JPS6026165Y2 - エンジンの潤滑油冷却装置 - Google Patents
エンジンの潤滑油冷却装置Info
- Publication number
- JPS6026165Y2 JPS6026165Y2 JP3400081U JP3400081U JPS6026165Y2 JP S6026165 Y2 JPS6026165 Y2 JP S6026165Y2 JP 3400081 U JP3400081 U JP 3400081U JP 3400081 U JP3400081 U JP 3400081U JP S6026165 Y2 JPS6026165 Y2 JP S6026165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- cylinder head
- oil
- passage
- lubrication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンの潤滑油冷却装置に関する。
エンジンのシリンダヘッド部に設けられた動弁装置には
、潤滑のためオイルポンプから潤滑油が供給され、この
動弁装置の潤滑に用いられた油は、シリンダヘッドに設
けたオイルリターン孔からオイルパンに戻されるように
なっている。
、潤滑のためオイルポンプから潤滑油が供給され、この
動弁装置の潤滑に用いられた油は、シリンダヘッドに設
けたオイルリターン孔からオイルパンに戻されるように
なっている。
従来のエンジンにおいては、動弁装置の潤滑に寄与した
潤滑油の冷却は、動弁装置のカムシャフト駆動、・チェ
ーンのためのチェーンカバーからの放熱によっても行な
われていた。
潤滑油の冷却は、動弁装置のカムシャフト駆動、・チェ
ーンのためのチェーンカバーからの放熱によっても行な
われていた。
しかし近年、カムシャフトの駆動のために、チェーンを
用いずタイミングベルトを用いるものが出現するに至り
、放熱効果□をもつチェーンカバーが使用されなくなっ
たために、油温か上昇しすぎる傾向にある。
用いずタイミングベルトを用いるものが出現するに至り
、放熱効果□をもつチェーンカバーが使用されなくなっ
たために、油温か上昇しすぎる傾向にある。
実開昭５２−４３７５に公報に示すようなオイルクーラ
ーを用いれば、この油温上昇は防止できるが、構造は複
雑になり、製造価格も上昇する。
ーを用いれば、この油温上昇は防止できるが、構造は複
雑になり、製造価格も上昇する。
本考案は、エンジンの潤滑油冷却におけるこのような問
題を解決することを目的とするもので、チェーンカバー
のような放熱効果を持った部品を備えないエンジンにお
いても、オイルクーラーを設けることなく油温上昇を防
止することができる潤滑油冷却装置を提供することを目
的とする。
題を解決することを目的とするもので、チェーンカバー
のような放熱効果を持った部品を備えないエンジンにお
いても、オイルクーラーを設けることなく油温上昇を防
止することができる潤滑油冷却装置を提供することを目
的とする。
すなわち、本考案は、動弁装置の潤滑に寄与した潤滑油
を、シリンダヘッド内のウォータージャケットの冷却水
により冷却したのち、オイルリターン孔からオイルパン
に戻すようにしたことを特徴とするもので、その構成は
、ウォータージャケットの位置する部分において、シリ
ンダヘッドの上面に複数個のリブが突出形成されて、こ
れによりシリンダヘッド上面に蛇行した潤滑油通路が形
成され、動弁装置の潤滑に寄与した潤滑油が、この潤滑
油通路を通ってオイルリターン孔に導かれるようになっ
ている。
を、シリンダヘッド内のウォータージャケットの冷却水
により冷却したのち、オイルリターン孔からオイルパン
に戻すようにしたことを特徴とするもので、その構成は
、ウォータージャケットの位置する部分において、シリ
ンダヘッドの上面に複数個のリブが突出形成されて、こ
れによりシリンダヘッド上面に蛇行した潤滑油通路が形
成され、動弁装置の潤滑に寄与した潤滑油が、この潤滑
油通路を通ってオイルリターン孔に導かれるようになっ
ている。
以下、本考案の一実施例を図について説明すると、シリ
ンダヘッド１には吸気口及び排気口が気筒数に応じた数
だけ形成され、これら吸排気口２には弁３が設けられて
いる。
ンダヘッド１には吸気口及び排気口が気筒数に応じた数
だけ形成され、これら吸排気口２には弁３が設けられて
いる。
弁３は、その弁軸３ａが上方に延びるように配置され、
スプリング４により上方すなわち閉じ方向に付勢されて
いる。
スプリング４により上方すなわち閉じ方向に付勢されて
いる。
弁軸３ａの上端にはタペット５が設けられ、該タペット
５に対向してカムシャフト６が配置されて動弁装置を構
成する。
５に対向してカムシャフト６が配置されて動弁装置を構
成する。
この動弁装置に潤滑油を供給するため、シリンダーヘッ
ド１には潤滑油供給通路７が形成され、この通路７から
各タペット５およびカムシャフト６の軸受部に向けて分
岐通路８が形成されている。
ド１には潤滑油供給通路７が形成され、この通路７から
各タペット５およびカムシャフト６の軸受部に向けて分
岐通路８が形成されている。
潤滑に寄与した潤滑油は、スプリング室９に達し、此処
