JPS60250945A - ペ−パコアの製造方法 - Google Patents

ペ−パコアの製造方法

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JPS60250945A
JPS60250945A JP10912484A JP10912484A JPS60250945A JP S60250945 A JPS60250945 A JP S60250945A JP 10912484 A JP10912484 A JP 10912484A JP 10912484 A JP10912484 A JP 10912484A JP S60250945 A JPS60250945 A JP S60250945A
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JP
Japan
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paper
flame
retardant
core
paper core
Prior art date
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Pending
Application number
JP10912484A
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English (en)
Inventor
西川 友次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIKAWA SHIKI KK
Original Assignee
NISHIKAWA SHIKI KK
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Publication date
Application filed by NISHIKAWA SHIKI KK filed Critical NISHIKAWA SHIKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、主として雨戸や扉、床などのパネル用芯材
として使用される難燃性の高いペーパコアの製造方法に
関する。
〈従来技術〉 パネル用ペーパコアとして、従来、耐酸性、耐アルカリ
性、耐腐食性、耐湿性などをもたせるために、段ポール
用の強化中芯紙やクラフト紙のような通常の原紙に熱硬
化性樹脂を含浸させ、この含浸紙により多数の貫通孔を
もつハニカム構造のペーパコアが製造されている。
一方、パネル用芯材となるペーパコアは建材の一部とし
て使用されるため、近年、防火の観点から難燃性のペー
パコアが要望されているが、現在一般に使用されている
アスベストとパルプを混合した難燃紙、水酸化アルミニ
ュームとパルプを混合した難燃紙、又はガラス繊維とパ
ルプを混合した難燃紙などは、その紙白体の幅方向の圧
縮強度が非常に弱く、所定の圧縮強度を必要とするペー
パコアにはそのまま使用できない。そこで、この種の難
燃紙でできたペーパコアを樹脂の溶液中に浸漬して樹脂
含浸を行ないその強度を増すことが考えられたが、この
種の難燃紙はパルプ繊維が少ないために溶液に浸した際
、全くその強度が弱くなって非常に破れやすく、浸漬に
よる難燃紙の樹脂含浸は不可能に近い。
〈発明の目的〉 本発明は、上記の点にかんがみなされたもので、原紙に
難燃紙を使用して難燃性の高いペーパコアを作ることが
できると共に、パネル用の芯材として要求される所定の
強度や耐水性等をペーパコアにもたせることができ、製
造工程における作業性が良好で生産効率も中上させるこ
とができるペーパコアの製造方法を提供することを目的
とする〈発明の構成〉 このために、本発明は、抄造時に熱硬化性樹脂を含浸し
た水酸化アルミニューム又はガラスm維を含む難燃紙を
所定の形状に切断する工程と、この難燃紙上に所定の間
隔で接着剤を線状に付着する工程と、接着剤を付けた多
数の難燃紙を交互にずらして重積接着し重積貼合紙を作
る工程と、この重積貼合紙を横に定寸裁断した後所定の
大きさに展張する工程と、展張しハこカム構造に形成し
た展張加工紙を熱硬化処理する工程とからなるペーパコ
アの製造方法を構成したものである。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、ハニカム構造のペーパコアの製造工程の説明
図を示し、1はペーパコアの原紙となる難燃紙である。
この難燃紙1は、水酸化アルミニュームとパルプ、ガラ
ス繊維とパルプ、或は水酸化アルミニュームとガラス繊
維とパルプを混合して抄造され、さらに、抄造時にはフ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が含浸される。このよう
な熱硬化性樹脂の抄造含浸により、溶液に浸すと弱くな
る難燃紙であっても効率良く確実に全体に熱硬化性樹脂
を含浸させることができる6熱硬化性樹脂を含浸した難
燃紙1は所定の大きさの方形に切断され、各紙の片面に
は所定の間隔で接着剤が線状に塗布される。この接着剤
には、熱硬化性樹脂を親和性をもち、耐水性、耐湿性、
耐熱性などの良好な例えば変性酢酸ビニール樹脂を使用
することができる。線状の接着剤を付けた所定の大きさ
の難燃紙1は、例えば、200〜400枚くらい重積接
着されるが、この時、展張時に六角形のハニカム構造を
