JPS60249670A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPS60249670A
JPS60249670A JP59104461A JP10446184A JPS60249670A JP S60249670 A JPS60249670 A JP S60249670A JP 59104461 A JP59104461 A JP 59104461A JP 10446184 A JP10446184 A JP 10446184A JP S60249670 A JPS60249670 A JP S60249670A
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coil
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Hiroyasu Nito
仁藤 博康
Tomoyuki Ogawa
知之 小川
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Kokusan Denki Co Ltd
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/155Analogue data processing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の回転と同期して交流電圧を誘起す
るエキサイタコイルを電源とし、該機関の回転に同期し
て信号を誘起する信号コイルを信号源として、点火コイ
ルの1次電流を制御することにより機関の点火時期に機
関点火用の点火プラグに印加する高電圧を発生させる内
燃機関用点火装置に関するものである。
[従来の技術] 内燃機関用の点火装置では、機関の回転数(rpm)に
応じて機関の点火時期を制御することが必要であり、機
関側の要求に合致した点火特性を有する点火装置を用意
する必要がある。機関側から多く要求される点火特性と
して、機関の回転数が第1の設定値に達した時に点火時
期を一定の割合いで進角させ、第2の設定値以上で点火
時期を一定にする特性がある。この様な点火特性を得る
従来の点火装置では、機関の回転数を検出して該回転数
が設定値に達した時に点火時期を一定の割合いで進角さ
せるようにしているが、従来の装置では、点火エネルギ
ーを供給するエキサイタコイルの出力または点火信号を
得る信号コイルの出力により回転数を検出していた為、
エキサイタコイルまたは信号コイルが設けられた発電機
の回転子と固定子との間のギャップの変動等による波形
のバラツキにより回転数の検出値に誤差が生じるのを避
けられず、これを避けようとすると回路が複雑化して装
置が高価になる欠点があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、簡単な構成で発電機の波形の影響を受
りることなく正確な進角動作を行なわせることができる
ようにした内燃機関用点火装置を提供することにある。
[発明の構成] 本発明が対象とする内燃機関用点火装置は、内燃機関の
回転に同期して交流電圧を誘起するエキサイタコイルを
点火電源とし制御信号入力端子に点火信号が与えられた
時に動作する半導体スイッチにより点火コイルの1次電
流を制御して点火動作を行なわせる点火回路と、前記内
燃機関の回転に同期して第1の極性の信号と第2の極性
の信号とを順次所定の角庶間隔で誘起する信号コイルの
出力を入力として前記1次電流制御用半導体スイッヂに
前記点火信号を供給して点火時期を決定する点火時期決
定回路とを備えたものであり、本発明の構成は以下に示
す通りである。
(a>前記点火時期決定回路は、 (イ)前記信号コイルから発生ずる信号の向後から発生
する前記第2の極性の信号で前記1次電流制御用半導体
スイッチに前記点火信号を供給する第1の信号供給回路
と、 (ロ)前記第2の信号より位相が進んだ前記第1の極性
の信号の発生時に前記1次電流制御用半導体スイッチに
前記点火信号を供給する第2の信号供給回路とを具備し
、 (b)前記第2の信号供給回路は、 (イ)前記エキサイタコイルの出力で一定の時定数で一
方の極性に充電される第1の積分コンデンサを備えた第
1の積分回路と、 (ロ)前記信号コイルからfqられる第1の極性の信号
により一定の時定数で定電圧充電される第2の積分コン
デンサを備えた第2の積分回路と、(ハ)前記第2の極
