JPS6025518A - 樹脂補強フイルタ−・エレメント - Google Patents

樹脂補強フイルタ−・エレメント

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JPS6025518A
JPS6025518A JP13188783A JP13188783A JPS6025518A JP S6025518 A JPS6025518 A JP S6025518A JP 13188783 A JP13188783 A JP 13188783A JP 13188783 A JP13188783 A JP 13188783A JP S6025518 A JPS6025518 A JP S6025518A
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JP
Japan
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resin
resins
filter element
epoxy resin
curing accelerator
Prior art date
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Application number
JP13188783A
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JPH0543402B2 (ja
Inventor
Hideo Inoue
秀雄 井上
Kunio Matsuyoshi
邦夫 松吉
Kazuhiko Kawamoto
和彦 河本
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された樹脂補強フィルター・エレメントに
関し、さらに詳細には、特定の組み合せによる二種の熱
硬化性樹脂の混合物ないしは両樹脂の反応物の溶液を含
浸剤として用いてなる、淡色でしかも耐薬品性に優れた
フィルター・エレメントに関する。
1紙を基材とするフィルター・エレメントは、従来より
、フェノール樹脂を含浸させて補強せしめた形で、自動
車および化学工業用、その他一般用途に供されているが
、商品価値を決するとも言える変色性の問題がある処か
ら、多くは白色系バインダーとしてエーテル化メラミン
IJlffrや酢酸ビニル系樹脂などが用いられる破口
になっている。
しかしながら、酢酸ビニル果樹り旨バインダーにあって
は、ハ醐脂自体が熱可塑性である処から耐熱性に停ると
いう欠点があるし、他方、エーテル化メラミン樹脂にあ
ってはそれ自体が脆Vφであるという欠点がある。
加えて、フェノール樹脂といい、エーテル化メラミン樹
脂といい、酢酸ビニル系樹脂といい、これらはいずれも
総じて耐薬品性に欠陥を有するものであるが、その上に
食品加工用としての過マンガン酸カリウム消費量が大き
いという欠点をも有しており、就中、酢酸ビニル系樹脂
にあっては、この耐薬品性とさらに耐油性とが前記他の
二種の(g1脂に比して一層劣るという欠点がある。
しかるに、本発明者らはこうした技術的背景の中で、フ
ェノール樹脂中の水酸基とエポキシ(鼓脂中のオキシラ
ン環との架橋反応に着眼し、かかる架橋反応を経由して
淡色で、しかも不融の硬化物が得られること、とりわけ
未反応フェノール分の除去も容易で、しかもオリゴマー
自体の貯蔵安定性も良好なノボラック型フェノール樹脂
を用い、そしてこのノボラック型フェノール樹脂と各種
エポキシ樹脂との組み合わせになる、これら両樹脂の混
合物ないしは反応物を補強用含浸樹脂として使用した処
、得られたフィルター・エレメントが淡色にして耐熱性
および耐薬品性にすぐれることを見出すに及んで、本発
明を完成させるに到った。
すなわち、不発明はエポキシ樹脂とノボラック型フエノ
ル樹脂との混合物の溶液、ないしはこれら両樹脂の反応
物の溶液を基材に含浸させ、次いで乾燥し硬化せしめて
なるフィルター・エレメントを提供するものである。
ここにおいて、前記ノボラック型フェノール樹脂とは、
酸性融媒の存在下で、各種フェノール類と各種ポルムア
ルデヒド供給物質とを反応せしめて得られるものを相称
する。
当該ノボラック型エポキシ樹脂はその製造法にも依存す
るが、一般には未反応フェノール分が1〜5重a・係な
る範囲であり、さらに精製方法によっては0.05重珀
係以下に低減させることもできる。
因みに、在来よりフィルター用含浸樹脂として用いられ
ているレゾール型フェノール樹脂は剛性を付与しつると
いう利点により最も実績の高いものではあるが、未反応
フェノール含有率が5〜10重量係と大きい処から薬傷
の問題もあって4この未反応フェノール分の少ない含浸
補強用バインダーが望ましいといえる。
これに対し、当該ノボラック型フェノール樹脂はアルデ
ヒド源(ホルムアルデヒド供給物質)を添加して加熱す
ることにより架橋硬化せしめることができるが、当該樹
脂自体は熱可塑性であるし、しかも精製により未反応フ
ェノール分を0.1重t4以下となすことも可能であり
、エポキシ樹脂の架橋剤として用いることにより良好な
フィルター・エレメント用バインダーとなり5る。
とくに、当該ノボラック型フェノール6Mffの中でも
、ハイオルソ型のものとしたり、p−クレゾール、p−
t−ブチルフェノールの如きp−アルキル置換フェノー
ル類またはビスフェノール類を原料としたりすることに
より、フィルター・エレメントの耐変色性を一層向上さ
せることもできる。
他方、前記したエポキシ樹脂とは「高分子加工」別冊−
9「エポキシ樹脂」(高分子刊行会発行)に記載される
すべてのエポキシ樹脂を相称するものであるが、とくに
1分子中に少な(とも2個のオキシラン環を有するもの
が好ましく、さらに好ましくはノボラック型エポキシ樹
脂の如き多官能エポキシ樹脂である。
ここにおいて、前記したそれぞれの樹脂の官能基比(水
酸基/オキシラン環)としては0,5〜1.5、好まし
くは0゜5〜1.0なる範囲がよい。かかる範囲を逸脱
した場合には架橋点が減少して強度、剛性共に低下する
ので好ましくない。
本発明においては、エポキシ樹脂とノボラック型フェノ
ール樹脂との混合物に、さらに硬化促進剤をも配合せし
めてそのままの状態(A−ステージ)で用いてもよいし
、予めこれら両樹脂との間で部分的に反応せしめた状態
(B−ステージ)となしてから用いてもよいが、作業性
などをn案すれば取り扱い易い粘度とすべき処から、溶
