JPS6023701B2 - テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン共重合体−含フツ素エラストマ−組成物 - Google Patents
テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン共重合体−含フツ素エラストマ−組成物Info
- Publication number
- JPS6023701B2 JPS6023701B2 JP256176A JP256176A JPS6023701B2 JP S6023701 B2 JPS6023701 B2 JP S6023701B2 JP 256176 A JP256176 A JP 256176A JP 256176 A JP256176 A JP 256176A JP S6023701 B2 JPS6023701 B2 JP S6023701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tfe
- hfp
- fluorine
- copolymer
- elastomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテトラフルオロェチレンノヘキサフルオロプo
ベン共重合体−含フッ素ェラストマー組成物に関する。
ベン共重合体−含フッ素ェラストマー組成物に関する。
テトラフルオロェチレン(以下「TFE」と云う。)と
へキサフルオロプロベン(以下「HFP」と云う。)の
共重合体はポリテトラフルオロェチレン(以下「PTF
E」と云う。)に匹敵する耐熱性、耐薬品性、電気的特
性を有し、かつPTFEにはみられない熔融流動性を有
するところから、圧縮成形、押出成形、射出成形などあ
らゆる溶融加工が可能であり、広範囲な用途に使用され
ている。一般に押出成形、射出成形などに用いられるT
FE/HFP共重合体は成形性の観点から後で定義する
比溶融粘度が1ぴ〜1びポィズの範囲にあることが要求
される。
へキサフルオロプロベン(以下「HFP」と云う。)の
共重合体はポリテトラフルオロェチレン(以下「PTF
E」と云う。)に匹敵する耐熱性、耐薬品性、電気的特
性を有し、かつPTFEにはみられない熔融流動性を有
するところから、圧縮成形、押出成形、射出成形などあ
らゆる溶融加工が可能であり、広範囲な用途に使用され
ている。一般に押出成形、射出成形などに用いられるT
FE/HFP共重合体は成形性の観点から後で定義する
比溶融粘度が1ぴ〜1びポィズの範囲にあることが要求
される。
しかしながら、比溶融粘度が1びポィズ以下のTFE/
HFP共重合体では180午0以上の温度におし、て比
較的にストレスクラックを起し易く、そのため使用範囲
が限定される。比溶融粘度が5×1びポィズになると耐
ストレスクラック性は良くなり、融点付近までストレス
クラックを生じなくなるが、比溶融粘度の上昇は成形性
の低下を意味し、好ましくない。このようなTFE/H
FP共重合体の有する欠点を改善するための方法として
、製造の際に他の単量体を共重合させたり、変性剤を添
加したり、あるいは重合条件を変更したりする重合によ
る方法と他の物質のブレンド‘こよる方法との2つの方
法が考えられるが、本発明はこれらのうち後者の範ちゆ
うに属するものである。
HFP共重合体では180午0以上の温度におし、て比
較的にストレスクラックを起し易く、そのため使用範囲
が限定される。比溶融粘度が5×1びポィズになると耐
ストレスクラック性は良くなり、融点付近までストレス
クラックを生じなくなるが、比溶融粘度の上昇は成形性
