される。上述したタイプで別の公
知な技術は、高電圧を印加された環状電極の正面に配置
され且つアース接続されたノズルから水の微粒子を噴射
して、この微粒子を予め定められた電位に帯電させるも
のである。
気体中の除去されるべき塵は上言己の噴射を受けて帯電
し、水の微粒子と共に霧状となって沈殿する。さてこれ
らの公知技術はどちらも浄化すべきガスを水で洗浄する
訳であり、ガスや空気を乾燥処理しないため装置にスラ
ッジが形成される嫌いがある。
また水の微粒子が除去すべき塵の粒子と結合する前に気
化されてしまうような温度の気体では優れた集塵効果は
望めない。しかるに本発明は気体中に浮遊する固体微粒
子あるいは塵を静電気によって効率よく集塵する方法に
関するものであり、爆発の危険性がある気体や高温の気
体の集塵に際して問題となる前述した不都合を解消する
ものである。
本発明に従った微粒子の分離方法は、浄化すべき気体を
通過させる集塵器の一室でコロナ放電を発生させ、前記
一室で発生したイオンを集塵器内部に放射される氷の微
細結晶によって捕獲し、前記微粒子は集塵器内部で前記
氷の微細結晶の蒸発によって捕獲されたイオンを遊離し
空間電荷を発生させることを特徴としている。
氷の微細結晶はコロナ放電中で湿った空気が超音速膨張
することで得られる氷の微細結晶であり、この結晶は集
塵器内部で浄化すべき気体と接触して蒸発してこの区域
に空間電荷を形成する。しかして集塵器の第1の媒体で
電荷を発生させ、浄化すべき気体が通過する第2の媒体
に電荷を移動させてここに空間電荷を形成する。
第1の媒体と第2の媒体は電気的観点から独立しており
、第1の媒体で発せられた火花は第2の媒体には伝播し
ない。更にイオンを発生する第1の媒体の固有特性が、
静電気によって分離すべき微粒子に帯電させるべくこれ
らのイオンを利用する箇所である第2の媒体の特性の影
響を受けない。浄化すべき気体の流路に於ける空間電荷
の値はコロナ放電を発生させる値よりも小さく維持され
る故、気体が爆発性のものの場合に放電あるいは火花の
危険性が除かれる。そしてこのように弱い空間電荷値で
あっても静電気集塵を行うためには微粒子の塵を帯電さ
せるに充分なものであることカ洋U明している。また本
発明の別の特徴に従えば、第1の室に於いて負のコ。
ナ放電を用いることである。これによって浄化すべき液
体の流れに負イオンを安定して移動させ且つ優れたエネ
ルギー効率も得られるのである。高熱のガスを浄化する
場合の本発明に従った方法は、優れた効率の空間電荷を
得るため充分低い温度の一室でコロナ放電を発生させ、
この一室よりイオンを浄化すべき高熱ガス中に移動させ
る。
そして好ましくは正のコロナ放電によって発生した正イ
オンを放射する。しかして熱運動によって励起されたガ
スの分子と負イオンが衝突することによって惹起される
電子の存在を阻止することができる。同様に浄化すべき
高熱ガス中で電子が電離してしまう確率を制限するべく
、前記空間電荷を調節することも可能である。
この調節は第1の室でコロナ放電が行われる中心電極の
電位を制御してなされ、微粒子によって第2の室に運搬
される電流を変化させる。また本発明は浮遊する微粒子
を含む気体の流れを通過させる室と、前記微粒子を帯電
させるためのコロナ放電によるイオン発生器と、前記気
体の流路で帯電した微粒子を静電気集塵する手段とから
なるもので、前記イオン発生器は集塵器の一室を限定す
る手段を有し且つオリフィスによってこの一室と通じて
おり、更にこの一室にて前記オリフィスに向かうガス流
中でコロナ放電を発生させる手段と、前記オリフィスよ
り集塵器へ放射される前にイオンを捕獲するに適した氷
の微細結晶を前記コロナ放電の区域で形成する手段から
なることを特徴とする静電気集塵器にも関するものであ
る。
以下、本発明の詳細を実施例が示される図面に沿って説
明する。
この装置は平行な2枚の垂直板11および12と、底板
13と、上板15(第1図には図示せず)によって画成
される平行六面体の集塵器10である(第1図参照)。
集塵器10は浄化すべき空気を吸込むための入口14と
、この空気に含まれる固体微粒子の塵を除去した後に送