液の状態で使用するのがよい。
このさいに用いられる硬化促進剤としては、3級アミン
類もしくは3級アミン・BF3塩類またはイミダゾール
類などが有効であシ、安定性および硬化性の点よシ硬化
促進剤の景はエポキシ樹脂に対して0.1〜1重景係な
る範囲が好ましい。
次に、本発明を実施例および比較例によシ具体的に説明
するが、以下において「多」とあるのは「重量%」であ
るものとする。
実施例1 [エピクロンN−775J[大日本インキ化学工業■製
のエポキシ樹脂〕の180kgに、[プライオーフェン
ZA−104O45−65x (同上社製のノボラック
型フェノ−A櫂1脂)の180に!i’、メチルエチル
ケトンの720kl/および[キュアゾール2−PZJ
[四国化成■製の2−フェニルイミダゾール]の3.2
 kgを均一に溶解混合せしめて固形分が60係なるフ
ェンを調製した。
次いで、このフェンを含浸槽に入れて濃度を10幅に調
整し、かくして得られた樹脂液を東洋P紙(掬製のじf
56」71紙に含浸させたのち((耐指付着率=63係
)、80℃で10分間乾燥させてB−ステージ化せしめ
、さらに160℃で10分間加熱硬化せしめてC−ステ
ージ化せしめた。
ここに得られた硬化物の外観、は黄変もなく、B−ステ
ージ化時点でのプリーツ加工では含浸紙(B−ステージ
化紙)の折損もなく、さらに折り重ね状態での加熱硬化
に]dいても融着は認められなかった。
実施例2 [エビクロンN−740−0−8O(同上社製のエポキ
シ団脂)の200kgに、 [バーカム’]”D−20
93−60M1(同上社製のノボラック型フェノール樹
脂)の50X/および「キュアゾール2PZJの0.1
5kgを均一に溶解m合し、25℃における粘度が20
0 CPSになるまで70℃の温度で加熱熟成せしめた
さらに、メチルエチルケトンを加えて濃度を60チに調
整し、冷却せしめてから、これを含浸槽に移して、さら
に10チなる濃度に希釈調整し、か(して得られた樹脂
液を「/f6.6」1紙に含浸させたのち(樹脂付着率
−33LI))、80℃で5分間乾燥させ、さらに16
0℃で10分間加熱硬化せしめた。
硬化物は少々黄色した程度で、B−ステージ化時点での
プリーツ加工性も良好で、加熱硬化時の融着も何ら認め
られなかった。
比較例1 [ブライオーフェンTD−2512KJ (同上社製の
レゾール型フェノール樹脂)をメタノールで固形分の度
が10係となるように希釈調製した樹脂液を用いた以外
は、実施例1と同様にして樹脂含浸沢紙を得た。
C−ステージ化紙の外観は黄褐色を呈していた。
手続補正管 1.事件の表示 昭和58年特許願第131887号 2、発明の名称 48 JJI補強フィルター・エレメント3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
B)大日本インキ化学工業株式会社代表宥 川 利 茂
 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区口本橋三丁目7番20号・大日
本インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表)(
8876)弁理士 高 橋 謄 利 5、補正命令の日付 自発 6、補正の対象 7、補正の内容 (1) 明細書の第8頁2行目および 第9頁6行目の記載 「嘔6」を、それぞれ r陽60Jに訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エポキシ樹脂とノボラック型フェノール樹脂との混合物
    の溶液、ないしはこれら西樹脂の反応物の溶液を基材に
    含浸させ、次いで乾燥し硬化せしめてなるフィルター・
    エレメント。
JP13188783A 1983-07-21 1983-07-21 樹脂補強フイルタ−・エレメント Granted JPS6025518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188783A JPS6025518A (ja) 1983-07-21 1983-07-21 樹脂補強フイルタ−・エレメント

Applications Claiming Priority (1)

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JP13188783A JPS6025518A (ja) 1983-07-21 1983-07-21 樹脂補強フイルタ−・エレメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025518A true JPS6025518A (ja) 1985-02-08
JPH0543402B2 JPH0543402B2 (ja) 1993-07-01

Family

ID=15068463

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JP13188783A Granted JPS6025518A (ja) 1983-07-21 1983-07-21 樹脂補強フイルタ−・エレメント

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04259398A (ja) * 1991-02-13 1992-09-14 Riken Light Metal Ind Co Ltd 模様付きアルミニウム又はアルミニウム合金部材とその部材からなる表示体若しくはその製造法
JP2012516225A (ja) * 2009-01-29 2012-07-19 ネーナー・ゲッスナー・ゲーエムベーハー 単層又は複数層を有する濾過材及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134622A (en) * 1979-04-09 1980-10-20 Taiho Kogyo Co Ltd Filter

Patent Citations (1)

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JP2012516225A (ja) * 2009-01-29 2012-07-19 ネーナー・ゲッスナー・ゲーエムベーハー 単層又は複数層を有する濾過材及びその製造方法

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