JPS6023922B2 - 多軸型加工装置 - Google Patents

多軸型加工装置

Info

Publication number
JPS6023922B2
JPS6023922B2 JP13966477A JP13966477A JPS6023922B2 JP S6023922 B2 JPS6023922 B2 JP S6023922B2 JP 13966477 A JP13966477 A JP 13966477A JP 13966477 A JP13966477 A JP 13966477A JP S6023922 B2 JPS6023922 B2 JP S6023922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drilling
workpiece
support plate
hole
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13966477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5472596A (en
Inventor
士郎 佐藤
一義 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP13966477A priority Critical patent/JPS6023922B2/ja
Publication of JPS5472596A publication Critical patent/JPS5472596A/ja
Publication of JPS6023922B2 publication Critical patent/JPS6023922B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばプリント基板などの被加工材に多数の
穴を穿設する多軸型加工装置に関する。
本装置に最も近い例として多軸ボール盤があるが、従来
の多藤ボール盤はつぎのようなものであった。すなわち
早降可能なフレームにスピンドル駆動モータが1個設置
され、多数のスピンドルがユニバーサルジョイントを介
して前記駆動モータによって回転駆動され、各スピンド
ルはアタッチメント等を介して位置調整可能となってい
る。そして所望のスピンドルにドリルをチャッキングし
、各スピンドルを穴を明けたい位置に調整し、多数の穴
明けを同時的に1度で行なうようにしたものである。し
かしこの従来の多軸ボール盤は、多数の穴明けが同時的
に1度で行なえると言っても、一定数で一定位置の穴明
けしか行なうことができず、穴の座標が変わればその都
度ドリルのセットをやり直さねばならず、またドリルの
セットに多大の時間と手間を要するなどの不都合があっ
た。本発明は、前記不都合を解消する全く新規な多軸型
加工装置を提供するものであって、その特徴とするとこ
ろは、支持フレームに備わっている支持プレートに上下
方向に摺動自在に支持しかつ加工テーブルと対向する多
数の穴明け手段と、各穴明け手段上に起立する押下軸と
、前記支持プレートに対して上下方向に所定ストローク
だけ昇降可能な可動プレートと、この可動プレートを昇
降駆動する駆動手段と、前記可動プレートと一緒に昇降
しかつ前記押下軸のそれぞれと連結可能な連結手段と、
各連結手段を前記押下軸に対して連結状態または非連結
状態とする電磁的選択駆動手段とを設け、穴を明けたい
位置の穴明け手段に対応する連結手段がその押下麹に対
して連結するように、前記電磁的選択駆動手段を外部か
らの駆動信号を介して制御し、可動プレートの降下によ
って穴を明けたい位置の穴明け手段を降下させて穴明け
等の所望の加工を行ない得るようにしたところにある。
以下本発明の一実施例について説明する。
第1図、第2図および第3図において、1は固定設置し
たガイドレールであり、このガイドレールに箱形構造の
支持フレーム2が上下方向に昇降可能に酢設されている
支持フレーム2の背面部には、この支持フレームを昇降
駆動する昇降駆動手段3が裾付枠(図示せず。)上に配
設されている。昇降駆動手段3は、第3図示のように駆
動モータ3aと、その出力歯車3bの回転を減速する減
速歯車装置3Cと、この減速歯車装置3Cの歯車3dに
よって回転する送りネジ3eと、この送りネジと螺合す
る雌ネジ(図示せず。)を有しかつ支持フレーム2に固
着した送り板3fとからなつている。支持フレーム2の
下端部には、支持プレート4が固着してあり、この支持
プレートに多数(本実施例では120個)の穴明け手段
5が上下方向に摺動自在に鉄合支持され、戻しバネ6に
よって上方へ付勢されている。
各穴明け手段5は、面方向に千鳥形マトリックス状(第
7図参照)に規則正しく配列している。各穴明け手段5
の上面中央に、ほぼ矩形断面の押下軸7が固着され、上