出するための出口16を有している。入口14は荷電区
域17に通じており、浄化すべき空気はこの区域を経て
前記2枚の垂直板11,12と平行で且つ交互に正電荷
と負電荷を帯びた複数の帯電板20である静電気集塵区
域19に至る。荷電区域17には垂直列23,24に沿
って配置された複数のインゼクタ21があり、各々が垂
直板11および12を貫通している。これらィンゼクタ
の先端には噴射ノズル25(第2A図、第2B図参照)
が関孔し、本体26は垂直板11,12に接合し、且つ
後端28は湿った圧縮空気を供給する共通な導管29と
高電圧を供給するケーブル42に接続される(第2A図
参照)。第2A図に於いてィンゼク夕21は各垂直列2
3,241こ5個づつ垂直板11および12に装着され
、ノズル25は対向列のものと向い合って配置される。
一方第2B図に示されるインゼクタ21は各垂直列23
′,24′に4個づつ対向列のものとずらして配置され
ている。各ィンゼクタ21は円筒管30からなっており
通路32を画成している(第3図参照)。/ズルスロー
ト35を形成するノズルチップ34は前記円筒管30の
先端に取付けられ、噴射ノズル25となる口金36が更
に装着される。円筒管30の後部28には後端が封止さ
れ且つ側面に関孔39を呈して前記圧縮空気の導管29
に接続される中空管38が競合される。この中空管38
の後壁40は給電ケーブル42が絶縁部材41を介して
貫通し、座金44で前記円筒管301こ固定されたニー
ドル45に至る。この座金44は絶縁材料でなっており
、例えば3本の放射状の足を呈する星形のものである。
また前記ニードル45は金属製であり、円筒管30の軸
と一致して配置され且つその先端はノズルチップ34の
ノズルスロート35に隣接する。このノズルチップ34
は電導材料で作成され、ケーブル49によって電源48
とケーブル51によってアースされ、前記ニードル45
の対向電極となる。即ち、ニードル45はケーブル42
によって前記電源48の反対の極に接続される訳である
。しかしてこの装置が運転し始めて電圧が一定の値に達
すると、ニードル45とノズルチップ34の間にコロナ
放電が発生し、且つノズルスロート35には湿った空気
が通過する。
若しニードル45の電極が負極であれば正イオンを収集
し、電子は拡散しながらニードルより遠ざかる。放電が
行われているガス流体中では電子は急速に電気陰性のガ
ス分子と結合し、負のイオンをこれらの電子よりも移動
しにくくするため空間電荷が発生する。負の空間電荷を
発生させる電気エネルギー効率は、放電が行われる箇所
のガスが負のイオン形成を容易ならしめるので一層改善
されることが判明している。負のイオンが移動し‘こく
いことで、ニードル45の周囲に安定した空間電荷が得
られるが、これは乾燥した空気でも同様なものである。
弱電気陰性のガスの場合、負イオンの形で結合しない電
子がガス越し‘こイオン化されたフィラメントを形成し
てニードルをショートさせ、装魔を損傷することがある
不安定現象に注意しなければならない。若しニードル4
5の電極が正極であれば電子は急速にこのニードルに集
まり、密度の高いプラズマを発生させるに充分な量のイ
オンを放置してイオン化されたチャンネルを形成する。
このチャンネルはニードルの電極よりノズルチップの対
向電極方向に電子なだれである活性区域を押しやりなが
ら進む。そしてこのイオン化されたチャンネルが対向電
極に到達すると、これら2個の電極間にショートが発生
する訳である。電極間に印加される電位差を限定するこ
とによって前記活性区域の前進を制限し、放電が危険な
ショートを引起すことないこ維持され、活性区域を正の
イオンで形成される空間電荷で包囲することが可能とな
る。円筒管3川こ流入した空気は通常の温度並びに気圧
条件下に於いて、例えば50%の湿度を有する平均的な
ものである。即ち、この装置が浄化する空気は湿度10
%以上のものが最適であり、これ以下の場合には超音速
膨脹を得るのに必要な圧力でこの空気を圧縮した後、上
記円筒管30に流入する前に給緑装置によって湿度を加
える。ノズルチップ34のノズルスロート35を通過し
た湿度の高い空気は急に膨脹して直径数百ミクロン程度
