JPS6028227B2 - モ−タ付電磁石装置 - Google Patents

モ−タ付電磁石装置

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Publication number
JPS6028227B2
JPS6028227B2 JP54026584A JP2658479A JPS6028227B2 JP S6028227 B2 JPS6028227 B2 JP S6028227B2 JP 54026584 A JP54026584 A JP 54026584A JP 2658479 A JP2658479 A JP 2658479A JP S6028227 B2 JPS6028227 B2 JP S6028227B2
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JP
Japan
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magnetic pole
coil
rotor
yoke
pole tooth
Prior art date
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Expired
Application number
JP54026584A
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English (en)
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JPS55120352A (en
Inventor
康夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP54026584A priority Critical patent/JPS6028227B2/ja
Publication of JPS55120352A publication Critical patent/JPS55120352A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明、交流駆動型の電磁石装置が励磁されたとき、そ
の周波数に同期して回転するモータ部を備えたモータ付
電磁石装置に関し、その目的とするところは、電磁石装
置のコイルをモータのコイルに兼用し、電磁石装置に1
枚の固定子磁極歯板と回転子を付加することによりモー
タが構成できる小形で安価なモータ付電磁石装置を提供
するにある。
一般に電磁石装置は、コイルに鰭流を通ずると可動鉄芯
が固定鉄芯に吸引され、この可動鉄芯の動きを利用して
各種の制御を行うものであり、また同期モー外ま、コイ
ルに電流を通ずるという永久磁石よりなる回転子が固定
子鉄芯の磁極に発生する回転磁界と吸引、反発を繰返し
ながら回転していくものである。
これら電磁石装置とモータの共通要素であるコイルを兼
用化して、コイルが交流にて励磁されるとその周波数に
同期して回転する同期モータが電磁石装置と一体的に構
成できるならば、例えばリレー、ソレノイド等によって
制御される電気機器の通電時間積算計のようなものが小
型で、しかも安価に提供でき得ると考えられる。本発明
は上記事由に鑑みてなされたものである。
以下本発明の実施例を第1図乃至第4図を参照して説明
する。図は一般的なりレーにモータ部を一体的に付加し
てなるものであり、図において1は電磁敏鉄棒よりなる
固定鉄芯で、コイル2を装着するとともに、一端には吸
引時の捻り音を防止する隈取コイル3、池端には電磁軟
鉄板よりなる継鉄4の腕部4′を固着している。5は電
磁軟鉄板よりなる可動部材である可動鉄片で、コイル2
が励磁されると隈取コイル3を固着した鉄芯1の端面に
吸引され、コイル2が非励磁となると前記端面から所定
間隔をおいて弾発的に保持されるよう揺動自在に継鉄4
に取付けられ、かつ復帰ばね6によって吸引を解除する
方向に附勢されている。
7は可動鉄片5に固着された接点ばねで、先端に可動接
点8、他端にリード線接続部とを有している。
9は合成樹脂の如き絶縁材料よりなる基台で、ボルト1
0等によって継鉄4を固定すると共に、コイル端子11
,11、共通端子12、常閉端子13、常開端子14と
をそれぞれ圧入あるし、なは基台9の塑造時一体化する
等によって固定し、さらにカバー15を鉄着してある。
またコイル端子11,11はリード線16,16を介し
てコイル2の巻初め、巻き終りに接続され、常閉端子1
3と常開端子14はそれぞれ固定接点18,19を有し
、可動鉄片5の動作に応じて可動接点8と適宜接触する
ものある20は滋鉄4の材料である電磁軟鉄板よりも透