方に延伸している。各穴明け手段5は、本実施例では駆
動モータ5aと、そのスピンドル5bと、このスピンド
ルにコレツトチャツク5Cを介して取付けたドリル5d
とによって構成されている。第2図および第3図示のよ
うに、支持フレーム2の中央段部に4本のガイドポスト
8が植設してあり、このガイドポストに可動プレート9
が摺動自在である。
そこでこの可動プレート9を昇降せしめる第1の昇降駆
動手段1川こついて説明する。IDaは駆動モー夕であ
り、10bはこの駆動モー外こよって回転する駆動カム
10Cを内蔵した伝達装置である。
伝達装置10bは支持フレームの背面に固着され、駆動
モーターoaはこの伝達装置10bの背面に固着されて
いる。伝達装置10b内にはL字形の駆動レバー10d
が揺動自在に支持され、駆動レバー10dのフオロワ1
0eが駆動カム10cに係合している。10fは下端が
駆動レバー10dに連結した連結ロッドであり、この連
結ロッド10fの上端はトグルリンク機構を構成する揺
動レバー10g,10hの一方10gに連結している。
各揺動レバー10g,10hの一端は、支持フレーム2
に回転自在の回転軸10j,10jに固着している。回
転軸10j,10Jには、伝達レバー10k・・・・・
・が固着してあり、この伝達レバー10k・・…・の先
端部に押圧リンク101・・・・・・の上端が回転自在
に連結している。各押圧リンク101・・・・・・の下
端はプレート9に装着してある連結ピン10m・・・・
・・に回転自在に連結している。また可動プレート9の
下面には、押下軸7(つまり穴明け手段5)に対応する
と共に可動プレート9と一緒に上下動する連結手段11
が配設されている。
可動プレート9の上部には、取付板12を介して支持フ
レーム2に固着された支持板13が位置している。そし
て支持板13の上面に配設された取付アングル14,1
4間に、各連結手段11を作動せしめる電磁的選択駆動
手段15が設置されている。そこで各穴明け手段5の押
下軸7、連結手段11および電磁的選択駆動手段15の
さらに詳細な構成および位置関係について説明する。
これらの構成は総て同一であるのでその1つについて説
明する。連結手段11は、第4図および第5図示のよう
に連結レバー11aとその回転軸11bとで構成されて
いる。
連結レバー11aは可動プレート9の下面部に平行に鯨
設された2枚の保持板16,16間に配設され、回転軸
11bは可動プレート9に回転自在に支持されている。
電磁的選択駆動手段15は2個のロータリーソレノィド
15a,15bとその作動軸15cとからなっている。
I7は回転軸11bの上端部に設けたカップリングであ
り、このカップリングは作動軸15cの回転を回転軸1
1bに伝達するが、作動藤15cに対しては軸方向に酒
動自在である。第6図示のように押下軸7の上端部には
、連結レバー11aが係舎可能な連結溝7aが形成され
ており、連結しバ−11aはロータリソレノィド15a
の作動によって実線図示のように連結溝7aに鉄入し、
ロータリソレノィド15bに作動によって鎖線図示のよ
う連結溝7aから外れる。また第5図のように可動プレ
ート9には、押下軸7が懐入可能な透孔部9aが穿設し
てある。また第1図において、18は被加工材、19は
この被加工材が載直される加工テーフル、20はXYテ
ーブル20a上に設けかつ被加工材の前端部を把持する
把持装置、21は最前列の穴明け手段5のみを上方へ一
定量だけ引き込ませる逃がし手段である。
この逃がし手段21の構成について説明する前に、穴明
け手段5の配列およびこの穴明け手段5に対する被加工
材18、つまりXYテーブル20aに送りについて説明
する。穴明け手段5の配列については、前記説明で簡単
に触れているが、再度ここで詳しく述べる。穴明け手段
5は第7図示のようにY方向に1の固が5仇舷間隔で一
列に配列し、かっこの列がX方向に42.5肋間隔で1
2列に並び、各列は一列毎に半ピッチずつずれた千鳥形
のマトリックス配列である。このような配列の穴明け手
段5に対して被加工材18はXYテーブル20aによっ
てつぎのような送りで移動させられる。第7図は、スタ
ート位置の被加工材18と穴明け手段5の相対的位置関
係を示すもので、鎖線18aは穴明け加工される領域で
ある。この状態から被加工材18は、本実施例ではまず
一Y方向に2.5奴ピッチで間数的に送られ、Y方向の
送りが47.5肋に達したところで−×方向に2.5肌
送り、今度は十Y方向に2.5肋ピッチで間歌的に47
.5肌まで送る。以下同様に送りをX方向の送りが40
.仇岬こ達するまで行なう。これにより被加工材18の
全加工領域18aがカバーされる。
ところで、偶数列の1行目a.,2,a,,4・・・・
・・a,,,2位置の穴明け手段5が被加工材18の加
工領域18aの下辺部を加工するとき、奇数列の1行目
a,,,,a,,3・・・・・・a.,,.位置の穴明
け手段5は、被加工材18の加工領域I8aの外に位置
