JPS6027197B2 - 集積化光源 - Google Patents

集積化光源

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JPS6027197B2
JPS6027197B2 JP52093776A JP9377677A JPS6027197B2 JP S6027197 B2 JPS6027197 B2 JP S6027197B2 JP 52093776 A JP52093776 A JP 52093776A JP 9377677 A JP9377677 A JP 9377677A JP S6027197 B2 JPS6027197 B2 JP S6027197B2
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JP52093776A
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茂雄 松下
功郎 小林
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光通信システムに適合した集積化された光源に
関するものである。
近年、光半導体素子や光フアィバの高品質化が進み、光
フアィバ通信システムの実用化が急速に進展している。
この実用化に際し、光波長分割多重伝送システムが大容
量情報を安価に通信できるシステムとして期待されてい
る。しかしながら従来の光波長分割多重伝送システムで
は、発光波長の異なる複数個の光源(発光ダイオードや
レーザダィオード等)を用いるとともに、光源からの光
を結合回路により多重化するために構成素子の数が増大
し、またこれらを組立・調整する工数が増加してシステ
ムの低価格化や、より一層の高品質化が困難であった。
本発明の目的は上述の欠点を除去して安価で高品質な光
波長分割多重伝送システムを実現するための集積化され
た光源を提供することにある。本発明によれば活性領域
とこの領域を囲み接合を形成する接合層とを含む発光素
子を基板上に複数個配列してなる集積化光源において〜
前記各発光素子の活性領域を近接継続して発光方向が一
方向になるように配置し、且つ前記発光素子の活性領域
を前記一方向に沿ってエネルギーギャップのより大きい
材料で構成した発光素子群を含むことを特徴とする集積
化光源が得られる。さて、以下の説明のために良好な光
源を実現するための基本的な要件を述べておこう。
通信用光源として長寿命性と高効率性が不可欠である。
長寿命の光源を製作するには化合物のへテロ接合間の格
子定数の整合とともに、基板と化合物間の電子定数の整
合が重要である。格子定数の差が存在すると歪が発生し
、この歪により転位の発生や伝播が顕著になる。発光素
子では光の電磁ェネルギが大きく、転位はこのェネルギ
を吸収し増殖伝播を助長し素子は急速に劣化する。特に
レーザ素子の場合にこの現象は著しい。高効率な光源は
活性領域を屈析率が低くてエネルギーギャップが大きい
層で囲んだいわゆるダブルヘテo構造のもので実現され
る。ダブルヘテロ構造では、周囲の層より屈折率が高く
エネルギーギャップが小さい活性領域に光と電子がとじ
こめられるために高輝度の光を低電力で発生させること
ができる。次に本発明を図面を用いて詳細に説明する。
第竃図は本発明の第一の実施例を示し、aはの斜視図、
bは断面図である。1,2,3及び4はn型の基板5の
表面に形成されたそれぞれ第一、第二、第三及び第四の
発光ダイオード素子で、6,?, 8及び9はそれぞれ
第一、第二「第三及び第四の発光ダイオード素子の活性
領域である。
ここで活性領域6, 7,8及び9はp型をなしている
とともに基板5をつくる物質の格子定数と同じ格子定数
を有する化合物で形成されており、かつ活性領域6,7
,8及び9はそれぞれこの順にェネルギギャップが順次
大きい化合物で形成されている。10及び亀iは活性領
域6,7,8及び9を囲むそれぞれn型及びp型の化合
物の接合層で、活性領域9(活性領域6,T,8及び9
の中でェネルギギャップは最大)のェネルギギャップよ
り大きく、且つ基板6の格子定数と同じ格子定数を有す
る化合物で構成される。
12,13,亀4及び15‘まそれぞれ第一、第二、第
三及び第四の発光ダイオード素子を駆動するための正電
極で、16は第一、第二ト第三の発光ダイオード素子に
共通な負電極である。
この構成において、正電極亀2と負電極16の間に電圧
を印加すると、ダブルヘテロ構造の発光ダイオード素子
1の活性領域6で発光が起こる。
この発光の波長は活性領域6のヱネルギギャップの値で
ほぼ決定される^,である。活性領域7,8及び9のェ
ネルギギャップが活性領域6のそれよりも大きいために
、波長入,の光は活性領域7,8及び9をほとんど損失
なく伝搬して発光ダイオード素子4の端面から出射する
。次に正電極13と負電極16の間にのみ電圧を印放し
た場合には、活性領域7で発光した波長人2の光は、活
性領域8及び9を損失なく伝搬するが、活性領域6では
吸収損失が大きいので伝搬することができない。正電極
14と負電極16の間、または正電極15と負電極16
の間に電圧を印加した場合も同様にして、活性領域葱又
は活性領域9で発光した波長が入3又は入4 の光は活
性領域7の方向へは伝搬できないが、それぞれ活性領域
9又はその出射端面の方向にはほとんど無損失で伝搬す
ることができる。このようにして「正電極12,奪3,
14及び16と負電極16の間に電圧を印加することに
より、発光ダイオード素子4の端面から高輝度の4波長
の発光と多重化について説明したがもこれに限定される
ことなく、2波長以上の任意の数の発光と多重化が可能
であることは明らかである。また本実施例において「活
性領域6,7,8及び9を囲む層として、共通な材料の
接合層10及び11を用いたが、活性領域のェネルギギ
ャツプよりも大きいェネルギギャツブの化合物であれば
共通である必要はなく「発光ダイオード素子1,2,3
及び川こそれぞれ独立した化合物の層を用いてもよいこ
