JPS6026538Y2 - 内燃機関用無接点点火装置の信号発生装置 - Google Patents
内燃機関用無接点点火装置の信号発生装置Info
- Publication number
- JPS6026538Y2 JPS6026538Y2 JP1976016156U JP1615676U JPS6026538Y2 JP S6026538 Y2 JPS6026538 Y2 JP S6026538Y2 JP 1976016156 U JP1976016156 U JP 1976016156U JP 1615676 U JP1615676 U JP 1615676U JP S6026538 Y2 JPS6026538 Y2 JP S6026538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotor core
- combustion engine
- internal combustion
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関用無接点点火装置に関するもので、特
に信号波形により点火コイルの一次電流のON時間を制
御するものに適応する信号発生装置の改良構造に関する
ものである。
に信号波形により点火コイルの一次電流のON時間を制
御するものに適応する信号発生装置の改良構造に関する
ものである。
従来、信号波形により、点火コイルの一次電流のON時
間を制御する無接点点火装置に於ては、所望のON時間
を得る為に、ロータコアの歯形を非対称にして信号波形
を制御する等の方法を用いているが、ロータコアの歯形
が複雑で、必要な信号波形を得る為のロータコア歯形の
設定が困難であるという問題がある。
間を制御する無接点点火装置に於ては、所望のON時間
を得る為に、ロータコアの歯形を非対称にして信号波形
を制御する等の方法を用いているが、ロータコアの歯形
が複雑で、必要な信号波形を得る為のロータコア歯形の
設定が困難であるという問題がある。
本考案は上記の問題を解決するため、マグネット、信号
発生用コイルおよびステータコアを支えているブラケッ
トを非磁性体で構成することにより、磁束を直接ロータ
コアに導き、ロータコア歯の内、点火時にステータコア
と対向していない歯を利用して信号波形を容易に制御す
ることのできる内燃機関用無接点点火装置の信号発生装
置を提供することを目的とするものである。
発生用コイルおよびステータコアを支えているブラケッ
トを非磁性体で構成することにより、磁束を直接ロータ
コアに導き、ロータコア歯の内、点火時にステータコア
と対向していない歯を利用して信号波形を容易に制御す
ることのできる内燃機関用無接点点火装置の信号発生装
置を提供することを目的とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図および第2図において、気筒数4個のロータコア
歯1a〜1dを設けたロータコア1は内燃機関により駆
動されるシャフトに通常の遠心式進角機構を介して取付
けられる。
歯1a〜1dを設けたロータコア1は内燃機関により駆
動されるシャフトに通常の遠心式進角機構を介して取付
けられる。
また、一端に信号発生用コイル2が固定されロータコア
1の外周に周方向に配置されたステータコア3、マグネ
ット4およびブラケット5相互間がリベット6により固
着され、このブラケット5はビス7によりプレート8に
固定されている。
1の外周に周方向に配置されたステータコア3、マグネ
ット4およびブラケット5相互間がリベット6により固
着され、このブラケット5はビス7によりプレート8に
固定されている。
プレート8は通常の負圧式進角機構によりロータコア1
と同心的に回動する。
と同心的に回動する。
そして、上記ブラケット5はアルミニューム等の非磁性
体により構成してあり、また信号発生用コイル2に発生
する信号によって点火コイルの一次側のON、OFF時
期を決定する。
体により構成してあり、また信号発生用コイル2に発生
する信号によって点火コイルの一次側のON、OFF時
期を決定する。
次に、上期構成になる本考案装置の作動を説明する。
ブラケット5が強磁性体で作られている場合には磁束の
大部分は第2図実線にて示すごとく、マグネット4→ブ
ラケツト5→プレート8→ロータコア1→ステータコア
3→マグネツト4の様な磁路が形成される。
大部分は第2図実線にて示すごとく、マグネット4→ブ
ラケツト5→プレート8→ロータコア1→ステータコア
3→マグネツト4の様な磁路が形成される。
この為、信号発生用コイル2中の磁束量の変化はステー
タコア3とロータコア歯1a間のギャップ変化のみに左
右され、信号波形は第3図の如くほぼ対称となる。
タコア3とロータコア歯1a間のギャップ変化のみに左
右され、信号波形は第3図の如くほぼ対称となる。
ところが本考案のごとく非磁性体のブラケット5を用い
た場合、磁路は第2図点線にて示す如く、マグネット4
→ロータコア1→ステータコア3→マグネツト4となり
、歯1aから90°位相の進んだ歯1bとマグネット4
間のギャップの変化も信号発生用コイル2中の磁束量の
変化に影響を与える為、これを利用して信号発生用コイ
ル2に第4図の様な信号波形を得る。
た場合、磁路は第2図点線にて示す如く、マグネット4
→ロータコア1→ステータコア3→マグネツト4となり
、歯1aから90°位相の進んだ歯1bとマグネット4
間のギャップの変化も信号発生用コイル2中の磁束量の
変化に影響を与える為、これを利用して信号発生用コイ
ル2に第4図の様な信号波形を得る。
そして、この信号波形のうち正側の出力によって点火コ
イルの一次電流のON時間が決定される。
イルの一次電流のON時間が決定される。
なお、ブラケット5の形状の変更によりマグネット4の