の氷の微粒子を形成し、ニードル45とノズルチップ3
4間の電位差によって発生するコ。ナ放電で惹起された
イオンを捕える。しかして電荷を帯びた前記微粒子は噴
射ノズル25より噴射され集塵器10の荷電区域17に
至る。そしてこれらの微粒子は金属製の板11,12,
13,15によって収集されるまで特有の空間電荷作用
によって前記区域17に拡散する。前述した如く発生さ
せた空間電荷の値はコ。
ナ放電のパラメータ、特に電極間の電位差、空気の速度
並びに圧力、圧縮空気の膨脹を引起こすノズルチップの
蓬等を変えることによって制御することができる。この
空間電荷の値はィンゼクタ21の内部で発生するコロナ
放電の値に比べると小さなものであるが、ガス流に運搬
される塵が後に静電気集塵区域19で除去されるべくこ
の塵に前記荷電区域17で帯電させるために充分な電離
密度を有している。荷電区域1・7で帯電した微粒子に
よって蓮股される電流はィンゼクタ21から噴射される
電流に対して比較的弱いものである。即ち、この電流の
大部分はイオン電流の形で前記金属製の板11,12,
13,15に吸収され、ノズルチップ34と並列にアー
スされているため在来のコロナ放電型集塵器に於ける補
助電極に類似した役目を果す。塵を含んだガス流体は集
塵器10の入口14より矢印52の方向に流入し、荷電
区域17を通過する際に塵の微粒子は拡散して空間電荷
によって帯電し、次に静電気集塵区域19の帯電板2川
こ付着した後、浄化された空気は矢印53の方向に送り
出される訳である。
本実施例に於いて、導管29がィンゼクタ21に6バー
ルの加圧機で1時間に20あの流量を以つて湿った空気
を供給する場合(通常の気圧並びに温度条件下で測定し
たもの)、直径が2.3側のノズルチップ34のノズル
スロート35では約マッハ1.5の超音速膨脹が起こり
、ニードル45には/ズルチツプ34に対して12キロ
ポルトの負電位が印加され、このニードルの先端には5
0マイクロアンペアの電流が発生される。
この集塵器101ま高さが約100肌、幅が40弧のも
のである。
荷電区域は20弧であり、ィンゼクタはこの区域に対向
して配置され、そのノズル間の距離は30肌である。向
い合った一対のィンゼクタは全体で100マイクロアン
ペアの電流を通過させ、イオンの移動度を考慮に入れて
前記荷電区域17に1力当たり1び3の正あるいは負の
イオン空間電荷を発生する。予めフィルター等で機械的
に浄化した空気は毎秒2mの速度で入口14から流入す
るが、この空気は平均3ミクロンの直径を呈する塵の微
粒子を含んでいる。
そして各微粒子は0.1秒で荷電区域を通過して帯電す
る。しかして帯電した豊を含んだ気流は集塵区域19に
流入する訳だが、この区域の規格は高さが100仇、長
さ100弧、帯電板相互の間隔は2.60仇であり、こ
れらの板は交互に10キロボルトの正電位と負電位に接
続される。帯電した塵の微粒子を運搬するガス流の速度
は上記区域で毎秒2.8のであり、塵の殆んど全てを析
出するために0.39砂でこの区域を通過する。第4図
に示される実施例は第1図に示された実施例に於ける金
属製の板11,12,13に相当する板111,112
,113によって画成される集塵器110であるが、こ
の実施例では入口114と出口116の間に第1のフィ
ルター層115が配置されている。
荷電区域117には矢張り垂直列123,124に沿っ
て配置された複数のィンゼクタ121があり、各々が垂
直板111および112を貫通している。これらのイン
ゼクタ121の構造は第1図乃至第3図に示されたもの
と同様であるが、前記荷電区域117に続いて第2のフ
ィルター層119が配置される。このフィルター層11
9は前記垂直板111,112と直角に配置された金網
125,126によって形成され、前記荷電区域117
を通過したガス流に含まれる微粒子を静電気によって集
塵すべく高電圧直流の正極と負極に、あるいは交流電源
の2端子に各々が接続される。浄化すべき空気は矢印1
52の方向より入口114に流入し、浄化された後に出
口116より矢印153の方向に放出される。
この実施例の集塵器は第1図に示された実施例に比して
容量が小型であるが、両方の実施例ともに在来の集塵器