の低下を意味し、好ましくない。このようなTFE/H
FP共重合体の有する欠点を改善するための方法として
、製造の際に他の単量体を共重合させたり、変性剤を添
加したり、あるいは重合条件を変更したりする重合によ
る方法と他の物質のブレンド‘こよる方法との2つの方
法が考えられるが、本発明はこれらのうち後者の範ちゆ
うに属するものである。
すなわち、本発明は前記したTFE/HFP共重合体の
熱ストレスクラックを成形性の犠牲を伴うことなく改良
し、熱ストレスクラック抵抗の優れたTFE/HFP共
重合体組成物を提供するものであり、この目的はTFE
/HFP共重合体99.95〜90重量%に含フッ素ェ
ラストマー0.05〜1の雲量%を均一に配合すること
によって達成される。
熱ストレスクラックを成形性の犠牲を伴うことなく改良
し、熱ストレスクラック抵抗の優れたTFE/HFP共
重合体組成物を提供するものであり、この目的はTFE
/HFP共重合体99.95〜90重量%に含フッ素ェ
ラストマー0.05〜1の雲量%を均一に配合すること
によって達成される。
本発明で云うTFE/HFP共重合体とは主としてTF
EとHFPで構成され、後で定義するHFP含有量が5
〜2の重量%のものであり、少量の第三成分、変性剤等
を含んでも差支えない。
EとHFPで構成され、後で定義するHFP含有量が5
〜2の重量%のものであり、少量の第三成分、変性剤等
を含んでも差支えない。
また、本発明において含フッ素ェラストマーとは、たと
えばHFP/フッ化ビニリデン共重合体、TFE/フッ
化ビニリデンノHFP三元重合体、TFEノプロピレン
共重合体、TFE/クロロビニルェーテル共重合体、T
FE/エチレンノプロピレン三元共重合体、エチレン/
HFP共重合体、TFE/エチレン/HFP三元共重合
体、TFE/ェチレンノ六フツ化アセトン三元共重合体
、TFE/六フッ化アセトン共重合体などが例示され、
これらの一種あるいは二種以上を混合して用いることが
できる。
えばHFP/フッ化ビニリデン共重合体、TFE/フッ
化ビニリデンノHFP三元重合体、TFEノプロピレン
共重合体、TFE/クロロビニルェーテル共重合体、T
FE/エチレンノプロピレン三元共重合体、エチレン/
HFP共重合体、TFE/エチレン/HFP三元共重合
体、TFE/ェチレンノ六フツ化アセトン三元共重合体
、TFE/六フッ化アセトン共重合体などが例示され、
これらの一種あるいは二種以上を混合して用いることが
できる。
含フッ素ェラストマーをTFE/HFP共重合体に配合
する方法としては「たとえばミキサー、ミキシングロー
ルトニーダー〜ボールミル「ノゞン/ゞリーミキサー「
ブレンダーなどを用いる湿式および乾式のあらゆる混合
方法が採用可能である。
する方法としては「たとえばミキサー、ミキシングロー
ルトニーダー〜ボールミル「ノゞン/ゞリーミキサー「
ブレンダーなどを用いる湿式および乾式のあらゆる混合
方法が採用可能である。
一般的には含フッ素ヱラストマ−を水性分散液として準
備し、TFE/HFP共重合体と湿式混合することが好
ましい。また、TFE/HFP共重合体の製造に際し、
含フッ素ェラストマーを重合反応および/または反応途
中で添加しても良く、この方法によって重合反応および
生成物に悪影響を与えることは全くない。本発明の前記
効果を得るためには、最終的な成形品になった状態のT
FE/HFP共重合体中に含フッ素ェラストマーが分子
レベルで均一混合(ブレンド)されていることが必要で
あり、このためには、前記の混合手段はいずれも未だ不
充分な、粗雑な混合でしかなく、最終的に熔融混合を行
