JPH0127371Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127371Y2 JPH0127371Y2 JP9115282U JP9115282U JPH0127371Y2 JP H0127371 Y2 JPH0127371 Y2 JP H0127371Y2 JP 9115282 U JP9115282 U JP 9115282U JP 9115282 U JP9115282 U JP 9115282U JP H0127371 Y2 JPH0127371 Y2 JP H0127371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- gas
- boss
- ground
- side support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
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- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
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- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は三相ガス絶縁母線に用いられる絶縁ス
ペーサに関する。
ペーサに関する。
ガス絶縁母線は、充電部を絶縁ガス、たとえ
ば、SF6ガスとともに接地した金属容器内に収納
して成るが、この充電部、特に高電圧導体を接地
金属容器から絶縁支持するために絶縁スペーサが
用いられる。この絶縁スペーサには、ガス区分用
として用いられるコーン形スペーサやデイスク形
スペーサ、ガス区分を必要としないところに用い
られる第１図に示すようなポスト形スペーサや第
２図に示すような三脚形のスペーサがある。な
お、図中、ａは接地金属容器、ｂは絶縁ガス、ｃ
は高電圧導体、ｄは絶縁スペーサ、ｅは金物、ｆ
はボスである。
ば、SF6ガスとともに接地した金属容器内に収納
して成るが、この充電部、特に高電圧導体を接地
金属容器から絶縁支持するために絶縁スペーサが
用いられる。この絶縁スペーサには、ガス区分用
として用いられるコーン形スペーサやデイスク形
スペーサ、ガス区分を必要としないところに用い
られる第１図に示すようなポスト形スペーサや第
２図に示すような三脚形のスペーサがある。な
お、図中、ａは接地金属容器、ｂは絶縁ガス、ｃ
は高電圧導体、ｄは絶縁スペーサ、ｅは金物、ｆ
はボスである。
ところで、ガス区分スペーサにおけるコロナ検
出方式としては、スペーサ内部に埋め込まれたシ
ールドを浮遊させ、その電位を測定することによ
りおこなうという方式がとられているが、ガス区
分を必要としないところに用いられるポスト形ス
ペーサや三脚形スペーサのコロナ測定はおこなわ
れていない。
出方式としては、スペーサ内部に埋め込まれたシ
ールドを浮遊させ、その電位を測定することによ
りおこなうという方式がとられているが、ガス区
分を必要としないところに用いられるポスト形ス
ペーサや三脚形スペーサのコロナ測定はおこなわ
れていない。
このようなスペーサにおいてコロナ測定をおこ
なう場合、スペーサ内部に埋め込まれているシー
ルド（金物）を浮遊させておこなう方法が考えら
れるが、第１図に示すようなポスト形スペーサや
第２図に示すような単相三脚形スペーサのように
電極間隔が短く、電界的にきびしいスペーサにつ
いては、接地側シールドを浮遊させることは、逆
にコロナを発生させる要因をつくることになり、
実用的でない。ところが、三相高電圧導体を直角
二等辺三角形の形状に配置する三相一括形三脚ス
ペーサの場合、相間距離が最も長いところに設け
られた接地側支持用ボス付近の電界は非常に小さ
く、浮遊させても絶縁上の問題は発生しない。
なう場合、スペーサ内部に埋め込まれているシー
ルド（金物）を浮遊させておこなう方法が考えら
れるが、第１図に示すようなポスト形スペーサや
第２図に示すような単相三脚形スペーサのように
電極間隔が短く、電界的にきびしいスペーサにつ
いては、接地側シールドを浮遊させることは、逆
にコロナを発生させる要因をつくることになり、
実用的でない。ところが、三相高電圧導体を直角
二等辺三角形の形状に配置する三相一括形三脚ス
ペーサの場合、相間距離が最も長いところに設け
られた接地側支持用ボス付近の電界は非常に小さ
く、浮遊させても絶縁上の問題は発生しない。
本考案は上記事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは、内部および近傍に
発生するコロナを絶縁性能を低下させることなく
測定することができるようにした絶縁スペーサを
提供することにある。
で、その目的とするところは、内部および近傍に
発生するコロナを絶縁性能を低下させることなく
測定することができるようにした絶縁スペーサを
提供することにある。