性の信号が発生した時に前記第1及び第2の積分コンデ
ンサを瞬時放電させるリセット回路と、 (ニ)前記第1の積分コンデンサの両端に得られる第1
の積分電圧と前記第2の積分コンデンサの両端に得られ
る第2の積分電圧とを比較する比較回路と、 (ホ)前記比較回路の出力により制御されて前記第2の
積分電圧が前記第1の積分電圧を超えた時に前記1次電
流制御用半導体スイッチに前記点火信号を供給するトリ
ガ回路とを備え、 (へ)前記内燃機関の回転数が設定値以上になった時に
前記第2の積分電圧が前記第1の積分電圧を超え得るよ
うに前記積分コンデンサの充電時定数が設定されている
[発明の作用] 上記の構成において、点火装置の基本的な動作は従来の
装置と同様であり、機関の点火時期に点火時期決定回路
から点火回路の1次電流制御用半導体スイッチに点火信
号が供給されると、1次電流制御用半導体スイッチが動
作して点火コイルの1次電流を制御し、該点火コイルの
2次コイルに点火用の高電圧を誘起させる。これにより
機関の気筒に取付けられている点火プラグに火花が生じ
、機関が点火される。
本発明の点火装置において、機関の回転に同期してエキ
サイタコイルに電圧が発生すると、該電圧の一方の半サ
イクルにおいて第1の積分回路の第1の積分コンデン・
すが一方の極性に充電され、該積分コンデンサの端子電
圧は一定の勾配で上昇していく。この第1の積分コンデ
ンサの電荷は信号コイルから第2の極性の信号が発生し
た時にリセット回路により瞬時に放電させられるため、
第1の積分コンデンサの両端に得られる第2の積分電圧
は、各第2の極性の信号が発生してから次の第2の極性
の信号が発生するまでの間一定の勾配で上昇する三角波
電圧となる。
一方第2の積分回路で(よ、前記信号コイルが発生する
第1の極性の信号により第2の積分コンデンサが定電圧
充電されるため、該第2の積分]ンデン4ノの端子電圧
は第1の極性の信号の発生位置から所定の勾配で上昇し
ていく。信号コイルから第2の極性の信号が発生すると
、リセット回路が第2の積分コンデンサの電荷を瞬時に
放電させるため、第2の積分コンデンサの両端に得られ
る第2の積分電圧は第1の極性の信号の発生位置から所
定の勾配で上昇して第2の極性の信号の発生位置で立ち
下がる三角波形を含んだ波形となる。
上記第2の積分電圧と第1の積分電圧と&j比較回路に
供給される。機関の回転数が設定値未満の場合には、上
記第2の積分電圧がその立上がり時に第1の積分電圧を
超えることができないため、トリガ回路は1次電流制御
用半導体スイッチに点火信号を供給しない。従って機関
の回転数が設定値未満の低速回転領域では、第1の信号
供給回路から第2の極性の信号により1次電流制御用半
導体スイッチに点火信号が与えられ、該第2の極性の信
号の発生位置で点火が行なわれる。
機関の回転数が第1の設定値以上になると、前記第2の
積分電圧の立下がる直前(該第2の積分電圧が最も高く
なった時)に該第2の積分電圧が第1の積分電圧を超え
るようになるため、前記比較回路がトリガ回路に点火信
号を出力させ、該点火信号が1次電流制御用半導体スイ
ッヂに供給される。第2の積分電圧が第1の積分電圧を
超える位置は、機関の回転数の上昇に伴って第1の極性
の信号の発生位置(第2の積分電圧の立上がり位置)ま
で進んで行ぎ、機関の回転数が第2の設定値に達すると
第2の積分電圧がその立上がり時に第2の積分電圧を超
えるようになる。従って機関の回転数が第1の設定値以
上第2の設定値以下の回転領域では、機関の点火時期が
一定の割合いで進角して行ぎ、第2の設定値を超える回
転領域では点火Pi 1111が一定になる特性が得ら
れる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て、1tよ1次コイル1a及び2次コイル1bを有する
点火コイル、2は図示しない機関の気筒に取付()られ
て点火]イル1の2次コイルに接続された点火プラグで
ある。1次コイル1a及び2次コイル1bの一端は接地
され、1次コイル1aの非接地側の端子に点火エネルギ
ー蓄積用コンデンサ3の一端が接続されている。コンデ
ンサ3の他端と接地間には放電制御用サイリスタ4がカ
ソードを接地側に向【プて接続され、ザイリスタ4のア
ノードとコンデンサ3との接続点にタイオード5のカソ
ードが接続され、ダイオード5のアノ−1にエキサイタ
コイル6の一端が接続されている。エキサイタコイル6
の他端はサイリスタ4のカソードに接続され、ダイオマ
ド5のカソードと接地間にアノードを接地側に向けたダ
