JPS6023262B2 - 空気調和における室内圧制御方法 - Google Patents

空気調和における室内圧制御方法

Info

Publication number
JPS6023262B2
JPS6023262B2 JP52135167A JP13516777A JPS6023262B2 JP S6023262 B2 JPS6023262 B2 JP S6023262B2 JP 52135167 A JP52135167 A JP 52135167A JP 13516777 A JP13516777 A JP 13516777A JP S6023262 B2 JPS6023262 B2 JP S6023262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
damper
outside air
indoor pressure
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52135167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5468035A (en
Inventor
芳哲 植松
修治 大野
道 芝田
進 矢崎
晃 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP52135167A priority Critical patent/JPS6023262B2/ja
Publication of JPS5468035A publication Critical patent/JPS5468035A/ja
Publication of JPS6023262B2 publication Critical patent/JPS6023262B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外気の取り入れを積極的に行う空気調和方法に
おいて、空気調和の対象となる室の内圧を制御する方法
に関するもので、詳しくは、天然繊維、合成繊維などの
糸条に加撚、延伸、加熱、巻縮等の後加工を施す室のよ
うに、常に温湿度条件が変化しやすく、しかも該温湿度
条件の変化が得られる製品の品質に大きく影響し、かな
り多くの送気及び還気を積極的に行い、しかも新鮮空気
の導入が不可欠である室の空気圧を制御する方法に関す
る。
一般にこのような室に対する空気条件は厳しく、出入口
に設けたドアの開閉の隙空調されていない空気が流入す
るのを防ぐために、室内空気圧を正氏に保つ必要があり
、しかもその正圧の程度は、大き過ぎると室内と室外と
の圧力差のためにドア開閉時の通過空気の流速が過大と
なって種々の障害を起すので、若干の正圧に維持する必
要がある。
ところが前記のような繊維加工室では糸条に対する油剤
の附与、発生する塵挨の除去等のために室内空気の一部
を強制排気する必要があり、か)る室へ調和空気を送気
する空調機において新鮮空気を入れる必要がある。従来
、前記のような室の室内圧制御方法としては無条件で外
気を余分に取り入れる最も安易な方法を取っており、外
気を余分に取り入れた後、前記室からの還気の一部を空
調機に具備された排気ファン及び排気ダンパにより排気
するに際し、前記排気ダンバの関度を調節して前記室内
圧を制御するようにしている。
ところがかかる方法は外気のェンタルピが前記室内空気
のェンタルピよりも大きい場合、すなわち出来る限り外
気を取入れないで空気調和を行なう方が空気調和に要す
る熱動力の節減となる場合においても余剰の外気を取入
れることになり、したがって冷房負荷の増加をきたし、
経済的でないという欠点を有している。例えば外気取入
れは夏期の場合のように外気のェンタルピが前記室の空
気のもつェンタルピより大きい場合には外気の取入量を
必量最4・量にすることが経済的であり、この場合は空
調機より排気する必要はない。又外気のェンタルピが前
記室の空気のもつェンタルピより4・ごし、場合、外気
の取り入、れを積極的に行うことが経済的であるが、こ
の際も最も経済的である外気導入量が前記室から強制排
気されている量より少なくてよい場合(例えば厳寒期)
、室内圧制御上更に必要となる外気量のみを取り入れれ
ば良く、この場合にも空調機より排気する必要がなく、
操作の簡便を図って多量の余剰外気を導入する従来方法
はこの点で大きな問題点を有している。本発明はか)る
問題点を解決し、温湿度調整上長も効果的な必要最小限
の外気を取り入れっ)、空気調和の対象となる室の空気
圧を制御する新規な方法を提供せんとするもので、外気
を導入する外気ダンパ、制御対象室からの還気を受け入
れる還気ダンパ、前記燈気を直接外部へ放出する排気ダ
ンパを備えた空調機により、外気を積極的に取り入れ、
且つ前記3ダンパの開度を調整しながら‐還気を調和し
、これを再び前記対象室へ送気する空調方法において、
前記対象室の圧力を検知する検出器と前記3ダンパの駆
動機構を夫々電算機に連結せしめ、前記空調機から排気
する場合には前気検出器の検知圧に応じて排気ダンパの
関度を鰻先調節することにより、又空調機から排気しな
い場合には外気ダンパの関度を優先調節することにより
、前記対象室の室内圧を予め設定された圧力に制御する
ことを要旨とするものである。
以下本発明方法を実施例により具体的に説明する。
先ず最初に本発明方法を実施する装置についてその構成
を説明する。図において、Mは空調機を示すもので、該
空調機Mには、圧力制御の対象である室10‘こ蓬通す
る還気ダクトR側より順次ェアワツシヤ1、冷却コイル
2、加熱コイル3、加湿器4が配列しており、その先に
室10に運通する送気ダクトSが設置されている。
空調機Mの末端に位置する導入部17には大気と蓮通し
外気導入の用をなす外気ダンパバ5が、又導入部17と
還気ダクトRとの間には還気ダンパ6が、更に還気ダク
トRの末端部側壁には排気ダンパ7が設置されている。
これらの各ダンパを開閉せしめる駆動モーター14,1
5,16は公知の電気回路を介して中央制御機構である
電算機13に連結している。室内空気の一部を強制排気
する用をなす局部排気ロー2は室内の適宜位置に設置さ
れるもので、該口12の閉口端には局部排気ファン11
が設置されている。構図中9は室内空気を強制吸引しこ
れを空調機の導入部17側へ移動せしめる排気ファン、
8は空調機Mの送気ファン、18は測定端末が室内に位
置する室内圧検出器で該検出器18は公知の電気回路を
介して前記の電算機13に連結し、検知圧を報知する用
をなしている。このように構成された実施例の装置にお
いて外気取入れを行なう空気調和方法は、還気及び外気