よりも優れた集塵能力を有するものである。第5図およ
び第6図に示される集塵器は石炭あるいは廃物等を炉で
圧力をかけて燃焼させた場合の如く、例えば12バール
の気圧と900qoの温度を呈する排気ガスを浄化する
ためのものである。
高温ガスを浄化するこの集塵器は円筒形状のフィルター
部材でなっており、ガスの循環はガスが入口から入って
出口に放出されるまでに温度が最小限下らないようにな
される。このガスは予め加熱した空気を送り込む流動層
炉より発生するものである。浄化すべきガスは管路20
1よりタンク202に圧力をかけて流入されるが、この
タンク202の内部には断熱材203が施され、タンク
の全体的な形状はその上部と下部が半球のドーム205
および206であり中間部は円筒状である。
断熱材203と金属板211の間には一連の通気網20
8が配置され新鮮な空気を循環させるために供される。
この通気網208によって画成された空間の内部にはタ
ンク202と中心軸を同軸配置された粒状層フィルター
207がある。このフィルター207は、外側の隔壁2
12と内側の隔壁214の間に直径2脚の小さなアルミ
ナ粒子を充填した粒状層210からなっている。外側の
隔壁212はその上部に開孔を呈しており、タンク20
2の上部ドーム205を貫通する導管216に接続され
前記粒状層210内部で細粒子218を矢印22川こ従
って循環させる。そして下部には矢張り導管222が接
続され下部ドーム206を貫通し、前記細粒子218は
矢印224に従ってこの導管より排出される。隔壁21
2と214の間に充填される細粒子は例えば毎時lm程
のゆっくりとした速度にて上部より下部に移行する。タ
ンク内部の通気網208に隣接する金属板211と隔壁
212によって画成される空間は環状リング225によ
って上下に2等分され、下部の空間227に高熱ガスの
入口201が閉口し上部空間228は浄化されたガスの
出口230‘こ閉口している。隔壁212と214は前
記下部の空間227では232の箇所で、また上部の空
間228では234の箇所が各々環状のふるいとなって
おり、入口201より流入する塵を含んだ高熱ガスは先
づ前記ふるい232を通過する際に粒状層21川こよっ
て物理的に浄化され中央室250に入った後、上部のふ
るい234を通して更に浄化され出口2301こ排出さ
れる訳である。さて、上記第2のふるい234は静電気
集塵と伴うものである。
内側の隔壁214とこのふるい234の境界には上部絶
縁リング240と下部絶縁リング242が介在し、また
外側の隔壁212にも同様に上部絶縁リング243と下
部絶縁リング244が介在され、絶縁された内側の隔壁
214のふるい区域は高圧直流の正電極32川こ、また
外側の隔壁212のふるい区域は負電極321に各々接
続されて上記ふるい234の内部に合されるアルミナ粒
子を誘導帯電する。これらのふるい区域は高圧交流に接
続することも可能である。前記内側の隔壁214によっ
て画成される中央室25川ま第1のふるい232を通過
した後もガスに残存する微粒子の塵に荷電する区域であ
り、そのため2個のイオンインゼクタ252および25
4が上下に突出していてェーロゾルによってイオンを放
出する。インゼクタ252,254のノズルはタンク2
02の中心軸と一致しており各々がこの中心軸に沿って
対向してイオンを放射する。しかして残存する微粒子は
この中心室250で帯電した後、前記第2のふるい23
4で静電気集塵される訳である。更にこのふるい内部の
粒状層は矢印22川こ従って序々に新しいものと入れ替
えられていくが、ふるい234の部分を通過した細粒子
218は物理的な浄化を行う前記第1のふるい232の
部分に至り再び使用されるものである。しかして静電気
集醸されて出口230から放出される浄化ガスは、アル
カリ化合物あるいはバナジウムを除去するべく化学的ろ
過の中間行程を経た後、ガスタービンあるいはピストン
機関に送り込まれる。
図示された実施例ではィンゼクタ252と254の間は
約1肌であり、中央室250の直径は0.4のである。
浄化すべきガスは12バールの気圧、900qoの温度
