JPS60261655A - 鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法 - Google Patents
鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法Info
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- JPS60261655A JPS60261655A JP11541984A JP11541984A JPS60261655A JP S60261655 A JPS60261655 A JP S60261655A JP 11541984 A JP11541984 A JP 11541984A JP 11541984 A JP11541984 A JP 11541984A JP S60261655 A JPS60261655 A JP S60261655A
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- JP
- Japan
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- waveform
- sinusoidal waveform
- time
- cycle
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/053—Means for oscillating the moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
2−
〔発明の技術分野〕
この発明は、鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法に関するも
のである。
のである。
鋼の連続鋳造法を第5図を参照しながら簡単に説明する
。第5図に示されるように、取鍋]内の溶鋼2はエアー
シールパイプ3を介してタンディツシュ4内に注入され
る。タンディツシュ4内に注入された溶鋼2は、浸漬ノ
ズル5を介して鋳型(モールド)6内に連続的に鋳込1
れる。鋳型6内に溶鋼2が鋳込まれると、溶鋼2は冷却
され、鋳型6の内面には凝固シェルフ、が形成される。
。第5図に示されるように、取鍋]内の溶鋼2はエアー
シールパイプ3を介してタンディツシュ4内に注入され
る。タンディツシュ4内に注入された溶鋼2は、浸漬ノ
ズル5を介して鋳型(モールド)6内に連続的に鋳込1
れる。鋳型6内に溶鋼2が鋳込まれると、溶鋼2は冷却
され、鋳型6の内面には凝固シェルフ、が形成される。
このようにして形成された凝固シェルフ。は、ガイドロ
ーラ8によりガイドされてピンチロール9によって鋳型
6の下部から連続的に引き抜れる。鋳型6から引き抜れ
た未凝固の鋳片7は、スプレーノズル(図示せず)から
の冷却水により冷却され、II′ 最終的に完全に凝固
する。このようにして鋳片7が連続的に製造される。
ーラ8によりガイドされてピンチロール9によって鋳型
6の下部から連続的に引き抜れる。鋳型6から引き抜れ
た未凝固の鋳片7は、スプレーノズル(図示せず)から
の冷却水により冷却され、II′ 最終的に完全に凝固
する。このようにして鋳片7が連続的に製造される。
上述した鋼の連続鋳造法において、鋳型6の内 3−
面に凝固シェル7ユが焼付くのを防止するために、鋳型
6を」二下方向に振動させるから、鋳型6内にパウダー
(鋳型添加剤)を添加している。
6を」二下方向に振動させるから、鋳型6内にパウダー
(鋳型添加剤)を添加している。
前記パウダーを添加すると前記焼判きを防止できるのは
、溶融したパウダースラグが鋳型6の内面と凝固シェル
フ、との間に流入し、潤滑剤の役目をするからである。
、溶融したパウダースラグが鋳型6の内面と凝固シェル
フ、との間に流入し、潤滑剤の役目をするからである。
しかし、第6図に示されるように、パウダースラグ10
の流入が何らかの理由で減少すると、前記焼付きが生じ
て第6図に示されるように、凝固シェル’icLの上部
が破断する。このように凝固シェルフ4の一部が破断す
ると、この破断箇所Aは鋳片7の引き抜きに伴って鋳型
6の下方に移動する。
の流入が何らかの理由で減少すると、前記焼付きが生じ