位置を変えれば、マグネット4と歯1bとの相互関係が
変わる為、歯1bによる影響を前記実施例と逆向きにす
る事も、又影響の程度を変える事もてきる。
位置を変えれば、マグネット4と歯1bとの相互関係が
変わる為、歯1bによる影響を前記実施例と逆向きにす
る事も、又影響の程度を変える事もてきる。
故に、点火コイルの一次電流のON時間を逆に短くする
事も容易にできる。
事も容易にできる。
以上述べたように本考案装置においては、マグネットの
ロータコア側の面に固定さ、信号発生コイル、ステータ
コアおよびマグネットを保持するブラケットを非磁性体
で形成したから、マグネットよりの磁束を直接ロータコ
アに導き、ブラケットの形状変更によるマグネットの位
置変更により隣接するロータコア歯との相互作用により
信号波形を容易に制御することができるという優れた効
果がある。
ロータコア側の面に固定さ、信号発生コイル、ステータ
コアおよびマグネットを保持するブラケットを非磁性体
で形成したから、マグネットよりの磁束を直接ロータコ
アに導き、ブラケットの形状変更によるマグネットの位
置変更により隣接するロータコア歯との相互作用により
信号波形を容易に制御することができるという優れた効
果がある。
さらに、マグネットよりの磁束の大部分がステータコア
を介して信号発生用コイルと鎖交するから、効率がよい
という優れた効果がある。
を介して信号発生用コイルと鎖交するから、効率がよい
という優れた効果がある。
第1図は本考案装置の一実施例を示す要部平面図、第2
図は第1図A−A線に沿う縦断面図、第3図は本考案装
置を適用しない場合の従来装置における信号波形図、第
4図は本考案装置を適用した場合の信号波形図である。 1・・・・・・ロータコア、2・・・・・・信号発生用
コイル、3・・・・・・ステータコア、4・・・・・・
マグネット、5・・・・・・ブラケット。
図は第1図A−A線に沿う縦断面図、第3図は本考案装
置を適用しない場合の従来装置における信号波形図、第
4図は本考案装置を適用した場合の信号波形図である。 1・・・・・・ロータコア、2・・・・・・信号発生用
コイル、3・・・・・・ステータコア、4・・・・・・
マグネット、5・・・・・・ブラケット。
Claims (1)
- 内燃機関により駆動され外周に歯を設けたロータコアと
、このロータコアの外周に周方向に配置されたステータ
コアと、このステータコアの一端に固定された信号発生
用コイルと、前記ステータコアの前記ロータコア側の面
に固定されたマグネットと、このマグネットの前記ロー
タコア側の面に固定され、前記信号発生用コイル、ステ
ータコアおよびマグネットを保持するブラケットとを備
え、このブラケットを非磁性体で形成した内燃機関用無
接点点火装置の信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976016156U JPS6026538Y2 (ja) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | 内燃機関用無接点点火装置の信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976016156U JPS6026538Y2 (ja) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | 内燃機関用無接点点火装置の信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52108521U JPS52108521U (ja) | 1977-08-18 |
JPS6026538Y2 true JPS6026538Y2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=28476367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976016156U Expired JPS6026538Y2 (ja) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | 内燃機関用無接点点火装置の信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026538Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051958A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-12 | 주식회사 두산 | 이동식 공구박스를 구비한 지게차 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5066041U (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-13 |
-
1976
- 1976-02-13 JP JP1976016156U patent/JPS6026538Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051958A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-12 | 주식회사 두산 | 이동식 공구박스를 구비한 지게차 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52108521U (ja) | 1977-08-18 |
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