イオード7が接続されている。サイリスタ4のゲートカ
ソード間には抵抗8どコンデンサ9とが並列に接続され
ている。エキサイタコイル6は機関と同期回転する磁石
発電機内に設けられ、機関の回転に同期して第2図Eに
示すように交流電圧VXを発生する。以上の各部により
点火回路10が構成されている。
上記点火回路10においては、エキサイタコイル6とダ
イオード5とコンデンサ3とが点火コイル1に1次電流
を流ず電源回路を構成し、放電制御用サイリスタ4が点
火時期に1次電流を急変させるように制御する1次電流
制御用半導体スイッチを構成している。この点火回路は
コンデンサ放電式の点火回路として周知のもので、この
点火回路においては、エキサイタコイル6の図示の矢印
方向の半サイクルの出力によりコンデンサ3が図示の極
性に充電される。このコンデンサ3の端子電圧■3の回
転角度θに対する変化を第2図Fに示しである。次いで
後記する点火時期決定回路からサイリスタ4のゲートに
点火信号(点火時期を決定する信号)が供給されると、
該サイリスタ4が導通し、コンデンサ3の電荷が→ノイ
リスタ4と点火コイル1の1次コイル1aとを通して放
電する。この放電は瞬時に行なわれるため、点火コイル
1の鉄心中で大きな磁束変化が生じ、2次コイル1bに
点火用の高電圧が誘起する。この高電圧は点火プラグ2
に印加されるため、該点火プラグに火花が生じ、機関が
点火される。
上記点火回路10のサイリスタ4のゲートにダイオード
11のカソードが接続され、ダイオード11のアノード
は信号コイル12の一端に接続されている。信号コイル
12の他端はサイリスタ4のカソード(接地)に接続さ
れている。信号コイル12は、機関の回転に同期して回
転する信号発al内に設けられていて、第2図Aに示し
たように第1の極性の信号VS1と第2の極性の信号V
s2とを順次発生ずる。ここで信号発電機は、第1の極
性の信号Vs1を機関の高速領域(第2の設定回転数以
上の領域)での点火時期θ11で発生し、第2の極性の
信号Vs2を機関の低速時(第1の設定回転数以下の領
域)の点火時期θi2(θ11より機関の上死点寄りの
角度)で発生ずるように構成されている。この信号発電
機はエキサイタコイルが設けられている磁石発電機と別
個に設けてしよく、該磁石発電機の回転子磁極の一部を
利用して構成してもよい。この例では、信号コイル12
とダイオード11とにより信号コイル12から得られる
第2の信号によりサイリスタ4に点火信号を供給する第
1の信号供給回路が構成されている。
エキサイタコイル6の非接地側端子には、ダイオード2
0のアノードが接続され、該ダイオード20のカソード
は抵抗21を介して]ンデンリ−22の一端に接続され
ている。コンデンサ22の他端は接地され、該コンデン
サ22の両端にはアノードを接地側に向りたツェナーダ
イオード23が並列接続されている。ツェナーダイオー
ド23の両端には抵抗24及び25の直列回路からなる
分圧回路が並列に接続され、該分圧回路の分圧点にトラ
ンジスタ26のベースが接続されている。トランジスタ
26のエミッタは抵抗27を介してツェナーダイオード
23のカソードに接続され、該トランジスタのコレクタ
と接地間に第1の積分コンデンサ28が接続されている
。ダイオード20乃至第1の積分コンデンサ28の各部
品により第1の積分回路30が構成されている。この積
分回路においては、ダイオード20、抵抗21、コンデ
ンサ22及びツェナーダイオード23によりエキサイタ
コイル6を電源とする電源回路が構成され、この電源回
路とトランジスタ26と抵抗24゜25及び28とから
なる定電流回路とにより第1の積分コンデンサを一定の
時定数で充電する第1のコンデンサ充電回路が構成され
ている。コンデンサ22の両端の電圧V22の波形は機
関の回転角θに対して第2図Gに示すように変化する。
この電圧によりトランジスタ26を通して第1の積分コ
ンデンサ28が一定の電流で充電され、該コンデンサ2
8の端子電圧は第2図Bのように一定の勾配で上昇する
上記ダイオード20のカソードに抵抗31の一端が接続
され、該抵抗31の他端は電源コンデンサ32の一端に
接続されている。コンデンサ32の(l!! *;iは
接地され、該コンデンサ32E)両端にはツェナーダイ
オード33がアノードを接地側に向1ノで並列に接続さ
れている。このツェナーダイオード33のツェナー電圧
は信号コイル12の出力の波高値J:り小さく設定され
ている。]コンデンサ2の非接地側端子にはトランジス