て第6図に示されるように、凝固シェル’icLの上部
が破断する。このように凝固シェルフ4の一部が破断す
ると、この破断箇所Aは鋳片7の引き抜きに伴って鋳型
6の下方に移動する。
前記破断箇所Aに形成された凝固シェルの厚みは、他の
部分の凝固シェルの厚みより薄いので、前記破断箇所A
が鋳片引き抜に伴って鋳型6から抜は出たところで未凝
固鋳片内の溶鋼2が鋳片外部に流出する現象、所謂、ブ
レークアウトが生じる。
部分の凝固シェルの厚みより薄いので、前記破断箇所A
が鋳片引き抜に伴って鋳型6から抜は出たところで未凝
固鋳片内の溶鋼2が鋳片外部に流出する現象、所謂、ブ
レークアウトが生じる。
次に、従来の、鋳型6の振動方法について説明する。
4−
従来、鋳型6はその振動波形が正弦波形となるように機
械的に上下方向に振動させており、鋳型6の振幅および
振動数は、ネガティブストリップ(鋳型6の下降速度が
鋳片7の引抜き速度より大きい状態)の、下式で表わさ
れる時間比率NsR(t)が30〜40%の範囲内に維
持されるようにそれぞれ設定していた。この範囲内に時
間比率N5R(t、)を維持すると、鋳型下降時に鋳型
内の凝固シェルフeL に圧縮力が付与されて、凝固シ
ェルフが破断しにくくなる。
械的に上下方向に振動させており、鋳型6の振幅および
振動数は、ネガティブストリップ(鋳型6の下降速度が
鋳片7の引抜き速度より大きい状態)の、下式で表わさ
れる時間比率NsR(t)が30〜40%の範囲内に維
持されるようにそれぞれ設定していた。この範囲内に時
間比率N5R(t、)を維持すると、鋳型下降時に鋳型
内の凝固シェルフeL に圧縮力が付与されて、凝固シ
ェルフが破断しにくくなる。
前記時間比率N5R(t;)は、鋳型6の1周期におけ
るネガティブストリップ時間の占める割合を示す。
るネガティブストリップ時間の占める割合を示す。
但し、Vc:鋳片引抜き速度(ma/m1n)、f :
@型の振動数(サイクル/m1n)、a :鋳型の振幅
(闘)。
@型の振動数(サイクル/m1n)、a :鋳型の振幅
(闘)。
前記時間比率NSR(t、)を上記範囲内に維持するこ
5− とを条件に、製造能率を上げるために鋳片引抜き速度V
cを1m/minから1.8 m / m ]−n程度
に増加させるには、鋳型6の振動数f捷たけ振幅αを、
鋳片引抜き速度Vcに対応させて大きくする必要がある
。鋳造中に鋳型6の振幅aを変更することは技術的に難
かしいので、通常は鋳型6の振動数fを太きくしている
。
5− とを条件に、製造能率を上げるために鋳片引抜き速度V
cを1m/minから1.8 m / m ]−n程度
に増加させるには、鋳型6の振動数f捷たけ振幅αを、
鋳片引抜き速度Vcに対応させて大きくする必要がある
。鋳造中に鋳型6の振幅aを変更することは技術的に難
かしいので、通常は鋳型6の振動数fを太きくしている
。
しかし、このように鋳型6の振動数fを大きくすると、
鋳型内面と凝固シェルフとの間へのパウダースラグの流
入量が減少するので、鋳型6内の凝固シェル76が破断
しやすくなる。
鋳型内面と凝固シェルフとの間へのパウダースラグの流
入量が減少するので、鋳型6内の凝固シェル76が破断
しやすくなる。
そこで、パウダースラグの粘性または軟化点を低くする
ことが考えられるが、パウダースラグによっては鋳片7
の表面性状が悪化する。
ことが考えられるが、パウダースラグによっては鋳片7
の表面性状が悪化する。
従って、鋳片7を前述したような高速度で引き抜く際に
、鋳型7の振動数を大きくする必要がなく、このだめに
、鋳型内面と凝固シェルフ4との間に所望のパウダース
ラグを流入させることができ、しかも、鋳型6内の凝固
シェルフ、に所望の圧縮力を付与できる、鋳型6の振動
方法が望まれている6− が、現在のところそのような方法は提案されていない。
、鋳型7の振動数を大きくする必要がなく、このだめに
、鋳型内面と凝固シェルフ4との間に所望のパウダース
ラグを流入させることができ、しかも、鋳型6内の凝固
シェルフ、に所望の圧縮力を付与できる、鋳型6の振動
方法が望まれている6− が、現在のところそのような方法は提案されていない。
この発明の目的は、鋳片を高速度で引き抜く際に、鋳型
の振動数を大きくする必要がなく、しかも、鋳型内の凝