わなければならないが、このような熔融混合は製品化の
際のべレタィジングによって自ずから達せられる。
備し、TFE/HFP共重合体と湿式混合することが好
ましい。また、TFE/HFP共重合体の製造に際し、
含フッ素ェラストマーを重合反応および/または反応途
中で添加しても良く、この方法によって重合反応および
生成物に悪影響を与えることは全くない。本発明の前記
効果を得るためには、最終的な成形品になった状態のT
FE/HFP共重合体中に含フッ素ェラストマーが分子
レベルで均一混合(ブレンド)されていることが必要で
あり、このためには、前記の混合手段はいずれも未だ不
充分な、粗雑な混合でしかなく、最終的に熔融混合を行
わなければならないが、このような熔融混合は製品化の
際のべレタィジングによって自ずから達せられる。
また、ベレタィジングを経ず、直接パイプを押出して最
終製品を作る場合には、その熔融押出いこよって均一混
合の目的が蓮せられる。本発明によれば、TFE/HF
P共重合体99.95〜9の重量%に含フッ素ェラスト
マー0.05〜10重量%、さらに好ましくはTFE/
HFP共重合体99.9〜95.の重量%に含フッ素ェ
ラストマー0.1〜5.0重量%を配合することにより
、TFE/HFP共重合体の特性を殆ど損うことなく熱
ストレスクラック抵抗を改良し得る。添加する含フッ素
ェラストマーの量が少し、と効果が認められず、添加量
が多すぎると着色や機械的強度の低下などが起り、好ま
しくない。添加するェラストマーが炭化水素系ェラスト
マーでは耐熱性が不十分などの不都合が起る。
終製品を作る場合には、その熔融押出いこよって均一混
合の目的が蓮せられる。本発明によれば、TFE/HF
P共重合体99.95〜9の重量%に含フッ素ェラスト
マー0.05〜10重量%、さらに好ましくはTFE/
HFP共重合体99.9〜95.の重量%に含フッ素ェ
ラストマー0.1〜5.0重量%を配合することにより
、TFE/HFP共重合体の特性を殆ど損うことなく熱
ストレスクラック抵抗を改良し得る。添加する含フッ素
ェラストマーの量が少し、と効果が認められず、添加量
が多すぎると着色や機械的強度の低下などが起り、好ま
しくない。添加するェラストマーが炭化水素系ェラスト
マーでは耐熱性が不十分などの不都合が起る。
さらに他のフッ素樹脂、たとえばポリフツ化ビニリヂン
、ポリテトラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエ
チレンワツクス、テトラフルオロエチレンノフルオロビ
ニルェーテル共重合体等はいずれも効果がない。以下に
実施例、比較例および試験例を挙げて本発明の実施態様
を述べる。
、ポリテトラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエ
チレンワツクス、テトラフルオロエチレンノフルオロビ
ニルェーテル共重合体等はいずれも効果がない。以下に
実施例、比較例および試験例を挙げて本発明の実施態様
を述べる。
なお、実施例、比較例中に「部」とあるのは、特に断わ
らない限り重量基準によることを意味する。また、ポリ
マーのHFP含有量(重量%)は厚さ約40Aのフィル
ムの赤外線吸収スペクトルによって980伽‐1の波数
における吸光度を2350伽‐1の波数における吸光度
で割った値を3.2倍した数値で示した。なおまたt比
熔融粘度とは高化式フローテスターを用いて求めたもの
で、ポリマーを内径9.5側のシリンダーに装填し、温
度38000に5分間保持したのち5k9のピストン荷
重下に内径2.1肋、長さ8側のオリフイスを通して同
