JPS602736B2 - 高電圧用ガスブツシング装置 - Google Patents

高電圧用ガスブツシング装置

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JPS602736B2
JPS602736B2 JP9221079A JP9221079A JPS602736B2 JP S602736 B2 JPS602736 B2 JP S602736B2 JP 9221079 A JP9221079 A JP 9221079A JP 9221079 A JP9221079 A JP 9221079A JP S602736 B2 JPS602736 B2 JP S602736B2
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JP
Japan
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high voltage
intermediate tank
insulator
voltage gas
bushing
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JP9221079A
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JPS5618317A (en
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昭司 但田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高電圧用ガスブッシング装置の改良に関する
ものである。
近時、電力系統はますます高電圧化が進み、それに伴っ
てガスブッシングも大型化されているが、その特性の向
上改善については、多くの議題が残されている。
第1図に従来の高電圧用プッシング装置を示してある。
すなわち、上下にフランジ1,2を有する碍管3の上部
に、中心導体4と上部端子5とを一体化した蓋6がボル
ト14で取付けられ、下部フランジ2と電力機器(図示
してない)のタンク7のフランジ8とのあいだにアダプ
タが挟持され、ボルト14で一体化され、アダプタ9に
は樽管3内に中心導体4から離れた部位に、筒状シール
ド10が設けられ、各フランジ1,2には○リング13
が施され、内部にSF6ガス等の絶縁ガス15が封入さ
れており、碍管3の下部周位には金属製の環状シールド
リング11が金属製の保持具12で取付けられている。
上記のように構成されたガスブッシング装置にあっては
、筒状シールド10と環状シールドリング11とで碍管
3の下部における電界を緩和できるので、比較的高い電
圧に対しては、碍管3を長くすれば使用できる。しかし
ながら、UHV用など将来予想される高い電圧に対して
は、第1に碍管の大きなものが工業的に安価に作れない
、第2に仮に碍管に大きなものを使っても、碍管下部の
電界緩和のみでは、碍管が大きくなるにしたがって中心
導体が背後電圧となるため、それほど効果がなくなり、
高い耐蟹圧が期待できない、第3に碍管が長いと、汚損
した場合に梶管表面の電位分布が悪くなるなどの欠点が
ある。
この発明は、上記のような欠点を除去して高電圧用の特
性が十分に発揮され、しかも安価につくれるガスブッシ
ング装置を提供することを主たる目的としているもので
ある。
以下、この発明を、その実施の一例を示した図面に基い
て詳しく説明する。
第2図はこの発明をガス絶縁母線に適用した−例を示し
たもので、第1図と同一または類似する部分には同一符
号が付されている。
図面において、タンク7と中心導体4と、その間を絶縁
する絶縁ガスならびにタンク7と中心導体4との間に適
当な手段で同軸状に保持された金属製の同軸筒17とか
ら成るガス絶縁母線21に2つのガスブッシング22が
取付けられている。
ガスブツシング22は、それぞれ上下フランジー,2,
1′,2′を有する碍管3,3′が所要の角度をもって
中間タンク16にボルト14で取付けられており、一方
の碍管3の中心導体4と他方の碍管3′の中心導体4′
とは、前記中間タンク16のなかで、金属製コネクター
9によって電気的に結合され、コネクター9は絶縁支持
台18で絶縁され、取付臭20で中間タンク16の内部
で固定されている。前記中心導体4′は、上部に上部端
子5を取付けた蓋6に一体化されており、蓋6はボルト
14で碍管3′に取付けられている。
碍管3はガス絶縁母線21のタンク7のフランジ8にボ
ルト14で取付けられ、碍管内には、絶縁ガス13が満
たされている。ガス絶縁母線21の同軸筒17は碍管3
の内部で中間タンク16の碍管取付け部に電気的に接続
されている。また碍管3の下部、中間タンク16ならび
に碍管3′の上部周囲には、それぞれ電界緩和用の環状
シールドリング11,11−1,11−2が保持臭12
,12−1,12一2で取付けられ、同時に環状シール
ドリング11け11−2もしくは11り11一IHII
−2間で保護用ギャップを形成している。上記の如く構
成された高電圧用ガスブッシング装置によれば、下記す
る優れた効果が得られる。
‘a} 碍管を中間タンクで接続できるので、高電圧用
でも、比較的4・さな碍管ですみ、安価につくれる。‘
b} 中間タンクの介在により、碍管相互に角度をもた
せることができるので、使用する環状シールドの片側を
相互に接近して、保護ギャップを形成できる数、万一高
い電圧が印加されても、碍管表面で閃絡し、碍管を破損
するような危険がない。
‘c} 碍管相互に角度をもたせることができるので、
