JPS60258203A - 重合体の製造方法 - Google Patents

重合体の製造方法

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JPS60258203A
JPS60258203A JP11528284A JP11528284A JPS60258203A JP S60258203 A JPS60258203 A JP S60258203A JP 11528284 A JP11528284 A JP 11528284A JP 11528284 A JP11528284 A JP 11528284A JP S60258203 A JPS60258203 A JP S60258203A
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JP
Japan
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toner
polymer particles
polymerization
particle size
monomer
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Application number
JP11528284A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kasai
澄 笠井
Masayuki Hattori
雅幸 服部
Nobuyuki Ito
信幸 伊藤
Nobuo Sakurai
桜井 信夫
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JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カーボン含有微粒子状の重合体の製法に関す
る。
さらに詳しくは電子写真法、静電記録法、静電印刷法等
において形成される静電荷電潜像を現像するためのトナ
ーとして使用される“カーボン含有微粒子状の重合体の
製造方法に関する。
〔技術的背景〕
トナーにおいて粒径が太きいと像の解像度が悪くなり、
゛一方籾粒径小さすぎると像のかぶりが生じ、かつ現像
時の粉の飛散による汚染が生じるという問題があるため
・ トナーとしては・粒径が適度の大きさで(通常2〜
.15 am)・かつ粒径分布ができるだけ狭いものが
望まれている。
C従来技術〕 静電荷像現像用のトナーの製造法としては・結着剤ポリ
マー中に着色剤および荷電調整剤を溶融混練りによって
分散し、これをさらに機械的に粉砕1分級して所要の粒
径範囲(通常1〜30趨)の粒子を取り出す方法が一般
的である。
しかし、この方法では、得られるトナー粒子は異形であ
り、さらに粒径分布が広くならざるを得 □ないという
問題がある。たしかに該方法において。
分級を細かく行なえば、ある程度狭い粒径分布を得るこ
とも可能であるが、その場合、トナーとしての収量が減
るという問題がある。
水中でモノマーと乳化剤および重合開始剤等を加えて重
合するいわゆる乳化重合では球形の粒子をつくることが
可能であるが9粒径は通常0.1.〜0.3μmであり
、トナーで要求される粒径のものは得られない。また乳
化重合では2粒子中にカーボンブラックを入れることが
困難である。一方乳化剤の代りにポリビニルアルコール
などの懸濁保護剤を用いるいわゆる懸濁重合では数趨の
大粒径粒子が得られ、かつカーボンブラックの混入も比
較的容易であるが2粒径分布が非常に広り、トナーとし
ては解像度に問題がある。また最近、J。
Ugelstadらは・水中の種ポリマー粒子に親油性
物質を加える等して種ポリマー粒子のモノマー吸収能力
を増大させ2種ポリマー粒子に対しモノマーを200倍
まで吸収させた後、水溶性または油溶性重合開始剤に−
より重合する技術を見出した。
(特開昭54−126288号、特開昭53−7370
1号、特開昭54−97582号、lf!j開昭54−
30278号) 該技術によれば、従来困難であった大粒径でかつ・均一
な粒径な有するポリマー粒子が容易に得られた。しかし
該技術によって得られるポリマー粒子は1粒径および粒
径分布の点でトナーに好ましいが2着色が困難であるた
め、このままではトナーとして使用が不可能である。つ
まり該技術で得られるポリマー粒子に乾燥下または湿式
でカーボンブラックを混合してもカーボンブラックは一