のものである。インゼクタ252および254には湿っ
た圧縮空気が供給され、金属製のノズルチップはアース
され且つノズルスロートは直径1肌である。
第3図に示したニードル45に相当するものが矢張り内
蔵されており20乃至25キロボルトの電源に接続され
る。各ィンゼクタによって放射される電流は、通常の気
圧並びに温度条件下で測定して27バールの加圧機で1
時間に15あの流量を以つて導管29より供給する場合
、250マイクロアンペア程度である。若しメガワット
級の出力を有するガスタービソの如き装置にこの集塵器
を使用する場合、1あのガス中に100夕の塵が含まれ
ていると仮定すると、サイクロンより第1のふるい23
2を通過する際に約93%が浄化され、残り7夕が第2
のふるい234で静電気集塵される。図示された実施例
の中心室250で発生される電界は1で当り1び4程度
のイオン密度で約50雌v/mであるが、これはふるい
234の内部で電荷を与えられた細粒子によって確実に
析出されるために平均3ミクロンの直径を有する微粒子
の塵に0.9砂で約30m電気素量を与えるのに充分な
空間電荷に相当する。
そしてこの条件で帯電した微粒子によって第2のふるい
234に運搬される電流は12マイクロアンペアである
。この電流は前述したインゼクタにより放射される電流
の総量と比較して少ない理由は、大半の電流がアース接
続されている金属製の内側の隔壁214に吸収されてし
まうからである。既に述べたとおりィンゼクタ252お
よび254を介して前記中央室250を通過する微粒子
は正イオンであるが、この正イオンの移動に起因する空
間電荷の値は前記ィンゼクタ内部に発生するコロナ放電
中の空間電荷値に比べて非常に小さなものである。
また中央室250の内部で電界が局部的に上昇して好ま
しくない局所放電が発生することを防止するため、この
中央室250を画成する金属製の内側の隔壁214の表
面は研摩された光沢のあるものである。しかして電子な
だれを誘発する微小な突起が除かれた中央室内部では微
粒子の塵が一様に帯電し、第2のふるいによる静電気集
塵の効率が一層高められる。前述した実施例の如く、例
えば900午○の高熱ガスを浄化する場合にはィンゼク
タ252および254の構造は第3図に示されるものと
は若干異つたものを用いることが得策である。
実際に非常に温度の高いガスではこれに含まれる帯電し
た微粒子の融合あるいは昇華がィンゼクタのノズル付近
で急速に行われる。このため放出されたイオンはィンゼ
クタに逆戻りしてこれに捕獲されてしまい、浄化すべき
ガスに運搬される微粒子を帯電させるために不可欠な空
間電荷をそれだけ少なくしてしまう。かかる漏洩を防止
あるいは制限するために2通りの装置が考えられる。そ
の1つは浄化すべきガスが循環する金属製の隔壁に対し
てィンゼクタに正電位を印加し、ィンゼクタの金属片か
ら発生するイオンを放電作用によって拡散させるように
電界配電するものである。他の1つは上記の装置と組合
せて、あるいは独立して用いるものであるが、ィンゼク
タより放射された微粒子の電流を冷却することである。
この冷却は冷たい空気の風路を前記微粒子の流東の周囲
に向けることによって行われるが、これによって隔壁と
微粒子間の熱伝導は大幅に遅らされ、微粒子の昇華はィ
ンゼクタから充分に離れた箇所で行われるのでィンゼク
夕に捕獲されてしまうことが防止される訳である。第7
図に示されたィンゼクタ3101まチャンバ314を画
成するィンゼクタ管312からなっており、この管の中
を加圧下湿った空気が矢印316に沿って瓜yere(
河口)と称される内部輪郭である管312の先端318
の開□部に送られる。
前記ィンゼク夕管312の中心軸には電導体のニードル
320が配置され、その先端322はノズルスロート3
24に隣接している。ニードル320とィンゼク夕管3
12は各々高圧直流電源328に接続されるが、この管
312はアースに対して例えば20キロボルト程の比較
的高圧な正電位に電源33川こよって維持される。ィン
ゼクタ管312は金属管332の内部に同軸配置される
が、この金属管は関孔336に向って先端334が僅か
に内側に曲折され且つこの先端334はチャンバ314
