JPS6027580Y2 - 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 - Google Patents
連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管Info
- Publication number
- JPS6027580Y2 JPS6027580Y2 JP1981105012U JP10501281U JPS6027580Y2 JP S6027580 Y2 JPS6027580 Y2 JP S6027580Y2 JP 1981105012 U JP1981105012 U JP 1981105012U JP 10501281 U JP10501281 U JP 10501281U JP S6027580 Y2 JPS6027580 Y2 JP S6027580Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tundish
- continuous casting
- seal tube
- inert gas
- molten steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造用タンディツシュのシール管に係り、
特に内壁へのスプラッシュの付着を防止できるシール管
に関する。
特に内壁へのスプラッシュの付着を防止できるシール管
に関する。
一般に連続鋳造装置における取鍋とタンディツシュ間の
溶鋼注入流を大気と遮断する方法としてシール管方式、
ロングノズル方式等があるが、この内、シール管方式の
操業においては、連続鋳造の稼動率が上昇するにつれて
、溶鋼の通過量が、５００〜７００ｔ、になると下記の
如き問題が発生している。
溶鋼注入流を大気と遮断する方法としてシール管方式、
ロングノズル方式等があるが、この内、シール管方式の
操業においては、連続鋳造の稼動率が上昇するにつれて
、溶鋼の通過量が、５００〜７００ｔ、になると下記の
如き問題が発生している。
従来のシール管の状況を第１図により説明する。
取鍋２の底部に設けられたスライディングノズル４は上
からスライディング上部ノズル６、スライディング上プ
レート８、スライディング下プレート１０、スライディ
ング下部ノズル１２から構成されている。
からスライディング上部ノズル６、スライディング上プ
レート８、スライディング下プレート１０、スライディ
ング下部ノズル１２から構成されている。
タンディツシュ１４の上部に設けられたシール管１６Ａ
はその内壁にスライディング下部ノズル１２から飛散す
るスプラッシュ１８Ａ、さらに注入流２０がタンディツ
シュ１４内の溶鋼２２面に衝突する時発生するスプラッ
シュ１８Ｂにより、スプラッシュ１８Ａ、１８Ｂの付着
金属２４が堆積し正常な鋳込みが不可能になる。
はその内壁にスライディング下部ノズル１２から飛散す
るスプラッシュ１８Ａ、さらに注入流２０がタンディツ
シュ１４内の溶鋼２２面に衝突する時発生するスプラッ
シュ１８Ｂにより、スプラッシュ１８Ａ、１８Ｂの付着
金属２４が堆積し正常な鋳込みが不可能になる。
上記の如き状態になると、鋳込みを中止するか、あるい
は、取鍋２の交換時にシール管１６Ａ内部へ酸素を吹付
は付着している地金２４を溶流させ鋳込みを継続するか
、いずれかの方法をとらざるを得ない。
は、取鍋２の交換時にシール管１６Ａ内部へ酸素を吹付
は付着している地金２４を溶流させ鋳込みを継続するか
、いずれかの方法をとらざるを得ない。
前者の鋳込み中止は稼動率の低下につながり、後者の酸
素による溶解は、折角シール管１６Ａを使用して非金属
介在物の発生を極力防止しているにもかかわらず、付着
金属２４を酸素によって溶流させることは遮断の意味が
なくなる。
素による溶解は、折角シール管１６Ａを使用して非金属
介在物の発生を極力防止しているにもかかわらず、付着
金属２４を酸素によって溶流させることは遮断の意味が
なくなる。
本考案の目的は、上記の如き従来技術の欠点であるスプ
ラッシュ付着を防止できる連続鋳造用タンディツシュの
シール管を提供するにある。
ラッシュ付着を防止できる連続鋳造用タンディツシュの
シール管を提供するにある。
本考案の要旨とするところは次のとおりである。
すなわち、取鍋の底部に設けられたスライディングノズ
ルを通じ大気を遮断してタンディツシュに溶鋼を注入す
るための該タンディツシュの上部に設けられ、耐火材よ
り戊る連続鋳造用タンディツシュのシール管において、
前記シール管は不活性ガス噴出のため、外周に設けられ
た導入口と、内部に設けられた通路と、内周に設けられ
た噴出口と、を有して成ることを特徴とする特許運用タ
ンディツシュのシール管である。
ルを通じ大気を遮断してタンディツシュに溶鋼を注入す
るための該タンディツシュの上部に設けられ、耐火材よ
り戊る連続鋳造用タンディツシュのシール管において、
前記シール管は不活性ガス噴出のため、外周に設けられ
た導入口と、内部に設けられた通路と、内周に設けられ
た噴出口と、を有して成ることを特徴とする特許運用タ
ンディツシュのシール管である。
本考案を第２図により説明する。
本考案の連続鋳造用タンディツシュのシール管１６Ｂは
不活性ガス噴出のため外周に設けられた導入口２６と、
内部に設けられた不活性ガスの通路２８と、内周に設け
られた不活性ガスの噴出口３０を有している。
不活性ガス噴出のため外周に設けられた導入口２６と、
内部に設けられた不活性ガスの通路２８と、内周に設け
られた不活性ガスの噴出口３０を有している。
シール管１６Ｂは一般にアルミナカーボン質、キャスタ
ブルのプレキャスト品等の耐火物より構成されているが
、不活性ガスの通路２８および噴出口３０として耐火物
自体の気孔を利用することもできるが、この場合はシー
ル管１６Ｂの外周は不活性ガスの外側への吹出しを防止
するためコーティング等の遮断が必要である。
ブルのプレキャスト品等の耐火物より構成されているが
、不活性ガスの通路２８および噴出口３０として耐火物
自体の気孔を利用することもできるが、この場合はシー
ル管１６Ｂの外周は不活性ガスの外側への吹出しを防止
するためコーティング等の遮断が必要である。
またシール管１６Ｂにおいて不活性ガスの通路２８およ
び噴出口３０を設ける範囲は第２図に示した如く、溶鋼
浸漬部の上までであって、それ以下の部分は不活性ガス
の噴出がかえってスプラッシュを助長するので不要であ
る。
び噴出口３０を設ける範囲は第２図に示した如く、溶鋼
浸漬部の上までであって、それ以下の部分は不活性ガス
の噴出がかえってスプラッシュを助長するので不要であ
る。
本考案のシール管１６Ｂは鋳込みに際し、ガス配管３２
からアルゴン、窒素等の不活性ガスの供給を受け、導入
口２６、通路２８を経て噴射口３０から不活性ガスを噴
射し、スプラッシュ１８がシール管１６Ｂの内周に付着
するのを防止するのである。
からアルゴン、窒素等の不活性ガスの供給を受け、導入
口２６、通路２８を経て噴射口３０から不活性ガスを噴
射し、スプラッシュ１８がシール管１６Ｂの内周に付着
するのを防止するのである。