からシリンダヘッド１の上面に形成された潤滑油通路１
０を経てオイルリターン孔に戻される。
からシリンダヘッド１の上面に形成された潤滑油通路１
０を経てオイルリターン孔に戻される。
潤滑油通路１０には、複数のリブ１０ａが互い違いに突
出形成されており、このために、該通路１０は蛇行した
形状となる。
出形成されており、このために、該通路１０は蛇行した
形状となる。
通路１０の形成される部分の下方には、ウォータージャ
ケット１２が形成されており、動弁装置の潤滑に寄与し
た潤滑油は、この潤滑油通路１０を通る間に、ウォータ
ージャケット１２内のエンジン冷却水により冷却され、
オイルリターン孔１１からオイルパンに戻される。
ケット１２が形成されており、動弁装置の潤滑に寄与し
た潤滑油は、この潤滑油通路１０を通る間に、ウォータ
ージャケット１２内のエンジン冷却水により冷却され、
オイルリターン孔１１からオイルパンに戻される。
以上説明したように、本考案においては、ウォータージ
ャケットの位置するシリンダヘッド部分の上面に、複数
個のリブによって蛇行した潤滑油通路が形成され、潤滑
に寄与した潤滑油は、この通路を通ってオイルパンに戻
されるようになっているので、この通路において還流時
間が長くなり、かつ冷却水による冷却面積を増大できる
のでウォータージャケット内のエンジン冷却水により十
分に冷却される。
ャケットの位置するシリンダヘッド部分の上面に、複数
個のリブによって蛇行した潤滑油通路が形成され、潤滑
に寄与した潤滑油は、この通路を通ってオイルパンに戻
されるようになっているので、この通路において還流時
間が長くなり、かつ冷却水による冷却面積を増大できる
のでウォータージャケット内のエンジン冷却水により十
分に冷却される。
潤滑油通路を形成するためのリブは、シリンダヘッド１
の鋳造時に一体に形成でき、製造容易である。
の鋳造時に一体に形成でき、製造容易である。
第１図は本考案の一実施例を示すシリンダーヘッドの平
面図、第２図はその横断面図である。 １・・・・・・シリンダーヘッド、２・・・・・・吸排
気口、３・・・・・・弁、３ａ・・・・・・弁軸、５・
・・・・・タペット、６・曲・カムシャフト、７・・・
・・・潤滑油供給通路、１０・・・・・・潤滑油通路
１１・・・・・・オイルリターン孔、１２・・・・・・
ウォータージャケット。
面図、第２図はその横断面図である。 １・・・・・・シリンダーヘッド、２・・・・・・吸排
気口、３・・・・・・弁、３ａ・・・・・・弁軸、５・
・・・・・タペット、６・曲・カムシャフト、７・・・
・・・潤滑油供給通路、１０・・・・・・潤滑油通路
１１・・・・・・オイルリターン孔、１２・・・・・・
ウォータージャケット。
Claims (1)
- シリンダーヘッドに、ウォータージャケットと動弁装置
と、該動弁装置の潤滑に寄与した潤滑油をオイルパンに
循環させるオイルリターン孔とが設けられたエンジンに
おいて、前記ウォータージャケットの位置するシリンダ
ヘッド部分の上面に複数個のリブが突出形成され、この
シリンダヘッド部分上面に蛇行した潤滑油通路が形成さ
れて、前記動弁装置の潤滑に寄与した潤滑油が前記潤滑
油通路を通って前記オイルリターン孔に導かれるように
なったことを特徴とするエンジンの潤滑油冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3400081U JPS6026165Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | エンジンの潤滑油冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3400081U JPS6026165Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | エンジンの潤滑油冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57145713U JPS57145713U (ja) | 1982-09-13 |
| JPS6026165Y2 true JPS6026165Y2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=29831330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3400081U Expired JPS6026165Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | エンジンの潤滑油冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026165Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP3400081U patent/JPS6026165Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57145713U (ja) | 1982-09-13 |
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