部しかポリマーに入らず・微粒のカーボンブラックが存
在し、トナーとしての性能は悪い。
〔発明の目的〕
上記の現状に鑑み1本発明者らは1粒径が適度の大きさ
でかつ粒径分布ができるだけ狭く、および該粒子が着色
するトナー粒子を得ることを目的として鋭意研究した結
果1本発明に到達した。
〔発明の構成〕
本発明は、水中の種ポリマー粒子に親油性物質を吸収さ
せた後、モノマーを吸収させ・カーボンブラックの水性
スラリーを添加し、油溶性重合開始剤を用いて重合を行
なうことを特徴とするカーボン含有微粒子状の重合体の
製造方法である。
以下に本発明の構成を詳細に説明する。 “□本発明で
用いる種ポリマー粒子としては2本発明で使用するモノ
マーで膨潤できるものであれば特に制約はなく1通常の
ポリマーラテックス、ポリマーエマルジョンあるいはポ
リマーディスパージョンでよい。具体的には・乳化重合
あるいは懸濁重合で作られたポリスチレン・スチレンブ
タジェン共重合体、カルボキシル変性スチレンブタジェ
ン共重合体、アクリル重合体、アクリル共重合体、ポリ
ブタジェン、酢酸ビニル重合体、塩化ビニル重合体等が
挙げられる。
なお種ポリマー粒子の粒子径が均一なものを用いると2
本発明で得られるポリマー粒子も粒子径が均一なものと
なるため好ましい。
また前記したJ 、 Ugelstadが提案した膨潤
吸収重合法によって製造されるポリマー粒子を本発明で
の種ポリマー粒子にすることができる。
さらに・本発明で得られるカーボン含有ポリマー粒子を
再度本発明での種ポリマー粒子に使用して粒子径を肥大
させることも可能である。
本発明において使用される種ポリマー粒子に吸収させる
親油性物質は、水への溶解度が10−’N/l以下、好
ましくはxo−5g)を以下の物質で・分子量は500
0以下、好ましくは500以下のものであり、具体的に
は1−クロルドデカン、アジピン酸ジオクチル、n−ヘ
キサン等が挙げられる。
またジオクタノイルペルオキシド、ラウロイルベルオー
キシドなども親油性物質として使用でき、これらを使っ
た場合は重合開始剤としての働きをも兼用させることが
できる。
該親油性物質を種ポリマー粒子に吸収させる方法につい
て%に制限はないが1通常親油性物質を石ケン等で水に
乳化分散して種ポリマー粒子を含む水中に添加する。ま
たこの際アセトン等の水に溶解する溶剤を加えて親油性
物質の種ポリマー粒子への移行を促進させることも可能
である。次にモノマーを加えて膨潤・吸収能力を増した
種ポリマー粒子にモノマーを吸収させるのであるが、加
えるモノマー量は種ポリマー粒子が吸収できる範囲であ
れば特に制限はないが、吸収能力の点で通常は・種ポリ
マー粒子の重量に対して最高100〜200倍までであ
る。本発明において使用されるモノマーとしては、ラジ
カル重合を行なうことができれば特に制限はないが9重
合後のポリマ汀のガラス転移温度が45〜95℃、好ま
しくは50〜70℃にあるようにモノマーを組み合せる
ことが好ましい。ガラス転移温度が45℃未満ではトナ
ーとしての貯蔵時の貯蔵安定性が悪く、ブロッキングの
問題が生じる。一方ガラス転移゛温度が95℃をこえる
と、現行機器によるトナーの定着工程にお(ごて、熱あ
るいは圧力による定着性が悪いという問題が生じる。
本発明に使用されるモノマーの具体例としては。
スチレン、α−〆チルス、チレン、p−メチルスチレン
、ハロゲン化スチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビ
ニル単量体、4−ビニルピリジン、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル等のビニルエステル類、アクリルニトリル
などの不飽和ニトリル、メチルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレ
ート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルメ
タクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタク
リレート、エチレングリコールジアクリレート・エチレ
ングリコールジメタクリレートl NlN−ジメチルア
ミンエチルメタクリレートなどのエチレン性不飽和カル
ボン酸アルキルエステルなどがある。
また、ブタジェン、イソプレンなどの共役ジオレフィン
なども使用することができる。
