JPS6024520Y2 - 振れ止め装置 - Google Patents
振れ止め装置Info
- Publication number
- JPS6024520Y2 JPS6024520Y2 JP1979138446U JP13844679U JPS6024520Y2 JP S6024520 Y2 JPS6024520 Y2 JP S6024520Y2 JP 1979138446 U JP1979138446 U JP 1979138446U JP 13844679 U JP13844679 U JP 13844679U JP S6024520 Y2 JPS6024520 Y2 JP S6024520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- sliding member
- arc
- shaped member
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作物の振れ止め装置に関し、その目的は、工
作物外周面の側上部と下部との二点に接触する上部シュ
ーと下部シューとを前後及び上下方向の調整に対し相互
の干渉をなくし調整作業を簡単にしたことである。
作物外周面の側上部と下部との二点に接触する上部シュ
ーと下部シューとを前後及び上下方向の調整に対し相互
の干渉をなくし調整作業を簡単にしたことである。
研削加工等における工作物の振れ止め装置において弧状
部材の内周面に上部シュー並びに下部シューを設けたい
わゆるＲ形シューによるものがある。
部材の内周面に上部シュー並びに下部シューを設けたい
わゆるＲ形シューによるものがある。
かかるＲ形シューは、工作物の加工個所と異なる部分を
支持する場合に主に使用され、上部シューと下部シュー
の各円弧状支持面の中心を一致させることができるので
、工作物の回転支持中心精度が高く、かつびびりが発生
しにくい特性を有している。
支持する場合に主に使用され、上部シューと下部シュー
の各円弧状支持面の中心を一致させることができるので
、工作物の回転支持中心精度が高く、かつびびりが発生
しにくい特性を有している。
このＲ形シューによる振れ止め装置の代表的なものとし
ては、実公昭５１−３００４７号公報に示されるように
弧状部材をレストアームに固着し、該レストアームを上
部シューから遠くはなれ、且つ下方にずれている枢軸を
中心に揺動可能に偏心スリーブを介して本体に枢支し、
調整ノブの操作によって弧状部材をレストアームと共に
前後に位置調整させ、また他の調整ノブの操作により弧
状部材を枢軸を支点として回転させ、下部シューの上下
位置を調整するようになっている。
ては、実公昭５１−３００４７号公報に示されるように
弧状部材をレストアームに固着し、該レストアームを上
部シューから遠くはなれ、且つ下方にずれている枢軸を
中心に揺動可能に偏心スリーブを介して本体に枢支し、
調整ノブの操作によって弧状部材をレストアームと共に
前後に位置調整させ、また他の調整ノブの操作により弧
状部材を枢軸を支点として回転させ、下部シューの上下
位置を調整するようになっている。
この場合、弧状部材を前後方向に調整し、上部シューを
工作物に接近させると下部シューは工作物の外周面から
離れる傾向となり、また、弧状部材を上下方向に調整し
、下部シューを工作物に接近させると上部シューは工作
物から離れる傾向となり、前後方向及び上下方向の各調
整量に相互干渉があり、各シューを適正な位置にセット
するためには前後及び上下調整を何度も繰り返さなけれ
ばならず、調整作業を徒らに煩雑としていた。
工作物に接近させると下部シューは工作物の外周面から
離れる傾向となり、また、弧状部材を上下方向に調整し
、下部シューを工作物に接近させると上部シューは工作
物から離れる傾向となり、前後方向及び上下方向の各調
整量に相互干渉があり、各シューを適正な位置にセット
するためには前後及び上下調整を何度も繰り返さなけれ
ばならず、調整作業を徒らに煩雑としていた。
本考案は上記従来の不具合を解消したもので、その特長
とするところは、Ｒ形シューにおける上部シューの前後
方向位置調整時の支点位置を下部シューに最も接近した
弧状部材外周面上に配置し、又、下部シューの上下方向
位置調整時の支点位置を上部シューに最も接近した弧状
部材外周面上に配置し、上下者シューの前後、上下方向
の調整の相互干渉をなくしたことである。
とするところは、Ｒ形シューにおける上部シューの前後
方向位置調整時の支点位置を下部シューに最も接近した
弧状部材外周面上に配置し、又、下部シューの上下方向
位置調整時の支点位置を上部シューに最も接近した弧状
