JPS602364A - オフセツト印刷機の湿し水装置 - Google Patents

オフセツト印刷機の湿し水装置

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JPS602364A
JPS602364A JP10935383A JP10935383A JPS602364A JP S602364 A JPS602364 A JP S602364A JP 10935383 A JP10935383 A JP 10935383A JP 10935383 A JP10935383 A JP 10935383A JP S602364 A JPS602364 A JP S602364A
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JP
Japan
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roller
water
speed
transfer roller
water film
Prior art date
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Pending
Application number
JP10935383A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Shirai
白井 則夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10935383A priority Critical patent/JPS602364A/ja
Publication of JPS602364A publication Critical patent/JPS602364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00Rotary lithographic machines
    • B41F7/20Details
    • B41F7/24Damping devices
    • B41F7/26Damping devices using transfer rollers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオフセット印刷機の湿し水装置に関するO オフセット印刷機に於ける湿し水装置として、幾本かの
ローラを用いた連続給水方式が多く用いられており、そ
の代表的なものが第1図に示されている。同図において
、版面1に湿し水を供給する湿し水装置は湿し水を入れ
た水舟2、表面に柔かい弾性層例えばゴム層をもった水
元ローラ3、硬い表面例えばクロムメッキ表面をもった
転移ローラ4及び表面に柔かい弾性層をもった水着はロ
ーラ5を有し、各ローラは矢印で示す方向に、即ち各ロ
ーラ間の接触面が同方向に移動するように回転している
(以下、このような回転関係を正スリップと称す)。水
元p−ラ3で水舟2からすくい上げられた湿し水は転移
ローラ4と水元ローラ3とのニップ部で絞られ、転移ロ
ーラ4上に薄い水膜を形成し、次いで水着はローラ5を
介して版面1に供給される。かかる湿し水装置において
重要なことは版面1上にいかにして所望の水膜を形成す
るかにある。版面1上の水膜厚さは主として水元ローラ
3と転移ローラ4との接触圧及び表面速度比(以下、ス
リップ比という)、転移ローラ4と水着はローラ5との
スリップ比、水着はローラ5と版面1とのスリップ比等
によって調整しうるが、これらを個々に調整することは
繁雑であるので、通常は水着はローラ5を版面1と同速
(スリップ比1)とし、かつ水元p−ラ3と転移ローラ
4とのスリップ比を一定としておき、水元ローラ3と転
移四−ラ4との接圧を調整するか或は転移ローラ4と水
着はローラ5とのスリップ比を調整していた。ところが
この方法は近年の如く印刷機の高速化に伴い広範囲速度
での印刷が行われるようになると、次の欠点を生じた。
即ち、ある印刷速度に対して版面上の水膜厚を所定値に
すべく転移ローラ4と水着はローラ5との間のスリップ
比を調整しておいても、印刷速度の変化に伴い、転移ロ
ーラの速度を如何なる直線的な追従をさせようとも水膜
厚が変動してしまうという欠点が生じた。この原因を検
討した結果、正スリップしている水元ローラ3と転移ロ
ーラ4との間を通過する水量はスリップ比が一定であっ
ても、速度が増加すると速度に比例する以上に増加し転
移ローラ4上に形成される水膜厚が速度の増加に伴い増
加するためであることが判明した。水は2本のローラの
ニップ部に巻き込まれると高い水圧を生じこれがゴム表
面にくぼみを生じさせて通過するが、このくぼみ量が速
度の増加によって増大するため、上記水膜厚の増加が生
じるものと思われる。
このように高速域では転移ローラ4上に相当に厚い水膜
が形成され、これが水着はローラを介して版面に供給さ
れるものであるので、版面上の水膜厚が大きくなりすぎ
てしまうとか、転移ローラの微少な速度変化で供給水量
が大幅に変ってしまうとか、更には上記のニップ部で生
じた水膜厚のばらつきが増幅されて版面上に転移し、い
わゆる水筋目を生じる等の欠点が生じていた。
また、湿し水装置として、第1図に示す正スリップを利
用するものの他、第2図に示すように、水元ローラ3と
転移ローラ4とを逆スリップ(接触面が互に反対方向に
動いている)させているものも知られている。この装置
では水元p−ラ3に水切ローラ6を接触させて水元ロー