タ34のコレクタが接続され、該トランジスタ340ベ
ースはアノードを接地したダイオード35のカソードに
接続されている。トランジスタ34のベースにはまたコ
ンデンサ36の一端が接続され、該コンデンサ−36の
他端は抵抗37とダイオード38とを介して信号コイル
12の一端に接続されている。
トランジスタ34のエミッタはダイオード39のアノー
ドに接続され、ダイオード39のカソードと接地間に第
2の積分コンデンサ40が接続されている。また信号コ
イル12の接地側端子にダイオード41のアノードが接
続され、該ダイオード41のカソードはコンデンサ42
の一端に接続されている。コンデンサ42の他端は前記
コンデンサ36と抵抗37との接続点に接続され、信号
コイル12が第1の極性の信号Vs1を出力した時にコ
ンデンサ−42がダイオード41と抵抗37とダイオー
ド38とを通して図示の極性に充電されるようになって
いる。コンデンサ42のダイオード41側の端子には抵
抗43を介してI・ランジスタ44のエミッタが接続さ
れ、該トランジスタ440ベースは抵抗45を介して]
ンデンサ42と抵抗43との接−続点に接続されている
。また」ンデンザ42の抵抗37側の端子にツェナーダ
イオード46のアノードが接続され、該ツェナーダイオ
ード46のカソードはコンデンサ42と抵抗43どの接
続点に接続されている。トランジスタ44のコレクタは
前記第2の積分コンデンサ40の非接地側端子に接続さ
れ、該1ヘランジスタ44のベースと接地間に抵抗47
が接続されている。またコンデンサ40の接地側端子に
抵抗48の一端が接続され、該抵抗48の他端と前記ダ
イオード46のアノードとの間にダイオード49がその
アノードを抵抗48側に向けて接続されている。上記抵
抗31乃至ダイオード4つの各部品により第2の積分回
路50が構成されいる。
この第2の積分回路においては、トランジスタ34とダ
イオード35とコンデンサ36と抵抗37とダイオード
38とによりコンデンサ充電用スイッヂ回路が構成され
、コンデンサ42とトランジスタ44と抵抗43.45
.47.48とツェナーダイオード46とダイオード4
9とによりコンデンサ42の両端の定電圧でコンデンサ
40を一定の時定数で(この場合は定電流で)充電する
第2のコンデンサ充電回路が構成されている。信号コイ
ル12に第1の極性の信号Vs1が発生すると、信邪コ
イル12からダイオード35、コンデンサ36、抵抗3
7及びダイオード38を通して電流が流れ、コンデンサ
36が充電される。このコンデンサ38の充電電圧が所
定値に達するとトランジスタ34が導通し、コンデンサ
32の電荷をコンデンサ40に移す。これによりコンデ
ンサ40が瞬時にコンデンサ32の充電電圧(回転数の
如何に拘らず一定、信号コイル12の波高値より低く設
定されている。)まで充電される。また信号コイル12
の第1の極性の信号Vslによりコンデン勺42が図示
の極性に定電圧(ツェナーダイオード46のツェナー電
圧まで)充電され、該コンデンサ42の電荷が抵抗43
及びトランジスタ44のエミッタコレクタ間を通してコ
ンデンサ40に放電する。従ってコンデンサ40は一定
の電流で充電され、その端子電圧は一定の勾配で上昇し
て行く。
上記第1の積分回路30の第1の積分コンデンサ2Bの
非接地側の一端及び上記第2の積分回路50の第2の積
分コンデンサ40の非接地側の一端はそれぞれダイオー
ド60及び61のアノードに接続され、両ダイオードの
カソードは共通接続されて、エミッタを接地した1〜ラ
ンジスタロ2の]レクタに接続されている。トランジス
タ62のベースは、信号コイル12の両端に並列に接続
された抵抗63及び64の直列回路からなる分圧回路の
分圧点に接続され、ダイオード60.61、トランジス
タ62及び抵抗63.64により、リセット回路65が
構成されている。このリセッ1へ回路においては、信号
コイル12に第2の極性の信号VS2が発生したとぎに
トランジスタ62が導通し、該トランジスタが第1及び
第2の積分コンデンサ28及び40を瞬時に放電させる
このJ:うに、第1の積分コンデンサ28は第2の極性
の信号Vs2によりリセットされるため、積分コンデン
サ28の両端に得ら4する電圧V28は第2図Bに示す
ように8第2の極性の信号Vs2の発生位置θ12から
次の第2の極性の信号Vs2の発生位置θ12まで(略
360度の間)一定の勾配で上昇する第1の積分電圧と
なる。機関の回転数(rom)がN1 、 N2 、 