固シェルに所望の圧縮力を付与することができる鋳型の
振動方法を提供することにある。
の振動数を大きくする必要がなく、しかも、鋳型内の凝
固シェルに所望の圧縮力を付与することができる鋳型の
振動方法を提供することにある。
この発明は、鋼を連続鋳造する際の鋳型の振動方法にお
いて、前記鋳型を、 z=、Σ1Zpsin2πf、t ・・4A)で表わさ
れる非正弦波形で、下記条件を満足するように上下方向
に連続的に振動させ、 −・−一1〉0 ・・・(B) ■−λ Vc ; 但し、上記(A)および(B)式において、t:時
間、 f:前記非正弦波形の振動数 7− (サイクル/m]n)、 a:前記非正弦波形の振幅(−、m )、λ:前記非正
弦波形の波形歪 (0くλ〈])、 Vo:鋳片引抜き速度(、、、/mjn)、前記波形歪
λは、下式、 で表わされ、 但し、」=記(C)式において、 tNon−sl。 :lサイクルにおける前記非正弦波
形の変位が最大 とがる時間、 ’bsin :1ザイクルにおける正弦波形(Z =
a sj、n2rft )の変位が最大となる時間、 かくして、鉄片を高速度で前記鋳型の下部から引き抜く
ことを可kBとすることに特徴を有する。
いて、前記鋳型を、 z=、Σ1Zpsin2πf、t ・・4A)で表わさ
れる非正弦波形で、下記条件を満足するように上下方向
に連続的に振動させ、 −・−一1〉0 ・・・(B) ■−λ Vc ; 但し、上記(A)および(B)式において、t:時
間、 f:前記非正弦波形の振動数 7− (サイクル/m]n)、 a:前記非正弦波形の振幅(−、m )、λ:前記非正
弦波形の波形歪 (0くλ〈])、 Vo:鋳片引抜き速度(、、、/mjn)、前記波形歪
λは、下式、 で表わされ、 但し、」=記(C)式において、 tNon−sl。 :lサイクルにおける前記非正弦波
形の変位が最大 とがる時間、 ’bsin :1ザイクルにおける正弦波形(Z =
a sj、n2rft )の変位が最大となる時間、 かくして、鉄片を高速度で前記鋳型の下部から引き抜く
ことを可kBとすることに特徴を有する。
本願発明者等は、上述のよう′f!、観点から、鋳片
8− を高速度で引き抜く際に、鋳型の振動数を大きくする必
要がなく、しかも、鋳型内の凝固シェルに所望の圧縮力
を付与することができる鋳型の振動方法を得べく種々研
究を重ねた。この結果、鋳型の振動波形を従来のように
正弦波形とするかわりに、鋳型の上昇速度を遅く、下降
速度を速くできるような非正弦波形とすれば良いといっ
た知見を得た。
8− を高速度で引き抜く際に、鋳型の振動数を大きくする必
要がなく、しかも、鋳型内の凝固シェルに所望の圧縮力
を付与することができる鋳型の振動方法を得べく種々研
究を重ねた。この結果、鋳型の振動波形を従来のように
正弦波形とするかわりに、鋳型の上昇速度を遅く、下降
速度を速くできるような非正弦波形とすれば良いといっ
た知見を得た。
この発明は、上述した知見に基いてなされたものである
。以下、この発明の詳細な説明する。
。以下、この発明の詳細な説明する。
先ず、第1図に示されるように、鋳型の振動の1サイク
ル内で最大変位をとる時間が、正弦波形Aと比較してど
れだけずれているかを表わす値を、下式で表わされる波
形歪率λと定義する。
ル内で最大変位をとる時間が、正弦波形Aと比較してど
れだけずれているかを表わす値を、下式で表わされる波
形歪率λと定義する。
但し、jNon−sin :非正弦波形(第1図中B)
の場合の前記時間、 tsin :正弦波形の場合の前記 =9一 時間、 λ :0〈λく1゜ 前記正弦波形Aは、Z = asin2πft (但し
、a:振幅(鰭、[)、f:振動数(サイクル/m1n
)、 t:時間(sec ) )で表わされ、前記非正
弦波形Bは、2−Σα4 sin 2πr41(但し、
aバ振幅(、、)、f:L=1 振動数(サイクル/n11n)、t:時間(sec )
)で表わされる。
の場合の前記時間、 tsin :正弦波形の場合の前記 =9一 時間、 λ :0〈λく1゜ 前記正弦波形Aは、Z = asin2πft (但し
、a:振幅(鰭、[)、f:振動数(サイクル/m1n
)、 t:時間(sec ) )で表わされ、前記非正
弦波形Bは、2−Σα4 sin 2πr41(但し、