ラ3上の水膜を所定厚の薄膜とし、次いで、これを逆ス
リップしている転移ローラ4上に移すものである。逆ス
リップの場合には水元ローラ上の水膜のほとんどが転移
ローラ上に移るため転移ローラ上の水膜厚は逆スリップ
比に直線的に応答し、このため、逆スリップ比を変える
ことにより水膜厚を容易に調整することができる。従っ
て従来装置では逆スリップ比を可変に、即ち転移ローラ
4を水着ローラ5及び版面1と同一の表面速度とし、水
元ローラ3及び水切ローラ6を転移ローラ4に対し変速
可能となしていた。ところが、この場合にも水切ローラ
6を通り過ぎた水元ローラ上の水膜厚は速度の上昇とと
もに増加するため、印刷速度を上昇させると版面上の水
膜厚が増加し、これを防ぐには再度、水膜厚の調整が必
要となる。また、転移ローラの低速域では水元ローラの
速度変化が転移ローラ上の水膜厚に大きい影響を与え、
調整がかえってむつかしくなるという欠点も有していた
本発明者はこのような従来技術の欠点を解決するため、
転移ローラ上の水膜厚を速度にかかわりなく一定に保つ
方法を鋭意検討した結果、水元ローラと転移ローラとの
間の逆スリップ比を成る値とすると転移ローラ上の水膜
厚が速度にかかわりなくほぼ一定になることを見出し、
本発明に到達した。
第3図、第4図は水元ローラと転移ローラとが正スリッ
プ及び逆スリップするさいの転移ローラ上の水膜厚の特
性を実測して得たグラフである。
ここで、スリップ比とは(転移ローラ表面速度)/(水
元ローラ表面速度)であり、正スリップ比1は相対速度
零を、逆スリップ比1は相対速度がローラ表面速度の2
倍を意味する。第3図から明らかなように2本のローラ
が正スリップする場合にはスリップ比にかかわらず転移
p−ラ上の水膜厚は速度とともに増加している。次に、
第4図に見られるように、2本のp−ラが逆スリップす
る場合においても逆スリップ比が0.75〜1.0の場
合には転移ローラ上の水膜厚は速度とともに増加してい
る。ところが、驚くべきことには、逆スリップ比が1.
5〜2.0の場合には転移ローラ上の水膜厚が速度の影
響をあまり受けず、はぼ一定となることが判明した。
本発明はこのような知見に基いてなされたもので1広速
度範囲において適量の湿し水を版面に供給しうる湿し水
装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、水舟内に一部を浸漬して回転するよう
配置された、表面に弾性層をもった水元ローラと、該水
元ローラに接触する、硬い表面をもった転移ローラと、
前記水舟と転移リーラとの間で前記水元ローラに接触す
る水切p−ラとを有するオフセット印刷機の湿し水装置
において、前記水元p−ラと転移ローラとは逆スリップ
するように互に駆動連結され、かつその表面速度比は約
1.5〜2.0の範囲内に定められており、前記転移ロ
ーラはオフセット印刷機の水着けり−ラ又はインキ着は
ローラと正スリップする関係に取付けられていることを
特徴とするオフセット印刷機の湿し水装置が提供される
以下、第5図に示す本発明の詳細な説明する。
本発明になる湿し水装置も第2図に示すものと同様に、
水舟2、水舟2内に一部を浸漬して回転するゴムローラ
で構成された水元ローラ3、水元ローラ3に接触する水
切ローラ6及びクロムメッキローラで構成された転移ロ
ーラ4を有しており、転移ローラ4はゴムローラで構成
された水着はローラ5を介して版面1に湿し水を供給す
るようになっている。しかしながら、第5図に示す本発
明の実施例では、水元ローラ3と転移ローラ4とが歯車
7.8.9によって駆動連結され、両者の逆スリップ比
は常に歯車7.8の歯数によって定まる値に固定されて
いる。これは第2図の従来装置において、水元ローラ3
の速度が転移ローラ4の速度に対して可変となっていた
ものとは顕著に相違する特徴である。歯車7.8によっ
て定まる逆スリップ比は約1.5〜2の間に選ばれてい
る。更に歯車7には可変速モータ10が連結され、水元
ローラ3及び転移ローラ4を版面1及び水着はローラ5
とは別個に駆動する。可変速モータ10は印刷機速度に
応答する制御装置(図示せず)で制御され、湿し水装置
の速度を印WIJ機速度に連動させる。
水切ローラ6は自由回転ローラで、水元ローラ3に接触
してつれ回りするようになっており、かつ公知の調圧装
置(図示せず)で水切ローラ3に押し付けられている。
次に、上記の構成になる湿し水装置による湿し水供給を
説明する。水元ローラ3上の水は水切ローラ6によって
適当な厚みの均一な水膜(第1水膜という)に形成され
水元ローラ3と転移ローラ4との接触点(逆スリップ点
)に行く。逆スリップ点において水元ローラ3上の水膜
は転移ローラ4上に移り第2水膜を形成する。第2水膜
の水の一部は次いで水着は四−ラ5を経て版面1に供給
される。ここで、水元ローラ3と水切ローラ6は正スリ
ップの関係にあるので、水元ローラ3上の第1水膜の厚
さは水元ローラの速度に応じて増加するが、水元ローラ
3と転移ローラとの逆スリップ比が約1.5〜2.0の
範囲内の成る値に固定されているので、転移ローラ4上
の第2水膜の厚さは速度にほとんど影響されずほぼ一定
に保たれる。
この水膜厚は水元ローラ3と水切ローラ6のニップ圧で
ほぼ決定される。版面1上の水膜厚は転移ローラ4上の
第2水膜の厚さ及び転移ローラ4と水着りp−ラ5の正
スリップ比によって定まるものであるので、版面1の速
度を一定とし、可変速モータ10により転移ローラ速度
を変えて正スリップ比を調整することにより版面上の水
膜厚の微妙な調整が可能である。特に、転移ローラ上の