N3 、 N4 、 N5 (N5 >N4 >N3 
>N2 >Nl )の時の第1の積分電圧V28の回転
角度に対する波形は第2図Cに鎖線で示した通りで、該
第1の積分電圧の勾配は、回転数の上昇に伴って小さく
なっていく。また第2の積分コンデンサ40も第、2の
極性の信号Vs2により上記リセット回路を通して瞬時
に放電されるため、該コンデンサ40の端子電圧V40
の波形は、第2図Cに実線で示したように矩形波に三角
波を重畳した波形となる。
上記コンデンサ28及び40の端子電圧V28及びV2
Oは比較回路70に入力されて比較される。
本実施例の比較回路70は、トランジスタ71と、該ト
ランジスタ71のコレクタと接地間に並列に接続された
サコンデンサ72及び抵抗73とからなり、トランジス
タ71のコレクタは]ンデンサ40の非接地側端子に、
またベースはコンデンサ28の非接地側端子にそれぞれ
接続されている。
この比較回路70においては、コンデンサ40の両端に
得られる第2の積分電圧V40が]ンデンサ28の両端
に得られる第1の積分電圧V28以下の時トランジスタ
71が遮断状態にあり、第2の積分電圧V40が第1の
積分電圧V28を超えると該トランジスタ71が導通状
態になってコンデンサ40の電荷を放電させる。従って
第2図Cに示すように11関の回転数が第1の設定値N
2になって第2の積分電圧V40が立下がる直前に第1
の積分電圧V28を超えるとトランジスタ71のエミッ
タに接続された抵抗73の両端に第2図りに示すように
パルス状の信号電圧■73が得られる。
上記比較回路70の抵抗73の非接地側端子(比較回路
の出力端子)はトランジスタ800ベースに接続され、
該1〜ランジスタ80の]レクタは前記ツェナーダイオ
ード23のカソードに接続されている。またトランジス
タ80のエミッタはダイオード81のアノードに接続さ
れ、該ダイオード81のカソードがサイリスタ4のゲー
トに接続されている。トランジスタ80及びダイオード
81によりトリガ回路82が構成されている1、このト
リガ回路においては、比較回路70からパルス信号V7
3が与えられた時に1〜ランジスタ80が導通してコン
デンサ22側からサイリスタ4に点火信号を与え、該サ
イリスタを導通させて点火動作を行わせる。
本実施例においては、上記積分回路30と、第2の積分
回路50と、リセット回路65ど、比較回路70ど、ト
リガ回路82とにより第2の信号供給回路が構成され、
該第2の信号供給回路と、前記信号コイル12及びダイ
オード11からなる前記第1の信号供給回路とにより点
火時期決定回路が構成されている。
上記の実施例において、機関の回転数Nが設定回転数未
満の場合、例えばN=N1の場合には、コンデンサ40
0両端に第2の積分電圧V40(第2図C参照)が発生
した時にコンデンーリ−28の両端に得られる第1の積
分電圧V28が第2の積分電圧V40以上になっている
ため、比較回路71のトランジスタ71は導通せず、抵
抗73の両端にはパルス信号電圧V73が発生しない。
このとぎ信号コイル12から得られる第2の極性の信号
Vs2によりダイオード11を通してサイリスタ4に点
火信号が供給され、該第2の極性の信号の発生位置θ1
2で点火が行われる。これに対し、機関の回転数が第1
の設定値N2に達すると、第2図Cに示したように第2
の積分電圧V40が立下がる直前に−第1の積分電圧V
28を超えるため、比較回路7゜のトランジスタ71が
導通して抵抗73の両端にパルス信号V73(第2図り
参照)が発生し、該パルス信号によりトリガ回路82の
トランジスタ80にベース電流が供給される。これによ
りサイリスタ4に点火信号が供給され、点火コイル1の
2次コイル1bに高電圧Vh (第2図1−1参照)が
発生して点火動作が行われる。第2の積分電圧V40が
第1の積分電圧V28を超える位置は機関の回転数の1
冒に伴って進角して行き、例えば回転数がN3に達した
ときには角度θi3で第2の積分電圧V40が第1の積
分電圧V28を超えて点火動作が行なわれる。機関の回
転数Nが第2の設定値N4に達すると第2の積分電圧V
40の立上がり位置θ11で該第2の積分電圧が第1の
積分電圧V28を超えるようになり、該第2の積分電圧
の立上がり位置く第1の極性の信号VS1の発生位置)
θ11で点火が行なわれる。第2の設定値N2を超える
回転領域では、常に第2の積分電圧V40が立上がり位
置θj1で第2の積分電圧V28を超えるため、点火時
期は一定(−〇il)になる。従って第3図に示J−よ