aバ振幅(、、)、f:L=1 振動数(サイクル/n11n)、t:時間(sec )
)で表わされる。
振動波形が非正弦波形となるように鋳型を上下方向に振
動させた場合の、鋳型の平均上昇速度をVup s n
型の平均下降速度を’i’down とすると、近似的
に次式が成り立つ。
動させた場合の、鋳型の平均上昇速度をVup s n
型の平均下降速度を’i’down とすると、近似的
に次式が成り立つ。
(1+λ) Vup −(]−λ) ”down ’・
(3)第1図に示されるように、正弦波形Aおよび非正
弦波形Bの振動数と振幅とがそれぞれ同じであるとする
と、最大変位は両者同じ位置になることから、 lO− Vup X jean−si。=a=44)V s 1
nX tB ln −α ―−(5)が成り立ち、 Vup X tNon−sin = Vsin X j
sjn ’・(6)となる。
(3)第1図に示されるように、正弦波形Aおよび非正
弦波形Bの振動数と振幅とがそれぞれ同じであるとする
と、最大変位は両者同じ位置になることから、 lO− Vup X jean−si。=a=44)V s 1
nX tB ln −α ―−(5)が成り立ち、 Vup X tNon−sin = Vsin X j
sjn ’・(6)となる。
従って、(1)および(6)式から、
Vup×(1+λ) −V 、、n=−(’i’)が成
り立ち、(3)および(7)式から、前記波形歪率λの
非正弦波形となるように鋳型を振動させた場合の鋳型の
平均上昇速度upおよび平均下降速度Vdown は、
それぞれ次式のようになる。
り立ち、(3)および(7)式から、前記波形歪率λの
非正弦波形となるように鋳型を振動させた場合の鋳型の
平均上昇速度upおよび平均下降速度Vdown は、
それぞれ次式のようになる。
但し、f:鋳型の振動数(サイクル:/m1n)、a:
鋳型の振幅 (+I+3)。
鋳型の振幅 (+I+3)。
非振動波形となるように鋳型を振動させたときのネガテ
ィブストリップの速度比率、即ち、鋳型下降時において
、鋳型の平均下降速度Vdown が鋳片引抜き速度V
cより速い速度と鋳片引抜き速度との比率NsRは、次
式のように表わせる。
ィブストリップの速度比率、即ち、鋳型下降時において
、鋳型の平均下降速度Vdown が鋳片引抜き速度V
cより速い速度と鋳片引抜き速度との比率NsRは、次
式のように表わせる。
V’c ・・・(10)
従って、(9)および(10)式から、■−λ Vc
が成り立つ。
本願発明者等は、前記NSRを種々変えて、即ち、鋳型
の振動条件を種々変えて鋳造を行い、鋳型の電歇を測定
した。この結果、NSRが正になると、即ち、 になると、鋳型内の凝固シェルに圧縮力が作用すること
かわかった。
の振動条件を種々変えて鋳造を行い、鋳型の電歇を測定
した。この結果、NSRが正になると、即ち、 になると、鋳型内の凝固シェルに圧縮力が作用すること
かわかった。
例えば、第2図(A)に、本発明法に従って、振動数f
= 1.20 cpm 、振幅a−±3 Wa、ネガ
ティブストリップの速度比率λ−o、5.鋳片引抜き速
度vc” 1 B 、 OOyg/ ml、n 、およ
び、ネガティブストリップの速度比率NSR= 0.6
の条件で鋳造した場合の、鋳型重量の変動の結果を示し
、同(B)図に、前記λを0、前記NSRを−0,2と
した以外は、(A)図の場合と同一条件で鋳造した場合
の、鋳型重量の変動の結果を示す。
= 1.20 cpm 、振幅a−±3 Wa、ネガ
ティブストリップの速度比率λ−o、5.鋳片引抜き速
度vc” 1 B 、 OOyg/ ml、n 、およ
び、ネガティブストリップの速度比率NSR= 0.6
の条件で鋳造した場合の、鋳型重量の変動の結果を示し
、同(B)図に、前記λを0、前記NSRを−0,2と
した以外は、(A)図の場合と同一条件で鋳造した場合
の、鋳型重量の変動の結果を示す。
第2図(A) 、 (B)から明らか斤ように、本発明
法(A)によれば、従来法(B)と異なり鋳型内の凝固
シェルに所望の圧縮力を付与することができることがわ
か、る 。
法(A)によれば、従来法(B)と異なり鋳型内の凝固
シェルに所望の圧縮力を付与することができることがわ
か、る 。
また、(12)式において、右辺を0.2、aを10猪
、λを0.2、VCを1800yB/ min とした
