JPS60255711A - ペンシル状化粧料 - Google Patents
ペンシル状化粧料Info
- Publication number
- JPS60255711A JPS60255711A JP59111527A JP11152784A JPS60255711A JP S60255711 A JPS60255711 A JP S60255711A JP 59111527 A JP59111527 A JP 59111527A JP 11152784 A JP11152784 A JP 11152784A JP S60255711 A JPS60255711 A JP S60255711A
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- JP
- Japan
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- sucrose
- oil
- ester
- pencil
- maltose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発粉が抑制されたペンシル状化粧料に関する。
一般に、アイライナーペンシル、アイブローペンシル、
す、ブペンシルなどのペンシル状化粧料は押出成型によ
って製造される。従って、固形化剤として用いられる固
形油分には押出成型性あるいは成型芯の折れ強度といっ
た特性に優れているごとが要求される。このため、ペン
シル状化粧料にはそのような観点から固形油分として木
ロウを配合することが必須とされている。
す、ブペンシルなどのペンシル状化粧料は押出成型によ
って製造される。従って、固形化剤として用いられる固
形油分には押出成型性あるいは成型芯の折れ強度といっ
た特性に優れているごとが要求される。このため、ペン
シル状化粧料にはそのような観点から固形油分として木
ロウを配合することが必須とされている。
ところが、木ロウを含有するペンシル状化粧料は経時で
発粉（ブルーム）という現象があり、しばしば外観不良
という問題が生じる。
発粉（ブルーム）という現象があり、しばしば外観不良
という問題が生じる。
は麦芽糖の脂肪酸エステルが木ロウの結晶成長を阻止し
、発粉を防止し得ることを見い出した。
、発粉を防止し得ることを見い出した。
すなわち、本発明は、ＩＯＢ値が００８〜α４１の常温
で液状の油分、木ロウ、および蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸
エステルを含有することを特徴とするペンシル状化粧料
である。
で液状の油分、木ロウ、および蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸
エステルを含有することを特徴とするペンシル状化粧料
である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明において用いられる蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸エス
テルは・蔗糖又は麦芽糖と炭素数１４〜ηチン酸、バル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキシン酸、ベヘン酸等で
ある・蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸エステルの配合量はペン
シル状化粧料全ｆｔ中の１−１０重量メ（以下、単に％
と略す）であり、木ロウと蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸エス
テル七の爪Ｊ比は１ α１〜１０である。木ロウとの比
が０１未満では本発明の効果がなく、１０を超えるとの
び等の使用性に悪影響を与える。
テルは・蔗糖又は麦芽糖と炭素数１４〜ηチン酸、バル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキシン酸、ベヘン酸等で
ある・蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸エステルの配合量はペン
シル状化粧料全ｆｔ中の１−１０重量メ（以下、単に％
と略す）であり、木ロウと蔗糖又は麦芽糖の脂肪酸エス
テル七の爪Ｊ比は１ α１〜１０である。木ロウとの比
が０１未満では本発明の効果がなく、１０を超えるとの
び等の使用性に悪影響を与える。
本発明においては上記必須構成成分である蔗糖又は麦芽
糖の脂肪酸エステルを配合すべきペンシル状化粧料は前
述の通り、木ロウを含有するペンｊ（ ンル拳化粧料であり、芯底型方法は通常は押し出し成型
が用いられる。
糖の脂肪酸エステルを配合すべきペンシル状化粧料は前
述の通り、木ロウを含有するペンｊ（ ンル拳化粧料であり、芯底型方法は通常は押し出し成型
が用いられる。
木ロウの配合量は一般的に１−１５％である。
−ル、ジ２ヘプチルウンデカン酸グリセロール、パルミ
チン酸インステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル
