JPS60232504A - 光学フイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 などにおいて色収差を無くす危めに用いられる光学フイ
Ｉレタに関する。

従来技術 色収差を無くすのに１従来一般に、多数のレンズを並べ
ていたが、非常に高価なものになる欠点があった。

そこで、第６図に示すように、第１色ガラス（０１）（
Ｙ　５０　：保谷硝子社製）に光学薄膜による第１多層
膜（０２）を備えさせ、他方、第２色ガラス（０３）（
ＨＡ３０：保谷硝子社製）Ｋ光学薄膜による第２多層膜
（０４）を備えさせ、前記第１色ガラス（０１）と第２
色ガラス（０３）とを接着し、第７図に示すように、５
００〜６００ｍｍの波長の光のみを透過させるように構
成したバンドパスフィルタがある。

ところが、２１Ｋの色ガラス（０１）　、　（０３）を
使用しているために、厚みが大（約５■）とな抄装着ス
ペースを広くとる欠点があね、また、第７図で明らかな
ように、透過率が最大でも約６０チと低く、透過光量が
少ない欠点があった。

更に、構成部材の数が多く、さ程コストを低下できず、
未だ改善の余地があった。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の点に鑑み、厚みが少なくかつ透過光量
の多い、しかも安価な光学フィルタを提供せんとするも
のである。

本発明の光学フィルタは、上記問題点を解決するために
、光学的膜厚がλ。／２の低屈折率層を光学的膜厚がλ
。／４の高屈折率層で挾んで一ユニットを構成し、バン
ドパスフィルタ機能を有する色ガラスに、前記ユニット
の複数個を光学的膜厚がλ。／４の低屈折率層を介して
積層するという手段を採用するのである。

作用 つまり、バンドパスフィルタ機能を有する１個の色ガラ
スによって所定範囲の波長の光を透過させるようにし、
更に、そこに所定の光学的膜厚を有するものを高屈折率
層と低屈折率層とが交互に位置するように積層すること
により。

上記色ガラスを透過する光から所定範囲の波長の光を除
去し、最終的に所望範囲の波長の光のみを透過させるの
である。

実施例 光学的膜厚がλ。／２の低屈折率層（ｎＬ）を光学的膜
厚がλ。／４の高屈折率層（ｎＨ）　、　（ｎＨ）で挾
んだものを−ユニット（旬とし、２個のユニット（１）
。

（四闇に光学的膜厚がλ。／４．）低屈折率層（ＮＬ）
を介在させた状態の多層膜が色ガラス（鳳）に積層され
、光学フィルタが構成されている。

前記色ガラス（凰）は、シアン系ガラス（ＩＥＣ７０１
：五鈴硝子社製）などの銅イオンを含んだリン酸塩系ガ
ラスのようにバンドパスフィルタ機能を有するものを用
いる。　即ち、この色ガラス（１）は、第２図に示すよ
うに波長７００ｎｍ以下の光に対し、４００ｍｍ以下の
ものを透過させず、かつ５００〜６００ｎｍの波長の光
を良好に透過する機能を有している。

前記高屈折率層（ｎＨ）を形成する高屈折率物質として
は、酸化チタ／（ＴｉＯ□：屈折率ｎ−２，４）、酸化
セリウム（ＣｅＯ２：　ｎ　＝２．３　）、酸化ジルコ
ニウム（Ｚ　ｒｏ　２　：　ｎ　＝２−１　）、酸化チ
タン（Ｔ　ｔｏ□）と酸化ジルコニウム（ＺｒＯ□）と
の混合物（ｎ　＝　２．２　）　、硫化亜鉛（Ｚｎ８：
ｎ＝２．３）などが用いられる。

また、前記低屈折率層（ｎＬ、ＮＬ）　を形成する低屈
折率物質としては、弗化マグネシウム（ＭｇＦ２：　ｎ
　＝　１．３８　）　％二酸化硅素（Ｓ　ｉＯ２：　ｒ
ｈ＝１．４６）、氷晶石（ＡＩＦａ・３Ｎ　ａ　Ｆ　：
　ｎ＝　１．３３　）、弗化鉛（Ｐ　ｂ　Ｆ　２　：　
ｎ　＝１−７５　）、弗化トリウム（ＴｈＦ４：　ｎ　
＝　１．５２　）などが用いられる。