内のガスの流出方向に関して前記ィンゼクタ管312の
先端318よりも下流に位置している。金属管332は
、例えば第7図に示された如き高熱ガスの静電気集塵器
342の金属製隔壁340‘こ形成された開孔に鉄合さ
れる。隔壁340は全体として接続されている。管33
2は高電圧源331に管312の電位と同一か又は異な
るように電位的に接続されている。管332は絶縁部材
333によって隔壁340に鼓合されている。電気集塵
器342内において、管332の困りに非電導性の冷却
流体を流通させる蛇管344が巻装されている。蛇管3
44に冷却流体を供給するパイプは正電位の高電圧源3
31に対抗しうる絶縁性の物質で形成されている。また
ィンゼクタ管312と金属管332の間の環状通路から
矢印346に沿って集塵器342の内部に向けて通風さ
せるための手段も備えられる(図示せず)。
次に機能を説明すると、集塵器342の内部に放射され
る帯電した微粒子の流東350は金属管332の閥孔3
36より放出される冷たい空気の流れによって取囲まれ
るため、微粒子の流東は再熱されることが遅れィンゼク
タ管312より充分に遠ざかるまで昇華が行われない。
更にこのィンゼクタ管は前記隔壁340‘こ対して高電
位に維持されているため、発散された微粒子のイオンを
ィンゼクタ管312より遠ざける傾向を呈する。金属管
332の開孔より放出された冷却空気あるいは冷却ガス
によって浄化すべきガスが冷却されても格別に不都合な
ことはない。何故ならば燃焼炉から放出されるガスの温
度は90000をはるかに超えているため、ィンゼクタ
から放射されるガスが少々冷却されてもガスタービン等
に充分利用できるからである。そのためにはガスタービ
ン等の入口で所望のガス温度が得られるように、燃焼炉
から放出されるガスの量に従って冷却空気の温度や流量
を調節する手段も必要であろう。第7図に示された実施
例も前述した実施例とは異なっているが、更に第8図は
ィンゼクタ管312が桑塵器342の隔壁3401こ絶
縁部材400を介して直接隊合される構造を示している
第7図のものと同機にィンゼクタ管312はアースされ
た隔壁340‘こ対して高電位に維持される。然し乍ら
、微粒子の流東の周囲には冷却空気は流れない。第9図
には前記第8図に示したィンゼクタ管312の集塵器3
42内部に突出した外周面に、冷却液が流通する蛇管4
02を巻いたものが図示されている。
冷却液としては油の如く非電導性の液体が用いられる。
蛇管402への油の供給はィンゼクタ管312へ適用さ
れる高電圧を維持するのに十分な長さを有する絶縁性の
パイプによって行われる。また油の代りに公知の方法に
よって消イオン化された水を用いることもできる。また
蛇管402はィンゼクタ管312に印加される高圧に鑑
みて絶縁性材料にて作成される。
第10図に示されるものではィンゼクタ管312が高電
圧源408に接続されている。このィンゼクタ管は金属
管332に取囲まれ、放射された微粒子の流東の周囲に
冷却空気を放出する。金属管332は絶縁部村406を
介して隔壁340‘こ隊合され、高圧直流電源408に
よって正電位を印加される。第11図に示される実施例
では第7図に示された如きィンゼクタ412がペンド管
410の先端にあり、毎秒3肌の速度にて矢印441の
方向に流れるガスと同一方向に開孔している。
ペンド管410はィンゼクタ412に湿った空気を送り
、金属管332に冷却空気を送り、且つ前記の蛇管に冷
却液を送るためのものであり、隔壁440を貫通してい
る。前述したとおりインゼクタ412は、冷却空気が浄
化すべきガス流と同一方向に放出され且つ同一速度(本
実施例では毎秒3の)で放出されるように配向される。
金属管332の直径は約4伽であり、冷却空気の量は浄
化すべきガスの流量の約2%であり、またガスの温度は
900℃を僅かに上回るものである。インゼクタの放射
区域はこのィンゼクタ412の先端より約15弧の半径
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従った集塵器の実施例の局部断面斜視
図、第2A図および第2B図はィンゼク夕の配置を第1
