JPS60239576A - 耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材 - Google Patents

耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材

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Publication number
JPS60239576A
JPS60239576A JP9470884A JP9470884A JPS60239576A JP S60239576 A JPS60239576 A JP S60239576A JP 9470884 A JP9470884 A JP 9470884A JP 9470884 A JP9470884 A JP 9470884A JP S60239576 A JPS60239576 A JP S60239576A
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JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
floor covering
covering material
resin
chloride resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP9470884A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sakata
憲治 坂田
Toashi Kishi
岸 東亜士
Toru Ueki
徹 植木
Masaji Yoshimura
正司 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPS60239576A publication Critical patent/JPS60239576A/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軟質床材の耐摩耗性、耐汚染性、耐熱性等の改良され1
こ床材を提供するものである。
従来技術とその問題点: 従来より塩化ビニール樹脂を基体樹脂とするシート状成
型物および発泡製品は、例えば塩ビクノションフロアー
、軟質タイル等として各種床被慢材料として使用されて
きた。しかし乍ら、デパート等における一日の歩行者が
非常に多いいわゆる重歩行用原材として使用した時には
、熱可塑性の塩化ビニール樹脂を基体樹脂とする場合は
、耐摩耗性、耐熱性、特に歩行による汚染が著るしく改
良を要望されていた。これらを改良する方f六として、
例えば紫外線硬化型塗料を塗装仕上げする方法が有るが
、これらの方法は硬土性及び塗装作業性の点から塗装膜
等に制限が有り、重歩行用床材として十分でなかった。
問題点を解決するための手段: 本発明者らは、上記の如き従来の方法に見られる問題を
解決するため鋭意検討した結果、特定のポリウレタンフ
ィルムの有用性を見出して本発明を完成した。
即ち、本発明は、塩化ビニール樹脂を基体樹脂とする床
材に熱硬化しfこポリウレタンフィルムを積層してなる
l摩耗性および耐汚染性にすぐれた床材である。
本発明に於いて塩化ビニール樹i+tを基体樹脂とする
樹脂とは、塩化ビニールの牟独重合体はもちろんの事、
少くとも50重量係以上の塩化ビニール成分を含有する
共重合体樹脂や樹脂混合物が含まれ、例えば、塩化ビニ
ールと塩化ビニリデン、酢酸ビニール、エチレン又はプ
ロピレン等との重合可能な単量体との共重合体、もしく
はこれらの共重合体の混合物等が挙げられる。
これらの塩化ビニール樹脂を基体附脂として、床材を製
造する際はジブチルフタレート等の可塑剤、亜鉛化合物
等の安定剤、着色顔料、充填剤、場合によりアゾジカル
ボンアミド等の発泡くりを配合して製造するのが一般的
である。しかしながら本発明においては、これらの配合
割合、配合組成之丙 等は何ら限定弁壬僅ない。
へ 本発明で言う床材は、一般的な構成としてバッキング材
としての裏打材、塩化ビニール銅量を基体樹脂とする発
泡層及び/又は非発泡層、場合により印刷インキにより
印刷模様を一部印刷されたこれらの層、場合により接着
剤層と熱硬化したポリウレタンフィルムより構成される
而して裏打材としては、例えばポリエステル繊維、ナイ
ロン繊維、ガラス繊維、アスベスト等の一種又は二種以
上を素材とする材料が挙げられる。
また印刷インキとしては、塗料用、印刷インキ用等とし
て通常用いられている樹脂、顔料、染料はもちろん特殊
なインキも含めて使用可能であり、何ら限定されるもの
ではない。
又、接着剤層に使用する接着剤としては、何ら限定する
ものではないが、通常ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、塩
化ビニール樹脂、酢酸ビニール樹脂等が使用される。
本発明に於いて熱硬化したポリウレタンフィルムの製造
に必要なポリウレタン樹、指は、高分子量多価ヒドロキ
シ化合物、低分子量活性水素化合物および有機イソシア