全高が低くなり、したがって重心位置も低くなり、耐震
上有利となる{d} 金属製の中間タンクは碍管より熱
伝達に優れているので、中心導体の発熱による熱を放散
し易くなる。
【e)碍管を斜に位置づけできるので、碍管表面の全ヒ
ダが水切りの効果を発揮し、とくに従釆の水切り笠を必
要としないので「それだけ碍管のコストを軽減でき、し
かも注水時の特性が良くなる。【f} ガス絶縁母線2
1の同軸筒17が用いられているものにあっては、その
直径を変えることにより、中心導体4と同軸筒17との
間の静電容量C,ならびに同軸筒17とタンク7との間
の静電容量C2を変化させることができる故、同軸筒1
7の電位を種々に変化させることが可能となる。
すなわち、中心導体の電位を「100」、タンクの電位
を「0」とすると、同軸筒17の電位Vは、C,v=1
00×C句軍 で求められ、C,、C2が可変であれば、電位Vは「0
〜100」の間で任意に選択できることになる。
したがって前記同軸筒17を十分に長くして、中間タン
ク16に接続すると、中間タンク16に任意の電圧を与
えることができるので、2つの碍管3,3′の長さに応
じて中間タンク16の電位を変えて、効果的な絶縁設計
ができる上記に挙げた効果はそれぞれ独立して得られる
ものであって、碍管は2つに限らず、それ以上のもので
も、前記と同様の構成が可能である。
また鴇管相互は必ずしも角度をもたなくても、例えば一
直線におかれていても、前述したa、b、d、e、fの
効果を得ることができる。さらにまた上記礎成によるガ
スブッシングは、ガス絶縁母線に限らず、他の電力機器
にも適用可能である。以上に述べたように、この発明に
よれば、ガスブッシングは2つの碍管がその中間におか
れた中間タンクに接続され、且つ電力機器側の一方のブ
ッシングにおいてはその内部を延びる金属製同軸筒が中
間タンクに電気的に接続されるものであるから、高電圧
化に対するガスブッシングの特性の大中な向上改善が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高電圧用ガスブッシングの断面図、第2
図はこの発明の一実施例を示す高電圧用ガスブッシング
装置の断面図である。 1・・・・・・ガスブッシングの上部フランジ、2・・
・・・・下部フランジ、3・…・・碍管、4・・・・・
・中心導体、5・・・・・・上部端子、6・・・・・・
蓋、7・・・・・・タンク、8・・.・・・フランジ、
9・…・・アダプタ、10・・・・・・筒状シールド、
11・・・・・・環状シールドリング、12・・…・保
持臭、13……○リング、14……ボルト、15…・・
・絶縁ガス、16・・・・・・中間タンク、17・・・
・・・同軸節、18・・・・・・支持台、19・・・・
・・コネクタ、20・・・・・・取付臭。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが碍管及び中心導体を有する少なくとも2
    つのブツシングと、両ブツシングに接続されると共に、
    両ブツシングの前記中心導体を内部で相互に接続させる
    中間タンクとを備え、電力機器側の一方のブツシングに
    おいては、該電力機器のタンクと該一方のブツシングの
    中心導体との間を同軸状に延びる金属製同軸筒が前記中
    間タンクに電気的に接続されている高電圧用ガスブツシ
    ング装置。 2 前記中間タンクを介して接続される碍管の軸線同士
    のなす角度が180度未満に設定されている特許請求の
    範囲第1項記載の高電圧用ガスブツシング装置。 3 前記中間タンクを介して接続される碍管の軸線が一
    直線にされている特許請求の範囲第1項記載の高電圧用
    ガスブツシング装置。 4 前記碍管の上部および下部に設けられているシール
    ドリングで、ブツシングの保護ギヤツプが形成されるよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の高電圧用ガスブツ
    シング装置。
JP9221079A 1979-07-19 1979-07-19 高電圧用ガスブツシング装置 Expired JPS602736B2 (ja)

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JP9221079A JPS602736B2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 高電圧用ガスブツシング装置

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JPS5618317A JPS5618317A (en) 1981-02-21
JPS602736B2 true JPS602736B2 (ja) 1985-01-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178926A (ja) * 1982-04-13 1983-10-20 田中貴金属工業株式会社 電気接点材料の製造方法
JPS58189914A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 田中貴金属工業株式会社 帯状電気接点材料の製造方法

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JPS5618317A (en) 1981-02-21

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