そのほかにもアクリルアミド、メタクリルアミド、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレート・N−
メチロールアクリルアミド・N−メチロールメタクリル
アミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートなど、ジアリルフタレート
、アリルアクリレート、アリルメタクリレートなどを目
的に応じて使用することもできる。また、アクリル酸。
メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸など必要に 。
応じ膨潤重合を阻害しない程度の割合で用いるこ 11
.。
ともできる。
なおトナーを製造するうえでの特に好ましいモノマーと
してはスチレン、ブチルアクリレート。
ジビニルベンゼンが挙げうtt、る。
なお、モノマーを加える際、得られる重合後の粒子の安
定性を増すために乳化剤を若干加えてもよい。その場合
、加える乳化剤の量は・多くてもミ 重合時の水中濃度にて限界ツセル形成濃度(C,M。
C)以下であり、該濃度をこえると、小粒径のポリマー
粒子が重合中に発生する。
本発明に使用されるカーボンブラック!ま・チャンネル
ブラック、ファーネスブラックiサーマルブラック等い
ずれの製法および用途のカーボンブランクでもよいが、
トナーとしての色合いの点から通常の着色用カラーブラ
ックが好ましい。
本発明においてカーボンブラックは水性スラリーの状態
で種ポリマー粒子に親油性物質を吸収させ、モノマーを
吸収させた後2重合を開始する前あるいは重合を行なっ
ている間に添加される。添加されるカーボンブラックの
量はモノマーに対して05〜30重量%、好まし、くは
2〜15重量%であり、0.5重量%未満では、カーボ
ンブラックを添加する目的が達成できなく、30重i%
をこえると、カーボンブラックそのものの重合遅延作用
のため、実用的に重合することが困難である。
なお、カーボンブラックの水性スラリーを添加した後は
・十分に攪拌することが必要であり、攪拌手段は特に制
限はなく9通常の重合反応における攪拌でよい。
本発明においてカーボンブラックは水性スラリーの状態
で添加されるがカーボンブラックを粉末で添加すると1
分散が不充分で、得られる重合後の粒子にカーボンブラ
ックが入る比率が小さく。
着色ポリマー粒子とともにカーボンブランクの凝集体が
多量に存在する。
本発明においてカーボンブラックの水性スラリーを種ポ
リマー粒子に親油性物質を吸収させた後。
モノマーを吸収させる前に添加し1次にモノマーを加え
るとモノマーは種ポリマー粒子だけではなく、カーボン
ブラック粒子にも付着し、これが重合することによって
得られる粒子の粒径分布は不均−になる。またカーボン
ブラックの水性スラリーを種ポリマー粒子に親油性物質
を吸収させた後。
モノマーを吸収させ油溶性重合開始剤を用いて重合した
後に添加した場合・ポリマー粒子中にカーボンブランク
粒子を入れることは不可能である。
本発明において使用される重合開始剤は、油溶性重合開
始剤であり2例えばアゾビスイソブチルニトリル(以下
AIBNと称す。)、ベンゾイルペルオキシド、2.4
’−ジクロルベンゾイルペルオキシド、ジオクタイルペ
ルオキシド、ラウロイルペルオキシド等が挙げられ・単
独又は混合物で使用される。該油溶性重合開始剤は通常
あらかじめモノマーまたは後記する溶剤に溶解して重合
系に添加される。
なお1本発明において・過酸化水素あるいは過硫酸カリ
ウム等の水溶性重合開始剤を用いると。
小粒径のポリマー粒子が多量に発生し・ トナーとして
の性能が悪くなる。
本発明において1重合時に、四塩化炭素+t−ドデシル
メルカプタン等の重合調節剤、ハイドロ#/7.N、N
−ジエチルヒドロキシルアミン等の水溶性の重合禁止剤
、ポリビニルアルコール等の保護コロイドを添加しても
よい。水溶性の重合禁止剤が存在すると小粒径のポリマ
ー粒子の発生の抑制に効果がある。
・−・−・(1) 本発明の方法によって得られたカーボン含有微粒子状の
重合体は・後記するように、トナーとして有用である。
また該重合体に、電荷調整剤、ブロッキング防止剤、染
料等を加えて、トナーとしての性能をさらに高めること
が可能である。
〔実施例〕
!: 以下に実施例および比較例を挙げ本発明のより □詳細
な説明に供する。当然のことながら本発明は以下の実施
例のみに限定されるものではない。