うに、機関の回転数が第1の設定値N2から第2の設定
値N4まで上昇する間に点火時期θ1が第2の極性の信
号の発生位置θ12から第1の極性の信号の発生位置θ
11まで一定の割合いで進角し、第2の設定値N4以上
の回転数では点火時期が−“定になる特性が得られる。
上記実施例において回転数の第1及び第2の設定値N2
およびN4は第1及び第2の積分コンデンサの少なくと
も一方の充電時定数を調整することにより適宜に設定す
ることができる。
上記の実施例では、点火回路としてコンデンサ放電式の
回路が用いられているが、本発明で用いる点火回路は信
号コイルの出力により点火信号が与えられて動作時期が
定められる1次電流制御用半導体スイッチにより点火コ
イルの1次電流を制御して点火用の高電圧を得る回路で
あれば良く、機関の点火時期に1次電流制御用半導体ス
イッヂの動作により点火コイルの1次側回路に流してお
いた電流を遮断することにより点火コイルの1次電流を
急変させて点火動作を行なわける周知の電流遮断形の点
火回路が用いられる場合にも本発明を適用することがで
きるのは勿論である。
上記の実施例では、第1の積分回路30にトランジスタ
26と抵抗24.25.27とからなる定電流回路を設
(プてコンデンサ28を定電流充電するようにしたが、
第4図へに示したように、単にツェナーダイオード23
の両端の電圧で抵抗27を通して積分コンデンサ28を
充電するようにしてもよい。この場合積分コンデンサ2
8の両端に得られる第1の積分電圧V28の波形は第4
図Cに示したようなやや湾曲した三角波形となる。
また第1図の実施例では、第2の積分回路の電源コンデ
ンサ32をエキサイタコイル6の出力により抵抗31を
通して充電するようにしたが、第5図に示したように、
エキサイタコイル6の電圧を抵抗31a及び31bの直
列回路からなる分圧回路で分圧して得た電圧によりコン
デンサ32を充電するようにしてもよい。
また上記の実施例では、第2の積分回路にエキサイタコ
イルの出力で充電される電源コンデンサ32の電荷で第
2の積分コンデンサを充電号−る第2のフンデンリー充
電回路と、信号コイルから得られる第1の極性の信号に
にり充電されるコンデンサ42の電荷で第2の積分コン
デンサを充電する充電回路とを設(Jたが、第6図へに
示したように、エキサイタコイルの出力で充電される電
源コンデンサ32の電荷で第2の積分コンデンサを充電
する第2のコンデンサ充電回路を省略して、第1の極性
の信号Vslにより充電されるコンデンサ42の電荷だ
けで第2の積分コンデンサ40を充電するようにしても
よい。この場合、第2の積分コンデンサ40の両端に得
られる第2の積分電圧V40は第6図Cに示したように
角度θ11から角度θI2まで指数関数的に上昇する三
角波電圧となる。
[発明の効果コ 以上のように、本発明においては、信号コイルから発生
する第1及び第2の極性の信号の内、後から発生]る8
第2の極性の信号の発生位置から次の第2の極性の信号
の発生位置までエキサイタコイルの出力により一定の時
定数で充電される第1の積分コンデンサと第1の極性の
信号の発生位置から第2の信号の発生位置まで第1の極
性の信号により定電圧充電される第2の積分コンデンサ
とを設けて、第1の積分コンデンサの両端に得られる第
1の積分電圧と第2の積分コンデンサの両端に得られる
第2の積分電圧とを比較し、第2の積分電圧が第1の積
分電圧以下になっている時には第2の極性の信号により
点火信号を与え、第2の積分電圧が第1の積分電圧を超
える状態になった時に第1の極性の信号の発生位置で点
火信号を与えるようにしたので、エキサイタコイルの出
力波形の影響を受けること無く正確に設定回転数を検出
して進角動作を行わせることができる。また進角動作が
行われる設定回転数は、各積分コンデンサの充電時定数
を適宜に設定することにより容易に適値に設定すること
ができ、回路の設計を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した回路図、第2図は第
1図の各部の動作波形を機関の回転角度に対して示した
波形図、第3図は同実施例により得られる進角特性を示
した絵図、第4図Aは本発明で用いる積分回路の変形例
を示した接続図、第4図B及びCはそれぞれは信号コイ
ルの出力及び同図Aの回路で得られる第1の積分電圧を
示した波形図、第5図は本発明で用いるポンプ回路の変
形例の要部を示した接続図、第6図Aは本発明で用いる
第2の積分回路の変形例を示した要部の接続図、同図8
