JPS60263294A - 自動取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）技術分野 この発明は画面上にスイッチ部を有する表示画面に表示
されたテンキーから暗証番号等を入力する自動取引処理
装置に関する。

［ｂｌ従来技術とその欠点 銀行の現金自動預金支払装置（以下ＡＴＭと呼ぶ）等の
自動取引処理装置では利用者が支払いを受Ｌ３るには以
下の手続きが必要である。まずキャッシュカード又は磁
気ストライプを有する預金通帳をその挿入口から挿入し
、暗証番号を入力する。入力した暗証番号が正しければ
、次に支払金額を入力すれば利用者の預金口座から入力
された金額が引出される。従って暗証番号は印鑑に代わ
る重要な利用者識別手段である。しかしこの暗証番号は
通常時は秘密が保たれているが、前記ＡＴＭへの入力時
は公然の場でテンキーを操作して入力せねばならず、他
人に暗証番号を知られてしまう恐れがあった。そのため
利用者はＡＴＶ利用時に無用の神経を使うという不都合
があった。

ＦＣ＋発明の目的 この発明は上記不都合を解決するため、暗証番号を入力
するテンキーの配列が取引前に乱数的に変更され他人が
認知しにくい自動取引処理装置を提供することを目的と
する。

＋ｄ＋発明の構成 この発明は、ＡＴＭの表示画面に表示される０から９の
各キーの表示位置を取引前に乱数的に変更する手段を設
けたことを特徴とする。

（ｅｌ実施例 第２図はこの発明の実施例であるＡＴＭの表示画面の要
部構造図である。表示画面１には利用者の操作に応じて
テンキー１ａが表示される。テンキーは１０個の数字キ
ーＫＯ−に９とキャンセルキーＫＣで構成される。この
表示画面１の周囲には光学センサが配設されている。こ
の光学センサは投光部と受光部で構成され、通常時は投
光部から照射された光線を受光している受光部がその光
線を受光しないとき、その光軸上に指等の遮蔽物の存在
を検知するものである。以上の構成の光学センサ２１．
２２，２３、がその光線が表示画面１を垂直に横切るよ
うに左から順に配設され、同様の光学センサ３１．３２
．３３．３４が、その光線が表示画面１を水平に横切る
ように下から順に配設されている。ここで、光学センサ
２１．２’　２，２３，３１，３２，３３．３４の光線
の光軸をそれぞれｘｉ、ｘ２，３．ｙｉ、ｙ２．”／３
゜ｙｉとするとｙ、ｍ（ｍ＝１．　２．　３）とｙｎ（
ｎ＝１，２，３．４）の交点はそれぞれテンキーＫＯ−
に９及びキャンセルキーＫＣの表示位置と一致している
。なお、テンキーＫＯ〜に９およびキャンセルキーＫＣ
上に透明電極を有するセンサでも上記光学センサと同様
の効果を得ることができる。

第３図は」二記実施例の表示画面の表示の例である。テ
ンキー１ａはキャンセルキーを除いてＯ〜９の数字が乱
数的な順序で表示されている。メソセージ１ｂはテンキ
ー１ａを操作して暗証番号を入力する旨利用者に表示し
ている。表示部ＩＣには人力された暗証番号が順次上位
の桁から表示される。この例の場合暗証番号は４桁であ
り、４桁目にはすでに３が入力されている。

第４図は上記実施例の記憶装置の要部構成図である。エ
リアＭ１５にはテンキー配列プログラムが格納されてお
り、このプログラムは利用者が暗証番号を入力する前に
テンキーＫＯ〜に９に対応するＯ〜９の数を乱数的に変
更するものである。

このプログラムで処理されたテンキーの容赦の配列をエ
リアＭＯ−Ｍ９に記憶する。エリアＭＩＯは利用者から
入力されたキーデータの記憶エリアである。エリアＭ１
６にはテンキー検索プログラムが格納されている。この
テンキー検索プログラムによって前記エリアＭＩＯに記
憶されているキーデータに対応する記憶エリア（ＭＯ〜
Ｍ９）に記憶されている数を検索し、その数を暗証番号
記憶エリア（エリアＭ１１〜エリアＭ１４）に記憶する
。

第１図は上記実施例の処理手順を示すフローチャートで
ある。ステップｎｌ（以下ｎｉを車にｎｉと呼ぶ）では
テンキー１ａの配列を乱数的に配列し、表示画面の所定
の位置に表示する（ｎ２）。利用者によってキーが操作
されると（ｎ３）、そのキー操作が、キャンセルキーの
操作であるか数字キーの操作であるかを判断する（ｎ４
）。キャンセルキーの操作であれば処理をｎ８へ移し、
それまでに入力された暗証番号を暗証番号記憶エリアＭ
ｌｌ−Ｍ１４からクリアしｎ３へ戻る。

前記ｎ３の操作が数字キーであればｎ４の判断によって
処理はｎ５へ進む。ｎ５では入力されたキーデータを一
端記憶し、ｎ６ではｎ５で記憶されたキーデータに対応
する数字データを探索し暗証番号記憶エリアに順次記憶
する。ｎ７では暗証番号が所定の桁数人力されたかを判
断し、まだ入力されていなければ処理ｎ３に戻し、入力
されていればこの暗証番号入力の処理を終え次の処理に
移る。

り上の構成の装置を有するＡＴＭに利用者が暗証番号を
入力する場合、他人に見られている場合でもテンキーの
位置、手の動き等では人力している数字がわからないた
め安全に安心して暗証番号の入力を行うことができる。

（ｆ１発明の効果 以上のようにこの発明によると利用者が暗証番号を入力
する前にテンキーの配列が乱数的に変更されるため、他
人によって見られている場合でもテンキーの位置や手の
動き等では入力している数字が何であるかはほとんど他
人には判断できない。そのため、利用者は安心してＡＴ
Ｍを利用することができ、その結果として店舗の信頼度
の向上にも寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるＡＴＭの暗証番号入力
時の動作手順を示すフローチャート、第２図は上記実施
例の表示画面の要部構造図、第３図は上記表示画面の表
示例を示す図、第４図は上記実施例の記憶装置の要部構
成図である。 １−表示画面、１ａ−テンキー、 ２１〜２３．３１〜３４−光学センサ、ＭＯ〜Ｍ９−テ
ンキー配列記憶エリア、Ｍ２Ｓ−テンキー配列プログラ
ム記憶エリア、Ｍ１６−テンキー検索プログラム記憶エ
リア。 出願人　立石電機株式会社 ８１図 第３図 ｆＩＫ４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画面上にスイッチ部を持ち取引時にテンキーを表
   示する表示画面を持ち、磁気カード又は磁気ストライプ
   を有する通帳がその挿入口から挿入された後テンキーよ
   り入力された暗証番号を照合してから取引を開始する自
   動取引処理装置において前記テンキーのＯから９の各キ
   ーの表示位置を取引前に乱数的に変更する手段を設けた
   ことを特徴とする自動取引処理装置。