第2水膜の厚さが高速域でも増加していないため、高速
域でも低速域と同様な水膜厚の微妙な調整が可能である
。版面1上の水膜厚が一度調整されると、その後印刷機
速度を変えても、転移ローラ4の速度が印刷機に追従し
て変化し、水着はローラと転移p−ラ4との正スリップ
比が一定に保たれているので、版面1上の水膜厚もほぼ
一定に保たれる。かくして低高全域での適正温しか行わ
れる。
なお、上記実施例では転移ローラ4上の水を水着はロー
ラ5を介して版面1に供給しているが、本発明はこれに
限定されず、転移リーラ4をインキ着はローラに接触さ
せ、これを介して版面に湿し水を供給してもよい。
以上の如く、本発明によれば水元リーラと転移ローラと
を約1.5〜2.0の範囲内の所定の逆スリップ比に固
定しているので、転移ローラ上の水膜厚が速度にかかわ
らずほぼ一定となり、このため高速域での微妙な水量調
整を可能にするとともに、従来装置において厚い水膜に
よって目立った水筋目を薄くすることができる。更に、
転移p−テラ速度印刷機速度に追従させることにより、
広範囲速度において版面の水膜厚をほぼ一定に保ち、適
正湿しを可能にする。また、従来の逆スリップ方式では
低速になる程、水膜厚が水元ローラの微妙な速度変化の
影響をうけ調整がむつかしくなっていたが、本発明では
逆スリップ比が固定されているので、このような欠点も
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来の湿し水装置の概略図、
第3図は正スリップする転移p−ラ上の水膜厚の特性を
示すグラフ、第4図は逆スリップする転移ローラ上の水
膜厚の特性を示すグラフ、第5図は本発明の一実施例の
概略図である。 1・・・版面 2・・・水舟 3・−・水切ローラ 4・・・転移ローラ5・・・水着
はローラ 6・・・水切ローラγ、8.9・・・歯車 
1o・・・可変速モータ代理人 弁理士 乗 松 恭 
三 O刀φの(イ)1の7ん 鮨移ローラ泉面り人(”)’*) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水舟内に一部を浸漬して回転するよう配置された、表面
    に弾性層をもった水元ローラと、該水元ローラに接触す
    る、硬い表面をもった転移ローラと、前記水舟と転移ロ
    ーラとの間で前記水元ローラに接触する水切ローラとを
    有するオフセット印刷機の湿し水装置において、 前記水元ローラと転移ローラとは逆スリップ゛するよう
    に互に駆動連結され、かつその表面速度比は約1.5〜
    2.0の範囲内に定められており、前記転移ローラはオ
    フセット印刷機の水着はローラ又はインキ着はローラと
    正スリップする関係に取付けられていることを特徴とす
    るオフセット印刷機の湿し水装置。
JP10935383A 1983-06-20 1983-06-20 オフセツト印刷機の湿し水装置 Pending JPS602364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10935383A JPS602364A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 オフセツト印刷機の湿し水装置

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JP10935383A JPS602364A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 オフセツト印刷機の湿し水装置

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Publication Number Publication Date
JPS602364A true JPS602364A (ja) 1985-01-08

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ID=14508068

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JP10935383A Pending JPS602364A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 オフセツト印刷機の湿し水装置

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JP (1) JPS602364A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146028U (ja) * 1989-05-16 1990-12-11
US6336403B1 (en) * 2000-04-05 2002-01-08 Townsend Industries, Inc. Dampening system for printing machines
KR200455366Y1 (ko) * 2008-09-26 2011-09-02 표수용 인쇄장치
JP2014177136A (ja) * 2014-06-18 2014-09-25 Komori Corp 巻紙印刷機
US9931831B2 (en) 2010-04-06 2018-04-03 Komori Corporation Web printing press

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