ネートより7【る。
高分子量多価ヒドロキシ化合物としては、分子量が30
0〜5000、好ましくは500〜3000のポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオールもしくはこれ
らの混合物が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えばポリプロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメ
チレンエーテルグリコール等が挙げられる。ポリエステ
ルポリオールは、多価カルボン酸と多1曲アルコールよ
り製造される。多価カルボン酸としては、例えばアジピ
ン酸、セパチン酸、イソフタル酸、無水フタル酸、テレ
フタル酸等が挙げらり、る。¥1:た多価アルコールと
しては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ペンタンジオ−、ル、ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリン
、トリメチロールプロパン、ベントール等カ挙げらり、
る。使用に際しては、これらの単独又は混合して用いら
れる。
低分子量活性水素化合物としては、上記の多価アルコー
ル化合物ととも1・で、例えばエチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、インホロンジアミン、ジアミノジ
フェニルメタン等のアミン化合物等が挙げられろ。
また、有機インシアネート化合物としては、芳香族系、
脂肪族系又は脂環族系ジイソシアネートもしくはこれら
の混合物が挙げられ、具体的な例としてQニトリレンジ
イノシアネート、メタフェニレンジインシアネート、ナ
フチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイノシアネート、リジンジイソシ
アネート、イソホロンジインシアネート、ジシクロヘキ
シルメタノジイソシアネート等h″−挙げられろ。
これらの化合物?原例として、溶剤法又は無溶剤法によ
りイソシアネートモル数と全活性水素モル数の割合が4
.05 : 1〜2.0 : t Oの範囲に有るよう
に、60〜150℃、好ましくは80℃〜120℃の反
応温度で10分〜10時間反応させてプレポリマーを得
ることができる。溶剤を使用する場合において使用し得
る溶剤としては、例えばトルエン、キシレン等の芳香族
溶剤、酢酸エチル、酢はブチル等のエステル系溶剤、メ
チルエチルケトン、メチルイソプチルクトン、シクロヘ
キサノン等のケトン系溶剤、ジメチルホルムアミド等の
アミド系溶剤、ht挙げられる。
このようにして得られたウレタンゾレポリマーと高分子
量多価ヒドロキシ化合物及び/又は(a分子量活性水素
化合物をインシアネート基と全活性水素基の配合割合が
1:0.9〜1:11の範囲になるように配合して熱硬
[ヒしたポリウレタンフィルム編製造することができる
この際、場合によりウレタン化反応を促進する触媒又フ
ィルムを製造する際作業性の点で問題が有る場合、上記
ウレタンプレポリマーをフェノール、ケトオキシム、カ
プロラクタム等のブロック剤にて一部又は全部をブロッ
クして使用し、後に加熱硬化させてフィルムを製造する
ことも出来る。
本発明に於いて、熱硬化したポリウレタンフィルムの製
造は、通常、溶剤に溶解したウレタンポリマー、活性水
素化合物より成るウレタン樹脂をロールコータ−、ナイ
フコーター等によりm−a処理した紙、金属、プラスチ
ックフィルムの上に乾燥膜厚が20〜200μの範囲に
なるよう製造し60〜200℃の温度範囲に有る乾燥炉
により10〜60分間熱硬化させることにより得られる
このようにして得られる熱硬化したポリウレタンフィル
ムは、接着剤の利用により又は塩化ビニール樹脂との熱
融着により目的とする床材を製造することができる。
一般に耐摩耗性を高度に要求する重歩行用床材では、4
粍抵抗性材料を加えて相乗的に耐摩耗性を賦与する事が
実施され、例えば無機質耐摩耗材として、アルミナ粉、
シラスバルーン粉、シリカ粉、珪石粉等が単独又は併用
で添加される場合があるが、本発明に於いても本発明の
効果をさまたげない範囲で重加使用することが出来る。
作用: 上記した方法により得られる本発明の床材は、耐摩耗性
、耐汚染性にすぐれた床材であり、重歩行用床材として
極めて有用である。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。実
施例中、部および多は夫々重量部および重責%を示す。
実施例1 塩化ビニール樹脂(重合度900ペースト用)100部
ジオクチルフタレート 55部 亜鉛系安定剤 2部 白色顔料 60も1ニ アゾジカルボンアミド 2部 上記発泡性塩化ビニール樹脂をバッキング材とナルアス
ベスト紙(Q8tn、m厚み)にドクターナイフコータ
ーにて07間厚に塗布し、200℃で1分60秒間加熱
してプレゲル化して冷却した。次に上記配合塗料よりア
ゾジカルボンアミドを除いた掻1脂をドクターナイフコ
