JPS6025082Y2 - プラネタリウムの投影装置 - Google Patents

プラネタリウムの投影装置

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JPS6025082Y2
JPS6025082Y2 JP10705877U JP10705877U JPS6025082Y2 JP S6025082 Y2 JPS6025082 Y2 JP S6025082Y2 JP 10705877 U JP10705877 U JP 10705877U JP 10705877 U JP10705877 U JP 10705877U JP S6025082 Y2 JPS6025082 Y2 JP S6025082Y2
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JP
Japan
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planetarium
auxiliary
projection device
axis
sky side
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JP10705877U
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JPS5433758U (ja
Inventor
健治 芝
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ミノルタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被投影面であるドームの広範囲に亘って帯状の
投影を行なう補助投影機を備えたプラネタリウムの投影
装置に関する。
補助投影機を備えたプラネタリウムの投影機として、従
来、単に垂直軸のまわりに回転可能な補助投影機を備え
たもの(実公昭50−41965号)、或いはプラネタ
リウムの架台に垂直軸のまわりに回転可能な回転板板を
設け、この回転板上に所要包括角度で補助投影機を配置
したもの(実公昭50−44206号)等がある。
しかし、前者のものにおいては、ドーム内の広範囲わた
って画像投影するだけの場合には複数の補助投影機を設
ければよいのであるが、各補助投影機により投影される
投影画像のつなぎ合せが困難な上に、投影画像をドーム
内で移動させる場合に各補助投影機の移動が一致し難く
、投影画像がバラバラになる欠点を包含していた。
さらに後者のものにおいては、回転板ごと回転させるか
ら投影画像がバラバラになることはないが、回転板がプ
ラネタリウムの本体ではなく架台に設けられており、回
転板の回転軸が垂直方向のみであるから、投影画像は垂
直軸のまわりに水平に回転するのみであり、しも、回転
板は架台の周囲を回転する結果、回転板の直径が数メー
トルと大型化重量化する上に、その駆動機構も大型化す
る欠点を包含していた。
本考案は上記欠点を解決したもので、ドーム内の天頂付
近は勿論、あらゆる位置に、あらゆる傾斜をもって環状
の投影像を投影できる補助投影機を備えたプラネタリウ
ムの投影装置を提供する。
実施例について図面と共に説明するとまず第1図から第
3図について、プラネタリウムはドーム2の中央に配置
され、その日周軸A1歳差軸B1緯度軸Cの各軸の交点
が天頂を通る垂直軸り上にある。
1はプラネタリウム本体で、架台3により支持されてい
る。
4,5は各々北天恒星投影球及び南天恒星投影球であり
、歳差軸Bを中心に自転し、日周軸A及び緯度軸Cを中
心に公転する。
6.7は各々北天側と南天側に日周軸Aに垂直に設けら
れて取付板で、日周軸A及び緯度軸Cを中心に前記恒星
投影球4,5と一体的に回動する。
8.9は各々、北天側と南天側の補助投影機収容体で取
付具10.11により取付板6,7に固定されている。
前記補助投影機収容体8,9には、各々4個の補助投影
機8−1.8−2.8−3゜8−4.9−1.9−2.
9−3.9−4が設けられており、該補助投影機8−1
〜8−4.9−1〜9−4は各々の被投影領域2−1.
2−2・・・・・・2−8をもってドーム2に画像投
影する。
この場合、各被投影領域2−1〜2−8における投影光
の重なりによって該重なり部が他のの部分より明るくな
ることが考えられるが、各補助投影機8−1〜8−4.
9−1〜9−4にアパーチャー板(図示せず)を焦点が
合わない位置に設けて同一光量に調整している。
′上記構成において、先ず各補助投影機8−1〜8−4
.9−1〜9−4に原画を挿入してドーム2上に投影し
、予め前記型なり合う部分の画像ズレを補正し、全投影
画像が連続的になるようにしておく。
これにより準備が完了する。
なお投影画像の帯幅は約60度の光の包括角度まで可能
である。
今、補助投影機をオンすると、ドームに画像の帯が現出
するが、この帯はプラネタリウムの日周運動と同期して
日周軸Aを中心に回転し、緯度変化と共に緯度軸Cを中
心としてその傾斜角度が変化するので、該2種類の変化
を利用することにより、動的で臨場感の溢れる映像をも
って観客を魅了できるのである。
例えば、補助投影機8−1〜B−4,9−1〜9−4の
原画として月面上からみた風景を用い、日周軸Aを垂直
軸りに一致させて画像を水平に現出させると、月面に立
ったときの風景が再現できる。
そして、さらに取付板6,7を日周軸A及び緯度軸Cの
回りに回動させることにより、風景が揺動し、宇宙船に
乗って月面上に着陸或いは離陸する臨場感を観客に与え
ることができる。
また、第1図に示す如く、投影帯を傾斜させた状態で、
原画として土星の環を用いると、土星に立って土星の環
を見ている状態を観客に与えることができるし、さらに
この状態で取付板6,7を日周軸Aの回りに回動させる