している。つまり被加工材18の前端部を把持する把持
装置20と対向する位置にある。第1図示の逃がし手段
21は、このような状態のときに、a,,,,a,,3
……a,,,.位置(以下最前列と言う。)の穴明け手
段5を、把持装贋2川こ接触しない位置まで上方へ引込
ませるための機構であり、以下第8図および第9図を参
照してその構成について説明する。第8図示のように支
持フレーム2の内底部にブロック22が配設され、穴明
け手段5の間を平行に左右に伸びている。
このブロック22は、その下面にて穴明け手段5の後退
位置を規制するものであるが、最前列の穴明け手段5が
対向する位置には第9図示のようにこの穴明け手段が舷
合しうる逃がし穴22aが穿設してある。逃がし穴22
a内にはスベーサ21aが左右に摺動可能に配設され、
最前列の穴明け手段5は常時はスベーサ21aによって
後退位置が規されている。ブロック22の上部には支持
板23が所定の高さに配設され、この支持坂上にプラン
ジャ21bが設置されている。支持板23の下面にはブ
ラケット21cが取付けてあり、このブラケットにL字
形の逃がしレバー21dが揺動自在に支持されている。
逃がしレバー21dの一端はプランジャ21bの作動軸
21eと対向し、その他端はスベーサ21aの窓穴21
fに係合している。なお21gはスベーサ21aを第8
図右方へ引張るスプリングであり、これと同じスプリン
グがスベーサ21aの池端にも配設されている。したが
ってプランジャ21bが作動すると、その作動軸21e
が突出して逃がしレバ−21dを押し、スベーサ21a
がスプリング21gに抗して第9図左方へ移行する。ス
べ−サ21aの移行により、穴明け手段5は、第1図示
の戻しバネ6によって逃がし穴22a内に鉄合する。こ
の返却状態の時、最前列の穴明け手段5のドリル5dは
、被加工材18の把持装置20‘こ接触しない位置にあ
る。つぎに逃がし手段21を元の状態に戻す復帰手段2
4について説明する。
第1図および第3図において、取付アンクル14・・・
・・・の上部に、支持板13に固定した支持板25が架
設してあり、この支持板の上面に復帰手段24のプラン
ジャ24aが設置されている。支持板25の下面には、
ブラケット24bが固定してあり、このブラケットに揺
動レバー24cの一端が回転自在に支持されている。揺
動レバー24cの中央部にプランジャ24aの作動軸2
4dが対向し、さらにその他端に押圧軸24eが連結し
ている。押圧軸24eは、取付アングル14,14およ
び支持板13を貫通して、第5図鎖線図示のように可動
プレート9の透孔部9a内に達しており、前記最前列の
穴明け手段5の押下甑7の上面に係合している。前記逃
がし手段21の作動によって最前列の穴明け手段5が逃
がし穴22a内に位置しているときに、フ。Jランジャ
24aが作動させられて、その作動軸24dが突出して
揺動レバー24cが揺動する。揺動レバー24cの揺動
により押圧軸24eが降下し、その下端面で穴明け手段
5の押下軸7が押し下げられる。穴明け手段5の上面が
第9図示Jのスベーサ21aの下面よりも下になると、
スベーサ21aはスプリング21gのバネ力によって駆
動モータ5aの上面に入り込み、最前列の穴明け手段5
はこのスベーサ21aによって他の穴明け手段と同一高
さに再び保持される。なお第1図、第2図および第8図
において、26・・・・・・は各穴明け手段5の駆動モ
ータ5aに接続する電気配線(図示せず。
)を通す配管であり、27・・・・・・は駆動モータ5
aに冷却空気を送るエアーパイプであり、両者ともフレ
キシブルチューフにて形成されている。エアーパイプ2
7…・・・は、フロック22上に設置した共通送風ダク
ト28・・・・・・に各列毎にまとめて連結されている
。つぎに支持プレート4の下方の被加工材押え板29の
構造および取付状態について説明する。第2図示のよう
に可動プレート9上にブラケット30を介してエアーシ
リンダ31が固定設置してあり、このシリンダのロッド
31aは支持フレーム2および支持プレート4を摺動自
在に貫通してその下面から突出している。ロッド31a
の下端には保持板32が装着され、この保持板によって
被加工材押え板29の両側を保持している。保持板32
はロッド31aに対して上方へ摺動自在に遊隊するもの
であり、バネ33によって下方へ弾発されている。エア
ーシリンダ31は後述の動作説明に述べるように、ドリ
ル5dの取付け、取外し作業時にのみ使用されるもので
あって、普段は単に可動プレート9と一緒に上下動する
だけである。また第1図示のように支持プレート9の下
面には密閉板34が固着してある。密閉板34の内面に
は被加工材押え板29の外側面に接するスポンジなどの
シール材35が貼着され、支持プレート4の下面と被加
工材押え板29間の空間36が密封されている。第10
図および第11図示のように、被加工材押え板29には
