JPS6023965A - 平板型電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカーボンブラック又は黒鉛とガス透過性す１脂
からなる導電性シーｉｆ外装材や電極材に用いたルクラ
ンシエ系平板歴電池で、特にガス抜き方法の改良に関す
るものである。平板型電池は、最近の携帯用電子機器の
発達に伴い、カメラや薄形ラジオ、カード電卓、グリー
テイングカードなどの電源として使用さｔ１゛小型化、
薄形化の重要な役割を果たしている。

在米のルクランシエ系平板電池においては、負極の亜鉛
と、塩化亜鉛金主成分とする電解液によシ、亜鉛の自己
溶解がさけらｔず、長期間の保存中に水素ガスが電池容
器内に留まることを防ぐために、穏々の工夫がなさ牡て
いた。しかしながら、−年以上もの長期間、電池を保存
したシ、ちるいは、６０℃以上の高温下にさらさｎた場
合、ガス抜き効果は必ずしも充分でなく、電池ふくらみ
を生じて、電池厚みが１゜５〜２倍になるなどの欠点が
おった。

本発明は、このような欠点を除去したもので、カーボン
ブラック又は黒鉛とガス透過性樹、脂を主成分とする導
電性シートを外装制あるいは、電池内部の集電材に用い
てガス抜きをも同時に行なわせるように改良したもので
ある。

ガス透過性高分子材料として、第１表に示す高分子材料
が知られている。

第　１　表 ポリメチルシロキザ／（以下シリコーンゴムと呼ぶ〕、
ポリ　（４メチルベン゛テンエ）の水素透過係数は、そ
ｎぞ：ｒＬ　２．３０Ｘ］、０−８．１．０ｘ１０−８
　（単位：ａｌ　（Ｓ　ＴＰ）　ｅ１ｎ／ｆｆ１ｓ　ｅ
　Ｏ、ＯｙｙｈＨｇ、２５℃）と高いので、石油化学工
業での水素分離又はヘリウム分離やあるいは酸素透過能
にもすぐｎるため医療機器での酸素供給装置などにも応
用さ扛ている。

本発明は、耐食性にすぐｔかつ導電性の高い黒鉛とガス
透過性樹脂を混練してシート成形化することにより電池
容器外装に用いて電池内に発生した水素ガスを系外へ放
出することを目的とし℃いる。

以下、本発明の実施例を図面にもとすいて述べる。

第１図は、本発明の一実施例の平板型電池の構造を示す
ものである。図中、ｌはカーボンブラック又は黒鉛とガ
ス透過性樹脂、及び少量のニトリルゴムを混練してシー
ト成形した導電性シートからなる外装材で正極端子を兼
ねている。

シート厚は０．０６圏である。２は二酸化マンガンにカ
ーボンブラックヲ′ｆＪ−電剤として添加し、更に結着
剤としてポリビニルアルコールを混合した正極合剤であ
シ、二醇化マンガンｎ重世襲、カーボンブランク７チ、
ヒ０ドロキシエチルセルロース１．５チ、電解？ｉ！６
８゜５ヂからなる混合スラリーを、３５ｇｌＸ７０論×
１，７覇厚（正月６゜２Ｉ）に塗布して乾燥したもので
ある。３は、アクリル不織布から力るセパレータ、４は
フレーク状微粉末永化亜鉛〔平均粒径０゜９〜１．５μ
淋）からなる負極であり、有効並鉛分７４重景チ、ヒド
ロギシセルロース０゜５％からなるスラＩＪ　−０゜３
７１ｆ：、３５ｍｍＸ７０ｔｎｍＸＯ、０６ｔｔｍ厚に
塗布したのち乾燥したものである。５は１と同じ導電性
シート、６は１と同じ外装拐で負極海子ヲ皿ねている。

７はポリアミド、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性４ｆ’
Ｊ脂からなるスペーサーでちる。尚、電池組立段階で電
慾液が各正極、負極合剤の上面に１ｑｎＬ塗布さｎてい
る。電解液は、水６２重量係、塩化亜鉛２８係、塩化ア
ンモニウム７ヴ、酸化巨船１俤、塩化水銀２チから成っ
ている。接着方法は、３のアクリル不織布の周縁部、及
び７のスペーサーの周縁部にアクリル接着剤（住友３Ｍ
製、スコッチグリップ４６９３）を塗布して貼シ合わせ
、最後に全体を加圧して周縁部を１５０〜２００℃でヒ
ートシールする。

このようにして平板型電池（８４℃ｍＸ５４■×３６７
８順〕を作製し、従来電池との比較を行なった。

従来電池は、１．６の導電性シートを、導電性プラスチ
ックフィルムとアルミニウム箔のラミネート材にかえ、
かつ、５の本発明の導電性シートを導電性プラスチック
フィルムにかえて同様に組立を行なったものである。

第２図は、本発明電池Ａと従来電池Ｂを、６０℃で保存
した後、保存前の電池厚さを保存後と比較したものであ
る。なお、厚さは、名−５０個ずつ、組立を行ない平均
値をとった。電池ふくらみ率は、保存前の電池厚さをｔ
。、保存後の厚さを８重　としたとき、電池ふくらみ率
＝１００（ｔ’ｓ　−ｔ　ｏ　）　／　ｔ　ｏ　であら
れさる。

第２図から明らかなように、本発明電池Ａは保存期間に
依存せずほとんどふくらみがみらしないが、従来電池Ｂ
は、一定の割合で増加しつづけている。こ扛は、導電性
シートに含有するカーボンブラックあるいは黒鉛との間
に充てんさｎているガス透過性イ８１脂が、電池内部の
ガス抜＠を効果的に行なっているためと思わγしる。ガ
ス透過性樹脂の独類について種々の試作を行なったとこ
ろ、シリコーンゴムを充てんした導電性シートが最も効
果が太きいとどがわかつｆｃｏ 以上のように、本発明によｎばルクランシエ系平板型電
池のガス技きを効只的に行なえるので、長期保存による
電池ふくらみを極めて少くすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例である平板型電池の縦断面
図、第２図は、６０℃保存での本発明電池Ａと従来電池
Ｂとのふくらみ率の比較図である。 １：正極端子２兼ねる外装材 ２：正極合剤 ３：セパレータ ４：負極 ５：導電性シート ６：負極端子を兼ねる外装材 ７ニスペーサー 以上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）負極活物質に亜鉛、正極活物質に二酸化マンガン
   、電解液に主として塩化亜鉛を用いｆｃ組電池おいて、
   カーボンブラック又は黒鉛とガス透過性樹脂からなる導
   電性シートを外装材及び集電材に用いたことを特徴とす
   る平板型電池。
2. （２）ガス透過性樹脂として、ポリメチルシロキサン、
   ポリ（４メチルペンテン１）、多孔質ポリプロピレンを
   用いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の平
   板型′ｔ■池。