上記７層の多層膜は、λ０を５５０ｎｍに設定すること
により、第３図に実線で示すような分光反射率を有して
おり、色ガラスｉｌ＋を透過した光から５００ｎｍ以下
の波長の光と６００　ｎｍ以上の波長の光を除去し、そ
の結果、第２図からも明らかなように、５００〜６００
ｎｍの波長の光を透過させる光学フィルタとして、約８
０％の高い透過率を有するものが得られる。

第４図は他の実施例を示し、前記ユニット１蝙の３個を
、夫々の闇に光学的膜厚がλ。／４の低屈折率７１１　
（ＮＬ、）を介在させて、全体として１１層の多層膜を
色ガラス（１）Ｋ積層して光学フィルタが構成されたも
のでおる。　この１１層の多層膜は、λ。を５５０ｎｍ
ＧＣ設定することにより、第３図に破線で示すような分
光反射率を有しており、色ガラス（１）を透過した光か
ら５００ｎｍ以下の波長の光と６００　ｎｍ以上の波長
の光をより良好に除去できるものである。

上記色ガラス１１）としては、例えば％Ｂｌｕ・Ｆｉｌ
ｔ＠ｒ　（保谷硝子社！ｉｌ）など、要するにバンドパ
スフィルター１１＆能を有するものであれば各棟のもの
が採用できる。゛　このＢｌｕｓＦｉｌｔｅｒ　框、第
５図に示すように、３５０〜４８０ｎｍ（殊に３８０〜
４６０ｍｍ）の波長の光に対して高い透過率を有してお
り、多層膜において、λ。を４００ｎｍあるいは４２０
ｎｍなどに設定することにより、３５０〜４５０ｎｍあ
るいは３７０〜４７０ｎｍの波長の光を透過させる光学
フィルタを構成する場合に好適に用いることができる。

本発明は、殊に高倍率の変倍を要求されるマイクロフィ
ルムに適用する場合に顕著な効果を発揮できるが、電子
写真複写機などにも適用可能である。

効果 以上説明したように、本発明によれば、バンドパスフィ
ルタ機能を有する色ガラスに多層膜を積層形成するとい
う合理的な構成を採用することにより、色ガラスとして
１枚用いるだけで済むとともに積層数が少なく、て済み
、厚みが小さく（約２■）装着スペースを少なくでき、
構成部材少なくて安価にでき、更に、上述したように最
大透過率が約８０チと透過光量を多くできた。　この透
過光量を多くできる結果、本発明の光学フィルタ鷺用い
れば、従来のものでは光量が十分でなかったところの、
銀干渉フィルタとハロゲンランプとの組合わせに代えて
１本発明の光学フィルタとハロゲンランプとの組合わせ
を使用でき、十分な光量ヲ得られるとともに良好な色収
差補正を行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学フィルタの実施例金示す膜構成図
、第２図は色ガ、ラスの分光透過率と透過光の波長との
関係を示すグラフ、第３図は多層膜の反射率と透過光の
波長との関係を示すグラフ、第４図は別実施例を示す膜
構成図、第５図はＢｌｕ＠Ｆｉｌｔ・ｒの分光透過率と
透過光の波長との関係を示すグラフ、第６図は従来例を
示す概略側面図、第７図は従来例の色ガラスの分光透過
率と透過光の波長との関係を示すグラフである。 （１）・・・・・・色ガラス、（ｎ、）・・・・・・光
学的膜厚がλ。力の低屈折率層、（ｎｆ４）・・・・・
光学的膜厚がλ。／４の高屈折率層％　（ＮＸＪ）・・
・・光学的膜厚がλ。／４の低屈折率層。 代理人　弁理士　北　村　修

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光学的膜厚がλ。／２の低屈折率層を光学的膜厚が人。 ／４の高屈折率層で挾んで一ユニットを構成し、バンド
   パスフィルタ機能を有する色ガラスに、前記ユニットの
   複数個を光学的膜厚が人。／４の低屈折率層を介して積
   層しである光学フィルタ。