場合のfは52(サイクル/min )となる。一方、
λを0、即ち、正弦波形とし、他は同一条件とした場合
のfは43(サイクル/m1n)となる。このことから
、本発明法によれば、同一条件とした場合、鋳型を=1
3− 正弦波形で振動させる場合に比べて鋳型の振動数fを小
さくすることができる。
、λを0.2、VCを1800yB/ min とした
場合のfは52(サイクル/min )となる。一方、
λを0、即ち、正弦波形とし、他は同一条件とした場合
のfは43(サイクル/m1n)となる。このことから
、本発明法によれば、同一条件とした場合、鋳型を=1
3− 正弦波形で振動させる場合に比べて鋳型の振動数fを小
さくすることができる。
次に、本発明法と従来法とにより鋳、造した場合の、前
記NSRとブレークアウトの発生頻度との関係を調べた
。この結果を第3図に示す。
記NSRとブレークアウトの発生頻度との関係を調べた
。この結果を第3図に示す。
第3図から明らかなように、本発明法により鋳型を振動
させながら鋳造した場合には、従来法に比べてブレーク
アウトの発生頻度が大幅に少なくなることがわかる。ま
た、前記λを大きくする程ブレークアウトの発生頻度が
少なくなることもわかる。
させながら鋳造した場合には、従来法に比べてブレーク
アウトの発生頻度が大幅に少なくなることがわかる。ま
た、前記λを大きくする程ブレークアウトの発生頻度が
少なくなることもわかる。
更に、本発明法と従来法とにより鋳造した場合の、ネガ
ティブストリップ時間TN、鴨’(第1図参照)ト、オ
シレーションマークの深さとの関係を調べた。この結果
を第4図に示す。
ティブストリップ時間TN、鴨’(第1図参照)ト、オ
シレーションマークの深さとの関係を調べた。この結果
を第4図に示す。
第4図から明らかなように、本発明法によれば、従来法
に比べてオシレーションマークの深さを浅くすることが
できる。即ち、本発明によれば、表面性状の優れた鋳片
を製造することができる。
に比べてオシレーションマークの深さを浅くすることが
できる。即ち、本発明によれば、表面性状の優れた鋳片
を製造することができる。
=14−
この発明によれば、鋳片を高速度で引き抜いてもブレー
クアウトが発生しにくく、しかも1表面性状が優れた鋳
片を製造することができる。
クアウトが発生しにくく、しかも1表面性状が優れた鋳
片を製造することができる。
第1図は、本発明法および従来法による鋳型の振動波形
を示すグラフ、第2図(A)は、本発明法により鋳型を
振動させた場合の鋳型の重量の変動を示すグラフ、同(
B)図は、従来法により鋳型を振動させた場合の鋳型の
重量の変動を示すグラフ、第3図は、NR8とブレーク
アウト発生頻度との関係を示すグラフ、第4図は、ネガ
ティブストリップ時間とオシレーションマークの深さと
の関係を示すグラフ、第5図は、連続鋳造法の概略を示
す断面図、第6図は、凝固シェルの破断状態を示す断面
図である。図面において、 ]・・・取鍋 2・・・溶鋼 λ 5パ・エアーシールパイ 4・・・タンディッシュ
プ 5・・・浸漬ノズル 6・・・鋳型 7・・・鋳片 74・・・凝固シェル 8・・・ガイドローラ 9 ・ピンチロール]0・・・
パウダースラグ 出願人 日本幀管株式会社 代理人 潮 谷 奈津夫(他2名) 第2図 (A) 曇 5R (B) 晃4図
を示すグラフ、第2図(A)は、本発明法により鋳型を
振動させた場合の鋳型の重量の変動を示すグラフ、同(
B)図は、従来法により鋳型を振動させた場合の鋳型の
重量の変動を示すグラフ、第3図は、NR8とブレーク
アウト発生頻度との関係を示すグラフ、第4図は、ネガ
ティブストリップ時間とオシレーションマークの深さと
の関係を示すグラフ、第5図は、連続鋳造法の概略を示
す断面図、第6図は、凝固シェルの破断状態を示す断面
図である。図面において、 ]・・・取鍋 2・・・溶鋼 λ 5パ・エアーシールパイ 4・・・タンディッシュ
プ 5・・・浸漬ノズル 6・・・鋳型 7・・・鋳片 74・・・凝固シェル 8・・・ガイドローラ 9 ・ピンチロール]0・・・
パウダースラグ 出願人 日本幀管株式会社 代理人 潮 谷 奈津夫(他2名) 第2図 (A) 曇 5R (B) 晃4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 鋼を連続鋳造する際の鋳型の振動方法において、前記@