部材外周面上に配置し、上下者シューの前後、上下方向
の調整の相互干渉をなくしたことである。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
１はテーブル、２はテーブル１上にボルト４により給付
金３を介して固着された装置本体（以下本体という）で
ある。
金３を介して固着された装置本体（以下本体という）で
ある。
この本体２には互に水平方向の上部案内溝５ａと下部案
内溝５ｂとが設けられ、上部摺動部材６ａ並びに下部摺
動部材６ｂがそれぞれ摺動可能に案内されている。
内溝５ｂとが設けられ、上部摺動部材６ａ並びに下部摺
動部材６ｂがそれぞれ摺動可能に案内されている。
そして上部摺動部材６ｂの先端部上面には傾斜面１１が
形成されている。
形成されている。
７ａは上部摺動部材６ａと螺合する調整ねじであり、前
後調整ノブ８ａによって上部摺動部材６ａを介して後述
する上部シュー１５ａの前後位置を調整する。
後調整ノブ８ａによって上部摺動部材６ａを介して後述
する上部シュー１５ａの前後位置を調整する。
７ｂは下部摺動部材６ｂと螺合する調整ねじであり、上
下調整ノブ８ｂによって下部摺動部材６ｂを前後移動し
、後述する下部シュー１５ｂの上下位置を調整する。
下調整ノブ８ｂによって下部摺動部材６ｂを前後移動し
、後述する下部シュー１５ｂの上下位置を調整する。
上部摺動部材６ａ及び下部摺動部材６ｂには、その摺動
方向に長いボルト穴９ ａ、 ９ ｂが穿設され、こ
れに本体２にねじ込まれた締付ボルト１０ａ、１０ｂが
貫通している。
方向に長いボルト穴９ ａ、 ９ ｂが穿設され、こ
れに本体２にねじ込まれた締付ボルト１０ａ、１０ｂが
貫通している。
１２は弧状部材であり、その内周面には上部シュー１５
ａと下部シュー１５ｂとが設けられている。
ａと下部シュー１５ｂとが設けられている。
この弧状部材１２は上部シュー１５ａの位置で、その背
面の外周面が上部摺動部材６ａの端面に接触し、支持ピ
ン１３に揺動可能に支持されている。
面の外周面が上部摺動部材６ａの端面に接触し、支持ピ
ン１３に揺動可能に支持されている。
１４は弧状部材１２に打ち込まれ、上部摺動部材６ａの
先端上面に係合する係止ピンである。
先端上面に係合する係止ピンである。
Ａ１は弧状部材１２の上方接点を示す。一方、下部摺動
部材６ｂの傾斜面１１には下部シュー１５ｂの反対側の
弧状部材１２の外周面が点接触により支持される。
部材６ｂの傾斜面１１には下部シュー１５ｂの反対側の
弧状部材１２の外周面が点接触により支持される。
Ａ２は弧状部材１２の下方接点を示す。
Ｗは工作物である。本考案装置は上記の通りの構造であ
るから、上部シュー１５ａの前後調整は、前後調整ノブ
８ａの操作により上部摺動部材６ａを前後移動し、弧状
部材１２を下部シュー１５ｂの反対側の下方接点Ａ２を
支点にして揺動することによって得られる。
るから、上部シュー１５ａの前後調整は、前後調整ノブ
８ａの操作により上部摺動部材６ａを前後移動し、弧状
部材１２を下部シュー１５ｂの反対側の下方接点Ａ２を
支点にして揺動することによって得られる。
また、下部シュー１５ｂの上下調整は、上下調整ノブ８
ｂの操作により下部摺動部材６ｂを前後移動し、傾斜面
１１のリフト量に基いて弧状部材１２を上部シュー１５
ａの反対側の上方接点Ａ１を支点にして揺動することに
よって得られる。
ｂの操作により下部摺動部材６ｂを前後移動し、傾斜面
１１のリフト量に基いて弧状部材１２を上部シュー１５
ａの反対側の上方接点Ａ１を支点にして揺動することに
よって得られる。
尚上部摺動部材６ａ及び下部摺動部材６ｂの前後調整移
動後には、締付ボルト１０ａ、１０ｂによって本体２に
締付固定する。
動後には、締付ボルト１０ａ、１０ｂによって本体２に
締付固定する。
このように本考案装置によると、上部シューの前後調整
は、下部シューの反対側の下方接点Ａ２を支点にして弧
状部材を揺動させ、また下部シューの上下調整は、上部
シューの反対側の上方接点Ａ１を支点にして弧状部材を
揺動させて行うために、上部、下部シューの変位はほと
んど生ずることがなく、上部シューと下部シューの前後
、上下調整の相互干渉がなくなり、従来のように調整操
作を何回も繰返すことなく簡単に調整が得られる利点を
有している。
は、下部シューの反対側の下方接点Ａ２を支点にして弧
状部材を揺動させ、また下部シューの上下調整は、上部
シューの反対側の上方接点Ａ１を支点にして弧状部材を
揺動させて行うために、上部、下部シューの変位はほと
んど生ずることがなく、上部シューと下部シューの前後
、上下調整の相互干渉がなくなり、従来のように調整操