本考案は、接地した円筒状の金属容器内に、こ
の金属容器の軸方向に三相高電圧導体を一括配設
した三相一括形ガス絶縁母線に用いられ、上記三
相高電圧導体を直角二等辺三角形の各頂点に位置
する関係で配置し、かつ各導体相間に接地側支持
用ボスを有する絶縁スペーサにおいて、上記各導
体相間の間隔が最も大きい個所に配設された接地
側支持用ボスを電気的に浮遊させることによつ
て、このボスの電位を測定することによりコロナ
検出を行なえるようにしたことを特徴とするもの
である。
の金属容器の軸方向に三相高電圧導体を一括配設
した三相一括形ガス絶縁母線に用いられ、上記三
相高電圧導体を直角二等辺三角形の各頂点に位置
する関係で配置し、かつ各導体相間に接地側支持
用ボスを有する絶縁スペーサにおいて、上記各導
体相間の間隔が最も大きい個所に配設された接地
側支持用ボスを電気的に浮遊させることによつ
て、このボスの電位を測定することによりコロナ
検出を行なえるようにしたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案の一実施例を第３図および第４図
を参照しながら説明する。第３図は本考案に係る
絶縁スペーサを用いた三相一括ガス絶縁母線を示
すもので、図中１は接地した円筒状の金属容器で
ある。この金属容器１の内部にはたとえばSF6ガ
ス等の絶縁ガス１ａが封入されているとともも
に、三相高電圧導体２ａ，２ｂ，２ｃが一括して
配設されている。また、これら高電圧導体２ａ，
２ｂ，２ｃは絶縁スペーサ３によつて支持されて
いる。すなわち、高電圧導体２ａ，２ｂ，２ｃは
絶縁スペーサ３内に一体に埋め込まれており、直
角二等辺三角形の形状に配置されている。上記絶
縁スペーサ３の各導体２ａ，２ｂ，２ｃ相間には
それぞれ接地側支持用ボス４ａ，４ｂ，４ｃが設
けられている。これら接地側支持用ボス４ａ，４
ｂ，４ｃのそれぞれの内部には金物５ａ，５ｂ，
５ｃが埋込まれており、これら金物は接地金属容
器１に溶接にて取り付けられたボス６ａ，６ｂ，
６ｃにボルト等により固定されている。
を参照しながら説明する。第３図は本考案に係る
絶縁スペーサを用いた三相一括ガス絶縁母線を示
すもので、図中１は接地した円筒状の金属容器で
ある。この金属容器１の内部にはたとえばSF6ガ
ス等の絶縁ガス１ａが封入されているとともも
に、三相高電圧導体２ａ，２ｂ，２ｃが一括して
配設されている。また、これら高電圧導体２ａ，
２ｂ，２ｃは絶縁スペーサ３によつて支持されて
いる。すなわち、高電圧導体２ａ，２ｂ，２ｃは
絶縁スペーサ３内に一体に埋め込まれており、直
角二等辺三角形の形状に配置されている。上記絶
縁スペーサ３の各導体２ａ，２ｂ，２ｃ相間には
それぞれ接地側支持用ボス４ａ，４ｂ，４ｃが設
けられている。これら接地側支持用ボス４ａ，４
ｂ，４ｃのそれぞれの内部には金物５ａ，５ｂ，
５ｃが埋込まれており、これら金物は接地金属容
器１に溶接にて取り付けられたボス６ａ，６ｂ，
６ｃにボルト等により固定されている。
上記各導体２ａ，２ｂ，２ｃ相間の距離が最も
長い個所に配設された接地側支持用ボス４ｃを固
定するボス６ｃは第４図に示すように構成されて
いる。すなわち、７は上記金物５ｃを機械的に固
定するとともに電気的に浮遊させるたとえばテフ
ロン等の絶縁物で、これらは金属容器１に溶接に
より取り付けられたボス本体８にボルト９により
固定される押え板１０内に組み込まれている。ま
た、上記ボス本体８には電圧検出用の端子１１が
取付けられている。この端子１１は外周部がエポ
キシ等の絶縁物で構成され、その内部にスタツド
１２が一体に形成されている。なお、１３は気密
性を確保するオーリング、１４は金物５ｃとスタ
ツド１２とを電気的に接続するバネである。
長い個所に配設された接地側支持用ボス４ｃを固
定するボス６ｃは第４図に示すように構成されて
いる。すなわち、７は上記金物５ｃを機械的に固
定するとともに電気的に浮遊させるたとえばテフ
ロン等の絶縁物で、これらは金属容器１に溶接に
より取り付けられたボス本体８にボルト９により
固定される押え板１０内に組み込まれている。ま
た、上記ボス本体８には電圧検出用の端子１１が
取付けられている。この端子１１は外周部がエポ
キシ等の絶縁物で構成され、その内部にスタツド
１２が一体に形成されている。なお、１３は気密
性を確保するオーリング、１４は金物５ｃとスタ
ツド１２とを電気的に接続するバネである。
しかして、このような構成において、絶縁スペ
ーサ３の電界分布に注目すると、接地側支持用ボ
ス４ａ，４ｂ付近の電界に比べ、４ｃ付近の電界
は著しく低い。このため接地側支持用ボス４ｃ内
に埋め込まれている金物５ｃが浮遊されていても
コロナは発生しない。なお、この場合、接地側支
持用ボス４ａ，４ｂ内に埋め込まれている金物５
ａ，５ｂを浮遊させると、コロナが発生する。し
たがつて、接地側支持用ボス４ｃ内に埋め込まれ
ている金物５ｃに誘起される電圧をスタツド１２
から導出し、オシロスコープ等の測定器で測定す
ることにより、絶縁スペーサ３内およびその近傍
に発生するコロナ（微小放電）を絶縁スペーサ３
