JPS60252303A - 光学フイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は光学フィルタに間する。

〔発明の背景〕

一定波長帯域の光のみを検出する場合、従来シャープカ
ットフィルタが使用されることが多かった。ここに、シ
ャープカットフィルタは着色剤によって着色された透明
体よりなり、この透明体に光を透過させることにより一
定波長以上の帯域の光のみを検出していた。しかし、こ
のようなシャープカットフィルタは、光透過時のエネル
ギー損失を避けることができない。

〔発明の目的〕

この発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案さ
れたもので、エネルギー損失の極めて少ないシャープカ
ットフィルタとして使用し得る光学フィルタを提供する
ことを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明に係る光学フィルタは、少なくとも表面が銀よ
りなる反射鏡を用い、銀の分光反射率を活用して紫外域
の光を除去するものである。

〔発明の実施例〕

次にこの発明に係る光学フィルタの一実施例を図面に基
づいて説明する。

第１図は銀の分光反射率を示すグラフであり、可視光域
■よりも短い波長に対する反射率が極めて低いことが示
されている。従って少なくとも表面が銀よりなる反射鏡
を用いれば、紫外域の光を除去することができ、他の波
長域の光を高効率で反射し得る。

この反射鏡の構成は種々考えられるが、例えば、鏡以外
の物質の表面に銀被膜を形成し、あるいは全体を銀によ
って形成することができる。

そしてこのような光学フィルタは、例えば第２図に示す
可視光検出装置に利用できる。

第２図において、鏡筒■内に、表面Ｆに銀被膜が形成さ
れた凹面鏡２が収納され、この凹面鏡２の焦点位置には
第２の反射鏡３が配置されている。凹面鏡２の中心部に
は透孔４が穿設され、反射−３で反射された光はこの透
孔４を通過する。

凹面鏡２は、その表面の銀被膜において紫外域の光の大
部分を吸収してしまうのて、透孔４を通過する光は、可
視光域および赤外域のみとなる。透孔４の背後しこは、
プリズム６が配置され、プリズム５によって分光された
赤外域の光を、遮へいするナイフ６が配置されている。

従ってナイフ６を通過する光は可視光のみとなる。ナイ
フ６を１ｉｉｌＡＬｚた光は、光センサ７に入射されそ
のパワが測定される。

光センサ７によって可視光のパワを測定すれば、例えば
人間の目が知覚している光を定量化して機械に入力する
ことが可能になり、ロホットに人間と同し視覚を与える
ことも可能となる。

なお、光センサ７として、限界波長が可視光域の上限ま
たはその近傍にあるホトダイオートを用いれば、プリズ
ム５およびナイフ６は不用となる。

〔発明の効果〕

前述のとおり、この発明に係る光学フィルタは少なくと
も表面を鏡で形成したので高効率で紫外域を除去し得る
という優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は銀の分光反射率を示すグラフ、第２図はこの発
明に係る光学フィルタを用いた可視光検出装置を示す断
面図である。 ■・・・・・・可視光域、Ｆ・・・・・・表面。 ｌ・・・・・・鏡筒、　２・・・・・・面鏡、　３・・
・・・・反射鏡。 ４・・・・・・透孔、　５・・・・・・プリズム、　６
・・・・・・ナイフ７・・・・・・光センサ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｏ）少なくとも表面が銀よりなる反射鏡を備えた、光学
   フィルタ。 （２）反射鏡で反射された光を分光するプリズムと、こ
   のプリズムを通過した光のうち赤外線を遮へいする遮へ
   い物とをさらに備えていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の光学フィルタ。 （３）限界波長が可視光域の上限またはその近傍にある
   ホトダイオードをさらに備えていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の光学フィルタ。