、２オクチルドデカノール、リンゴ醐ジインステアリル
、２デシルテトラデカノール、２エチルへキシルセバケ
ート、ジイソプロピルセバケート、コハク酸ジイソオク
チル、２エチルヘキサン酸セチル、トリメチロールプロ
パン；トリイソオクタノエート トリメチロールプロパ
ン犀トリイソステアレート、ペンダエリスリトールテト
ライソオクタノエート、オリーブ油・ヒマシ油、掻油、
マカデミアナ、）油、ラノリンエステル等を挙げること
ができる。配合量はベンンル状化粧料全量中の５〜３０
％である。
チン酸インステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル
、２オクチルドデカノール、リンゴ醐ジインステアリル
、２デシルテトラデカノール、２エチルへキシルセバケ
ート、ジイソプロピルセバケート、コハク酸ジイソオク
チル、２エチルヘキサン酸セチル、トリメチロールプロ
パン；トリイソオクタノエート トリメチロールプロパ
ン犀トリイソステアレート、ペンダエリスリトールテト
ライソオクタノエート、オリーブ油・ヒマシ油、掻油、
マカデミアナ、）油、ラノリンエステル等を挙げること
ができる。配合量はベンンル状化粧料全量中の５〜３０
％である。
なお、 ＩＯＥ （ｉｎｏｒｇａｎｉｃ ｏｒｇａｎｉ
ｃ ｂａｌａｎｃｅ ）値とは、「化学の領域」第１１
巻、第１Ｏ号、第７１９頁〜７２５頁、１９５７年に示
されている藤田による。計算方法に従い算出した無機性
及び肴“機外の値の比、すなわち次式によってあられさ
れる数値である。
ｃ ｂａｌａｎｃｅ ）値とは、「化学の領域」第１１
巻、第１Ｏ号、第７１９頁〜７２５頁、１９５７年に示
されている藤田による。計算方法に従い算出した無機性
及び肴“機外の値の比、すなわち次式によってあられさ
れる数値である。
明する。本発明は、これらにより限定されるものではな
い。配合量は重量％である。
い。配合量は重量％である。
（以下余白）
実験例１ アイライナーペンシル
（＆） （ｂ） （Ｃ） （ｄ） （ｅ）う／リン ５
．０ ４０ ３．０ ２Ｃ１−蔗糖スデアリン酸エステ
ル −１，０２，０５，０１０，０顔料 ５α０５α０
５α０５α０５００ラノリン、ステアリン酸、硬化ヒマ
シ油、モクロウ、カルナバロウ、ジ２ヘプチルウンデカ
ン酸グリ七ロール、蔗糖脂肪酸エステルを艶〜９０ ”
Ｃで溶解後、顔料を添加して分散した。冷却後、押出成
型して鉛筆芯を得た。鉛筆芯を００．１５°、２５°、
３５°、４５° の恒温槽に１力月放置後・その発粉状
態を観察した。結果を表１に示す。蔗糖ステアリン酸エ
ステルを配合していない（ＩＬ）は０°、１５°、２５
°Ｃで激しく発粉するのに対して、蔗糖ステアリン酸エ
ステルを配合したｔｂ）〜（ｅ）は発粉しなくなり・特
に配合ｍが５％以上の（（１）、ｔｅ＞ではどの湿度条
件でも３力月以上経過しても全く発粉しなかった。
．０ ４０ ３．０ ２Ｃ１−蔗糖スデアリン酸エステ
ル −１，０２，０５，０１０，０顔料 ５α０５α０
５α０５α０５００ラノリン、ステアリン酸、硬化ヒマ
シ油、モクロウ、カルナバロウ、ジ２ヘプチルウンデカ
ン酸グリ七ロール、蔗糖脂肪酸エステルを艶〜９０ ”
Ｃで溶解後、顔料を添加して分散した。冷却後、押出成
型して鉛筆芯を得た。鉛筆芯を００．１５°、２５°、
３５°、４５° の恒温槽に１力月放置後・その発粉状
態を観察した。結果を表１に示す。蔗糖ステアリン酸エ
ステルを配合していない（ＩＬ）は０°、１５°、２５
°Ｃで激しく発粉するのに対して、蔗糖ステアリン酸エ
ステルを配合したｔｂ）〜（ｅ）は発粉しなくなり・特
に配合ｍが５％以上の（（１）、ｔｅ＞ではどの湿度条
件でも３力月以上経過しても全く発粉しなかった。
表１
丹 激しい発粉
＋ わずかに発粉
−発粉なし
実験例２ アイブロウペンシル
ｔａ〕ｔｂ）（ｃｌ Ｌｄ） （ｅ）
オクタノエート
蔗糖ステアリン醸エステル −１，０２Ｃ１３，０５，
０無機顔料 ５４，０ ５３．０ ５２Ｐ０ ５１．０
５α０鉛筆芯は実験例１と同様にして製造した。発粉
も同じように評価した結果、蔗糖ステア１ノン酸エステ
ルを配合していない（＆）はδ°Ｃ′ｂ）ら４５°Ｃで
激しく発粉したが・蔗糖ステアリン酸エステルを１％添
加したｔｂ）はその発粉の程度がかなり改良され、２％
以上配合した（Ｃン〜（ｅ）では全く発粉しな力）つた
。
０無機顔料 ５４，０ ５３．０ ５２Ｐ０ ５１．０
５α０鉛筆芯は実験例１と同様にして製造した。発粉
も同じように評価した結果、蔗糖ステア１ノン酸エステ
ルを配合していない（＆）はδ°Ｃ′ｂ）ら４５°Ｃで
激しく発粉したが・蔗糖ステアリン酸エステルを１％添
加したｔｂ）はその発粉の程度がかなり改良され、２％
以上配合した（Ｃン〜（ｅ）では全く発粉しな力）つた
。
実験例３ リップペンシル
（ａ） （ｂ）
蔗糖バルミチン酸エステル −５０
有機顔料 ４αｏ３５０
実験例１に帛じて芯を製造し、発粉を評価したところ・
蔗糖ツクルミチン酸エステルを配合してし）ない（ａ）
は１５°Ｃから４５”Ｃで発粉したが、５％配合した（
ｂ）はすべての温度条件で全く発粉しなかった。
