JPS6025982Y2 - ミシンの補助テ−ブル取付装置 - Google Patents

ミシンの補助テ−ブル取付装置

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JPS6025982Y2
JPS6025982Y2 JP5995881U JP5995881U JPS6025982Y2 JP S6025982 Y2 JPS6025982 Y2 JP S6025982Y2 JP 5995881 U JP5995881 U JP 5995881U JP 5995881 U JP5995881 U JP 5995881U JP S6025982 Y2 JPS6025982 Y2 JP S6025982Y2
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JP
Japan
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sewing machine
auxiliary table
protruding pin
free arm
holding hole
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Application number
JP5995881U
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JPS57172677U (ja
Inventor
博昭 深尾
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP5995881U priority Critical patent/JPS6025982Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 1技術分野ヨ 本考案は、フリーアーム型ミシンまたは平ベッド型ミシ
ンとして使用し得るために着脱可能な補助テーブルを備
えたミシンに係り、詳しくは補助テーブルの取付装置に
関するものである。
1従来技術ヨ 従来、この種のミシンにおける補助テーブル取付装置の
1つとして、補助テーブルの右端縁に水平に突出した突
出ピンを、フリーアームの開放端部やミシンフレームの
左端縁に設けたピン孔に挿脱することによって、補助テ
ーブルを上面がフリーアームの上面と同一となるように
ミシンフレームに着脱可能としたものが知られているが
、このような差し込み式の取付装置の場合は、補助テー
ブルを左右方向に水平に移動させて着脱する形式である
ことから、ミシンの左側に障害物が存在するときは補助
テーブルの着脱が阻害されることになる。
すなわち、第1図に示すようにミシンをミシンキャビネ
ット21上にセットして使用するような場合、通常キャ
ビネット上面には、ミシンの左側方にフリーアーム2な
らびに補助テーブル3の上面と同一高さの広い作業面を
形成する作業台22が設置されていることから、この作
業台22が固定式のときは例えばミシンを右側方へ傾け
る等して前記した補助テーブルの着脱を行わなければな
らない不具合があった。
1目 的ヨ 本考案の目的は、上述の不具合に鑑み、補助テーブルを
右斜め下方へ傾斜した状態でその傾斜方向に移動させる
ことにより、ミシンフレームに着脱できるように構成腰
もってミシンの左側に障害物が存在しても補助テーブル
の着脱を容易に行い得るとともに、取付けた状態では安
定した水平姿勢を保持することのできるミシンの補助テ
ーブル取付装置を提供することにある。
1実施例ヨ 以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的に説明する
まず、第2図〜第5図に示す実施例について説明すると
、この実施例はフリーアーム2がミシンフレーム1の左
側下部の略中央部から左方へ水平にかつ筒状に延出して
いるミシンを対象にして実施したものであって、これに
対応して補助テーブル3は、フリーアーム2の前側、後
側および開放端側に縫製作業面を形成し得るような平面
逆コの字形に形成されている。
補助テーブル3の前側平面部3aおよび後側平面部3b
の各右端部下面にはピンブラケット4が一体に形成され
ており、これらピンブラケット4には突出ピン5が補助
テーブル3の長子方向に平行にかつ開放端がテーブル右
端縁より右方へ適宜長さ突出するように固着されている
一方、上記の両突出ピン5と相対するミシンフレーム1
の左側面下部には貫通孔6が設けられ、該貫通孔6には
前記突出ピン5の挿脱可能な保持孔7を有したピン保持
体8が圧入嵌合されている。
すなわち、ピン保持体8は弾性を有する合成樹脂によっ
て圧入時の弾性変形用の軸線方向に延びるスリットをも
つ円筒状に形成されており、そして右端外周に対称的に
突設した2個の爪8aをミシンフレーム内面側に形成さ
れた溝1aと係合することで回り止め左方への抜は止め
をなされ、また左端外周に対称的に突設した2個の爪8
bをミシンフレーム外面に当接することで右方への抜は
止めがなされている。
上記の如く取付けられたピン保持体8の保持孔7は、前
記補助テーブル3の突出ピン5が挿入された状態におい
て該突出ピン5をフリーアーム2の長子方向と平行する
軸線に沿って支持するための開口側および内側に形成さ
れた両支持部9,10と、突出ピン5の挿入側において
内側支持部10に連続して形成された左斜め上方に傾斜