従来のシール管においては、溶鋼の通過量５００〜７０
０ｔが正常な鋳込み操業の限度であったが、本考案のシ
ール管においては、溶鋼の通過量が、１１００〜１３０
０ｔに達し、従来のシール管に対し約２倍の正常鋳込み
が可能となった。
０ｔが正常な鋳込み操業の限度であったが、本考案のシ
ール管においては、溶鋼の通過量が、１１００〜１３０
０ｔに達し、従来のシール管に対し約２倍の正常鋳込み
が可能となった。
上記の如く、本考案は連続鋳造用タンディツシュのシー
ル管に不活性ガスの噴射機能を持たせることによりシー
ル管に対するスプラッシュ付着を防止し、付着金属の生
皮を遅延せしむることにより連続鋳造の稼動率を２倍に
あげる効果を収めることができた。
ル管に不活性ガスの噴射機能を持たせることによりシー
ル管に対するスプラッシュ付着を防止し、付着金属の生
皮を遅延せしむることにより連続鋳造の稼動率を２倍に
あげる効果を収めることができた。
第１図は従来の取鍋からタンディツシュへの溶鋼の注入
を示す模式断面図、第２図は本考案の取鍋からタンディ
ツシュへの溶鋼の注入を示す模式断面図である。 ２・・・・・・取鍋、４・・・・・・スライディングノ
ズル、１４・・・・・・タンディツシュ、１６・・・・
・・シール管、１８．１８Ａ、１８Ｂ・・・・・・スプ
ラッシュ、２６・・・・・・不活性ガス導入口、２８・
・曲不活性ガス通路、３０・・・・・・不活性ガス噴出
口。
を示す模式断面図、第２図は本考案の取鍋からタンディ
ツシュへの溶鋼の注入を示す模式断面図である。 ２・・・・・・取鍋、４・・・・・・スライディングノ
ズル、１４・・・・・・タンディツシュ、１６・・・・
・・シール管、１８．１８Ａ、１８Ｂ・・・・・・スプ
ラッシュ、２６・・・・・・不活性ガス導入口、２８・
・曲不活性ガス通路、３０・・・・・・不活性ガス噴出
口。
Claims (1)
- 取鍋の底部に設けられたスライディングノズルを通じ大
気を遮断してタンディツシュに溶鋼を注入するための該
タンプッシュの上部に設けられ耐火材より成る連続鋳造
用タンディツシュのシール管において、前記シール管は
不活性ガス噴出のため、外周に設けられた導入口と、内
部に設けられた通路と、内周に設けられた噴出口と、を
有して成ることを特徴とする連続鋳造用タンディツシュ
のシール管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981105012U JPS6027580Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981105012U JPS6027580Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813862U JPS5813862U (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6027580Y2 true JPS6027580Y2 (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=29899565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981105012U Expired JPS6027580Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 連続鋳造用タンデイツシユのシ−ル管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027580Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112024866A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-12-04 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 全密封模铸浇注保护装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0832273B2 (ja) * | 1990-03-13 | 1996-03-29 | 株式会社鴻池組 | 親綱張架装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4965933A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-06-26 | ||
| JPS4976730A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-24 | ||
| JPS54152624A (en) * | 1978-05-20 | 1979-12-01 | Leco Corp | Nozzle and method of making same |
| JPS55122962A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-22 | Omiya Toshimitsu | Method of forming mortal wall |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP1981105012U patent/JPS6027580Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4965933A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-06-26 | ||
| JPS4976730A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-24 | ||
| JPS54152624A (en) * | 1978-05-20 | 1979-12-01 | Leco Corp | Nozzle and method of making same |
| JPS55122962A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-22 | Omiya Toshimitsu | Method of forming mortal wall |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112024866A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-12-04 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 全密封模铸浇注保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813862U (ja) | 1983-01-28 |
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