温度にて押出し、このときの押出速度(cc/分)で5
3150を割って得たものである。実施例 1 比熔融粘度8×1びポィズ、HFE含有量12.2%の
粉末状TFE/HFP共重合体100部とイオン交換水
50礎都を卓上ミキサーで激しく濃梓し、TFE/プロ
ピレン共重合体ェラストマ−(ポリマー組成TFE/プ
ロピレンモル比=1)を10%含む水性ディスパージョ
ン1の部を加え、3び分間櫨拝したのち、凝析剤として
20%硝酸5部を添加する。
らない限り重量基準によることを意味する。また、ポリ
マーのHFP含有量(重量%)は厚さ約40Aのフィル
ムの赤外線吸収スペクトルによって980伽‐1の波数
における吸光度を2350伽‐1の波数における吸光度
で割った値を3.2倍した数値で示した。なおまたt比
熔融粘度とは高化式フローテスターを用いて求めたもの
で、ポリマーを内径9.5側のシリンダーに装填し、温
度38000に5分間保持したのち5k9のピストン荷
重下に内径2.1肋、長さ8側のオリフイスを通して同
温度にて押出し、このときの押出速度(cc/分)で5
3150を割って得たものである。実施例 1 比熔融粘度8×1びポィズ、HFE含有量12.2%の
粉末状TFE/HFP共重合体100部とイオン交換水
50礎都を卓上ミキサーで激しく濃梓し、TFE/プロ
ピレン共重合体ェラストマ−(ポリマー組成TFE/プ
ロピレンモル比=1)を10%含む水性ディスパージョ
ン1の部を加え、3び分間櫨拝したのち、凝析剤として
20%硝酸5部を添加する。
さらに30分間燈拝したのち炉別し、イオン交換水で十
分に洗浄し、温度120qoで24時間乾燥する。なお
、以上の炉別、洗浄等の操作においてTFE/プロピレ
ンェラストマ一粒子の脱離は殆ど認められなかった。こ
うして予備混合されたポリマ−をシリンダー長さ220
仇吻、径15側、吐出孔蓬2肌、吐出孔長10肋のスク
リュー押出機により温度33000で押出し、この押出
したものをもう一度同じ方法で押出してべレット化し、
ブレンドポリマーを得る。このポリマーの比熔融粘度は
7.6×1ぴポィズ、HFP含有量は12.2%であっ
た。実施例 2 添加ェラストマーとしてTFE20モル%、HFP31
モル%、フッ化ビニリデン49モル%の組成を有するT
FE/HFP/フッ化ビニリデンェラストマ一を22%
含有する水性ディスパージョン5部を使用したほかは実
施例1と同様にして操作を行い、比熔融粘度7.4×1
ぴポィズ、HFP含有量12.2%のブレンドポリマー
を得た。
分に洗浄し、温度120qoで24時間乾燥する。なお
、以上の炉別、洗浄等の操作においてTFE/プロピレ
ンェラストマ一粒子の脱離は殆ど認められなかった。こ
うして予備混合されたポリマ−をシリンダー長さ220
仇吻、径15側、吐出孔蓬2肌、吐出孔長10肋のスク
リュー押出機により温度33000で押出し、この押出
したものをもう一度同じ方法で押出してべレット化し、
ブレンドポリマーを得る。このポリマーの比熔融粘度は
7.6×1ぴポィズ、HFP含有量は12.2%であっ
た。実施例 2 添加ェラストマーとしてTFE20モル%、HFP31
モル%、フッ化ビニリデン49モル%の組成を有するT
FE/HFP/フッ化ビニリデンェラストマ一を22%
含有する水性ディスパージョン5部を使用したほかは実
施例1と同様にして操作を行い、比熔融粘度7.4×1
ぴポィズ、HFP含有量12.2%のブレンドポリマー
を得た。
実施例 3
水300戊部を収容できるジャケットつきSUS−32
縄洋式オートクレープに脱酸素、脱ミネラルした水10
0碇都を入れ、実施例1のTFE/プロピレンェラスト