する開口側逃げ部11と、ミシンフレーム1の内側にお
いて開口側支持部9に連続して形成された右斜め下方に
傾斜する内側逃げ部12とによって構成されている。
すなわち、ピン保持体8は突出ピン5をその開放端が保
持孔7の軸線に対して右斜め下方となるように傾斜させ
た状態で該保持孔7に挿脱でき、しかも保持孔7に挿入
した状態では保持孔7の軸線に平行な状態を保持できる
構成となっている。
また、前記フリーアーム2の開放端の上側路中央部には
、前記突出ピン5が保持孔7に挿入された補助テーブル
3の装着時において、該補助テーブル3を支持するテー
ブル支持体13が設けられている。
テーブル支持体13は、フリーアーム2の長子方向に平
行となるように該フリーアーム2の側板に取付けられた
ピン部14と、このピン部14の左側に一体に形成され
かつフリーアーム2の開放端面より突出された円形の支
持部15とよりなり、該支持部15の上側には適宜深さ
の係合溝16が形成されている。
一方、前記補助テーブル3の開放端側平面部3Cの右端
縁下面には、前記テーブル支持体13に対応するように
略門形の突起17が一体に突設されており、この突起1
7はテーブル支持体13の係合溝16に対して上方より
嵌合し得るとともに支持部15の前後両面に係合し得る
ようになっている。
また開放端側平面部3cにおける右端縁下面の前記突起
17よりも左側には板ばね18がボルト19にて固着さ
れており、この板ばね18はその先端側に形成した2又
状の係合片20が前記テーブル支持体13の円形支持部
15に対して上方より弾性的に係合することによって該
支持部15を前後両面から挟圧保持するようになってい
る。
本実施例は上述のよるに構成したものであり、従って平
ベット型ミシンとして使用する場合は、補助テーブル3
を右斜め下方に傾けた状態で前側平面部3aおよび後側
平面部3bの両突出ピン5をピン保持体8の保持孔7内
に逃げ部11.12に沿って挿入し、その後補助テーブ
ル3を水平状態にすれば、第3図に示すように前後の両
突出ピン5が保持孔7の開口側および内側の両支持部9
.10によって支持され、一方フリーアーム2の開放端
部において突起17がテーブル支持体13の係合溝16
に嵌合されかつ板ばね18の係合片20が円形支持部1
5に溶合される。
かくして、補助テーブル3はその上面がフリーアーム2
の上面と同一面となるようにミシンに装着されるため、
このときはフリーアーム2と補助テーブル3との上面全
体の広い作業面を使用して縫製作業を行うことができる
なお、このとき前記テーブル支持体13が突起17の働
きを拘束しているため、補助テーブル3の不用意な動き
を阻止することができる。
またフリーアーム型ミシンとして使用する場合は、第5
図に示すように板ばね18の弾性力に抵抗して補助テー
ブル3をその左側を持ち上げて傾斜させてから、突出ピ
ン5を保持孔7の逃げ部11.12に沿って抜脱するこ
とによってミシンから取外される。
従って、このときかフリーアーム2を筒状ベットとして
簡約の縫製作業を行うことができる。
以上の如く本実施例の補助テーブル取付装置は、補助テ
ーブル3を右斜め下方に傾斜させた状態でミシンに着脱
できるようにしたので、第1図の如くミシンをミシンキ
ャビネット21上にセットして使用する場合、ミシンの
左側に作業台22があるに拘らず補助テーブル3の着脱
を容易に行い得るものである。
つぎに、本考案の他の実施例について説明する。
第6図および第図に示す実施例はミシンフレーム1の左
端下部の後側から左方向へ筒状に延びるフリーアーム2
を有するミシンに適用される平面部り字形の補助テーブ
ル3を対象にしたものである。
図示のように補助テーブル3の前側平面部3aの右端縁
下面には前述の実施例と同様に突出ピン5がその開放端
が右端面から突設するように設けられており、一方この
突出ピン5を支持するたのピン保持体8は、柔軟性を有
するゴムから前記突出ピン5と略同径の保持孔7を有し
た鍔付きの円i形に形成されていて、ミシンフレーム1
の左側面部に設けられた段付き貫通孔6に嵌着されてい
る。
なお、フリーアーム2の開放端およびこれに相対する補
助テーブル3の開放端側平面部3Cに関してのテーブル
支持構造は前述の実施例と同様となっている。
すなわち、この実施例はピン保持体8自体の柔軟性を利
用して、突出ピン5を右斜め下方に傾斜させた状態で保
持孔7に挿脱できるようにしたものであり、従って前例
同様に補助テーブル3を右斜め下方に傾けた状態でミシ
ンに着脱することができ、突出ピン5が嵌入された状態
では該突出ピン5をピン保持体8の軸線に沿って支持す
ることが可能である。
なお、前述の実施例におけるピン保持体8の保持孔7に
形成される逃げ部は、必要ならば第8図および第9図に
示すように変更することが可能である。
すなわち、第8図において逃げ部11は保持孔7の全長
にわたって上面部にのみ左斜め上方に傾斜して形成され
、支持部9,10は保持孔7の全長にわたる下面と内側
端繰上部とに形成されており、一方第9図においては逃
げ部12および支持部9,10は第8図のものと対称的
に形成されている。
従って、いずれの場合も突出ピン5をその開放端が保持
孔7の軸線に対して右斜め下方となるように傾斜して保
持孔7に挿脱することができる。
かつ嵌入状態では突出ピン5を保持孔7の軸線に沿って
支持することができる。
1効果ヨ 以上詳述したように、本考案は補助テーブルの右端縁に
設けた突出ピンをミシンフレームに形成した保持孔に挿