を混合したのちェアワツシヤー、冷却コイル2、加熱コ
イル3及び加湿器4によって調温、調湿し、送気ファン
8によって室10に送気する。
室10に送気された空気は局部排気ロー2よりその一部
が強制排気されるが、大部分は室10を通過したのち、
排気ファン9によって室10の外に排出され、一部は排
気ダンパ7を介して大気中に、他の空気は還気として再
び循環される。以上のように外気の取入れを行なう空気
調和方法において、室10の室内圧制御を実施する本発
明方法は次の如く行なわれる。
即ち前記の如く入出力装置を備えた電算機13には室1
01こ設置した室内圧検出器18によって検出した室内
圧を常時入力しており、又一方電算機13より外気ダン
パ5、還気ダンパ6、排気ダンパ7の各ダンパを駆動す
るためのダンパ駆動用モータ(例えば山武ハネウエル、
ジオモータ型式C−8006)14,15,16に操作
信号を出力できるようにしてある。先ず最初に空調機M
より排気しない場合の室内圧制御方法について説明する
。排気ダンパ駆動用モータ16に電算機13より全閉操
作信号を出力し、排気ダンパ7を全閉とする。
一方、電算機13に入力された室10の室内圧と予め定
められた所望の目標室内圧とを比較し、室内圧が目標室
内圧より高い場合には外気取入量を減らすようにし、逆
に低い場合には外気取入量を増やすように、外気ダンパ
駆動用モー夕14及び還気ダンパ駆動用モータ15に操
作信号を出力して外気ダンパ5及び還気ダンパ6を駆動
し、室内圧制御を行なう。すなわち排気ファン9によっ
て空調機Mに送り込まれた空気を全量還気とし、更に室
10の局部排気口12より強制排気されている量にほぼ
相当する必要最小量の外気を取入れ、以つて室10の室
内圧制御を行なうのである。前記の状態より外気導入量
を増加せしめることが空気調和上有利である過程を辿る
と、遂には強制排気量より外気導入量が勝る状態となり
、室内圧調整のため空調機Mより排気することとなる。
この場合、本発明方法は次の如く室内圧を制御する。電
算機13によって室内圧検出器14より入力された室1
′0の室内圧と予め設定した室内圧を比較し、室10の
室内圧が目標室内圧となるよう排気ダンパ駆動用モータ
ー16に操作信号を出力して排気ダンパ7の関度を調整
し、室内圧の制御を行なう。
即ち室10の室内圧が前記目標室内圧より高い場合は排
気量を増加せしめる必要があり、排気ダンパ7の開度を
更に開けるよう排気ダンパ駆動用モータ16に電算機1
3より操作信号を出力するのである。逆に室10の室内
圧が前記用標室内圧より低い場合、排気量を減らす必要
があり、排気ダンパ7を閉めるよう排気ダンパ駆動用モ
ーター6に電算機13より操作信号を出力するのである
。本発明方法は以上の如く実施するもので、外気取入れ
を積極的に行なう場合のある空調機において、該空調機
によって空調を行なう室が強制排気されていても室内圧
制御を正確に行なうことができる。
又強制排気されていない室においても本発明方法は当然
適用可能であり、この場合はほゞ前述の空調機Mから排
気する状態と同様な排気ダンパーの調節のみで室内圧制
御を行なうことができる。かくの如く、本発明方法によ
れば外気取り入れを積極的に行う空調機において空調の
制御対象となる室10が空調機M以外の設備により強制
排気されていても、又されていなくても室10の室内圧
制御を行なうことができ、夏期の場合のように外気のェ
ンタルピが室10の空気ェンタルピより大きい場合には
、必要最小限の外気取入れによって室内圧を制御し、又
外気ェンタルピが室10の空気ェンタルピより小さく且
つそのときの最適外気取入量が室10から強制排気され
ている量より少ないときは、室内圧制御上最も経済的で
ある外気取入量より多くの外気を取入れる必要があるが
、その場合であっても、室内圧制御上必要となる最小限
の外気を取入れることによって経済的に室10の室内圧
制御ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の一例を示す説明図
である。 1・・・・・・ェアワツシャ、2・…・・冷却コイル、
3・・・…加熱コイル、4・・・・・・加湿器、5・・
・・・・外気ダンパ、6…・・・遠気ダンパ、7・・…
排気ダンパ、8・・・・・・送気ファン、9・・・・・
・排気ファン、10・・・・・・室、11……局部排気
ファン、12・・・・・・局部排気口、13・・・・・
・電算機、14〜16・・・・・・ダンパ開閉用駆動モ
ーター、17・・・・・・導入部、18・・・・・・検
出器、M・・・・・・空調機、S・・・・・・送気ダク
ト、R・・・・・・還気ダクト。 算1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外気を導入する外気ダンパ、制御対象室からの還気
    を受け入れる還気ダンパ、前記還気を直接外部へ放生す
    る排気ダンパを備えた空調機により、外気を積極的に取
    り入れ、且つ前記3ダンパの開度を調整しながら還気を
    調和し、これを再び前記対象室へ送気する空調方法にお
    いて、前記対象室の圧力を検知する検知器と前記3ダン
    パの駆動機構を夫々電算機に連結せしめ、前記空調機か
    ら排気する場合には前記検出器の検知圧に応じて排気ダ
    ンパの開度を優先調節することにより、又空調機から排
    気しない場合には外気ダンパの開度を優先調節すること
    により、前記対象室の室内圧を予め設定された圧力に制
    御することを特徴とする空気調和における室内圧制御方
    法。
JP52135167A 1977-11-09 1977-11-09 空気調和における室内圧制御方法 Expired JPS6023262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52135167A JPS6023262B2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 空気調和における室内圧制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52135167A JPS6023262B2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 空気調和における室内圧制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5468035A JPS5468035A (en) 1979-05-31
JPS6023262B2 true JPS6023262B2 (ja) 1985-06-06