とは当然である。
さらに、本実施例では基板5にn型物質を、活性領域6
,7,8及び9にp型化合物を、また層亀0及び亀1に
それぞれn型及びp型の化合物を用いたがもn型及びp
型が逆に選ばれた化合物を用いてもよいことは明らかで
ある。
この場合正電極亀2,亀3,14及び15には正電圧が
、負電極量6には正電圧が印加される。第2図を用いて
本発明の第二の実施例を説明する。
aは斜視図、bは断面図である。2審,22隻及び23
は基板24上に形成されたレーザダィオード素子、25
,26及び27はそれぞれレーザダィオード素子21,
22及び23の活性領域である。
ここで活性領域25,26及び27は基板24をつくる
物質の格子定数と同じ格子定数を有し「またェネルギギ
ャップが活性領域25,26及び27の順に大きなp型
の化合物で形成されている。28及び29は活性領域2
5,26及び27をつくる物質のェネルギギャツプより
も大きいェネルギギャップのそれぞれn型及びp型の化
合物でかつ基板24の格子定数と同じ格子定数をもつ化
合物でつくられた接合層である。
接合層28と活性領域25,26及び27の間には光の
進行方向に活性領域25,26及び27に対応して格子
間隔が互いに異なる複数組の回折格子が反射体として設
けられておりレーザダィオード素子21,22及び23
をレーザ発振可能な構成につくっている。30,3亀及
び32は正の電圧を印加するための電極で33は負の電
圧を印加するための電極である。
以上の構成において、電極30,31,32及び33に
電圧を印加するとしーザダィオード素子21,22及び
23でレーザ発振が起こり、それらの活性領域25,2
6及び27から波長入,,^2及び入3の光が発振する
、第一の実施例の場合と同様に、活性領域25,26及
び27のエネルギーギャップはこの順に大きくなってい
るので波長入,の光は活性領域26及び27を吸収され
ずに伝搬し、波長入2 の活性領域25に向かって進む
光は吸収されてしまうが、活性領域27に向かって進む
光は吸収されずに伝搬する。
このようにレーザタ、1ィオード素子23の端面からは
波長^,,^2及び入3の多重光が得られる。本実施例
において、3波長の発振光の多重化について説明したが
、レーザダィオード素子の数はこの3個に限定されず、
2個以上であればよいことは明らかである。
また本実施例において、活性領域25,26及び27に
共通な接合層28及び29を形成したが、活性領域のヱ
ネルギギャップよりも大きいェネルギギャツプの化合物
であれば、活性領域25,26及び27に対応した独立
の接合層としてもよい。
また本実施例ではn型の基板5,n型の接合層28,p
型の活性領域と接合層29を用いたが、n型とp型を逆
に組みかえた基板5、接合層28,29、そして活性領
域を用いることもできるのは当然である。
さらに本実施例においてレーザダイオード素子21,2
2及び23の反射体として、活性領域25,26及び2
7と接合層28の間に設けた回折格子を用いたが、活性
領域25,26及び27と接合層29の間に回折格子や
活性領域25,26及び27の内部に格子状の屈折率変
化を形成してなる回折格子等を用いることもできる。
以上、第一及び第二の実施例において、光の伝播軸に配
列された複数個の発光素子が、1組の場合について説明
したが、2組以上の発光素子群が−基板上に設けられて
もよいことは明らかである。
さらに上記の実施例では多重化された光を活性領域のェ
ネルギギャップの大きな発光ダイオードやレーザダィオ
ードの端面からとりだしたが、これらの発光素子に近接
して同一基板上に光導波路を形成し、この光導波路を通
じて多重化された光を他の光学素子等へ結合しても良い
最後に本発明が有する特徴を挙げれば、多重回路を用い
ず、異波長の光を直接的に多重化することができかつ一
基板上に複数個の光源が一体化されて構成されているた
めに、安価で高品質な光波長分割多重伝送システムに適
した高効率で高い信頼性を有した小形の光源を提供する
ことができることである。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはそれぞれ本発明の第一の実施例の斜
視図および断面図、第2図aおよびbは本発明の第二の
実施例の斜視図および断面図である。 1,2,3及び4は発光ダイオード素子、5は基板、6
,7,8及び9は活性領域、10及び11は接合層、1
2,亀3,14及び15は正電極、そして16は負電極
、21,22及び23はしーザダィオード素子、2Wま
基板、25,26及び27は活性領域、28及び29は
接合層、そして30,31,32及び33は電極である
。 第1図第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 活性領域とこの領域を囲み接合を形成する接合層と
    を含む発光素子を基板上に複数個配列してなる集積化光
    源において、前記各発光素子の活性領域を同一平面上に
    位置するように近接継続して発光方向が同一直線方向に
    なるように配置し且つ前記発光素子の活性領域を前記同
    一直線方向に沿つてエネルギーギヤツプの大きい材料で
    構成した発光素子群を含むことを特徴とする集積化光源
JP52093776A 1977-08-04 1977-08-04 集積化光源 Expired JPS6027197B2 (ja)

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JPS5427786A JPS5427786A (en) 1979-03-02
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JP2013542594A (ja) * 2010-09-27 2013-11-21 アルカテル−ルーセント 波長分割多重化用フォトニック集積回路

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