マ一水性デイスパージョン20部を仕込み、内部空間を
純窒素ガスで十分に置換したのち、HFP600部およ
びTFEIIO部を圧入する。
縄洋式オートクレープに脱酸素、脱ミネラルした水10
0碇都を入れ、実施例1のTFE/プロピレンェラスト
マ一水性デイスパージョン20部を仕込み、内部空間を
純窒素ガスで十分に置換したのち、HFP600部およ
びTFEIIO部を圧入する。
機内の温度を20qoに保ち、濃辞しながら重合開始剤
としてジ(オメガハイドロデカフルオロヘプタノィル)
パーオキシド2部と分子量調節剤としてメチルアルコー
ル14部を圧入する。反応は直ちに開始され、反応の進
行に伴なつてTFEを逐次供給した。かくして2岬時間
反応後、未反応のモノマーを放出し、20%硝酸3部を
添加したのち重合体を回収した。ポリマーを十分に水洗
したのち、温度120午0で2独特間乾燥し、135部
の白色粉末状ブレンドポリマーを得た。このポリマーの
比熔融粘度は7.2×1ぴポィズ、TFP含有量は12
.2%であった。実施例 4添加ェラストマーとして実
施例2のTFE/フッ化ビニリデンノHFPヱラストマ
ー水性デイスパージョン5部を使用したほかは実施例3
と同様にして操作を行い、比熔融粘度8×1びポィズ、
HFP含有量12.0%のブレンドポリマー14$部を
得た。
としてジ(オメガハイドロデカフルオロヘプタノィル)
パーオキシド2部と分子量調節剤としてメチルアルコー
ル14部を圧入する。反応は直ちに開始され、反応の進
行に伴なつてTFEを逐次供給した。かくして2岬時間
反応後、未反応のモノマーを放出し、20%硝酸3部を
添加したのち重合体を回収した。ポリマーを十分に水洗
したのち、温度120午0で2独特間乾燥し、135部
の白色粉末状ブレンドポリマーを得た。このポリマーの
比熔融粘度は7.2×1ぴポィズ、TFP含有量は12
.2%であった。実施例 4添加ェラストマーとして実
施例2のTFE/フッ化ビニリデンノHFPヱラストマ
ー水性デイスパージョン5部を使用したほかは実施例3
と同様にして操作を行い、比熔融粘度8×1びポィズ、
HFP含有量12.0%のブレンドポリマー14$部を
得た。
比較例 1
ェラストマーを加えないほかは実施例3と同様にした操
作を行い、比熔融粘度8×1ぴポイズ、HFP含有量1
2.3%のポリマー14の部を得た。
作を行い、比熔融粘度8×1ぴポイズ、HFP含有量1
2.3%のポリマー14の部を得た。
比較例 2ェラストマーを加えず、メチルアルコール1
礎部とし、重合時間を3餌時間としたほかは実施例3と
同様にして操作を行い、比熔融粘度1.5×1びポィズ
、HFP含有量12.2%のポリマー165部を得た。
礎部とし、重合時間を3餌時間としたほかは実施例3と
同様にして操作を行い、比熔融粘度1.5×1びポィズ
、HFP含有量12.2%のポリマー165部を得た。
比較例 3添加ェラストマーとして実施例2のTFP/
フッ化ビニリデン/HFPェラストマー水性ディスパー
ジョン12碇郭を使用したほかは実施例1と同様に操作
を行い、比熔融粘度3.2×1ぴポィズのブレンドポリ
マーを得た。比較例 4 添加ェラストマー水性ディスパージョンを0.3部とし
たほかは実施例1と同様に操作を行い、比熔融粘度7.
8×1ぴポィズ、HFP含有量12.2%のブレンドポ
リマーを得た。
フッ化ビニリデン/HFPェラストマー水性ディスパー
ジョン12碇郭を使用したほかは実施例1と同様に操作
を行い、比熔融粘度3.2×1ぴポィズのブレンドポリ
マーを得た。比較例 4 添加ェラストマー水性ディスパージョンを0.3部とし
たほかは実施例1と同様に操作を行い、比熔融粘度7.