Family

ID=15145388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52135167A Expired JPS6023262B2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 空気調和における室内圧制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6023262B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119129U (ja) * 1982-02-04 1983-08-13 株式会社竹中工務店 空気調和装置
JPS58119128U (ja) * 1982-02-04 1983-08-13 株式会社竹中工務店 空気調和装置
JPS5960141A (ja) * 1982-09-28 1984-04-06 Toupure Kk 空気調和装置
US4905578A (en) * 1989-01-03 1990-03-06 Curtis Michael S Apparatus for ventilating controlled areas
JP2562364B2 (ja) * 1989-01-18 1996-12-11 日立プラント建設株式会社 室内の絶対圧力制御装置
JP5600857B2 (ja) * 2011-01-19 2014-10-08 日本スピンドル製造株式会社 温調装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942140A (ja) * 1972-08-30 1974-04-20
JPS5123469U (ja) * 1974-08-09 1976-02-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942140A (ja) * 1972-08-30 1974-04-20
JPS5123469U (ja) * 1974-08-09 1976-02-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5468035A (en) 1979-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0466308B2 (ja)
JPS6023262B2 (ja) 空気調和における室内圧制御方法
JP2734280B2 (ja) 空気調和装置
JPH07293972A (ja) 回転制御式除湿機を備えた環境装置
JPS56142711A (en) Air conditioner for vehicle
JPH0719574A (ja) 空調システムの風量制御装置
JPH0587362A (ja) ペリメータゾーン用空調設備
JPH0781725B2 (ja) 換気空調装置
JPH02290454A (ja) 空気調和機
JPH05196280A (ja) ダクト式空気調和機
CN218068681U (zh) 基于全热交换器的新型温湿度控制***
JP3152543B2 (ja) 空気調和装置
JP3103583B2 (ja) 空気調和機
JPH074702A (ja) ダクト式空調システムにおける自動換気装置
JPH05133560A (ja) 空調機試験室
JPS5664242A (en) Air conditioner
JP2726864B2 (ja) 野菜、果実保存・熟成装置における保存・熟成室内雰囲気制御システム
JPH06257788A (ja) ダクト式空調システム
JP2527660Y2 (ja) 空気調和システム
JPS5879696A (ja) 風量の制御方法
JPH08261504A (ja) 塗装ブースの空調装置
SU1211532A1 (ru) Установка кондиционировани воздуха
CN111005888A (zh) 一种风机联动控制方法及一种联动控制的***
JPS5799414A (en) Air conditioning control sytem
JPH01217144A (ja) 換気空調システム