作を何回も繰返すことなく簡単に調整が得られる利点を
有している。
第１図は本考案装置の一部断面側面図、第２図は第１図
■−■線断面図である。 １・・・・・・テーブル、２・・・・・・装置本体、３
・・・・・・給付金、５ａ、５ｂ・・・・・・案内溝、
６ａ・・・・・・上部摺動部材、６ｂ・・・・・・下部
摺動部材、７ａ＊７ｂ・・・・・・調整ねじ、８ａ・・
・・・・前後調整ノブ、８ｂ・・・・・・上下調整ノブ
、９ ａ、 ９ ｂ・・・・”ボルト穴、１０ａ、１
０ｂ・・・・・・締付ボルト、１１・・・・・・傾斜面
、１２・・・・・・弧状部材、１３・・・・・・支持ピ
ン、１５ａ・・・・・・上部シュー、１５ｂ・・・・・
・下部シュー、Ａ１・・・・・・上方接点、Ａ２・・・
・・・下方接点。
■−■線断面図である。 １・・・・・・テーブル、２・・・・・・装置本体、３
・・・・・・給付金、５ａ、５ｂ・・・・・・案内溝、
６ａ・・・・・・上部摺動部材、６ｂ・・・・・・下部
摺動部材、７ａ＊７ｂ・・・・・・調整ねじ、８ａ・・
・・・・前後調整ノブ、８ｂ・・・・・・上下調整ノブ
、９ ａ、 ９ ｂ・・・・”ボルト穴、１０ａ、１
０ｂ・・・・・・締付ボルト、１１・・・・・・傾斜面
、１２・・・・・・弧状部材、１３・・・・・・支持ピ
ン、１５ａ・・・・・・上部シュー、１５ｂ・・・・・
・下部シュー、Ａ１・・・・・・上方接点、Ａ２・・・
・・・下方接点。
Claims (1)
- 摺動可能に案内された上部摺動部材と下部摺動部材とを
設け、上部摺動部材の先端部及び下部摺動部材の先端部
にて支持され、内周面に上部シュー及び下部シューを有
する弧状部材を設け、前記上部摺動部材の先端部にはこ
の弧状部材における上部シューの背部外周面と接触する
当接面及びこの当接面との接触点を支点として弧状部材
の揺動を許容する軸支手段を設け、前記下部摺動部材の
先端部には弧状部材における上部シューの背部外周面と
接触する傾斜面に設けたことを特徴とする振れ止め装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979138446U JPS6024520Y2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979138446U JPS6024520Y2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 振れ止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5657735U JPS5657735U (ja) | 1981-05-18 |
| JPS6024520Y2 true JPS6024520Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=29369795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979138446U Expired JPS6024520Y2 (ja) | 1979-10-08 | 1979-10-08 | 振れ止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024520Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010510898A (ja) * | 2008-02-14 | 2010-04-08 | エルヴィン ユンカー マシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 短いかつ／または棒状のワークピースを仕上げ研削するための方法および研削機械 |
-
1979
- 1979-10-08 JP JP1979138446U patent/JPS6024520Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010510898A (ja) * | 2008-02-14 | 2010-04-08 | エルヴィン ユンカー マシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 短いかつ／または棒状のワークピースを仕上げ研削するための方法および研削機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5657735U (ja) | 1981-05-18 |
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