穴明け手段5に対応して穴部37が穿設してあり、この
穴部に押え駒38が上方へ摺動自在に隊合している。押
え駒38にはドリル5dが貫通する穴部39が穿設して
あり、さらにその下端部には両側に延伸する空気逃がし
溝40が形成され、被加工材押え板29の下面の空気逃
がし溝29aに運通している。なお41は押え駒38を
下方に弾発するコイルバネであり、42は被加工材押え
板29上面に固着したバネ押えである。バネ41のバネ
力は第2図におけるバネ33よりも弱く設定されている
。つぎに動作について説明する。第1図示の×Yテ−ブ
ル20aによって被加工材18は、前述のように間歌的
にY方向およびX方向に送られ、被加工材18の穴明け
手段5に対する相対的位置が変位する。
一方本装置を制御する中央処理装置には、予め被加工材
18に明けるべき穴の座標データが記憶してあり、穴明
け手段5の駆動モータ5aは常に駆動されている。×Y
テ−ブル20aの1ステップ送り毎に中央処理装置から
電磁的選択駆動手段15に駆動信号が送られる。すなわ
ち前記座標データと一致した穴明け手段5の電磁的選択
駆動手段15には上段のプランジャ15aに駆動信号が
送られ、残りの電磁的選択駆動手段には下段のプランジ
ャー5bに駆動信号が送られ、それぞれが作動する。プ
ランジャー5aの作動を受けた連結手段11は、第4図
示のカップリング17を介して第6図実線位置に回転し
、プランジャ15bの作動を受けた連結手段11は第6
図鎖線位置に回転し、それぞれその位置に保持される。
つまり与えられた座標データと一致した穴明け手段5に
対応する連結手段11だけが押−下軸7の連結溝7aに
俵合し、残りの連結手段11は押下軸7の連結溝7aか
ら外れた位置に保持される。
ついで中央処理装置から第1の駆動手段10の駆動モー
タ10aに駆動信号が出されると、駆動カム10c、駆
動レバー10d、連結ロッド10f、駆動レバー10g
,10h、回転軸10i,10j、伝達レバー10k・
・・・・・押圧リンク101・・・・・・を介して、可
動プレート9がガイドポスト8に沿って降下する。可動
プレート9が降下すると、この可動プレート上に固定設
置されているシリンダ31およびそのロッド31aも一
緒に降下する。
したがって被加工材押え板29が第12図示のように被
加工材18の上面に当綾する。ロッド31aはなおも降
下するため被加工材押え板29はバネ33の力によって
被加工材18を全面に亘つて均等に押圧し、被加工材1
8の反りの矯正する。このとき押え駒38はバネ41に
抗してやや上方へ持ち上がる。また可動プレート9の降
下によってその下面の連結手段11も同時に一緒に降下
するために、第6図実線図示の連結状態にある押下軸7
とこの押下軸に連結した穴明け手段5のみが戻しバネ6
に抗して所定ストロークだけ降下する。
残りの穴明け手段5は第1図示の位置に取り残されたま
まである。すなわち与えられた座標データと一致した位
置の穴明け手段5だけが降下し、そのドリル5dが被加
工材18を貫通して所定の穴明けを行なうのである。こ
の穴明け加工時において、エアーパイプ27から駆動モ
ータ5aに送られている冷却用空気は、駆動モータ5a
内を通ってその下端から第1図示の空間36内に排出さ
れている。空間36内に送りこまれた空気は、第12図
示のように被加工材押え板29の押え駒38の穴部39
を通って空気逃がし溝40へ向けて噴出し、ドリル5d
の回転によって生ずる切り粉43を吹き飛ばす。そして
切り粉43は空気と一緒に空気逃がし溝29aを通って
外部へ排出される。したがってドリル5dへの切り粉の
付着すなわち、目づまりが起きることがなく駆動モータ
5aに過負荷がかかったり、ドリル5dが折れたりする
ことがない。可動プレート9が最降下し所定の穴明け加
工が終了すると、可動プレート9は上昇し始め、逐には
元位置に復帰したところで駆動モータ10aが停止する
可動プレート9の上昇によって穴明け手段5や被加工材
押え板29など総ての機構が第1図示の元位置に復帰す
る。以下XYテーブル20aによる被加工材18の1ス
テップの送り毎に前記と同様の動作が繰り返され、被加
工材18の所定位置に次々と穴が明けられていく。なお
前記穴明け動作において第7図示のa・,2’a・’4
..・…a,,,2位置の穴明け手段5が被加工材18
の加工領域18aの下辺部を加工するときは、中央処理
装置から第1図および第9図示の逃がし手段21のプラ
ンジャ21aに駆動信号が送られ、前述の説明の如く最
前列の穴明け手段5が奥へ引き込む。したがって可動プ
レート9が降下しても最前列の穴明け手段5のドリル5
dは把持装置20‘こ当接しない。
またドリル5dの取付け、取外しを行なう場合は、つぎ
の手順にて行なう。
まず第3図示の駆動モー夕3aを起動し、その出力歯車
3b、減速歯車装置3c、歯車3dを介して送りネジ3
eを回転し、支持フレーム2をガイドレールーに沿って