自体の絶縁性能を低下させることなく測定するこ
とができ、ガス絶縁母線の品質管理、事故の防止
等に大いに寄与することができる。
ーサ３の電界分布に注目すると、接地側支持用ボ
ス４ａ，４ｂ付近の電界に比べ、４ｃ付近の電界
は著しく低い。このため接地側支持用ボス４ｃ内
に埋め込まれている金物５ｃが浮遊されていても
コロナは発生しない。なお、この場合、接地側支
持用ボス４ａ，４ｂ内に埋め込まれている金物５
ａ，５ｂを浮遊させると、コロナが発生する。し
たがつて、接地側支持用ボス４ｃ内に埋め込まれ
ている金物５ｃに誘起される電圧をスタツド１２
から導出し、オシロスコープ等の測定器で測定す
ることにより、絶縁スペーサ３内およびその近傍
に発生するコロナ（微小放電）を絶縁スペーサ３
自体の絶縁性能を低下させることなく測定するこ
とができ、ガス絶縁母線の品質管理、事故の防止
等に大いに寄与することができる。
以上説明したように本考案によれば、絶縁スペ
ーサの内部および近傍に発生するコロナをその絶
縁性能を低下させることなく測定することができ
る等優れた効果を奏する。
ーサの内部および近傍に発生するコロナをその絶
縁性能を低下させることなく測定することができ
る等優れた効果を奏する。
第１図はポスト形スペーサを用いたガス絶縁母
線を示す横断正面図、第２図は単相三脚形スペー
サを用いたガス絶縁母線を示す横断正面図、第３
図および第４図は本考案の一実施例を示すもの
で、第３図は三相一括形三脚スペーサを用いた三
相一括ガス絶縁母線を示す横断正面図、第４図は
ボス部分を示す断面図である。 １……金属容器、２ａ，２ｂ，２ｃ……高電圧
導体、３……絶縁スペーサ、４ａ，４ｂ，４ｃ…
…接地側支持用ボス。
線を示す横断正面図、第２図は単相三脚形スペー
サを用いたガス絶縁母線を示す横断正面図、第３
図および第４図は本考案の一実施例を示すもの
で、第３図は三相一括形三脚スペーサを用いた三
相一括ガス絶縁母線を示す横断正面図、第４図は
ボス部分を示す断面図である。 １……金属容器、２ａ，２ｂ，２ｃ……高電圧
導体、３……絶縁スペーサ、４ａ，４ｂ，４ｃ…
…接地側支持用ボス。
Claims (1)
- 接地した円筒状の金属容器内に、この金属容器
の軸方向に三相高電圧導体を一括配設した三相一
括形ガス絶縁母線に用いられ、上記三相高電圧導
体を直角二等辺三角形の各頂点に位置する関係で
配置し、かつ各導体相間に接地側支持用ボスを有
する絶縁スペーサにおいて、上記各導体相間の間
隔が最も大きい個所に配設された接地側支持用ボ
スの電位を測定してコロナ検出を行なうべく前記
接地側支持用ボスを電気的に浮遊させたことを特
徴とする絶縁スペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115282U JPS58193805U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 絶縁スペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115282U JPS58193805U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 絶縁スペ−サ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58193805U JPS58193805U (ja) | 1983-12-23 |
| JPH0127371Y2 true JPH0127371Y2 (ja) | 1989-08-16 |
Family
ID=30099564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9115282U Granted JPS58193805U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 絶縁スペ−サ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58193805U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3024295B1 (fr) * | 2014-07-28 | 2016-08-26 | Alstom Technology Ltd | Appareillage electrique comportant des moyens ameliores de fixation d'un support isolant |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP9115282U patent/JPS58193805U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58193805U (ja) | 1983-12-23 |
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