と、土星の環が土星の回りを回転する状態が現出できる
なお、上記実施例では説明しなかったが、各投影機は水
平面以下の画像をさえぎる部材を有し、観客に対して不
要な光線を与えないようになっている。
第4図は本考案の他の実施例を示す図であるが、補助投
影機8−1〜8−4.9−1〜9−4を取付けた補助投
影機収容体8,9を日周軸Aを中心に単独回転できる回
転リング14を介して取付板6,7に取付けたものであ
る。
12は複数のプーリーで、駆動プーリー13と共に回転
リング14を回転させる。
この実施例は前記第1図から第3図で説明した実施例の
ものに加えて、さらに補助投影機8−1〜B−4,9−
1〜9−4自体力用周軸Aの回りを独自でも回転できる
ので、恒星投影球4,5による恒星像と共に補助投影機
による画像を日周軸及び緯度軸Cの回りに回動させるこ
ともできるし、その途中にいて補助投影機による画像の
みを日周軸Aの回りに回動できるので、さらに変化に富
んだプラネタリウムの演出が可能となる。
なお、上記実施例では補助投影機を8個用いたが、ドー
ムを分割する数によって適宜決めればよいし、また補助
投影機は北天側或いは南天側の一方に全て設けてもよい
さらに回転リング14は北天側及び南天側の両方を一体
的に回転するようにしてもよいし、別々に回転させるよ
うにしてもよい。
以上本考案によれば補助投影機を緯度軸及び日周軸を中
心に本体と一体的に回動する取付板に設けることによっ
て、多種多様なプラネタリウム演出が可能となり、観覧
者をして臨場感を与え、観覧者を魅了する絶大な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略図で、第2図は第1
図を日周軸方向から見た図、第3図は第1図のプラネタ
リウム本体の拡大図、第4図は他の実施例を示す図であ
る。 1・・・・・・プラネタリウム本体、6,7・・・・・
・取付板、8−1.8−2.8−3.8−4.9−1゜
9−2.9−3.9−4・・・・・・補助投影機、14
・・・・・・回転リング、A・・・・・中周軸、C・・
・・・・緯度軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 南北恒星投影部を本体の両端に配置した型式のプラ
    ネタリウムにおいて、緯度軸及び日周軸を中心に本体と
    一体的に回動する取付板に、各々の投影画像が被投影面
    で連続した投影像を形成する複数の補助投影機を設けた
    ことを特徴とするプラネタリウムの投影装置。 2 補助投影機は取付板に固定されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のプラネタリウムの投影装置。 3 補助投影機は取付板に、日周軸を中心に単独回転可
    能な回転リングを介して取付けられている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のプラネタリウムの投影装置。 4 補助投影機は取付板の北天側と南天側に取付付けら
    れている実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項記載
    のプラネタリウムの投影装置。 5 北天側の補助投影機と南天側の補助投影機は同体的
    に回転する実用新案登録請求の範囲第4項記載のプラネ
    タリウムの投影装置。 6 北天側の補助投影機と南天側の補助投影機は別々に
    回転する実用新案登録請求の範囲第4項記載のプラネタ
    リウムの投影装置。
JP10705877U 1977-08-09 1977-08-09 プラネタリウムの投影装置 Expired JPS6025082Y2 (ja)

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JP10705877U JPS6025082Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 プラネタリウムの投影装置

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JP10705877U JPS6025082Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 プラネタリウムの投影装置

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Publication Number Publication Date
JPS5433758U JPS5433758U (ja) 1979-03-05
JPS6025082Y2 true JPS6025082Y2 (ja) 1985-07-27

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ID=29050811

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JP10705877U Expired JPS6025082Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 プラネタリウムの投影装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59198437A (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 電子カメラ用シヤツタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5433758U (ja) 1979-03-05

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