磁率が大きい、例えばパーマロイ、ミューメタルの如き
高透磁率材料よりなる固定子磁極歯板で、磁極歯面21
と継鉄接触面22,22とを有し、例えばコ字形に折曲
形成されている。
この磁極歯面21の略中央には回転子遊鉄孔23を設け
、その周緑24が継鉄4の腕部4′を固着した鉄芯1の
端部に、例えばスポット熔接の如き方法で固着され、同
時に継鉄接触面22,22が継鉄4に接触するものであ
る。即ち固定鉄芯1、可動鉄片5、継鉄4からなるリレ
ー本来の磁気回路に対して、継鉄4の腕部4′と磁気的
に並列となるよう固定子磁極歯板20が配設されるもの
で、固定子磁極歯板20の形状はコ字形に限定されるも
のではない。また固定子磁極歯板20の磁極歯は磁極歯
面21の遊鉄孔23と同軸的に打抜き加工にて形成され
る。即ち遊舷孔23の周緑24から等間隔で放射状に外
方へ伸びる一方の磁極歯群25と、この磁極歯群25の
先端より外方の周緑26から等間隔で放射状に内方へ伸
び、しかも一方の磁極歯群25より中が小さい他方の磁
極歯群27とよりなり、他方の磁極歯群27の一部27
′,27′が内縁24とつながることにより1枚の板に
て対応する磁極歯が形成されるのである。28は永久磁
石よりなる回転子で、前記磁極歯群25,27と対応し
て等間隔でN,S極が交互に着滋されるとともに固定子
磁極歯板20側には軸受と摺動する平面状突部29が形
成され、これらの中央に回転子軸30が挿着されてこれ
が回転子28の磯部に形成している。
また前記固定鉄芯1の固定子磁極歯板20を固着する端
面から穿設された穴には、回転子28の軸部を支承する
ため例えは含油合金の如き材料にて形成された軸受31
を椿着して、回転子28の軸受部を形成してある。そし
てこの軸受31に回転子軸30を遊鉄孔23に平面状突
部29をそれぞれ挿適すると回転子28と固定子磁極歯
板20の磁極歯とが面対向し、しかもこれらに吸引力が
作用しているので平面状突部29が軸受31の端部に軽
く圧接されて回転子28が保持されるのである。かかる
構成にあっては、コイル2に交流電流が流れて励磁され
ると、固定鉄芯1が可動鉄片5を吸引するので可動接点
8と常開接点19とが接触すると同時に、継鉄4の腕部
4′と固定子磁極歯板20とが並列となり、これに腕部
4′を除く継鉄4と固定鉄芯1と可動鉄片5とがつなが
る閉滋略が形成される。
一般的に時間計測等に使用するモータに必要な起磁力は
、リレーのような可動鉄片を吸引するに必要な起磁力に
比して少なくてよく、従って磁極歯の断面積も小さいも
のであり、しかも固定子磁極歯板201ま総鉄4よりも
透磁率が大きい材料を使用してあるので、前記閉磁路を
通る磁束は、並列に分岐した磁路ではまず固定子磁極歯
板20に流れて、これが飽和した後継鉄4の腕部4′に
流れる。従って閉滋路の起磁力の大小に関係なく固定子
磁極歯板20‘こ一定の磁束が流れ、回転子28に対し
て安定した磁力を供給できるのである。このような磁力
を供給する固定子磁極歯板20と磁力の供給を受けて回
転する回転子28とよりなる同期モータは、励磁状態と
無励磁状態で回転子28の回転方向の静止位置が異なる
よう固定子磁極歯板20の磁極歯の形状及び配置がなさ
れ、励磁する交流電流が正負反転することによって磁極
歯群25,27がN極及びS極に対応して反転し、しか
もその反転途中で無励磁状態があるので、回転子28が
磁極歯群25,27と反発、吸引を繰返しながら間欠的
に回転していくのである。
なお第1図において、回転子軸3川こ歯車32を挿着し
、これに任意の減速比を有する減速歯車33を噛合させ
、その出力軸34をカバー15を貫通して外部へ突出さ
せればリレーが励磁されると所望の回転速度を有する回
転軸が得られる。
また第5図は本発明の応用例を示すもので、前述のモー
タ付リレーのモータ部分に任意の減速歯車装置を噛合さ
せ、その出力軸をカバー15の側面35より貫通突出さ
せ、これりに指針円板36を固着し、一方カバー15の
側面35には指針円板36と同軸的な円周状に時間目盛
37を施して通電時間積算計付リレーとしたものであり
、こらにカバー15の側面35に窓38を形成し、モー
タの回転を数字車39の回転に変えて、デジタル表示の
通電時間積算計付リレーとしたものである。なお、付記
するとこのようなモータはリレーの他ソレノィド、電磁
カウンター、電磁開閉器等各種の電磁石装置に付加する
ことができる。
本発明は、コイル、固定鉄芯及び継鉄よりなる電磁石と
し、そのコイルの交流励磁により可動部材を駆動する如
くしてなる電磁石装置において、前記コイル2とともに
固定鉄芯1を取着した継鉄4の腕部4′に、継鉄4より
も高透磁率の材料よりなる固定子磁極歯板20を磁気的
に並列列となる如く装着し、固定子磁極歯板2川こその
磁極歯に対応して着磁された永久磁石よりなる回転子2