及びCはそれぞれ信号コイルの出力及び同図Aの回路で
得られる第2の積分電圧の波形を示す波形図である。 1・・・点火コイル、2・・・点火プラグ、3・・・コ
ンデンサ、4・・・ザイリスタ(1次電流制御用半導体
スイッチ)、5・・・ダイオード、6・・・エキサイタ
コイル、10・・・点火回路、12・・・信号コイル、
20・・・ダイオード、21・・・抵抗、22・・・電
源コンデンサ、24.25.27・・・1氏抗、26・
・・トランジスタ、28・・・第1の積分コンデンサ、
30・・・第1の積分回路、31・・・抵抗、32・・
・電源コンデンサ、33・・・ツェナーダイオード、3
4・・・トランジスタ、37・・・抵抗、38・・・ダ
イオード、40・・・第2の積分コンデンサ、41・・
・ダイオード、42・・・コンデンサ、43.45.4
7’、48・・・抵抗、44・・・1〜ランジスタ、4
6・・・ツェナーダイオード、49・・・ダイオード、
62・・・1〜ランジスタ、65・・・リセット回路、
70・・・比較回路、71・・・トランジスタ、73・
・・抵抗、80・・・1〜ランジスタ、81・・・ダイ
オード、82・・・トリガ回路。 %、1.!、’r:′、〜 15、つ 度 壇4図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の回転に同期して交流電圧を誘起するエキサイ
    タコイルを点火電源とし制御信号入力端子に点火信号が
    与えられた時に動作する半導体スイッチにより点火コイ
    ルの1次電流を制御して点火動作を行なわせる点火回路
    と、前記内燃機関の回転に同期して第1の極性の信号と
    第2の極性の信号と−を順次所定の角度間隔で誘起する
    信号コイルの出力を入力として前記1次電流制御用半導
    体スイッチに前記点火信号を供給して点火時期を決定す
    る点火時期決定回路とを備えた内燃機関用点火装置にお
    いて、 前記点火時期決定回路は、 前記信号コイルから発生する信号の内接から発生する前
    記第2の極性の信号で前記1次電流制御用半導体スイッ
    チに前記点火信号を供給する第1の信号供給回路と、 前記第2の信号より位相が進んだ前記第1の極性の信号
    の発生時に前記1次電流制御用半導体スイッチに前記点
    火信号を供給する第2の信号供給回路とを具備し、 前記第2の信号供給回路は、 前記エキサイタコイルの出力により一定の時定数で一方
    の極性に充電される第1の積分コンデンサを備えた第1
    の積分回路と、 前記信号コイルから得られる第1の極性の信号により一
    定の時定数で定電圧充電される第2の積分コンデンサを
    備えた第2の積分回路と、前記第2の極性の信号が発生
    した時に前記第1及び第2の積分コンデンサを瞬時放電
    させるリセッ1〜回路と、 前記第1の積分コンデンサの両端に得られる第1の積分
    電圧と前記第2の積分コンデンサの両端に得られる第2
    の積分電圧とを比較する比較回路と、 前記比較回路の出力により制御されて前記第2の積分電
    圧が前記第1の積分電圧を超えた時に前記1次電流制御
    用半導体スイッチに前記点火信号を供給するl〜リガ回
    路とを備え、 前記内燃機関の回転数が設定値以上になった時に前記第
    2の積分電圧が前記第1の積分電圧を超え得るように第
    1及び第2の積分コンデンサの充電時定数が設定さ−れ
    ていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765865A (en) * 1980-10-06 1982-04-21 Shindengen Electric Mfg Co Ltd Condenser charging and discharging type ignition devece
JPS58151363U (ja) * 1982-04-02 1983-10-11 本田技研工業株式会社 エンジンの点火時期制御装置

Patent Citations (2)

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JPS58151363U (ja) * 1982-04-02 1983-10-11 本田技研工業株式会社 エンジンの点火時期制御装置

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