型を、 z=、ΣaLsin2πfz t −(A)ん=1 で表わされる非正弦波形で、下記条件を満足するように
上下方向に連続的に振動させ、 4fcL] ” −1)O・・・(B) 1−λ Vc 但し、上記(A)および(B)式において。 t:時間、 f:前記非正弦波形の振動数 (サイクル/ min )、 一1’− a:前記非正弦波形の振幅(−、m )、λ:前記非正
弦波形の波形歪 (0〈λ<])、 ■c:鋳片引抜き速度(朋/mi’n )、前記波形歪
λは、下式、 sin で表わされ、 但し、上記(C)式において、 jean−sjn ’、 ]サイクルにおける前記非正
弦波形の変位が最大 となる時間、 jsin : 1ザイクルにおける正弦波形(Z =
as1n2πft ) の変位が最大となる時間、 かくして、鋳片を高速度で前記鋳型の下部から引き抜く
ことを可能とすることを特徴とする、鋼の連続鋳造用鋳
型の振動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11541984A JPS60261655A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | 鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11541984A JPS60261655A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | 鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60261655A true JPS60261655A (ja) | 1985-12-24 |
JPH0243574B2 JPH0243574B2 (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=14662102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11541984A Granted JPS60261655A (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | 鋼の連続鋳造用鋳型の振動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60261655A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010131628A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造用鋳型の振動方法 |
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CN102847894A (zh) * | 2012-09-11 | 2013-01-02 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种波形可调的连铸结晶器非正弦振动方法 |
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CN106311995A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-01-11 | 东北大学 | 连铸结晶器非正弦振动方法 |
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JPS5747558A (en) * | 1980-09-04 | 1982-03-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Vertical type continuous casting method |
-
1984
- 1984-06-07 JP JP11541984A patent/JPS60261655A/ja active Granted
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