8×1ぴポィズ、HFP含有量12.2%のブレンドポ
リマーを得た。
試験例
実施例および比較例のポリマーについて、熱ストレスク
ラック抵抗値を下記の方法により測定した。
ラック抵抗値を下記の方法により測定した。
まず試料24夕を直径80帆の円筒金型に充填し、これ
を電気炉に入れ、温度330午0に2粉ご間保持する。
を電気炉に入れ、温度330午0に2粉ご間保持する。
次いで60k9/仇の加圧下、同温度で1分間保持した
のち水冷し、厚さ2.3〜2.4肋のシートを得る。こ
のシートを電気炉で240℃、2餌時間加熱したのち、
長さ39側、中13側の長方形試験片をとり、中央長辺
方向にカミソリ刃で長さ11肋、深さ0.5帆の切り目
を入れる。次いで試験片をASTMD1693−?功規
格のサンプルホルダーに上記切り目のある面を外にして
誉曲させてセットし、180℃および215℃ののぞき
窓のある電気炉に入れる。測定試験片2の女の半数にク
ラックが生ずるまでの時間を測り熱ストレスクラック抵
抗値とする。第1表に測定結果を示す。この結果から、
含フッ素ェラストマ−を含まない比較例1および比熔融
粘度の高い比較例2に対し、実施例ではいずれもクラツ
クを起いこくくなっており、少量の含フッ素ェラストマ
ーの配合によって熱ストレスクラツク抵抗値が大中に改
良されている事実が理解できる。第1表 注: *)ASTMD 638記載の方法により測定。
のち水冷し、厚さ2.3〜2.4肋のシートを得る。こ
のシートを電気炉で240℃、2餌時間加熱したのち、
長さ39側、中13側の長方形試験片をとり、中央長辺
方向にカミソリ刃で長さ11肋、深さ0.5帆の切り目
を入れる。次いで試験片をASTMD1693−?功規
格のサンプルホルダーに上記切り目のある面を外にして
誉曲させてセットし、180℃および215℃ののぞき
窓のある電気炉に入れる。測定試験片2の女の半数にク
ラックが生ずるまでの時間を測り熱ストレスクラック抵
抗値とする。第1表に測定結果を示す。この結果から、
含フッ素ェラストマ−を含まない比較例1および比熔融
粘度の高い比較例2に対し、実施例ではいずれもクラツ
クを起いこくくなっており、少量の含フッ素ェラストマ
ーの配合によって熱ストレスクラツク抵抗値が大中に改
良されている事実が理解できる。第1表 注: *)ASTMD 638記載の方法により測定。
Claims (1)
- 1 テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン
共重合体99.95〜90重量%に含フツ素エラストマ
ー0.05〜10重量%を均一に配合したことを特徴と
するテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン
共重合体−含フツ素エラストマー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP256176A JPS6023701B2 (ja) | 1976-01-12 | 1976-01-12 | テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン共重合体−含フツ素エラストマ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP256176A JPS6023701B2 (ja) | 1976-01-12 | 1976-01-12 | テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン共重合体−含フツ素エラストマ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5286442A JPS5286442A (en) | 1977-07-18 |
JPS6023701B2 true JPS6023701B2 (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=11532779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP256176A Expired JPS6023701B2 (ja) | 1976-01-12 | 1976-01-12 | テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロペン共重合体−含フツ素エラストマ−組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023701B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5057345A (en) * | 1989-08-17 | 1991-10-15 | Raychem Corporation | Fluoroopolymer blends |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4555543A (en) * | 1984-04-13 | 1985-11-26 | Chemical Fabrics Corporation | Fluoropolymer coating and casting compositions and films derived therefrom |
CN85100490B (zh) * | 1985-04-01 | 1985-10-10 | 中国科学院上海有机化学研究所 | 氟塑料合金、制造及应用 |
EP0304487B1 (en) * | 1987-03-11 | 1993-05-19 | Raychem Corporation | Polymeric blends |
US5051479A (en) * | 1989-04-03 | 1991-09-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Melt processable TFE copolymers with improved processability |
US6790912B2 (en) * | 2001-12-11 | 2004-09-14 | 3M Innovative Properties Company | Extrudable fluoropolymer blends |
US6759129B2 (en) | 2002-04-18 | 2004-07-06 | 3M Innovative Properties Company | Adhesion and bonding of multi-layer articles including a fluoropolymer layer |
US6849314B2 (en) | 2002-04-18 | 2005-02-01 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer blends and multilayer articles |
JP4889007B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-02-29 | 株式会社潤工社 | フッ素樹脂製の引き裂き性のチューブ |
JP4968823B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2012-07-04 | 株式会社潤工社 | フッ素樹脂製の引き裂き性のチューブ |
-
1976
- 1976-01-12 JP JP256176A patent/JPS6023701B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5057345A (en) * | 1989-08-17 | 1991-10-15 | Raychem Corporation | Fluoroopolymer blends |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5286442A (en) | 1977-07-18 |
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