実施例−1 (種ポリマー粒子の作製) 通常の乳化重合で得られたスチレン−ブタジェンラテッ
クスA(スチレン/ブタジェン−50750、平均粒子
径022μm・ 粒子径の標準偏差値0.02μm・固
形分含量21.5%)1g(固形分として)に、l−ク
ロルドデカン2gをラウリル硫酸ソーダ0.15.!i
’、水10水封0gアセトン3yで乳化した乳化液を加
え、12時間攪拌して、ラテックスAに1−クロルドデ
カンを吸収させた。これにスチレン83.?およびブチ
ルアクリレ−417FKアゾビスイソプチロニ) IJ
ルII!を溶かした混合物および水150gを加え、3
0分間攪拌してラテックスAにモノマーおよびアゾビス
イソブチロニトリルを吸収させ、70℃で12時間の重
合を行なった。重合転化率95チで平均粒径1.0μm
1粒径の標準偏差値012μmの球形でほぼ粒径が均一
の粒子からなるラテックスB(種ポリマー粒子)が得ら
れた。
ラテックスBには、カーボンブラックの凝集塊は存在し
なかった。
(トナーの製造方法) 前記のラテックスBを種ポリマー粒子として用いて、以
下の方法でトナーを製造した。
ラテックスBIIに、1−クロルドデカン2gをラウリ
ル硫散ソーダ0.15.li’、水10.?およびアセ
トン3gで乳化した乳化液を加え・12時間攪拌して、
ラテックスBに1−クロルドデカンを吸収させた。これ
にスチレン839およびブチルアクリレ−)17.Fに
アゾビスインブチロニトリルIIを溶かした混合物およ
び水150、li’を加え・30分間攪拌して、ラテッ
クスBにモノマーおよびアゾビスインブチロニトリルを
吸収させた。次に三菱カーボンブラックMA−600(
三菱化成■製)5gを水100gに入れホモジナイザー
で十分懸濁、8を拌したカーボンスラリーを添加し1強
めに攪拌しながら70℃で12時間の重合を行なった。
重合転化率95チで平均粒径4.7μm1粒径の標準偏
差値0.5μmのラテックスCが得られた。該ラテック
スCを遠心分離にかけ2粒子を沈殿させ、20℃で減圧
乾燥することにより、黒色のトナー粉末が得られた。
(トナーの性能評価法ン rA)画像の形成 トナー粉末5重量部とDSF鉄粉キャリヤ(同和鉄粉工
業■製)95重量部とを混合して二成分系現像剤を製造
した。この現像剤を用いて電子複写機1’−XEROX
2970J (富士セロノクス■製)で現像テストを行
なった。
〔B)解像度 画像電子学会のファクシミリ用テストチャートNO!−
Rを用いて評価した。(表1においてゼ4 良=○ と
した。) 〔C〕粉汚れ 〔B〕に使用するチャートの空白部のカーボン汚れで判
定した。(表1において 汚れなし=○ 汚れ大=△と
した。) [1))定着性 電子複写機「XB ROX 2970Jから出た直後の
コピーを手でこすり、像の固定状態で判断した。(表1
において 良=○とした。)(E)ブロッキング性 トナー粉末100.Fを紙袋に入れ、100g/lの荷
重を袋に加え、30℃で24時間後のトナーの状態で判
定した。(表1において ブロクキングなし一〇とした
。) (粒径の測定) 粒径の測定は電子顕微鐘写真法で行ない、写真上にて5
0粒子以上の粒子の粒径を測定し。
平均粒径値および粒径の標準偏差値をめた。
(ガラス転移温度) DSC法にて測定した。
上記の結果を表1に示した。なお比較例1として市販の
複写機用トナー(富士ゼロックス■製XEROX297
0用トナー・商品コードD211)、、、□1え、□1
.ヨ、い。 )2 :実施例−2〜4 実施例1におけるトナーの製造方法において。
ラテックスBの代りにラテックスCを種ポリマー粒子と
して用い、ラテックスCとモノマーの重量比(ラテック
ス/モノマー)および重合転化率を表1のごときに変更
した以外は実施例1と同様にして黒色のトナー粉末を作
製した。得られたトナー粉末の性能評価結果を表1に示
す。
実施例−5〜6 実施例1におけるトナーの製造方法において・ラテック
スBの代りにラテックスCを種ポリマー粒子として用い
、ラテックスCとモノマーの重量るスチレンとブチルア
クリレートの重量比殖えた以外は実施例1と同様にして
黒色のトナー粉末を作製した。得られたトナー粉末の性
能評価結果を表1に示す、 実施例−7 実施例1におけるトナーの製造方法において・ラテック
スBの代りにポリスチレンラテックス(平均粒径0.4
5μm1粒子径の標準偏差値0.10μm。
以下ラテックスDと称す。)を種ポリマー粒子として用
い9重合転化率を97チとした以外は実施例1と同様に