脱することによって補助テーブルの着脱を行う差し込み
式の補助テーブル取付装置において、前記補助テーブル
の突出ピンを右斜め下方に傾斜した状態でその傾斜方向
に向って移動させることによって前記保持孔に挿脱でき
るようになし、しかも保持孔に突出ピンが嵌入された状
態では該突出ピンを補助テーブルがフリーアームと同一
面を形成するように支持できる構成としたので、たとえ
ばミシン第1図に示すようなミシンキャビネット上にセ
ットして使用する場合のように、ミシンの左側に補助テ
ーブルの水平移動を阻害するような作業台が存在しても
、これを避けるように補助テーブルを傾けて容易に着脱
することができ、着脱操作の簡便化を図る上できわめて
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すものであって、ミシンキャビネッ
ト上にセットされたミシンを示す斜視図、第2図〜第5
図は第1の実施例を示すもので、第2図は補助テーブル
をミシンに装着した状態を示す平面図、第3図は補助テ
ーブル取付装置を示す正面図、第4図は同じく側断面図
、第5図は補助テーブルの着脱時を示す正断面図、第6
図は本孝案の他の実施例における補助テーブルをミシン
に装着した状態の平面図、第7図は同じく他の実施例の
要部を示す断面図、第8図および第9図はピン保持体の
逃げ部についての変更例を示す断面図である。 1・・・・・・ミシンフレーム、2・・・・・・フリー
アーム、3・・・・・・補助テーブル、5・・・・・・
突出ピン、7・・・・・・保持孔、8・・・・・ピン保
持体、9,10・・・・・・支持部、11.12・・・
・・・逃げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミシンフレーム1より左方向に筒状に延び端部が開
    放されたフリーアーム2を有し、広い縫製作業面を必要
    とする時には少なくともフリーアーム2の前面側若しく
    は後面側のいずれか一方においてフリアーム上面と同一
    面を形成するように補助テーブル3が装着され、筒状物
    を縫製する時には前記補助テーブル3を取外すようにし
    てなるフリーアーム型ミシンにおいて、前記補助テーブ
    ル3の右端縁に前記フリーアーム2の長手方向と同方向
    に延びるように突出する突出ピン5を設けると共に、前
    記補助テーブル3の右端縁と相対するミシンフレーム下
    部に、前突出ピン5が嵌入された状態において前記補助
    テーブル3が前記フリーアーム2と同一面を形成するよ
    うに前記突出ピン5を保持するための保持孔7を有し、
    かつ、その保持孔7に対する前記突出ピン5の挿脱時に
    前記突出ピン5をその開放端が前記保持孔7の軸線に対
    して右斜め下方に移動させることにより前記突出ピン5
    の挿脱を行い得ることを許容する保持体8を設けてなる
    ミシン補助テーブル取付装置。 2 前記保持体8に保持孔7は、前記突出ピン5を前記
    フリーアーム2の長手方向と平行する軸線に沿って支持
    する支持部9,10と、その支持部に前記突出ピン5が
    支持された状態において前記突出ピン5の開放端が右斜
    め下方に向って傾動し得るように前記支持部に続いて形
    成された逃げ部11または12とを有しといることを特
    徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項に記載のミ
    シンの補助テーブル取付装置。 3 前記逃げ部は、前記支持部9,10の前記突出ピン
    5の挿入側において左斜め上方へ傾斜した開口側逃げ部
    11と、前記支持部9,10の前記ミシンフレーム内側
    において右斜め下方へ傾斜した内側逃げ部12により構
    成されていることを特徴とする前記実用新案登録請求の
    範囲第2項に記載のミシンの補助テーブル取付装置。
JP5995881U 1981-04-23 1981-04-23 ミシンの補助テ−ブル取付装置 Expired JPS6025982Y2 (ja)

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JPS57172677U JPS57172677U (ja) 1982-10-30
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JP5995881U Expired JPS6025982Y2 (ja) 1981-04-23 1981-04-23 ミシンの補助テ−ブル取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006149949A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Brother Ind Ltd 補助テーブル及び補助テーブルの取り付け構造
JP2013099506A (ja) * 2011-10-20 2013-05-23 Jaguar International Corp ミシンの補助収納箱

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JPS57172677U (ja) 1982-10-30

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