8を面対向させ、しかも固定鉄芯1に穿設した軸受部に
回転子28の軸部を支承させ、前記回転子28はコイル
が励磁されるとその周波数に同期して回転する如く構成
したので、モータの原価構成及びスペースの面でその比
率が大きいコイルを電磁石装置のコイル2と兼用し、固
定鉄芯1を回転子28の軸受部として利用するとともに
、電磁石装置に固定子磁極板20と回転子28を追加す
るだけで電磁石装置とモータ部とを一体的に構成でき、
しかもこの固定子磁極歯板20‘ま磁気的に並列にある
継鉄4より透磁率が大きいのでコイル2が励磁されると
継鉄4より先に感坊6して磁束を流し磁気飽和すると並
列にある継鉄4に磁束が流れ、従って電磁石装置の超磁
力の大小に関係なく一定の磁力を回転子28に供V給し
て安定したモータ回転を維持でき、もって小形で安価な
モータ付電磁石装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示し、第1図は電
磁石装置であるリレーにモータ部を一体的に構成した断
面正面図、第2図は磁気回路部分のみを示す断面図、第
3図は固定子磁極歯板の正面図、第4図は回転子の着磁
状態を示す正面図、第5図は本発明の応用例を示し、a
は指針表示式通電時間積算計付リレー、bはデジタル表
示式通電時間積算計付リレーのそれぞれ正面図である。 1・・・固定鉄芯、2…コイル、4…継鉄、5・・・可
動鉄芯、20・・・固定子磁極歯板、28・・・回転子
。第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コイル、固定鉄芯及び継鉄よりなる電磁石とし、そ
    のコイルの交流励磁により可動部材を駆動する如くして
    なる電磁石装置において、前記コイルとともに固定鉄芯
    を取着した継鉄の腕部に、継鉄よりも高透磁率の材料よ
    りなる固定子磁極歯板を磁気的に並列となる如く装着し
    、固定子磁極歯板にその磁極歯に対応して着磁された永
    久磁石よりなる回転子を面対向させ、しかも固定鉄芯に
    穿設した軸受部に回転子の軸部を支承させ、前記回転子
    はコイルが励磁されるとその周波数に同期して回転する
    如く構成したモータ付電磁石装置。
JP54026584A 1979-03-06 1979-03-06 モ−タ付電磁石装置 Expired JPS6028227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54026584A JPS6028227B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 モ−タ付電磁石装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54026584A JPS6028227B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 モ−タ付電磁石装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55120352A JPS55120352A (en) 1980-09-16
JPS6028227B2 true JPS6028227B2 (ja) 1985-07-03

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ID=12197586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54026584A Expired JPS6028227B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 モ−タ付電磁石装置

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JP (1) JPS6028227B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297223U (ja) * 1985-12-10 1987-06-20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297223U (ja) * 1985-12-10 1987-06-20

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Publication number Publication date
JPS55120352A (en) 1980-09-16

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