して黒色のトナー粉末を作製した。
得られたトナー粉末の性能評価結果を表1に示す。
比較例2 実施例1で作製したラテックスBIJに、1−クロルド
デカン211をラウリル硫酸ソーダ0.15I、水10
.Pおよびアセトン3gで乳化した乳化液を加え、12
時間攪拌して、ラテックスBに1−クロルドデカンを吸
収させた。これに前記のカーボンブラック5g、スチレ
ン83g、ブチルアクリレート17I!およびアゾビス
イソブチロニトリル0.5gとともに混合して12時間
攪拌した。
モノマーはラテックスBに吸収されたものの。
カーボンブラックは凝集塊となって水中に懸濁するのみ
であった。
これをこのまま70℃で重合したが、得られるポリマー
粒子には実質的にカーボンブラックが入らなかった。
比較例3 実施例1におけるトナーの製造方法において。
モノマー中のアゾビスイソブチロニトリルなOとし2重
合時に水溶性重合開削(過硫酸カリウム0.5yを水に
溶解した水溶液)を使用した以外は実施例1と同様にし
て重合を行なった。
得られたポリマー粒子を電子顕微鏡で観察したところ、
0.15〜0.3μmの小粒子が大部分で、他にカーボ
ンブラック粒子がそのまま存在していた。
水溶性重合開始剤を使用したため2重合中に新粒子が発
生し、カーボンブラックが粒子内に入らなかったものと
考えられる。
実施例−8 ラテックスDIII(固形分として)に、1−クロルド
デカン2gをラウリル硫酸ソーダ0.15g・水10F
およびアセトン3gで乳化した乳化液を加え、12時間
攪拌して、ラテックスDに1−クロルドデカンを吸収さ
せた。これにジビニルベンゼン40g、ビニルピリジン
40g、ブチルアクリレート20gおよびアゾビスイソ
ブチロニトリルIJ9を)ルエン100gに溶かした溶
液、および水200gを加え、30分間攪拌して、ラテ
ックスDにモノマーおよびアゾビスイソブチロニトリル
を吸収させた。次に三菱カーボンブラックMA−600
(三菱化成■製)5Iを水’100 Ifに入れホモジ
ナイザーで十分に懸濁、攪拌したカーボンスラリーを添
加し1強めに攪拌しながら70℃で12時間の重合を行
なった。
重合転化率95%で、遠心分離で粒子を沈降させて取り
出し、アセトン1ノで洗浄して粒子内部のトルエンを抽
出し20℃で減圧乾燥してカーボンブラックが入った黒
色のトナー粉末が得られた。
次に該粉末を水11に再び分散し、塩化第1鉄6水塩6
0y、塩化第2鉄4水塩25IIおよび水1ノの溶液を
加え、 l Q mmHgまで減圧しながら 1□13
0分間攪拌を行なった。液を常圧にもどした後。
25チアンモニア水でp H8,0までpHを上げ、さ
らに80℃で30分間加熱を行なった。そのご該液をろ
過し、20℃で減圧乾燥する〜ことにより粉末中に磁性
体(マグネタイト)を25%およびカーボンブランクを
5チ含有する黒色の磁性トナー粉末を得た。
該粉末の平均粒径は2,2μm1粒径標準偏差値は0.
42μm・ガラス転移温度は72℃であり、磁石に強く
付着した。
C発明の効果〕 本発明の効果を列挙すれば・下記のとおりである。
(1)膨潤吸収重合法にて粒子中にカーボンブラックを
入れることができる。
(2)本発明で得られるポリマー粒子は・大粒径である
(3)本発明では用いる種ポリマーによって得られるポ
リマー粒子の粒径を均一にすることができる。
(4)本発明で得られるカーボン含有ポリマー粒子は、
大粒径(2〜15am)および均一粒径であるので、ト
ナーとして有用である。(解像度がよく、粉よごれが少
ない。) 特許出願人 日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中の種ポリマー粒子に親油性物質を吸収させた
    後・七ツマ−を吸収させ・その後カーボンブラックの水
    性スラリーを添加し、油溶性重合開始剤を用いて重合を
    行なうことを特徴とするカーボン含有微粒子状の重合体
    の製造方法。
JP11528284A 1984-06-05 1984-06-05 重合体の製造方法 Pending JPS60258203A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04275304A (ja) * 1990-11-30 1992-09-30 Fina Technol Inc 重合系への不溶性添加剤の注入
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