所望の高さまで上昇させる。しかる後にエアーシリンダ
31を作動させると、そのロッド31aが下方に伸び出
し、被加工材押え板29が降下する。これによりドリル
5dが露見しかつその下方に十分な余裕スペースができ
、ドリル5dの取付けまたは取外しを行なうことができ
る。
なお穴明け手段5のチャック5cにセットするカツタは
、ドリル5dに代えてエンドミルを使用することも可能
である。
被加工材18が多数のプリント基板を同時印刷した多数
個取り原板である場合、エンドミルを用いればこの原板
から所定のプリント基板に切り落す加工を行なうことも
できる。さらに本発明で言うところの穴明け手段5はド
リルのように回転刃にて穴明け加工を行なう形式の他に
、例えばプレス技術を応用して打抜きピンによって穴抜
きする形式のものをも含むものである。以上詳細に説明
した本発明の多軸型穴明け装置によれば、多数の穴明け
手段の中の幾つかが、電磁的選択駆動手段とこの電磁的
選択駆動手段にて作動する連結手段と可動プレート等に
よって選択的に降下して穴明けを行なうことができるよ
うにしたので、穴を明けるべき座標データを中央処理装
置にインプットするだけで後は全自動で穴明け加工が行
なわれ、多数の穴明けが極めて短時間で完了する。
殊に本装置によれば、被加工材の形状、大きさおよび穴
の位置等が変わった場合でも、従来の多軸ボール盤のよ
うにドリルの位置をセットし直す必要がなく、作業者に
係る負担が大幅に軽減する。また各穴明け手段を千鳥形
マトリックス状に配列しているので、各機構がスペース
効率良くまとめられ、装置全体も小型化し、XYテーブ
ルの少ない動きで被加工材の全加工領域をカバーするこ
とができる。
さらに電磁的選択駆動手段を支持フレーム上に固定して
いるので、可動プレートの昇降駆動手段に対する負荷が
軽減し、可動プレートの昇降動作を迅速に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって「第1図は
その側面断面図、第2図はその正面断面図、第3図はそ
の平面断面図、第4図は電磁的選択駆動手段と連結手段
の拡大断面図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図
は第4図W−の線断面図、第7図は穴明け手段の配列状
態を被加工材と共に示す説明図、第8図は穴明け手段お
よび逃がし手段の拡大平面図、第9図は逃がし手段の拡
大側面図、第10図は第1図A部拡大断面図、第11図
は第10図M−X線断面図、第12図は穴明け加工状態
の要部拡大断面図である。 1・・・・・・ガイドレール、2・・・・・・支持フレ
ーム、3・・・・・・昇降駆動手段、4…・・・支持プ
レート、5・・・・・・穴明け手段、7・・・・・・押
下軸、9・・・…可動プレート、10……昇降駆動手段
、11・・・・・・連結手段、15…・・・電磁的選択
駆動手段、18・…・・被加工材、19・・・・・・加
工テーフル、20・・・把持装置、20a…...XY
テーフル。 第4図 第5図 第6図 第12図 図 船 図 N 船 図 の 船 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工テーブルの上方に配設された支持フレームと、
    前記支持フレームに備わつている支持プレートと、前記
    支持プレートに上下方向に摺動自在に支持されかつ前記
    加工テーブル上の被加工材と対向する多数の穴明け手段
    と、各穴明け手段上に起立する押下軸と、前記支持プレ
    ートの上方で上下方向に所定ストロークだけ昇降可能な
    可動プレートと、前記支持プレートに支持されて前記可
    動プレートを昇降駆動する昇降駆動手段と、前記可動プ
    レートと一緒に昇降しかつ前記押下のそれぞれと連結可
    能な連結手段と、外部からの駆動信号により電磁的に作
    動して前記連結手段を前記押下軸に対して選択的に連結
    状態または非連結状態とする電磁的選択駆動手段とを有
    する多軸型加工装置。 2 前記穴明け手段の配列を、千鳥形マトリツクス、配
    列とした特許請求の範囲第1項に記載の多軸型加工装置
    。 3 前記電磁的選択駆動手段としてロータリーソレノイ
    ドを用いた特許請求の範囲第1項に記載の多軸型加工装
    置。 4 前記穴明け手段は、駆動モータと、この駆動モータ
    によつて回転するスピンドルと、このスピンドルにチヤ
    ツクを介して装着したドリルとで構成した特許請求の範
    囲第1項に記載の多軸型加工装置。 5 前記支持プレートを昇降可能とした特許請求の範囲
    第1項に記載の多軸型加工装置。