ーターによりQ、 3 mm厚さに表面コートし、20
0℃で1分30秒間加熱しプレゲル化して冷却し床材A
を製造した。
次にネオペンチルグリコールとアジピン酸より得られた
水酸基末端のポリエステル(分子量2000)50部、
ポリプロピレングリコール(分子11000)70部、
トリメチロールプロパ715部、トリレンジイソシアネ
ート100部、キジロール60部、セロソルブアセテ−
) 30 部を温度計、抜打機を備えた4ツロフラスコ
に仕込み、窒素を加えながら昇温し、75〜80℃で4
時間反応させてN10%、8.5%のプレポリマーを得
た。このプレポリマー100部にポリオール成分として
PR−450(三井日曹ウレタン(株)製、商品名、O
H価450)を25部配合して熱硬化性ポリウレタン樹
脂を製造した。このi耐脂を離型紙の上にナイフコータ
ーにて乾燥塗膜が80〜100μになる。ように塗装し
、乾燥炉中で初期80℃で20分、次いで120℃で2
o分焼付架校してポリウレタンフィルムを製造した。こ
のポリウレタンフィルムを床材Aの上にはり合わせて2
00℃で4分間加熱して床材をゲル化させ、ポリウレタ
ンフィルムを接着した。
得られた床材の評価結果を表1に示す。
インホロンジイソシアネート 222部キジロール 5
3部 セロソルブアセテート 56部 528部 〔註〕※ネオペンチルグリコールとアジピン酸ヨりなる
ポリエステル樹脂。
上記の方法により得られたプレポリマーの有効C% Nl、0%は、85/ワニスであった。このプレポリマ
ー100部にPE−450を25部配合した。
得られたポリウレタンフィルムにメチルエチルケトンに
溶解した塩ビ酢ピコポリマーよりなる接着剤を15μ塗
布して、予備乾燥の後床材Bとはり合わせた。得られた
床材の評価結果を表−1に示す。
比較l+111 実施例1で得られた床材Aに150μの塩化ビニール樹
脂より成るクリヤーフィルムをはり合わせて、200℃
で4分間加熱して床材をゲル化させ塩化ビニール樹脂を
接着した。
得られた床材の評価結果を表1に示す。
表−1 試験条件 1耐熱性試験 火をつけたタバコをテスト床材の上に30秒間静置しγ
こ後の状態を目視判定した。
2、1lit汚染性 床材を重歩行場所に設置し、6ケ月後の歩行テスト結果
を目視判定した。
3、 +N摩粍性 テーパ一式摩耗試験機によるテーパー摩耗減量の程度を
標示した。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニール樹脂を基体樹脂とする床材に、熱硬化し1
    こポリウレタンフィルムを積層してなる耐摩耗性および
    耐汚染性のすぐれた床材。
JP9470884A 1984-05-14 1984-05-14 耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材 Pending JPS60239576A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9470884A JPS60239576A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材

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JP9470884A JPS60239576A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材

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JPS60239576A true JPS60239576A (ja) 1985-11-28

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ID=14117657

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JP9470884A Pending JPS60239576A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 耐摩耗性および耐汚染性のすぐれた床材

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JP (1) JPS60239576A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373347U (ja) * 1989-11-21 1991-07-24
JP2015066889A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 共和レザー株式会社 合成樹脂表皮材及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373347U (ja) * 1989-11-21 1991-07-24
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