図に於ける面1−1より示す側面図、第3図はィンゼク
タの鞠方向断面図、第4図は高熱ガスの集塵器を示す局
部断面斜視図、第5図は高熱ガスの集塵器の他の実施例
を示す鞠方向断面図、第6図は第5図に於ける鎖線W−
のに従った横断面図、第7図はイオンィンゼクタの他の
実施例を示す概略断面図、第8図、第9図、第I0図は
第7図に示されるィンゼクタの3個の変形例を示す説明
図、第11図はィンゼクタの配置の一例を示す断面図で
ある。 10,110,342……集塵器、11,12,111
,112・・・・・・垂直板、13・・・・・・底板、
14,114,201……入口、15……上板、16,
116,230……出口、17,117……荷電区域、
19・・・・・・静電気集塵区域、20・・・・・・帯
電板、21,121,252,254,310,412
・・・・・・ィンゼクタ、30・・・・・・円筒管、4
2,49,51……ケーブル、45,320……ニード
ル、48・・・・・・電源、119・・・・・・フィル
ター層、202・・…・タンク、203・・・・・・断
熱材、208…・・・通気網、210・・・・・・粒状
層、212,214・・・・・・隔壁、218・・・・
・・細粒子、225・・・・・・環状リング、250・
…・・中央室、243,244.・…・絶縁リング、3
32・・・・・・金属管、400・・・・・・絶縁部材
、402・・・…蛇管。 第1図 第2図 第3図 第4図 第7図 第8図 第10図 第11図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 静電気によつて気体中に浮遊する微粒子を集塵する
    べく該気体を集塵器に通過させる微粒子の分離方法に於
    いて、冷却を生じさせる空気の超音速膨張によつて空気
    中に存在する湿気を冷却させると同時に生成する氷の微
    細結晶によつてノズルスロートで生成したイオンを捕獲
    し、イオンを捕獲した氷の微細結晶を、浄化すべき気体
    と接触させて蒸発させ、前記気体中に浮遊する微粒子が
    氷の微細結晶から遊離したイオンによつて空間電荷を発
    生させその後静電気集塵されることを特徴とする気体中
    の微粒子の分離方法。 2 該湿つた空気の湿度は通常の湿度並びに圧力条件下
    で測定して10%以上であることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 3 該空間電荷を規定の値に維持するために該氷の微細
    結晶の集塵器内への流量を調節することを特徴とする前
    記特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の
    方法。 4 該気体は高熱ガスであり、該高熱ガスの流路に正電
    位の空間電荷を発生させるために正イオンを捕獲するこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第3項に
    記載の方法。 5 該気体はグルテン粒子を含む空気であり、該空気の
    流路に負電位の空間電荷を発生させるために負イオンを
    捕獲することを特徴とする前記特許請求の範囲第1項乃
    至第3項に記載の方法。 6 該気体を通過させる室と、該微粒子を帯電させるた
    めのコロナ放電によるイオン発生器と、該気体の流路で
    帯電した微粒子を静電気集塵する手段とからなるものに
    於いて、該イオン発生器は該集塵器の一室を限定する手
    段を有し、且つオリフイスによつてこの一室と通じてお
    り、更にこの一室にて該オリフイスに向うガス流中でコ
    ロナ放電を発生する手段と、該オリフイスより該集塵器
    へ放射される前にイオンを捕獲するに適した氷の微細結
    晶を該コロナ放電の区域で湿つた空気の超音速膨張によ
    つて形成する手段からなることを特徴とする気体中に浮
    遊する微粒子の分離装置。 7 穀物のサイロ内部の空気中に含まれる可燃性の微粒
    子を除去するためのもので、該コロナ放電を発生する手
    段は対向電極との間にコロナ放電を発生するべくこの対