蔗糖ツクルミチン酸エステルを配合してし）ない（ａ）
は１５°Ｃから４５”Ｃで発粉したが、５％配合した（
ｂ）はすべての温度条件で全く発粉しなかった。
（以下余白）
実験例４ アイライナーペンシル
（ａ） （ｂ）
ラノリン ５．Ｏｉｌｌ、０
無機顔料 ４５，０ ４５．０
実験例１に帛じて芯を製造し、発粉を評価したところ、
麦芽糖ベヘン酸エステルを配合していない（ａ）は１５
°Ｃとδ°Ｃで発粉したが、３％配合した（ｂ）は全く
発粉しなかった。
麦芽糖ベヘン酸エステルを配合していない（ａ）は１５
°Ｃとδ°Ｃで発粉したが、３％配合した（ｂ）は全く
発粉しなかった。
実験例５ アイライナーペンシル
（ａ） （ｂ）
ラノリン ３．〇−
庶蔗糖ウリン酸エステル −３０
実験例１に準じて各成分を混合し、流込成型によって成
型した。蔗糖ラウリン酸エステルを配合していない（ａ
）は５℃から４５°Ｃで激しく発粉したが、（ａ）に蔗
糖ラウリン酸エステルを３％配合した（ｂ） １．Ｊ３
５ ℃、４５℃での発粉は全くなく、２５’Ｃでわずか
に発粉したのみであった。
型した。蔗糖ラウリン酸エステルを配合していない（ａ
）は５℃から４５°Ｃで激しく発粉したが、（ａ）に蔗
糖ラウリン酸エステルを３％配合した（ｂ） １．Ｊ３
５ ℃、４５℃での発粉は全くなく、２５’Ｃでわずか
に発粉したのみであった。
ペンシル状化粧料には木軸や樹脂軸に芯を入れた鉛筆タ
イプの他にカートリ、ジ式もあり、カートリッジ式の場
合には芯を流込成型によって製造することも多い。本発
明の発粉防止剤は流込成型芯にも同じように効果がある
。また、木ロウを配合し、た処方であれば、形態が特に
ベンノル状でない化粧料に対しても有効であることは、
（うまでもない。
イプの他にカートリ、ジ式もあり、カートリッジ式の場
合には芯を流込成型によって製造することも多い。本発
明の発粉防止剤は流込成型芯にも同じように効果がある
。また、木ロウを配合し、た処方であれば、形態が特に
ベンノル状でない化粧料に対しても有効であることは、
（うまでもない。
特許出願人 株式会社 資 生 堂
Claims (1)
- ＩＯＢ値が０．０８〜０．４ｌの常温で液状の油分、木
口ウ、および庶糖又は麦芽糖の脂肪酸エステルを含有す
ることを特徴とするペンシル状化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59111527A JPS60255711A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | ペンシル状化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59111527A JPS60255711A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | ペンシル状化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60255711A true JPS60255711A (ja) | 1985-12-17 |
Family
ID=14563591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59111527A Pending JPS60255711A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | ペンシル状化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60255711A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070188A1 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-27 | Unilever Plc | LOW pH HIGH FATTY ACID VANISHING CREAM |
| JP2008156257A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Tokiwa Corp | 棒状化粧料 |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP59111527A patent/JPS60255711A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070188A1 (en) * | 2000-03-21 | 2001-09-27 | Unilever Plc | LOW pH HIGH FATTY ACID VANISHING CREAM |
| JP2008156257A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Tokiwa Corp | 棒状化粧料 |
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