形成するために、各紙の接着剤の線の位置は交互にずら
して接着される。なお、重積貼合の作業は、2〜3人の
作業者により、一般的なペーパコア貼合機を使用して行
なわれるが、難燃紙lの切断から一貫して重積貼合が性
能な自動貼合機を使用して行なうこともできる。
重積貼合された重積−貼合紙2は、次にプレス機にかけ
られて接着剤が乾燥するまで数分間適当な荷重により圧
縮される。完全に乾燥接着された重積貼合紙2は、続い
て精密カッタにかけられて所定の正確な寸法に縦横に裁
断される。
裁断された棒状重積貼合紙3は、接着不良や寸法許容値
等の中間検査を受けた後、2人の作業者がその両端3A
、3Bを軽く持って引き伸ばすことにより、又は展張機
にかけることによって展張作業が行なわれ、はぼ完成品
に近いハニカム構造の展張加工紙4が作られる。しかし
、この状態では折りたたみ状のペーパコアであって、展
張加工紙4の両端を固定しておかないと元に戻ってしま
い、形状を定形化するため、及び必要な強度をもたせる
ために、熱硬化処理が行なわれる。
すなわち、展張された展張加工紙4は、その展張形状を
固定化した状態、つまり長さと幅が規制される容器状の
コンテナに入れられた状態で、熱風乾燥炉5に入れられ
、150℃〜170”0の温度にて10分〜20分間の
熱処理が施される。この熱処理によって、紙に含浸され
ているフェノール樹脂が硬化し、所定の圧縮強度や剛性
をもったペーパコア6が完成する。
このように製造されたペーパコア6は、熱硬化処理によ
り形状が、完全に展張固定化され、要求される所定の圧
縮強度が確保されると共に、耐湿性、耐水性、及び難燃
性が極めて優れたものとなる。また、ペーパコア6は、
その後、定寸カッターにより所望の寸法に裁断され、ア
ルミニューム外被の雨戸や扉、天板や間仕切板等の芯材
としてその中空内部に挿入して使用されるが、上記のよ
うな製造工程により製造されるハニカム構造のペーパコ
アは、精密カッターによりその厚さ方向が切断されるか
ら、他の方法によって製造されるロールコア系の展張コ
アや段ボール紙を重積したフェザ−コア系の展張コアに
比べ、高い寸法精度の製品を製造することができる。
〈発明の効果〉 以」−説明したように、本発明に係るペーパコアの製造
方法によれば、抄造時に熱硬化性樹脂を含浸した水酸化
アルミニューム又はガラス繊維を含む難燃紙を使用して
ハニカム構造の展張加工紙を作り、これを熱硬化処理1
7てペーパコアを製造するように構成したから、従来、
強度的に弱いために使用できずにいた難燃紙を強化して
必要な圧縮強度をもたせ、難燃性の高いペーパコアを作
ることができる。また、難燃紙の抄造時に熱硬化性樹脂
を含浸させるため、すでに作られた難燃紙を熱硬化性樹
脂の溶液中に浸漬させる方法に比べ、紙の取扱いが容易
で浸漬により弱くなった紙を破ったりすることもなく良
好な作業効率でペーパコアを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図はペーパコアの製造
工程説明図、第2図はペーパコアの部分斜視図である。 1・・・難燃紙、2・・・重積貼合紙、3・・・棒状重
積貼合紙、4・・・展張加工紙、5・・・熱風乾燥炉、
6・・・ペーパコア。 特 許 出 願 人 芋 1 弱 ヤ 82 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抄造時に熱硬化性樹脂を含浸した水酸化アルミニューム
    又はガラス繊維を含む難燃紙を所定の形状に切断する工
    程と、該難燃紙上に所定の間隔で接着剤を線状に付着す
    る工程と、接着剤を付けた多数の難燃紙を交互にずらし
    て重積接着し重積貼合紙を作る工程と、該重積貼合紙を
    横に定寸裁断した後所定の大きさに展張する工程と、展
    張してハニカム構造に形成した展張加工紙を熱硬化処理
    する工程とからなるペーパコアの製造方法。
JP10912484A 1984-05-29 1984-05-29 ペ−パコアの製造方法 Pending JPS60250945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62141802U (ja) * 1986-02-28 1987-09-07
JPS63178033A (ja) * 1987-01-20 1988-07-22 西川紙器株式会社 無機シ−トコアの製造方法
US5679433A (en) * 1991-10-31 1997-10-21 Kabushiki Kaish Tokiwa Denki Noncombustible sheet, noncombustible laminated sheet, noncombustible honey comb structural material, noncombustible board, noncombustible molded product, and manufacturing method thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493419A (ja) * 1972-04-25 1974-01-12
JPS5831739A (ja) * 1981-08-18 1983-02-24 西川紙器株式会社 ペ−パコアとその製造方法

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