    向電極に対して負電位に維持される中心の電極からなる
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第6項に記載の装
    置。 8 高熱燃焼ガスに含まれる微粒子を除去するためのも
    ので、該コロナ放電を発生する手段は、該集塵器の一部
    に惹起される空間電荷が正電位となり且つ第2の電極と
    の間にコロナ放電を発生すべくこの第2電極に対して正
    電位に維持される中心の第1の電極からなることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第6項に記載の装置。 9 集塵器の該空間電荷区域に於ける内壁は研摩された
    光沢のあるものであることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第8項に記載の装置。 10 氷の微細結晶を形成するための該手段は少なくと
    も該オリフイスの部分に位置するノズルと、該ノズルで
    超音速膨張を引き起こすため湿つた圧縮空気を該集塵器
    内部に送り込む手段からなり、更にコロナ放電を発生す
    る該手段はノズルスロートに達する尖つた電極でなり且
    つノズルを通過する空気中でコロナ放電を発生させるべ
    く該ノズルと該電極の間に直流高電圧を印加する手段と
    からなることを特徴とする前記特許請求の範囲第6項乃
    至第8項のいずれかに記載の装置。 11 該オリフイスがインゼクタ内部に形成され、集塵
    器内部に放射されたもので該インゼクタ付近のイオンの
    捕獲を制限するための手段を有してなることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第6項乃至第10項のいずれかに
    記載の装置。 12 イオンの捕獲を制限する該手段は、該インゼクタ
    付近に、放射されたイオンをインゼクタより遠ざける電
    界配電を形成するに適した手段からなることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第11項に記載の装置。 13 該電界配電を形成する手段は該インゼクタと集塵
    器の隔壁の間に電位差を持たせるものであることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第12項に記載の装置。 14 更に該インゼクタに非電導性の冷却液を供給する
    ための高電圧に耐える手段を有することを特徴とする前
    記特許請求の範囲第13項に記載の装置。 15 特に高熱ガスの集塵のためのものであり、イオン
    の捕獲を制限する該手段は集塵器内部で該インゼクタ付
    近に於ける該氷の微細結晶の蒸発を遅らせるに適した手
    段からなることを特徴とする前記特許請求の範囲第11
    項乃至第14項のいずれかに記載の装置。 16 該氷の微細結晶の蒸発を遅らせる手段は、集塵器
    内部に放射されたエーロゾル流束の周囲に冷却ガスを吹
    きかける手段からなることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第15項に記載の装置。 17 該冷却ガスを吹きかける手段は、該インゼクタの
    周囲に取付けた管でなり且つ集塵器の隔壁を貫通し、冷
    却ガスは該インゼクタと管の間に吹込まれることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第16項に記載の装置。 18 更に該管の冷却手段を有することを特徴とする前
    記特許請求の範囲第17項に記載の装置。 19 該管は集塵器の該隔壁と絶縁され、且つ該管と隔
    壁の間に電位差を持たせる手段を有することを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第17項あるいは第18項に記載
    の装置。
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