JP13966477A 1977-11-21 1977-11-21 多軸型加工装置 Expired JPS6023922B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13966477A JPS6023922B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 多軸型加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13966477A JPS6023922B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 多軸型加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5472596A JPS5472596A (en) 1979-06-11
JPS6023922B2 true JPS6023922B2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=15250535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13966477A Expired JPS6023922B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 多軸型加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6023922B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008038645A1 (fr) 2006-09-29 2008-04-03 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Matériau d'impression sensible à la chaleur

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320518Y2 (ja) * 1980-12-29 1988-06-07
JPS6320519Y2 (ja) * 1980-12-29 1988-06-07

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008038645A1 (fr) 2006-09-29 2008-04-03 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Matériau d'impression sensible à la chaleur

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5472596A (en) 1979-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5111573A (en) Device and method of exchanging tools
EP0370506A2 (en) Method and apparatus for multi-step workpiece manufacturing
CN108513440A (zh) 一种用于pcb板的上pin包胶设备
JPS6023922B2 (ja) 多軸型加工装置
US4783889A (en) Transfer machining system
JP3657100B2 (ja) プレス装置
CN113070613B (zh) 一种键盘电路板用的焊接装置
US3359583A (en) Positioning apparatus
JP2541274B2 (ja) 穿孔用金型ユニット
KR200156037Y1 (ko) 인쇄회로기판의 절단장치
KR100368620B1 (ko) 전자부품 조립용 리벳팅 머신
JPH11179463A (ja) 板材加工機におけるワーク搬入出装置
JP3157050B2 (ja) プレス金型装置及びプレス加工方法
JPH10286736A (ja) プリント基板加工機におけるプリント基板押さえ装置
US5177843A (en) Turret punch press
CN220698953U (zh) 刀盘更换装置
KR100522554B1 (ko) 버어링 겸용 탭핑장치
CN214981543U (zh) 带定位识别孔的肩章粘合衬布的加工设备
KR100628372B1 (ko) 피씨비 타발방법 및 그 장치
CN219074065U (zh) 一种压力机冲压板材定位装置
JPH0694119B2 (ja) 穿孔装置
KR20020018741A (ko) 인쇄회로기판 프레스 피트 콘넥터 자동 삽입 장치 및 방법
JPS5868434A (ja) シリアルバンチプレス
JPH09267298A (ja) プリント基板押さえ装置
JPH0318013Y2 (ja)